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section Magic(魔術)
世界で最も邪悪な男
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「世界で一番悪い人ってヒトラーだよね」
「何故?」
「めっちゃ人殺してるから、君は?」
「人を殺しているからと言って『一番悪いとは言い切れないよ?』いやーでも魔術師の中で言えばアレイスタークロウリーかな!彼何がヤバいってジャンルだったり、信者死んでいたりするからね、しかもあだ名は『世界で最も邪悪な男』だし、メディアはそう言ってますので彼でしょう!」
「ヒトラーはどう思っている?」
「いやぁ、カリスマ性に指導力があって、行動力もある!しかもカルト系らしいからこう、自分ととても親近k」
「君に聞いたら一番ヤバい質問だったかも・・・」
「ウラド三世もね!凄い人だしん!彼こそはルーマニアの大英雄!銅像まである凄い人!」
(やっぱ、一番凄いのはジャンヌダルクだっていうのは心の中に留めておこう・・・地雷踏みそう。)
アレイスタークロウリー
二十世紀に入り最大の魔術師。それがアレイスタークロウリー。たしかにこの時代まだ魔術師やらなんやらはいる。
だが彼ほど魔術の歴史に色濃く名前を刻む者は二十世紀では他にいない。彼は自身をエリファス・レヴィの生まれ変わりだ。といわれ(実際レヴィが死んだ年に産まれていたりする)「セレマ」という「汝の意志することを行え」という人生哲学。いってしまえば宗教。これを広めて信者を増やしたのも彼だったりする。でも絶対にレヴィの産まれ変わりなんかではないと断言したい。前にも述べたようにレヴィは邪悪ではなく学問として魔術を扱ったのだ。一方で彼は降霊術や金儲けの為に魔術を使っている点があるのでスタンスが異なる。産まれ変わりなんかではない。産まれ変わりでは無いのだ(ここ大切)
彼が邪悪と呼ばれるのはおそらくとある事件が大きいだろう。彼はイタリアにセレマ僧院を作りそこで信者達と魔術を極めるために生活していたが、信者の一人が病気を持った猫の血を飲み死亡イタリアから追放される。彼は魔術によって人を殺しているのだ。そして邪悪な理由はもう一つ。彼はマグレガー・メイザースという対立した人物との魔術戦で悪魔を呼び出し勝利したと伝えられているのも邪悪と呼ばれるには都合のいい判断材料だ。
彼は本やタロットカード等にも関わってはいるもののレヴィのように一般人にも認められるような学術的な研究をしていたわけでも、ガイタのように組織のリーダーとして数々の魔術戦を潜り抜けて来たわけでもない。
彼はただ「汝の意志することを行え」というセレマの哲学を探求し己の信じる物を信じ続けた。彼が邪悪と言われているのもそのせいとはいえるが、二十世紀で彼ほど世界に与えた影響が強いという点では肩を並べるものはいないだろう。
マ「ちなみにこの人なんでこんなに魔術に没頭したの?本には頭も良くて裕福って書いているよ。」
ヨ「厳格なキリスト系の家だったらしくてね。親への反発っていうのが個人的に一番信じている説だったりするよ」
マ「あと、学問でもないならお金ってどう稼いだの?」
ヨ「両親の遺産でいろいろやってたみたい、ほら金持ちだし」
マ「しかも離婚したけど子供も奥さんもいたんでしょ、なんだよ幸せ者じゃないか。」
ヨ「う、うらやましい限りだなぁ・・・だから追放されたりするんだよ、幸せと不幸が釣り合うように、うん,そうだそうだ。」
マ「まぁ、人の不幸は蜜の味だしね」
ヨ(うん?今とんでもない事をおっしゃりましたな・・・)
「何故?」
「めっちゃ人殺してるから、君は?」
「人を殺しているからと言って『一番悪いとは言い切れないよ?』いやーでも魔術師の中で言えばアレイスタークロウリーかな!彼何がヤバいってジャンルだったり、信者死んでいたりするからね、しかもあだ名は『世界で最も邪悪な男』だし、メディアはそう言ってますので彼でしょう!」
「ヒトラーはどう思っている?」
「いやぁ、カリスマ性に指導力があって、行動力もある!しかもカルト系らしいからこう、自分ととても親近k」
「君に聞いたら一番ヤバい質問だったかも・・・」
「ウラド三世もね!凄い人だしん!彼こそはルーマニアの大英雄!銅像まである凄い人!」
(やっぱ、一番凄いのはジャンヌダルクだっていうのは心の中に留めておこう・・・地雷踏みそう。)
アレイスタークロウリー
二十世紀に入り最大の魔術師。それがアレイスタークロウリー。たしかにこの時代まだ魔術師やらなんやらはいる。
だが彼ほど魔術の歴史に色濃く名前を刻む者は二十世紀では他にいない。彼は自身をエリファス・レヴィの生まれ変わりだ。といわれ(実際レヴィが死んだ年に産まれていたりする)「セレマ」という「汝の意志することを行え」という人生哲学。いってしまえば宗教。これを広めて信者を増やしたのも彼だったりする。でも絶対にレヴィの産まれ変わりなんかではないと断言したい。前にも述べたようにレヴィは邪悪ではなく学問として魔術を扱ったのだ。一方で彼は降霊術や金儲けの為に魔術を使っている点があるのでスタンスが異なる。産まれ変わりなんかではない。産まれ変わりでは無いのだ(ここ大切)
彼が邪悪と呼ばれるのはおそらくとある事件が大きいだろう。彼はイタリアにセレマ僧院を作りそこで信者達と魔術を極めるために生活していたが、信者の一人が病気を持った猫の血を飲み死亡イタリアから追放される。彼は魔術によって人を殺しているのだ。そして邪悪な理由はもう一つ。彼はマグレガー・メイザースという対立した人物との魔術戦で悪魔を呼び出し勝利したと伝えられているのも邪悪と呼ばれるには都合のいい判断材料だ。
彼は本やタロットカード等にも関わってはいるもののレヴィのように一般人にも認められるような学術的な研究をしていたわけでも、ガイタのように組織のリーダーとして数々の魔術戦を潜り抜けて来たわけでもない。
彼はただ「汝の意志することを行え」というセレマの哲学を探求し己の信じる物を信じ続けた。彼が邪悪と言われているのもそのせいとはいえるが、二十世紀で彼ほど世界に与えた影響が強いという点では肩を並べるものはいないだろう。
マ「ちなみにこの人なんでこんなに魔術に没頭したの?本には頭も良くて裕福って書いているよ。」
ヨ「厳格なキリスト系の家だったらしくてね。親への反発っていうのが個人的に一番信じている説だったりするよ」
マ「あと、学問でもないならお金ってどう稼いだの?」
ヨ「両親の遺産でいろいろやってたみたい、ほら金持ちだし」
マ「しかも離婚したけど子供も奥さんもいたんでしょ、なんだよ幸せ者じゃないか。」
ヨ「う、うらやましい限りだなぁ・・・だから追放されたりするんだよ、幸せと不幸が釣り合うように、うん,そうだそうだ。」
マ「まぁ、人の不幸は蜜の味だしね」
ヨ(うん?今とんでもない事をおっしゃりましたな・・・)
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