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一章
4話 教室
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羽ペンを羊皮紙に走らせる音が一つ止まった。
教室内にある二つの影の内一つが、両手をグッと上に伸ばす。
「終わった!」
開放感溢れる快活なリョウイチの声に、隣に座っていたピングは弾かれたように顔を上げた。
「も、もうか!?」
青い目をリョウイチの前に置いてある課題に向けると、確かにきっちりと必要な部分が埋まっていた。
自分はあと四分の一も残っているというのに。
ピングは羽ペンを握ったまま、課題の上に突っ伏した。
「あー……どうして私はこんなに出来が悪いんだ……」
インクの香りを大きく吸い込んで、ため息を吐く。
この課題は、本来は授業中に終わらせなければならなかったものだ。他の生徒たちはとっくに下校しているというのに、時間内に間に合わなかったピングとリョウイチだけが居残りさせられている。
リョウイチは最近魔術の適性が判明し、自国には魔術学校がなかったためこの学校に編入してきている。魔術に馴染みのないリョウイチにすら負けているとは、と嘆かずにはいられない。
考えれば考えるほど落ち込んでいくピングの頭を、リョウイチの大きな手がポンポンと優しく撫でてくれた。
「そんなこと言うなよ。ピングは頑張ってるよ」
トクン、と胸が鳴る。
初めて会った時からリョウイチはピングに優しい。
『ピングっていうのか。よろしくな』
そういって笑顔を向けられた時、ピングは嬉しくて固まった。
あんなに気さくに話しかけてもらったのは生まれて初めてだった。
皇太子だと知った後も、「普通にしてくれ」といったら本当に他の生徒と同じように接してくれる。
たったそれだけのことだが、ピングがリョウイチに惚れるには十分な理由だった。
だがそもそも親しい友人が察しのいいティーグレしかいないピングは、リョウイチに素直に好意を伝えることができない。
「ふん、気休めを言うな。自分がよく分かってる。私は皆の笑いものなんだ」
ありがとう、と一言伝えれば済むところを、このように穿った言い方をしてしまうのだ。
実際、ピングは皇太子だというのに皆に見下されている。
やっと召喚できた使い魔がペンギンだったと知れ渡ったときには、誰かとすれ違うたびにクスクスと笑い声がした。
今日も居残りが決まると、
「ははは、また居残り殿下だ」
「おっちょこちょいのペンギン殿下、さすがだわ」
「シッ! 聞こえるぞ」
と、嘲笑する生徒がいた。
不名誉なあだ名がまた増えた。しかも長い。
使い手を象徴するのが使い魔だ。
愛らしくも鈍臭いペンギンの印象が、ピングについて回るようになってしまった。
それは使い魔の召喚を解除して、ペンギンがそばに居ない時でも変わらない。
鈍感でいたいというのに、聞こえなくていい声ほど、よく聞こえるものなのだ。
そして、最後に皆は言う。
「アトヴァルが、皇太子だったら良かったのに」
自分で言葉にしてしまうと、ズンッと重石を乗せられたかのように胸が苦しい。本日二回目のため息が出た。
するとリョウイチが強く肩を引いてきて、強制的にピングの体は起き上がる。
「な、何す」
「ピングはいつも真面目に頑張ってるだろ。アトヴァル殿下は優秀だけど、それはそれこれはこれだ。笑う人の方がおかしいんだよ」
意志の強い漆黒の輝きが、抗議しようとしたピングを射抜く。
鼓動が早くなっていくのを感じながら、ピングは目線を泳がせた。
「ほ、本当にそう思うか」
「嘘はつかないよ」
ふわりと緩んだ口元と柔らかい声に、ピングの顔は真っ赤に染まる。
これを素面で言っているなんて、恐ろしい男だ。
ピングはパタパタと忙しなく羽ペンを指先で動かしながら、口角が上がりそうな唇を無理やり尖らせた。
