3 / 4
3
しおりを挟む????意味が分からない。いや、なんとなくわかってきた。
多分この男の子たちはイケメンと呼ばれるのだろう。
そしてそれをみそかチャーシューかラーメンかってレベルで聞いてきている。
つまり、自分の好きなのを応えればいい。
「う~ん、私は、どちらかというと、チャーシューかな。」
「何の話をしているの?誰?誰なの?」
食い気味で聞いていらっしゃる。
うん、これはまじめに答えないとな。
「名前が知らないし、初めて会ったから・・・そんな聞かれても、みそか、チャーシューのどっちかを聞かれていると同じくらいで分からないかな。」
この回答、この回答でよかったのかな?
普通はなんて答えるのかな。名前知らないし、なんか指させばよかったかな。
「ふっふっふ、それなら、いってよ、はじめに。」
はじめ意味が分からなくて困ってたんです・・・
「あの人が、エリオット・ルーカス。で、あの人が、マリュー・ライアン。で、最後が、サリヴァン・ケイド。」
今日は、人の名前を覚える日になりそう・・・
もう、イケメン1号、二号、三号でいいかな?
あーいうのが顔面偏差値が高いと言われるのか、なるほど。
人付き合いって難しいな。勉強のほうがいいかもしれない。
名前叩き込まれたり、覚えなきゃいけないし。
イケメンってはやしたてられて、頭くるってないかな?
「おれたちゃ、イケメンなんだ。お茶もってこい。」
とか言ってくる___???
うわわ、絶対にかかわりたくない。もはや不良。
※主人公の想像です。。
でも、そんなイケメンたちがなぜここに?私の貴重な時間をついやすほどの価値がここに・・・
校長先生を殴ってやりたい気持ちになりますね。これは。
「そんなイケメン様が何でここにいるの?」
「何言ってるの?首席だからよ。」
え?首席?一日中勉強に費やして、首席をとっている私にあいつらが私と同レベル?
「クックック、ここのクラスでも首席になってやる。」
「えっと、アイシャさん_?ちょっと、怖いんですけど、顔が・・・」
アメリさんがつぶやいていたが、私は聞こうともしなかった。
ウハウハしているイケメンたちが私と同じ。ふふっ、絶対に負けられない・・・
後、無視してすみません。アメリさん!!
0
あなたにおすすめの小説
おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
わんこ系婚約者の大誤算
甘寧
恋愛
女にだらしないワンコ系婚約者と、そんな婚約者を傍で優しく見守る主人公のディアナ。
そんなある日…
「婚約破棄して他の男と婚約!?」
そんな噂が飛び交い、優男の婚約者が豹変。冷たい眼差しで愛する人を見つめ、嫉妬し執着する。
その姿にディアナはゾクゾクしながら頬を染める。
小型犬から猛犬へ矯正完了!?
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
蝋燭
悠十
恋愛
教会の鐘が鳴る。
それは、祝福の鐘だ。
今日、世界を救った勇者と、この国の姫が結婚したのだ。
カレンは幸せそうな二人を見て、悲し気に目を伏せた。
彼女は勇者の恋人だった。
あの日、勇者が記憶を失うまでは……
押しつけられた身代わり婚のはずが、最上級の溺愛生活が待っていました
cheeery
恋愛
名家・御堂家の次女・澪は、一卵性双生の双子の姉・零と常に比較され、冷遇されて育った。社交界で華やかに振る舞う姉とは対照的に、澪は人前に出されることもなく、ひっそりと生きてきた。
そんなある日、姉の零のもとに日本有数の財閥・凰条一真との縁談が舞い込む。しかし凰条一真の悪いウワサを聞きつけた零は、「ブサイクとの結婚なんて嫌」と当日に逃亡。
双子の妹、澪に縁談を押し付ける。
両親はこんな機会を逃すわけにはいかないと、顔が同じ澪に姉の代わりになるよう言って送り出す。
「はじめまして」
そうして出会った凰条一真は、冷徹で金に汚いという噂とは異なり、端正な顔立ちで品位のある落ち着いた物腰の男性だった。
なんてカッコイイ人なの……。
戸惑いながらも、澪は姉の零として振る舞うが……澪は一真を好きになってしまって──。
「澪、キミを探していたんだ」
「キミ以外はいらない」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる