75 / 80
聖女の矜持編
異変・2
しおりを挟む
異変はもう一つあった。
明日教会に戻ってくるはずのセリーナだったが、明日を待たずに彼女の屋敷から教会に訪問者がやってきたのだ。
訪問者はセリーナの実家で執事を務める中年の男だった。オズウィン司教は、執事を自分の執務室に招き入れた。
「……実は……明日、セリーナ様はこちらには来ません」
「おや……やはりまだ体調がすぐれないのですか? それならば手紙で知らせていただければ……わざわざ執事殿に来ていただかなくても」
オズウィンはセリーナが来られないと聞いてもあまり驚かなかった。そもそも彼女が早く戻ってこられるとも思っていないので、遅れようと困ることはない。
「それが……大変申し上げにくいのですが……セリーナ様は、屋敷を出ていってしまわれたのです」
「……出て行った、とは?」
オズウィンはポカンとしている。
「置き手紙を残し、ひっそりとお一人で屋敷を出ていかれ……我々も方々探しているのですが、見つかりません。セリーナ様がいなくなり、もう三日が経ちます」
オズウィンの顔色が変わった。
「何ですって? セリーナ様が行方不明ということですか? どこへ行ったか心当たりは?」
執事は力なく首を振る。
「……いいえ。セリーナ様は家に戻られてから、穏やかに過ごしていらっしゃいました。町から商人を呼び、アクセサリーや香油など様々なものを買い、楽しそうにしておられました。調子が良いようなので旦那様とも相談し、教会に戻る日を決めて手紙を出したのですが……」
「ええ、その手紙は確かに受け取っていますが」
「ですがある時からセリーナ様は急に具合が悪いと言い、部屋に閉じこもるようになり……三日前の朝、メイドが起こしに行くと、部屋はもぬけの殻でした。机の上には『少し一人になりたい、心配しないで』と置き手紙が……」
「なんと……」
オズウィンはぐらりとよろけ、思わず近くの椅子に掴まる。
「セリーナ様は……恐らくですが、魔女になってしまわれたのではないかと」
執事の言葉を、オズウィンは信じられないと言いたげな顔で聞いていた。
「セリーナ様が魔女……!? ありえません。あの方はアウリス・ルミエール教会の筆頭聖女様ですよ?」
「……うちのメイドが見たのです。行方不明になる前の晩、セリーナ様のあの美しいプラチナブロンドの髪が、真っ黒に変わっていたと。私は見間違いだろうとメイドに言ったのですが……メイドが話したことは真実だったのでしょう」
オズウィンは執事の言葉を聞き、苦しそうな顔で目を閉じた。魔女になる者は外見に変化が訪れると言われている。彼女達は髪がカラスのように真っ黒に変わり、瞳や爪なども同様に真っ黒になる。魔女達はフードや帽子で外見を隠す。そして町から遠く離れた場所で、人目を避けて生活をしていると言われている。
「……セリーナ様は、魔女になり姿を消したと……?」
執事は静かに頷いた。
「少なくとも私はそう考えております。旦那様も奥様も、未だお認めになりませんが、心の底では理解しているでしょう」
オズウィンはその場に呆然と立ち尽くした。執事の話は彼にとって信じがたいものだった。教会を出る時、セリーナは少し顔色が悪かったがオズウィンに「すぐに戻って参ります」と微笑んだ。オズウィンも、セリーナはすぐに元気を取り戻して教会に戻ってくるものだと信じていた。
とにかく急いでこの問題に対応しなければならない。執事を帰した後、オズウィンは司祭に頼んで人を集めた。
♢♢♢
オズウィン司教に呼び出され彼の執務室に集まったのは、騎士団からサイラス団長とフロスガー副団長、そしてブラッド副団長とエリックの四人。聖女カレンもこの場に呼び出された。
彼らはオズウィンからセリーナの話を聞いた。そしてブラッドとエリックは、侍女コートニーから聞いた毒薬「魔女の涙」のことを話した。
「私に毒薬を飲まそうとしてたんですか? セリーナ様」
カレンはショックを隠せない顔をしていた。
「カレン」
ブラッドはカレンを気遣うように見つめる。カレンはブラッドの視線に気づき「大丈夫です」と微笑むが、その顔には元気がない。
(私、そこまで恨まれてたの……?)
サイラス団長とフロスガー副団長は、腕組みしながら話している。
「セリーナ様は『魔女の涙』をどこで手に入れたんだ? あれは簡単に手に入るものではないぞ」
「前に噂で聞いたことがあるんだ。香油を扱う商人が魔女の涙をこっそり仕入れているとか……セリーナ様は商人から魔女の涙を買ったのかもしれないね」
「確かに香油商人がよく教会に来ていた。セリーナ様とも付き合いがあったのは知っているが……しかし」
サイラスは複雑な顔をしていた。元婚約者が魔女になったかもしれないと言われたのだから、動揺するのも仕方がない。
エリックは部屋の角に置いてある椅子に腰かけた。
「どうするの? 筆頭聖女が魔女になったなんて知られたら、アウリスは大騒ぎになるよ」
「まだ、そうと決まったわけではありません。セリーナ様はただの家出かもしれませんし」
オズウィンは、この短時間であっという間に老け込んでしまっている。
「あのセリーナ様が家出なんてすると思う? 一人でお茶も淹れられない人だよ?」
フンと鼻で笑い、エリックは馬鹿にしたように言った。
「オズウィン司教、すぐにセリーナ様の捜索をするべきでは」
ブラッドの提案に、オズウィンはオロオロしながら頷く。
「そ…そうですね。セリーナ様のご家族も探しているようですが、未だ発見には至っていない様子ですから、ここは是非騎士団のお力をお借りしたいところです」
「探せって言ったって、どこを探すのさ。手がかりがなさすぎるよ」
エリックは憮然としながら腕組みをする。
「確かに、闇雲に探しても見つかる可能性は低いと思うよ。仮にアウリス領を出てしまったとすれば、もう俺達の手には負えないからね」
フロスガーも捜索には消極的だ。
サイラスの眉間の皺もますます深い。
「それにもうすぐ次の魔物討伐の時期だ。あまり人手は割けないぞ」
「しかし団長、セリーナ様が心配ではないんですか?」
「ブラッド。私だって心配している。だがセリーナ様がどこにいるのか手がかりがない以上、我々は動けないということだ」
サイラスはブラッドを睨みつける。
「……確かに、そうですね……では、領内で任務をしている騎士に情報を募るしかないですね」
ブラッドも顎に手を当てながら唸った。
「今はそれしかないだろうな。お前の弟君にも協力を頼むといい」
「分かりました。すぐに『使い鳥』を出します」
ブラッドはサイラスに頷いた。
カレンはずっと彼らの話を、どこか遠くで聞いているような気持ちだった。
セリーナはカレンがこの世界に来た時、追い出されようとしていた所を助けてくれた女性だ。いつも優しく、気高く、聖女として尊敬できる人だったのだ。ブラッドとのことがあったとはいえ、カレンはセリーナをどうしても嫌いにはなれなかった。
(信じられない。本当に、セリーナ様は魔女になっちゃったの……?)