なんとか素直に気持ちを伝えようと、言葉の引き出しを懸命に開けていく。
「ま、まぁその……ありが」
「ピング殿下、終わりましたかー?」
ようやく素直に礼が口から出ようというその時、聞き慣れた声が覆い被さってきた。
姿を見なくても分かる。ティーグレだ。
リョウイチと二人きりで話していると、何故か必ずティーグレは姿を現す。
今日はずっと来なかったから大丈夫だと思ったのに、これから更に友好が深められそうな時に来るなんて。
なんと間の悪い男なのだろう。
「ティーグレ……と、アトヴァルか」
振り向いた先には、どこか楽しげな美形と相変わらず表情の固い美形が並んでいた。
アトヴァルまで連れてくるとは、ティーグレは本当に何を考えているのだろう。
仲が良いとは言えない関係なのを知っているはずなのに。
ピングが恨めしい目で見上げると、ティーグレは胡散臭くエセ爽やかな笑顔になった。
「さっきそこで会ったんですよ」
「偶然のように言うな。コソコソとつけていた不審者が」
腰に手を当てたアトヴァルは絶対零度の視線をティーグレに向ける。
大方、アトヴァルの尻にふらふらついていったのに気付かれて指摘されたティーグレが、
「声をかけてくれるなんて嬉しいなぁ」
と、しれっと隣を歩いてきたんだろう。
その証拠に、
「手厳しい蔑んだ視線……ありがとうございます」
ティーグレは手のひらと手のひらを合わせてアトヴァルに頭を下げるという不可解な行動をとった。
「なんで拝んでるんだ?」
「言っただろう? 変な男なんだ」
リョウイチが首を傾げながら言った「拝む」という行為はピングには馴染みがなかったが。
そういえばリョウイチは食事の前に似たような動きをする。だから、ティーグレがよくする謎のポーズはアトヴァルを「拝んで」いるのだろう。
ティーグレがリョウイチの国の文化に精通している理由など不思議なことは多かったが、ピングはスルーすることにした。キリがないのだ。
アトヴァルも、幼少期からティーグレがこの調子なので鬱陶しそうにしながらもそれ以上何も言わなかった。
教室内にある二つの影の内一つが、両手をグッと上に伸ばす。
「終わった!」
開放感溢れる快活なリョウイチの声に、隣に座っていたピングは弾かれたように顔を上げた。
「も、もうか!?」
青い目をリョウイチの前に置いてある課題に向けると、確かにきっちりと必要な部分が埋まっていた。
自分はあと四分の一も残っているというのに。
ピングは羽ペンを握ったまま、課題の上に突っ伏した。
「あー……どうして私はこんなに出来が悪いんだ……」
インクの香りを大きく吸い込んで、ため息を吐く。
この課題は、本来は授業中に終わらせなければならなかったものだ。他の生徒たちはとっくに下校しているというのに、時間内に間に合わなかったピングとリョウイチだけが居残りさせられている。
リョウイチは最近魔術の適性が判明し、自国には魔術学校がなかったためこの学校に編入してきている。魔術に馴染みのないリョウイチにすら負けているとは、と嘆かずにはいられない。
考えれば考えるほど落ち込んでいくピングの頭を、リョウイチの大きな手がポンポンと優しく撫でてくれた。
「そんなこと言うなよ。ピングは頑張ってるよ」
トクン、と胸が鳴る。
初めて会った時からリョウイチはピングに優しい。
『ピングっていうのか。よろしくな』
そういって笑顔を向けられた時、ピングは嬉しくて固まった。
あんなに気さくに話しかけてもらったのは生まれて初めてだった。
皇太子だと知った後も、「普通にしてくれ」といったら本当に他の生徒と同じように接してくれる。
たったそれだけのことだが、ピングがリョウイチに惚れるには十分な理由だった。
だがそもそも親しい友人が察しのいいティーグレしかいないピングは、リョウイチに素直に好意を伝えることができない。
