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第1章
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‥
「てっちゃん!!遊ぼー!」
最初は、仲はそれなりによかったんだ。
偶然、いじめっ子から助けてやった奴。
それからというもの、
ちょこちょこと俺についてくるこいつが可愛くてたまらなかった。
「ついてくんな!弱虫のブスッ!!」
いつからだろう。
大切なものを傷つけ始めたのはーー
‥
「おい、大丈夫か?」
「っ、何が、僕は泣いてないしッ、苦しくもないッ」
嘘が目に見えすぎる。
悲しくて、苦しいんだな‥はぁ‥
そういえば昔から、変に強がるところがあったっけ
「‥これ、使えば」
「、汚いからいらないッ構うな!あっちにいけ!」
差し出したハンカチをばちんと払われる。
予想通り。やっぱり嫌われてるし迷惑だった。
「‥はぁ‥そうかよ」
疲れる‥もう帰ろうか‥いや、でも
「ゔ‥ふ‥っ、」
こいつ、1人が大嫌いだったな‥
今はどうなんだろう。
どこが変わって、どこが変わっていないのか分からない。
近くにいないと、
そういう変化さえ気づけないものなんだな。
俺は、そっと里見の座るベンチの背後に行き、狭苦しい噴水の淵へと転がった。
「‥」
「っ、ゔう‥何してんだよ‥」
「‥構うなよ。俺は眠たいんだ。」
「ぼ、僕の側で寝るなッ」
「俺の勝手だ‥嫌ならお前があっちにいけ」
「な!?僕が先に居たのにッ絶対にどかないからな!?!」
「そうかよ‥」
それでいい‥。
悲しみも怒りに変わっちまえ‥
「ほんと‥お前意味がわからないッ、昔から、大嫌いだ‥ふ、ゔ‥」
噴水の水の流れる音と、
里見の静かな鳴き声に、眠気が強くなる。
ああ、眠い‥瞼が落ちていく‥
おやすみ、太陽よ‥
「ん、沢山、泣け‥泣いた分だけ‥お前は優しい奴だから‥幸せになれ‥る‥スゥ‥」
「っ!グスッ、今、なんて、言ったの、てっちゃ、‥い、井上‥井上?眠ってるの‥?ふ、ゔ‥
‥ほんと、意味わかんない‥お前なんて‥大嫌いだ」
「スゥ‥」
「てっちゃん!!遊ぼー!」
最初は、仲はそれなりによかったんだ。
偶然、いじめっ子から助けてやった奴。
それからというもの、
ちょこちょこと俺についてくるこいつが可愛くてたまらなかった。
「ついてくんな!弱虫のブスッ!!」
いつからだろう。
大切なものを傷つけ始めたのはーー
‥
「おい、大丈夫か?」
「っ、何が、僕は泣いてないしッ、苦しくもないッ」
嘘が目に見えすぎる。
悲しくて、苦しいんだな‥はぁ‥
そういえば昔から、変に強がるところがあったっけ
「‥これ、使えば」
「、汚いからいらないッ構うな!あっちにいけ!」
差し出したハンカチをばちんと払われる。
予想通り。やっぱり嫌われてるし迷惑だった。
「‥はぁ‥そうかよ」
疲れる‥もう帰ろうか‥いや、でも
「ゔ‥ふ‥っ、」
こいつ、1人が大嫌いだったな‥
今はどうなんだろう。
どこが変わって、どこが変わっていないのか分からない。
近くにいないと、
そういう変化さえ気づけないものなんだな。
俺は、そっと里見の座るベンチの背後に行き、狭苦しい噴水の淵へと転がった。
「‥」
「っ、ゔう‥何してんだよ‥」
「‥構うなよ。俺は眠たいんだ。」
「ぼ、僕の側で寝るなッ」
「俺の勝手だ‥嫌ならお前があっちにいけ」
「な!?僕が先に居たのにッ絶対にどかないからな!?!」
「そうかよ‥」
それでいい‥。
悲しみも怒りに変わっちまえ‥
「ほんと‥お前意味がわからないッ、昔から、大嫌いだ‥ふ、ゔ‥」
噴水の水の流れる音と、
里見の静かな鳴き声に、眠気が強くなる。
ああ、眠い‥瞼が落ちていく‥
おやすみ、太陽よ‥
「ん、沢山、泣け‥泣いた分だけ‥お前は優しい奴だから‥幸せになれ‥る‥スゥ‥」
「っ!グスッ、今、なんて、言ったの、てっちゃ、‥い、井上‥井上?眠ってるの‥?ふ、ゔ‥
‥ほんと、意味わかんない‥お前なんて‥大嫌いだ」
「スゥ‥」
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