10 / 14
お互いに⭐︎
しおりを挟む
二人は残った衣服を脱ぎ捨てて、その場で寝転んでも気持ちよさそうなカーペットを踏み締め室内へと足を進める。
白を基調にした気品のある部屋は、ソファやテーブルのある寛げる空間からドアを隔てた先にベッドルームがある。
常であれば興味を惹かれるであろう特別感ある内装には目もくれずに移動し、二人で広いベッドに雪崩れ込む。
弾力のあるマットが揺れながら二人を受け止めた。
シーツに皺が寄り、金の刺繍の施されたベッドライナーがズレるのも全く気にしない。
「灯り、どうする?」
「枕元のだけで良いかな……雰囲気出るだろ」
ソーマの返答を聞いたセイは目を細め、ベッドサイドにあるボタンに手を伸ばして灯りを調節する。
薄暗い中で、橙色の光が互いの姿を浮かび上がらせた。
ソーマは座っているセイの太ももに手を掛け、起立したモノに顔を寄せる。
「な、もういいか……?」
「いいよ、ソーマ。でも、体勢を変えよう」
二人が乗っても余裕のある大きなベッドに寝そべったセイは、ソーマに自分の顔を跨ぐように促した。
ソーマの顔の前にセイの昂りが、セイの方にはソーマの欲望がある状態だ。
「こ、これ……なんか恥ずかしいな……」
こういった体位の知識はあったが試したことはなかったため、ソーマが落ち着かな気に腰を震わせる。
「恥ずかしがってる顔が見えないのが残念だ」
「んんっ」
セイがソーマの中心をざらりと舐める。
体を跳ねさせたソーマだったが、自分も待ち焦がれていたモノの先端を咥え込んだ。
そして先走りの蜜の味を舌の腹で感じ、それを堪能したくなる。
唇でくびれを刺激しながら舌先で蜜が溢れる場所を弄る。
「……っ」
ソーマの中心に舌を這わせているセイの吐息が聞こえると、嬉しくなってジュウっと吸う。
呼応するように浮いた腰と膨張した中心が、セイが感じているのだと教えてくれた。
「セイ……ここ、好きだよな」
「ん、……っ気持ち、いいよソーマ」
片手を幹に添えて何度も先端の出し入れを繰り返すと、セイの掠れた声が応える。
溢れて手を濡らす透明な液体が、自分の唾液なのかセイの蜜なのか分からないほど往復した。
「ひゃぁん……っ」
突如、夢中で貪るソーマが嬌声を上げる。
「ぁ、せ、セイ! ま、てぇっ」
口づけたり双玉をやわやわと揉んだりして加減した愛撫をしていたセイが、突然、敏感な場所である裏筋に舌を伝わせたのだ。
そのまま同じ場所を重点的に舐められ、興奮していたソーマの体は強く反応した。
「や……っぁあ!」
背がのけぞり、口からセイの熱が離れてしまう。
片腕では体が支えられなくなり、両手をつく。
もう一度咥え直そうと体を動かすも、
「ァ!?」
次は会陰部を指で押され、膝が崩れ落ちた。
セイの顔がソーマの双丘に埋まる格好になってしまう。
「ご、ごめんセイ……ぃああ! な、も、だめ」
「なにが、だめ、なんだ?」
「そんなとこ……!」
「いつもやってるだろ?」
セイはソーマの尾を指先で弄びながら蕾に舌を這わせていた。
襞を広げるように丁寧に、そして濡れた舌先でその中心の入り口をトントンと突く。
期待でヒクつく蕾とは裏腹に、ソーマは強く首を左右に降る。長い耳がセイの太股に何度も触れた。
「ち、ちがぁ! おれが、なにも出来なくなるぅ!」
「ソーマは気持ちよくなっててくれ。全部俺が、やってやるよ」
「っは……ぅ」
入ってきた舌を内壁は歓迎していた。
ナカを濡らすためにゆっくりと唾液を塗りつけ解していく。
「ふ、ぁん!」
尾を弄っていた指先が一本、舌とともに内部を荒らし始める。
「この辺り、だろ?」
「ぁ、あ……っ」
ソーマの体を知り尽くしているセイは、すぐに一点を探り当てる。
そこを擦り上げる度にソーマの中心は蜜をとろとろと溢れさせた。
このままセイから与えられる快感に身を任せたいと、ソーマの体は堕ちていきそうになる。とろけた表情でセイの中心を見つめ、唇から甘い声を零し続ける。
「……っ」
だが、次に息をのんだのはセイだった。
「ん……っむぅ」
ソーマがセイの猛ったものを、先端から根元まで一気に熱い口内に納めたのだ。
「そ、ソーマ……っ」
セイの戸惑いと熱をはらんだ声を聞きながら、喉の奥まで咥え込んだそれに強く吸い付く。
今度は自分の番だとばかりに、ソーマは中心に唾液を絡めながら出し入れした。
だが、セイの愛撫も止まらない。
どちらの中心も張りつめていて、相手の限界が近いことがお互いに分かる。
「っ、イキ、そうだ」