闇に囚われた聖女はいずれ魔女になるという。セリーナはカレンを殺す為の薬を侍女コートニーに送った。聖女である彼女が、カレンを殺そうと考えた。セリーナは闇に囚われてしまったのか。
カレンはずっとぼんやりと考え込んでいた。
明日教会に戻ってくるはずのセリーナだったが、明日を待たずに彼女の屋敷から教会に訪問者がやってきたのだ。
訪問者はセリーナの実家で執事を務める中年の男だった。オズウィン司教は、執事を自分の執務室に招き入れた。
「……実は……明日、セリーナ様はこちらには来ません」
「おや……やはりまだ体調がすぐれないのですか? それならば手紙で知らせていただければ……わざわざ執事殿に来ていただかなくても」
オズウィンはセリーナが来られないと聞いてもあまり驚かなかった。そもそも彼女が早く戻ってこられるとも思っていないので、遅れようと困ることはない。
「それが……大変申し上げにくいのですが……セリーナ様は、屋敷を出ていってしまわれたのです」
「……出て行った、とは?」
オズウィンはポカンとしている。
「置き手紙を残し、ひっそりとお一人で屋敷を出ていかれ……我々も方々探しているのですが、見つかりません。セリーナ様がいなくなり、もう三日が経ちます」
オズウィンの顔色が変わった。
「何ですって? セリーナ様が行方不明ということですか? どこへ行ったか心当たりは?」
執事は力なく首を振る。
「……いいえ。セリーナ様は家に戻られてから、穏やかに過ごしていらっしゃいました。町から商人を呼び、アクセサリーや香油など様々なものを買い、楽しそうにしておられました。調子が良いようなので旦那様とも相談し、教会に戻る日を決めて手紙を出したのですが……」
「ええ、その手紙は確かに受け取っていますが」
「ですがある時からセリーナ様は急に具合が悪いと言い、部屋に閉じこもるようになり……三日前の朝、メイドが起こしに行くと、部屋はもぬけの殻でした。机の上には『少し一人になりたい、心配しないで』と置き手紙が……」
「なんと……」
オズウィンはぐらりとよろけ、思わず近くの椅子に掴まる。
「セリーナ様は……恐らくですが、魔女になってしまわれたのではないかと」
執事の言葉を、オズウィンは信じられないと言いたげな顔で聞いていた。
「セリーナ様が魔女……!? ありえません。あの方はアウリス・ルミエール教会の筆頭聖女様ですよ?」
「……うちのメイドが見たのです。行方不明になる前の晩、セリーナ様のあの美しいプラチナブロンドの髪が、真っ黒に変わっていたと。私は見間違いだろうとメイドに言ったのですが……メイドが話したことは真実だったのでしょう」
オズウィンは執事の言葉を聞き、苦しそうな顔で目を閉じた。魔女になる者は外見に変化が訪れると言われている。彼女達は髪がカラスのように真っ黒に変わり、瞳や爪なども同様に真っ黒になる。魔女達はフードや帽子で外見を隠す。そして町から遠く離れた場所で、人目を避けて生活をしていると言われている。
「……セリーナ様は、魔女になり姿を消したと……?」
執事は静かに頷いた。
「少なくとも私はそう考えております。旦那様も奥様も、未だお認めになりませんが、心の底では理解しているでしょう」
オズウィンはその場に呆然と立ち尽くした。執事の話は彼にとって信じがたいものだった。教会を出る時、セリーナは少し顔色が悪かったがオズウィンに「すぐに戻って参ります」と微笑んだ。オズウィンも、セリーナはすぐに元気を取り戻して教会に戻ってくるものだと信じていた。
とにかく急いでこの問題に対応しなければならない。執事を帰した後、オズウィンは司祭に頼んで人を集めた。
♢♢♢
オズウィン司教に呼び出され彼の執務室に集まったのは、騎士団からサイラス団長とフロスガー副団長、そしてブラッド副団長とエリックの四人。聖女カレンもこの場に呼び出された。
彼らはオズウィンからセリーナの話を聞いた。そしてブラッドとエリックは、侍女コートニーから聞いた毒薬「魔女の涙」のことを話した。
「私に毒薬を飲まそうとしてたんですか? セリーナ様」
カレンはショックを隠せない顔をしていた。
「カレン」
ブラッドはカレンを気遣うように見つめる。カレンはブラッドの視線に気づき「大丈夫です」と微笑むが、その顔には元気がない。
(私、そこまで恨まれてたの……?)
