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三章
71話 ティーグレの部屋
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灰色のカーテンの隙間から差し込む光の具合からすると、もうすっかり日は高いだろう。
隣でゴソゴソと動く気配でピングは目を覚ましていた。
うっすらと開けた青空色の瞳には、部屋を唖然と見渡しているティーグレが映っている。まさに今起き上がったという風だ。
右を向き左を向き上を向き、ひとしきり状況確認している。
機械仕掛けの人形のようにぎこちなく、ベッドに横たわるピングを見下ろしてきた。
「……おはよう……ございます?」
「ん……ティーグレおはよう」
まだ寝ぼけた、トロンとした目と声でピングは答える。ティーグレは片手で前髪を掻き上げて首を傾げてしまった。
「なんで俺たちは並んで寝てるんでしょう」
「私が一緒に寝たかったから」
ピングは夢見心地のまま、敷布団に置いたままの大きな手に白い手を重ねる。
ティーグレが混乱してしまうのも無理はない。
ここはティーグレの部屋のティーグレのベッドだ。寮の部屋はどこもほとんど同じ雰囲気だが、毎日過ごす自分の部屋を間違えることはないだろう。
青空色の目はティーグレが焦っているのを見て、楽しげに細まる。悪戯が成功したようで気分が良かった。
ティーグレはぐしゃぐしゃと頭を掻きむしる。
「ラスボスペンギンを倒して、ピングが生きてるの確認して……そっから記憶にない」
「そりゃ、そこからずっと寝ていたからな」
ティーグレが倒れた後、力尽きたペンギンは召喚状態を解くことが出来た。今も、ペンギンを召喚しようと思えばできる状態であることがピングには感じられる。
アトヴァル、オルソ、ローボがなんとか闘技場を魔術で元通りにしてくれ、リョウイチがティーグレをここまでおぶってきてくれたのだ。
リョウイチも魔力を全力投球してヘロヘロだったが、
「体力だけはあるんだ」
と、笑顔を崩さなかった。
同じく動けなかったピングのことはアトヴァルが運んでくれた。その時に、
「ティーグレが起きた時に同じ部屋に居たい」
と伝えたのだ。ティーグレには、言いたいことが沢山あったから。
アトヴァルもリョウイチも、揶揄うこともせずに横に並べてくれた。
そして疲れ切っていたピングはすぐに寝てしまったのだと説明する。
「そうだったのか……」
「後で2人には礼をし……!?」
ピングの言葉が止まる。ティーグレが勢いよく抱きしめてきたのだ。
横たわるピングに覆い被さって、容赦なく力強く。
胸が圧迫されて息苦しい。心臓が慌てて動きを早めた。
それでも腕を持ち上げて抱きしめ返したピングの金髪に、ティーグレは頬を寄せた。
「生きてる」
「……生きてるぞ」
言葉を噛み締める、というのはこういう時に使うんだろう。
昨夜は本当にどうなるかと思った。
精神体となって全てを見ていたピングも、自分がどうなってしまうのかと不安だったが。
魔力をひたすら吸い上げられることでピングは無事だと信じるしかなかったティーグレは、もっと恐怖だっただろう。
「ありがとうティーグレ」
「魔石の魔術が機能して本当に良かったです」
髪にティーグレの吐息が掛かって擽ったい。でも生きている体温を確認したいのは分かる。
自分も、昨夜はティーグレにしがみついて寝ていたから。怪我が治っているのを知っていても、体温を感じないと不安で仕方がなかった。
ピングは逃げずに、ティーグレの首元に頬を当てた。
「本当に、助かった。迷惑かけたな」
「……俺も悪かったんです。ピング殿下のメンタルを削ってるのに、気づかなかった」
ティーグレの体温が離れていく。
瞬きすら惜しい。
表情が見える中で一番近い距離で、青空色の瞳と紫水晶の瞳が交ざりあった。
髪と同じ色の眉が切なげに下がり、形の良い唇が弧を描く。