「セイっ……俺、もぉ……!」
会話を合図に、セイは中を弄る指を二本に増やし、片手をソーマの中心に伸ばした。
ソーマも、セイの体に伸し掛かるような体勢になってしまいながら、手も使って中心を抜く。
「……く、ぅ……!」
「んん……、ンぅ!」
興奮が高まり、ほぼ同時に達する。
ソーマの蜜はセイの体に、セイのものはソーマの口に放たれた。
ゴクリとソーマは喉を鳴らす。独特な味と匂いが口内に広がってきて恍惚と唇を舐める。
感じ入っていうことの効かない体をなんとか持ち上げ、指が抜けるのを名残惜しく思いながらセイの上から下りた。
呼吸がまだ整わないまま、ベッドの上で足をМ字に広げて座る。
セイが後を追うように上半身を上げると、ソーマは視線が合うなり挑発的に微笑みかける。
白を基調にした気品のある部屋は、ソファやテーブルのある寛げる空間からドアを隔てた先にベッドルームがある。
常であれば興味を惹かれるであろう特別感ある内装には目もくれずに移動し、二人で広いベッドに雪崩れ込む。
弾力のあるマットが揺れながら二人を受け止めた。
シーツに皺が寄り、金の刺繍の施されたベッドライナーがズレるのも全く気にしない。
「灯り、どうする?」
「枕元のだけで良いかな……雰囲気出るだろ」
ソーマの返答を聞いたセイは目を細め、ベッドサイドにあるボタンに手を伸ばして灯りを調節する。
薄暗い中で、橙色の光が互いの姿を浮かび上がらせた。
ソーマは座っているセイの太ももに手を掛け、起立したモノに顔を寄せる。
「な、もういいか……?」
「いいよ、ソーマ。でも、体勢を変えよう」
二人が乗っても余裕のある大きなベッドに寝そべったセイは、ソーマに自分の顔を跨ぐように促した。
ソーマの顔の前にセイの昂りが、セイの方にはソーマの欲望がある状態だ。
「こ、これ……なんか恥ずかしいな……」
こういった体位の知識はあったが試したことはなかったため、ソーマが落ち着かな気に腰を震わせる。
「恥ずかしがってる顔が見えないのが残念だ」
「んんっ」
セイがソーマの中心をざらりと舐める。
体を跳ねさせたソーマだったが、自分も待ち焦がれていたモノの先端を咥え込んだ。
そして先走りの蜜の味を舌の腹で感じ、それを堪能したくなる。
唇でくびれを刺激しながら舌先で蜜が溢れる場所を弄る。
「……っ」
ソーマの中心に舌を這わせているセイの吐息が聞こえると、嬉しくなってジュウっと吸う。
呼応するように浮いた腰と膨張した中心が、セイが感じているのだと教えてくれた。
「セイ……ここ、好きだよな」
「ん、……っ気持ち、いいよソーマ」
片手を幹に添えて何度も先端の出し入れを繰り返すと、セイの掠れた声が応える。
溢れて手を濡らす透明な液体が、自分の唾液なのかセイの蜜なのか分からないほど往復した。
「ひゃぁん……っ」
突如、夢中で貪るソーマが嬌声を上げる。
「ぁ、せ、セイ! ま、てぇっ」
口づけたり双玉をやわやわと揉んだりして加減した愛撫をしていたセイが、突然、敏感な場所である裏筋に舌を伝わせたのだ。
そのまま同じ場所を重点的に舐められ、興奮していたソーマの体は強く反応した。
「や……っぁあ!」
背がのけぞり、口からセイの熱が離れてしまう。
片腕では体が支えられなくなり、両手をつく。
もう一度咥え直そうと体を動かすも、
「ァ!?」
次は会陰部を指で押され、膝が崩れ落ちた。
セイの顔がソーマの双丘に埋まる格好になってしまう。
「ご、ごめんセイ……ぃああ! な、も、だめ」
「なにが、だめ、なんだ?」
「そんなとこ……!」
「いつもやってるだろ?」
セイはソーマの尾を指先で弄びながら蕾に舌を這わせていた。
襞を広げるように丁寧に、そして濡れた舌先でその中心の入り口をトントンと突く。
期待でヒクつく蕾とは裏腹に、ソーマは強く首を左右に降る。長い耳がセイの太股に何度も触れた。
「ち、ちがぁ! おれが、なにも出来なくなるぅ!」
「ソーマは気持ちよくなっててくれ。全部俺が、やってやるよ」
「っは……ぅ」
入ってきた舌を内壁は歓迎していた。
ナカを濡らすためにゆっくりと唾液を塗りつけ解していく。
「ふ、ぁん!」
尾を弄っていた指先が一本、舌とともに内部を荒らし始める。
「この辺り、だろ?」
「ぁ、あ……っ」
ソーマの体を知り尽くしているセイは、すぐに一点を探り当てる。
そこを擦り上げる度にソーマの中心は蜜をとろとろと溢れさせた。
このままセイから与えられる快感に身を任せたいと、ソーマの体は堕ちていきそうになる。とろけた表情でセイの中心を見つめ、唇から甘い声を零し続ける。
「……っ」
だが、次に息をのんだのはセイだった。
「ん……っむぅ」
ソーマがセイの猛ったものを、先端から根元まで一気に熱い口内に納めたのだ。
「そ、ソーマ……っ」
セイの戸惑いと熱をはらんだ声を聞きながら、喉の奥まで咥え込んだそれに強く吸い付く。
今度は自分の番だとばかりに、ソーマは中心に唾液を絡めながら出し入れした。
だが、セイの愛撫も止まらない。
どちらの中心も張りつめていて、相手の限界が近いことがお互いに分かる。
「っ、イキ、そうだ」
「セイっ……俺、もぉ……!」
会話を合図に、セイは中を弄る指を二本に増やし、片手をソーマの中心に伸ばした。
ソーマも、セイの体に伸し掛かるような体勢になってしまいながら、手も使って中心を抜く。
「……く、ぅ……!」
「んん……、ンぅ!」
興奮が高まり、ほぼ同時に達する。
ソーマの蜜はセイの体に、セイのものはソーマの口に放たれた。
ゴクリとソーマは喉を鳴らす。独特な味と匂いが口内に広がってきて恍惚と唇を舐める。
感じ入っていうことの効かない体をなんとか持ち上げ、指が抜けるのを名残惜しく思いながらセイの上から下りた。
呼吸がまだ整わないまま、ベッドの上で足をМ字に広げて座る。
セイが後を追うように上半身を上げると、ソーマは視線が合うなり挑発的に微笑みかける。
27
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み/現在毎日更新予定
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
見捨てられ勇者はオーガに溺愛されて新妻になりました
おく
BL
目を覚ましたアーネストがいたのは自分たちパーティを壊滅に追い込んだ恐ろしいオーガの家だった。アーネストはなぜか白いエプロンに身を包んだオーガに朝食をふるまわれる。
アルファの双子王子に溺愛されて、蕩けるオメガの僕
めがねあざらし
BL
王太子アルセインの婚約者であるΩ・セイルは、
その弟であるシリオンとも関係を持っている──自称“ビッチ”だ。
「どちらも選べない」そう思っている彼は、まだ知らない。
最初から、選ばされてなどいなかったことを。
αの本能で、一人のΩを愛し、支配し、共有しながら、
彼を、甘く蕩けさせる双子の王子たち。
「愛してるよ」
「君は、僕たちのもの」
※書きたいところを書いただけの短編です(^O^)
オオカミ様に抱かれたい!
万里
BL
ISB(異種共生対策局)のバディ、ルカとガルドは、性格も属性も正反対で、顔を合わせれば喧嘩ばかり。ある満月の夜、ルカは凶暴な変異体に出会い、絶体絶命のピンチに。
その時、ルカを救ったのは、美しく気高い「人狼」だった。ふかふかの毛並みに抱き寄せられ、命懸けで守られたルカは、その正体が目の前の嫌いな相棒・ガルドだとは露知らず、狼の姿に「運命」を感じて一目惚れ。
■ 登場人物
ルカ(Ω / オメガ)
属性・立場: ISBの捜査官。非常に珍しく、かつ社会的に守られるべき存在のΩ。
性格: 潔癖、真面目、融通が利かない。Ωであることを弱みと思わず、抑制剤で属性を隠して強気に振る舞っている。
現在: ガルドを「野蛮で不潔な男」と嫌っているが、自分を救った「銀狼」を神のように崇拝し、恋に落ちている。
ガルド(α / アルファ)
属性・立場: ルカのバディ。強大な力を持つα。実は希少種である「人狼(ビースト)」だが、迫害を避けるため周囲には隠している。
性格: ガサツ、直感的、ぶっきらぼう。満月の夜だけは人狼の姿を制御できなくなる。
現在: 実は以前からルカを大切に思っているが、ルカが自分の「人狼の姿」に一目惚れしたせいで、正体を明かせないまま自分の悪口を聞かされる羽目に。
オメガな王子は孕みたい。
紫藤なゆ
BL
産む性オメガであるクリス王子は王家の一員として期待されず、離宮で明るく愉快に暮らしている。
ほとんど同居の獣人ヴィーは護衛と言いつついい仲で、今日も寝起きから一緒である。
王子らしからぬ彼の仕事は町の案内。今回も満足して帰ってもらえるよう全力を尽くすクリス王子だが、急なヒートを妻帯者のアルファに気づかれてしまった。まあそれはそれでしょうがないので抑制剤を飲み、ヴィーには気づかれないよう仕事を続けるクリス王子である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる