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‥‥‥
雨は、汚れや悲しみを洗い流してくれる
ポツリと洞窟の天井から落ちてくる水滴。
それを手に落として、
跳ねた水を眺めた。
〝『どうして‥どうしてなのライ!
どうして、約束を破ったの!?アンタのせいでっ!!?皆んなッ、アンタのせいでっ
ーー!?!?』
〝ごめんなさい。ごめんなさい
母さん‥俺は‥ただ‥
燃え尽きる母さんを、俺はただなにも出来ずに、
なにも、できずに‥
っ、
「ごめん!会議が長引いちゃって!遅くなった、寒かったでしょ?ほら、これ飲んで?」
隣の洞窟から何か器のような物を持ってきて、
俺に手渡す魔道士。
これは、
暖かい甘い飲み物。
俺はたまにしか貰えないけど、
とても身体が温まって凄く美味いやつ‥
「‥いえ、ありがとうございます」
会議、もちろん俺は参加しない。
だって、必要ないから。
どんな戦略を立てたところで、俺に出来ることは荷物当番か、囮ぐらいだろうし。
「それでね‥相談なんだけど」
俺の隣に腰掛ける魔道士
早速きた‥
「僕、アルトの事が好きみたいなんだよね‥」
‥
また、だ
なんて、反応したらいいんだろう‥
「‥アルトって‥あの、勇者様の事‥ですか?」
浮かぶのは炎のように揺れる赤髪。
彼の事なんて、知らない。知ってる事といえば、王族だって事と、俺の事を避けている事。
性格は‥たぶんしっかりしてて頼りになる‥と思う‥強い人‥
それと‥
たまに悲しそうな顔をするってこと‥
「うん‥自分でも最初は驚いたんだけど‥考えれば、考えるほど、ね‥アルトの事ばかりで‥認めるしかないよ‥って思って‥
だけどこの気持ち言い出せなくて、仲間達に気持ち悪がられても嫌だし‥でも抑えきれなくて苦しくて‥その、ら、ライなら‥って‥」
俺ならって‥この人の中で、俺はどんな風に思われてるんだろうか
無口‥頼りない‥?都合のいい奴、
口止めできるし、お仲間からの信用もないから大丈夫って事‥かな
でも、他の仲間は‥?
猫豚は‥ライバルになるのか‥
じゃあ、筋肉馬鹿は‥
‥お互い合わなさそう‥
本人には‥相談できないだろうし
うん俺しかいないや
ただの消去法
「そう、ですか‥」
俺は頷くだけならできるけれど
「うん‥ねえ、どうすればいいと思う‥?」
いいアイデアなんて浮かんでこないのに
俺に聞かれても‥
「どう、すれば‥とは‥?」
「だ、だから‥その‥アルトと‥恋仲に‥なるには‥って、こと‥」
「‥、」
恋仲‥あの勇者が、恋、か‥
あの冷酷な瞳が、虜になる程の事が‥
想像できない‥
絶世の美女が目の前で握手を求めてきても、無表情で横を通り抜けた人だ。
それと恋仲に‥
雨は、汚れや悲しみを洗い流してくれる
ポツリと洞窟の天井から落ちてくる水滴。
それを手に落として、
跳ねた水を眺めた。
〝『どうして‥どうしてなのライ!
どうして、約束を破ったの!?アンタのせいでっ!!?皆んなッ、アンタのせいでっ
ーー!?!?』
〝ごめんなさい。ごめんなさい
母さん‥俺は‥ただ‥
燃え尽きる母さんを、俺はただなにも出来ずに、
なにも、できずに‥
っ、
「ごめん!会議が長引いちゃって!遅くなった、寒かったでしょ?ほら、これ飲んで?」
隣の洞窟から何か器のような物を持ってきて、
俺に手渡す魔道士。
これは、
暖かい甘い飲み物。
俺はたまにしか貰えないけど、
とても身体が温まって凄く美味いやつ‥
「‥いえ、ありがとうございます」
会議、もちろん俺は参加しない。
だって、必要ないから。
どんな戦略を立てたところで、俺に出来ることは荷物当番か、囮ぐらいだろうし。
「それでね‥相談なんだけど」
俺の隣に腰掛ける魔道士
早速きた‥
「僕、アルトの事が好きみたいなんだよね‥」
‥
また、だ
なんて、反応したらいいんだろう‥
「‥アルトって‥あの、勇者様の事‥ですか?」
浮かぶのは炎のように揺れる赤髪。
彼の事なんて、知らない。知ってる事といえば、王族だって事と、俺の事を避けている事。
性格は‥たぶんしっかりしてて頼りになる‥と思う‥強い人‥
それと‥
たまに悲しそうな顔をするってこと‥
「うん‥自分でも最初は驚いたんだけど‥考えれば、考えるほど、ね‥アルトの事ばかりで‥認めるしかないよ‥って思って‥
だけどこの気持ち言い出せなくて、仲間達に気持ち悪がられても嫌だし‥でも抑えきれなくて苦しくて‥その、ら、ライなら‥って‥」
俺ならって‥この人の中で、俺はどんな風に思われてるんだろうか
無口‥頼りない‥?都合のいい奴、
口止めできるし、お仲間からの信用もないから大丈夫って事‥かな
でも、他の仲間は‥?
猫豚は‥ライバルになるのか‥
じゃあ、筋肉馬鹿は‥
‥お互い合わなさそう‥
本人には‥相談できないだろうし
うん俺しかいないや
ただの消去法
「そう、ですか‥」
俺は頷くだけならできるけれど
「うん‥ねえ、どうすればいいと思う‥?」
いいアイデアなんて浮かんでこないのに
俺に聞かれても‥
「どう、すれば‥とは‥?」
「だ、だから‥その‥アルトと‥恋仲に‥なるには‥って、こと‥」
「‥、」
恋仲‥あの勇者が、恋、か‥
あの冷酷な瞳が、虜になる程の事が‥
想像できない‥
絶世の美女が目の前で握手を求めてきても、無表情で横を通り抜けた人だ。
それと恋仲に‥
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