幼馴染の許嫁

山見月あいまゆ

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目が覚めるともう、遅い時間だったのでもう寝れるだけにしてもう一度横になった。
いっぱい寝たせいか、疲れが取れていたが完全とは言えない。
明日になったら、回復するだろう。








ーーー
朝起きて、支度をし学校に着くと、

『運んでくれた、お友達にもお礼を言ってくださいね。』

そんな、保健室の先生の言葉が浮かんだ。
そうだ、お礼をしなきゃ。
けど、誰に?
とりあえず、すぐ来てくれた先生にお礼を言いに行こう。

「昨日、迷惑をかけてしまって、すみません。ありがとうございます。」

一応、誤ってからお礼を言った。
誤る必要はなかったかもしれないが、いいだろう。

「もう、大丈夫なんですね。一ノ瀬くんも、手伝ってくれましたよ。」

一ノ瀬ってことは、一ノ瀬 碧?
この学年に一ノ瀬は一人しかいないし確定か。
先生にもう一度、お礼を言ってその場を離れた。
教室に戻ると一ノ瀬君の姿があった。
前、早く学校に行った時にもいたから毎朝早く来るのかな。
お礼を言いたいけど、周りにたくさん女の子がいる。
近づいて、お礼を言った場合どうなるんだろう。
まさか、い、いじめは、さすがにないよね…
と思ったものの実際にそういう人がいると噂で聞いたことがある。
噂が真実とも限らないし…でも、真実だったらとごちゃごちゃ考えていた。
ごちゃごちゃ考えてもしょうがない。
お礼は礼儀
一ノ瀬君のところに歩いて行った。
女の子が、周りにいるのを気にしないで、

「昨日は、ありがとうございました。」

敬語になったが、しょうがない。
もし、いじめられたらと考えてしまうせいで敬語になったのかもしれない。
一ノ瀬君はびっくりしたような顔をしている。
そうだよね。
あんま話したこともない人からお礼言われるとか、迷惑かも

「俺、あんまり手伝ってないと思ったけど、わざわざお礼言ってくれてありがとう。」

あんまり手伝ってない?
じゃあ、誰なんだろう?
そう思いながら、自分の席に着いた。
一ノ瀬君は夜月君(またの名を、デリカシーゼロ)と一緒に何か話している。









本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
連載はまだ続いておりますので、今後ともお楽しみいただければ幸いです。
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