「ふん、気休めを言うな。自分がよく分かってる。私は皆の笑いものなんだ」
ありがとう、と一言伝えれば済むところを、このように穿った言い方をしてしまうのだ。
実際、ピングは皇太子だというのに皆に見下されている。
やっと召喚できた使い魔がペンギンだったと知れ渡ったときには、誰かとすれ違うたびにクスクスと笑い声がした。
今日も居残りが決まると、
「ははは、また居残り殿下だ」
「おっちょこちょいのペンギン殿下、さすがだわ」
「シッ! 聞こえるぞ」
と、嘲笑する生徒がいた。
不名誉なあだ名がまた増えた。しかも長い。
使い手を象徴するのが使い魔だ。
愛らしくも鈍臭いペンギンの印象が、ピングについて回るようになってしまった。
それは使い魔の召喚を解除して、ペンギンがそばに居ない時でも変わらない。
鈍感でいたいというのに、聞こえなくていい声ほど、よく聞こえるものなのだ。
そして、最後に皆は言う。
「アトヴァルが、皇太子だったら良かったのに」
自分で言葉にしてしまうと、ズンッと重石を乗せられたかのように胸が苦しい。本日二回目のため息が出た。
するとリョウイチが強く肩を引いてきて、強制的にピングの体は起き上がる。
「な、何す」
「ピングはいつも真面目に頑張ってるだろ。アトヴァル殿下は優秀だけど、それはそれこれはこれだ。笑う人の方がおかしいんだよ」
意志の強い漆黒の輝きが、抗議しようとしたピングを射抜く。
鼓動が早くなっていくのを感じながら、ピングは目線を泳がせた。
「ほ、本当にそう思うか」
「嘘はつかないよ」
ふわりと緩んだ口元と柔らかい声に、ピングの顔は真っ赤に染まる。
これを素面で言っているなんて、恐ろしい男だ。
ピングはパタパタと忙しなく羽ペンを指先で動かしながら、口角が上がりそうな唇を無理やり尖らせた。
なんとか素直に気持ちを伝えようと、言葉の引き出しを懸命に開けていく。
「ま、まぁその……ありが」
「ピング殿下、終わりましたかー?」
ようやく素直に礼が口から出ようというその時、聞き慣れた声が覆い被さってきた。
姿を見なくても分かる。ティーグレだ。
リョウイチと二人きりで話していると、何故か必ずティーグレは姿を現す。
今日はずっと来なかったから大丈夫だと思ったのに、これから更に友好が深められそうな時に来るなんて。
なんと間の悪い男なのだろう。
「ティーグレ……と、アトヴァルか」
振り向いた先には、どこか楽しげな美形と相変わらず表情の固い美形が並んでいた。
アトヴァルまで連れてくるとは、ティーグレは本当に何を考えているのだろう。
仲が良いとは言えない関係なのを知っているはずなのに。
ピングが恨めしい目で見上げると、ティーグレは胡散臭くエセ爽やかな笑顔になった。
「さっきそこで会ったんですよ」
「偶然のように言うな。コソコソとつけていた不審者が」
腰に手を当てたアトヴァルは絶対零度の視線をティーグレに向ける。
大方、アトヴァルの尻にふらふらついていったのに気付かれて指摘されたティーグレが、
「声をかけてくれるなんて嬉しいなぁ」
と、しれっと隣を歩いてきたんだろう。
その証拠に、
「手厳しい蔑んだ視線……ありがとうございます」
ティーグレは手のひらと手のひらを合わせてアトヴァルに頭を下げるという不可解な行動をとった。
「なんで拝んでるんだ?」
「言っただろう? 変な男なんだ」
リョウイチが首を傾げながら言った「拝む」という行為はピングには馴染みがなかったが。
そういえばリョウイチは食事の前に似たような動きをする。だから、ティーグレがよくする謎のポーズはアトヴァルを「拝んで」いるのだろう。
ティーグレがリョウイチの国の文化に精通している理由など不思議なことは多かったが、ピングはスルーすることにした。キリがないのだ。
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