「俺の言動であんなに怒ってくれるなんて思ってなかった」
自分の愚かな行動を思い出して、ピングは恥ずかしくなった。感情に突き動かされて、振り回されて、とんでもないことになってしまった。
丸く収まったことが不思議なほどだ。
「も、申し訳なかった……その、私は」
「好きです」
「……っ」
ティーグレの声は、こんなに甘い響きだっただろうか。
ピングは飾り付けて伝えようとした言葉を全て飲み込んでしまった。
「愛してます」
たった一言が、脳に、体に、心に染み渡る。
ピングの全てが歓喜した。
「なん、で先に言う……」
「約束したの、俺が先でしょ? で、返事は?」
「私は昨日からずっと、お前にどう伝えようかとか、色々悩んでたのにその言い方はなんだ」
文句を言っているはずなのに、口元がどうしてもほころんでしまう。
正直すぎる自分の顔を隠そうとティーグレの背中から手を外せば、すぐに手首を掴まれた。白いシーツに縫いとめられて、逃げも隠れも出来なくなる。
気恥ずかしいのに、ティーグレは真っ直ぐ見下ろしてピングの言葉の続きを待っていた。そのティーグレの頬もすぐ分かるほど色付いていて、同じ気持ちなことに気がつく。
「つ、つまりわたしも……っんぅ」
まだ口を動かしていたというのに、唇に唇を塞がれた。すぐに離れてしまったけれど、確かに触れ合った。
ピングは言葉を探して口をひたすら開閉し、それから顔を横に背ける。
「へ、返事する前にキスするやつがあるか」
嬉しかったのに、出てきたのは可愛げのない台詞だった。ティーグレは懲りずに頬に口付けてくる。
「すみません。待ちきれなくて。返事聞かせてください」
「も、もう返事は要らないだろ」
「要ります。戦いが終わったらピング殿下の言葉も聞くって、死亡フラグみたいな約束しましたもん」
「ん、……っ」
ピングがどんなに逃げようと顔を動かしても、器用にティーグレの唇が追いかけてきた。
捕まった唇がゆったりと啄まれて、ピングの足先がぴくりと跳ねる。
2度目のキスは、1度目より少し長い。
「ちゃんと言って」
熱い声が吐息と共に吐き出された。
隣でゴソゴソと動く気配でピングは目を覚ましていた。
うっすらと開けた青空色の瞳には、部屋を唖然と見渡しているティーグレが映っている。まさに今起き上がったという風だ。
右を向き左を向き上を向き、ひとしきり状況確認している。
機械仕掛けの人形のようにぎこちなく、ベッドに横たわるピングを見下ろしてきた。
「……おはよう……ございます?」
「ん……ティーグレおはよう」
まだ寝ぼけた、トロンとした目と声でピングは答える。ティーグレは片手で前髪を掻き上げて首を傾げてしまった。
「なんで俺たちは並んで寝てるんでしょう」
「私が一緒に寝たかったから」
ピングは夢見心地のまま、敷布団に置いたままの大きな手に白い手を重ねる。
ティーグレが混乱してしまうのも無理はない。
ここはティーグレの部屋のティーグレのベッドだ。寮の部屋はどこもほとんど同じ雰囲気だが、毎日過ごす自分の部屋を間違えることはないだろう。
青空色の目はティーグレが焦っているのを見て、楽しげに細まる。悪戯が成功したようで気分が良かった。
ティーグレはぐしゃぐしゃと頭を掻きむしる。
「ラスボスペンギンを倒して、ピングが生きてるの確認して……そっから記憶にない」
「そりゃ、そこからずっと寝ていたからな」
ティーグレが倒れた後、力尽きたペンギンは召喚状態を解くことが出来た。今も、ペンギンを召喚しようと思えばできる状態であることがピングには感じられる。
アトヴァル、オルソ、ローボがなんとか闘技場を魔術で元通りにしてくれ、リョウイチがティーグレをここまでおぶってきてくれたのだ。
リョウイチも魔力を全力投球してヘロヘロだったが、
「体力だけはあるんだ」
と、笑顔を崩さなかった。
同じく動けなかったピングのことはアトヴァルが運んでくれた。その時に、
「ティーグレが起きた時に同じ部屋に居たい」
と伝えたのだ。ティーグレには、言いたいことが沢山あったから。
アトヴァルもリョウイチも、揶揄うこともせずに横に並べてくれた。
そして疲れ切っていたピングはすぐに寝てしまったのだと説明する。
「そうだったのか……」
「後で2人には礼をし……!?」
ピングの言葉が止まる。ティーグレが勢いよく抱きしめてきたのだ。
横たわるピングに覆い被さって、容赦なく力強く。
胸が圧迫されて息苦しい。心臓が慌てて動きを早めた。
それでも腕を持ち上げて抱きしめ返したピングの金髪に、ティーグレは頬を寄せた。
「生きてる」
「……生きてるぞ」
言葉を噛み締める、というのはこういう時に使うんだろう。
昨夜は本当にどうなるかと思った。
精神体となって全てを見ていたピングも、自分がどうなってしまうのかと不安だったが。
魔力をひたすら吸い上げられることでピングは無事だと信じるしかなかったティーグレは、もっと恐怖だっただろう。
「ありがとうティーグレ」
「魔石の魔術が機能して本当に良かったです」
髪にティーグレの吐息が掛かって擽ったい。でも生きている体温を確認したいのは分かる。
自分も、昨夜はティーグレにしがみついて寝ていたから。怪我が治っているのを知っていても、体温を感じないと不安で仕方がなかった。
ピングは逃げずに、ティーグレの首元に頬を当てた。
「本当に、助かった。迷惑かけたな」
「……俺も悪かったんです。ピング殿下のメンタルを削ってるのに、気づかなかった」
ティーグレの体温が離れていく。
瞬きすら惜しい。
表情が見える中で一番近い距離で、青空色の瞳と紫水晶の瞳が交ざりあった。
髪と同じ色の眉が切なげに下がり、形の良い唇が弧を描く。
「俺の言動であんなに怒ってくれるなんて思ってなかった」
自分の愚かな行動を思い出して、ピングは恥ずかしくなった。感情に突き動かされて、振り回されて、とんでもないことになってしまった。
丸く収まったことが不思議なほどだ。
「も、申し訳なかった……その、私は」
「好きです」
「……っ」
ティーグレの声は、こんなに甘い響きだっただろうか。
ピングは飾り付けて伝えようとした言葉を全て飲み込んでしまった。
「愛してます」
たった一言が、脳に、体に、心に染み渡る。
ピングの全てが歓喜した。
「なん、で先に言う……」
「約束したの、俺が先でしょ? で、返事は?」
「私は昨日からずっと、お前にどう伝えようかとか、色々悩んでたのにその言い方はなんだ」
文句を言っているはずなのに、口元がどうしてもほころんでしまう。
正直すぎる自分の顔を隠そうとティーグレの背中から手を外せば、すぐに手首を掴まれた。白いシーツに縫いとめられて、逃げも隠れも出来なくなる。
気恥ずかしいのに、ティーグレは真っ直ぐ見下ろしてピングの言葉の続きを待っていた。そのティーグレの頬もすぐ分かるほど色付いていて、同じ気持ちなことに気がつく。
「つ、つまりわたしも……っんぅ」
まだ口を動かしていたというのに、唇に唇を塞がれた。すぐに離れてしまったけれど、確かに触れ合った。
ピングは言葉を探して口をひたすら開閉し、それから顔を横に背ける。
「へ、返事する前にキスするやつがあるか」
嬉しかったのに、出てきたのは可愛げのない台詞だった。ティーグレは懲りずに頬に口付けてくる。
「すみません。待ちきれなくて。返事聞かせてください」
「も、もう返事は要らないだろ」
「要ります。戦いが終わったらピング殿下の言葉も聞くって、死亡フラグみたいな約束しましたもん」
「ん、……っ」
ピングがどんなに逃げようと顔を動かしても、器用にティーグレの唇が追いかけてきた。
捕まった唇がゆったりと啄まれて、ピングの足先がぴくりと跳ねる。
2度目のキスは、1度目より少し長い。
「ちゃんと言って」
熱い声が吐息と共に吐き出された。
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