サイラス団長とフロスガー副団長は、腕組みしながら話している。
「セリーナ様は『魔女の涙』をどこで手に入れたんだ? あれは簡単に手に入るものではないぞ」
「前に噂で聞いたことがあるんだ。香油を扱う商人が魔女の涙をこっそり仕入れているとか……セリーナ様は商人から魔女の涙を買ったのかもしれないね」
「確かに香油商人がよく教会に来ていた。セリーナ様とも付き合いがあったのは知っているが……しかし」
サイラスは複雑な顔をしていた。元婚約者が魔女になったかもしれないと言われたのだから、動揺するのも仕方がない。
エリックは部屋の角に置いてある椅子に腰かけた。
「どうするの? 筆頭聖女が魔女になったなんて知られたら、アウリスは大騒ぎになるよ」
「まだ、そうと決まったわけではありません。セリーナ様はただの家出かもしれませんし」
オズウィンは、この短時間であっという間に老け込んでしまっている。
「あのセリーナ様が家出なんてすると思う? 一人でお茶も淹れられない人だよ?」
フンと鼻で笑い、エリックは馬鹿にしたように言った。
「オズウィン司教、すぐにセリーナ様の捜索をするべきでは」
ブラッドの提案に、オズウィンはオロオロしながら頷く。
「そ…そうですね。セリーナ様のご家族も探しているようですが、未だ発見には至っていない様子ですから、ここは是非騎士団のお力をお借りしたいところです」
「探せって言ったって、どこを探すのさ。手がかりがなさすぎるよ」
エリックは憮然としながら腕組みをする。
「確かに、闇雲に探しても見つかる可能性は低いと思うよ。仮にアウリス領を出てしまったとすれば、もう俺達の手には負えないからね」
フロスガーも捜索には消極的だ。
サイラスの眉間の皺もますます深い。
「それにもうすぐ次の魔物討伐の時期だ。あまり人手は割けないぞ」
「しかし団長、セリーナ様が心配ではないんですか?」
「ブラッド。私だって心配している。だがセリーナ様がどこにいるのか手がかりがない以上、我々は動けないということだ」
サイラスはブラッドを睨みつける。
「……確かに、そうですね……では、領内で任務をしている騎士に情報を募るしかないですね」
ブラッドも顎に手を当てながら唸った。
「今はそれしかないだろうな。お前の弟君にも協力を頼むといい」
「分かりました。すぐに『使い鳥』を出します」
ブラッドはサイラスに頷いた。
カレンはずっと彼らの話を、どこか遠くで聞いているような気持ちだった。
セリーナはカレンがこの世界に来た時、追い出されようとしていた所を助けてくれた女性だ。いつも優しく、気高く、聖女として尊敬できる人だったのだ。ブラッドとのことがあったとはいえ、カレンはセリーナをどうしても嫌いにはなれなかった。
(信じられない。本当に、セリーナ様は魔女になっちゃったの……?)
闇に囚われた聖女はいずれ魔女になるという。セリーナはカレンを殺す為の薬を侍女コートニーに送った。聖女である彼女が、カレンを殺そうと考えた。セリーナは闇に囚われてしまったのか。
カレンはずっとぼんやりと考え込んでいた。
18
あなたにおすすめの小説
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
勝手にサインしろと仰いましたので、廃嫡書類に国璽を押して差し上げました
鷹 綾
恋愛
「確認? 面倒だ。適当にサインして国璽を押しておけ」
そう言ったのは、王太子アレス。
そう言われたのは、公爵令嬢レイナ・アルヴェルト。
外交も財政も軍備も――
すべてを裏で処理してきたのは彼女だった。
けれど功績はすべて王太子のもの。
感謝も敬意も、ただの一度もない。
そして迎えた舞踏会の夜。
「便利だったが、飾りには向かん」
公開婚約破棄。
それならば、とレイナは微笑む。
「では業務も終了でよろしいですね?」
王太子が望んだ通り、
彼女は“確認”をやめた。
保証を外し、責任を返し、
そして最後に――
「ご確認を」と差し出した書類に、
彼は何も読まずに署名した。
国は契約で成り立っている。
確認しない者に、王の資格はない。
働きたくない公爵令嬢と、
責任を理解しなかった王太子。
静かな契約ざまぁ劇、開幕。
---
さようなら、私の初恋
しょくぱん
恋愛
「さよなら、私の初恋。……もう、全部お返しします」
物心ついた時から、彼だけが世界のすべてだった。 幼馴染の騎士団長・レオンに捧げた、十数年の純粋な初恋。 彼が「無敵」でいられたのは、アリアが無自覚に与え続けた『治癒の加護』があったから。
だが婚約直前、アリアは知ってしまう。 彼にとって自分は、仲間内で競い合う「賭けの対象」でしかなかったことを。
「あんな女、落とすまでのゲームだよ」
【長編版】この戦いが終わったら一緒になろうと約束していた勇者は、私の目の前で皇女様との結婚を選んだ
・めぐめぐ・
恋愛
神官アウラは、勇者で幼馴染であるダグと将来を誓い合った仲だったが、彼は魔王討伐の褒美としてイリス皇女との結婚を打診され、それをアウラの目の前で快諾する。
アウラと交わした結婚の約束は、神聖魔法の使い手である彼女を魔王討伐パーティーに引き入れるためにダグがついた嘘だったのだ。
『お前みたいな、ヤれば魔法を使えなくなる女となんて、誰が結婚するんだよ。神聖魔法を使うことしか取り柄のない役立たずのくせに』
そう書かれた手紙によって捨てらたアウラ。
傷心する彼女に、同じパーティー仲間の盾役マーヴィが、自分の故郷にやってこないかと声をかける。
アウラは心の傷を癒すため、マーヴィとともに彼の故郷へと向かうのだった。
捨てられた主人公がパーティー仲間の盾役と幸せになる、ちょいざまぁありの恋愛ファンタジー長編版。
--注意--
こちらは、以前アップした同タイトル短編作品の長編版です。
一部設定が変更になっていますが、短編版の文章を流用してる部分が多分にあります。
二人の関わりを短編版よりも増しましたので(当社比)、ご興味あれば是非♪
※色々とガバガバです。頭空っぽにしてお読みください。
※力があれば平民が皇帝になれるような世界観です。
聖女を騙った少女は、二度目の生を自由に生きる
夕立悠理
恋愛
ある日、聖女として異世界に召喚された美香。その国は、魔物と戦っているらしく、兵士たちを励まして欲しいと頼まれた。しかし、徐々に戦況もよくなってきたところで、魔法の力をもった本物の『聖女』様が現れてしまい、美香は、聖女を騙った罪で、処刑される。
しかし、ギロチンの刃が落とされた瞬間、時間が巻き戻り、美香が召喚された時に戻り、美香は二度目の生を得る。美香は今度は魔物の元へ行き、自由に生きることにすると、かつては敵だったはずの魔王に溺愛される。
しかし、なぜか、美香を見捨てたはずの護衛も執着してきて――。
※小説家になろう様にも投稿しています
※感想をいただけると、とても嬉しいです
※著作権は放棄してません
明日結婚式でした。しかし私は見てしまったのです――非常に残念な光景を。……ではさようなら、婚約は破棄です。
四季
恋愛
明日結婚式でした。しかし私は見てしまったのです――非常に残念な光景を。……ではさようなら、婚約は破棄です。
異世界召喚されたアラサー聖女、王弟の愛人になるそうです
籠の中のうさぎ
恋愛
日々の生活に疲れたOL如月茉莉は、帰宅ラッシュの時間から大幅にずれた電車の中でつぶやいた。
「はー、何もかも投げだしたぁい……」
直後電車の座席部分が光輝き、気づけば見知らぬ異世界に聖女として召喚されていた。
十六歳の王子と結婚?未成年淫行罪というものがありまして。
王様の側妃?三十年間一夫一妻の国で生きてきたので、それもちょっと……。
聖女の後ろ盾となる大義名分が欲しい王家と、王家の一員になるのは荷が勝ちすぎるので遠慮したい茉莉。
そんな中、王弟陛下が名案と言わんばかりに声をあげた。
「では、私の愛人はいかがでしょう」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる