男女比1:4の世界に転生した社畜~美少女JKに「あなたをリア充にしてあげるから、私をプロゲーマーにしなさい!!」と言われ秘密のレッスンをする
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
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第21話ブラッディームーン
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先輩たちの協力で俺の引っ越しの荷物はほとんど片づけが終わった。
「すいません。手伝わせちゃって……」
先輩の首筋に溜まった玉のような汗が、ツーっと流れ落ち控えめな胸元へと落ちていく……その様子が俺には酷くセクシーなもに見えてしまい視線は、首筋から鎖骨、鎖骨から胸元へと地球の法則の様に吸い寄せられていた。
「ふふふふ。いいのよ。今日越してくるのは分かっていた事だし、多分シズリ先生もそれを見越して行けって言ったと思うから」
鈴谷先輩は俺の方をチラリと見て微笑すると、俺が胸元を見ていたことを気に留める様子もなく自然な態度でサラリと流した。
気が付いた上で見逃してくれたんだろうなぁ……
「あははは。確かにシズリ先生って面倒見はいいけど、問題児と優等生をマッチングさせて楽してる部分はありますしね……」
アンナ先輩の瞳のハイライトが消えた。
「それで出会ったのが先輩方と……」
なるほど。問題児専門の介護人を見つけるのが得意なあの人らしい手口だ。
「おい。こーはい流石にうちに失礼じゃないか?」
「まぁまぁアンナ。全て事実じゃない。一年の時にシズリ先生に私を紹介されるまで出席日数もギリギリだったじゃない……」
「うっ! それはまぁそうですけど……」
杏那先輩は流石に旗色が悪いと感じたのか、それ以上何も言う事は控えた様だ。
「須藤君。お夕飯は誰かと約束とかしてるかしら? していないようなら一緒に夕食でもどうかしら? 近所の喫茶店なんだけど……ケーキも食事もおいしいのよ」
「予定はありませんけど……いいんですか?」
「もちろん。ここだと話しずらい事もあるし……いいわよねアンナ?」
「うちがカオル先輩に逆らえる訳ないじゃないですか……それに今日はバイトもないですし……」
「それもそうね……20時にこの部屋に来るからお財布だけ持ってきなさい」
「それじゃぁーこーはい。またなぁー」
二人は去っていった。
汗でべっとりと張り付いた前髪を不快に感じて俺はシャワーを浴びる。
折角綺麗な女の子達と食事するのだからと、脇や耳の裏と言った汗や皮脂が溜まりやすい部分を入念に洗い、真新しいシャツとパンツを履いて玄関の横にある冷蔵庫へ向かう。
いくら四月の陽気とは言え風呂上りの火照ったカラダには、冷たい飲み物が飲みたくなるからだ。
今日はサイダーでも飲もうかな……
そんな事を考えながら冷蔵庫のドアを開けた瞬間。
玄関のチャイムが鳴った。
ピンポーン。
「はーい」
部屋に備え付けられたディスプレイを見ると、雛未と綾瀬がそこに居た。
「あ、豊君こんばんわ~~お部屋入れてくれない?」
「引っ越しの荷物片づけるの手伝うよ」
「鍵開いてるから入っていよ」
「「はーい」お邪魔しまーす」
するとガチャリと音を立ててドアが開いた。
俺は忘れていた。今現在俺はパンツとシャツしか着ていないことを……
そしてそんな状況に遭遇した女子が、どんな行動をするのかとという事を……
「……あ」
俺は一瞬固まった。
パンイチの男が冷蔵庫を開けている光景が、エントランスにいる他の生徒たちに御開帳されているしかも今ここで、唯と香が悲鳴でも上げてしまえば、俺は良くて変態。悪くて露出狂や色情魔、レイプ野郎と呼ばれても仕方がない状態だ。
二人は叫ぶことを我慢した様子でドアを閉める。
「……ズボン履いて……」
と言う唯の言葉に、俺は無言で頷くと急いでズボンと上着を着て謝罪した。
………
……
…
分かれからの事を所々省きながら説明を終える。
「へーそれで豊くんは、私達以外の綺麗なお姉さん達と、よろしくやってたって訳なんだ」
香はジト目でこちらを見ながら、ストローでサイダーをちゅるちゅると吸っている。
「いいなぁ~~年上のクールで包容力のある美人系お姉さんって! うちのおねぇにはない属性でうらやましい」
「唯それどういう事?」
「い、いやぁ~~」
姉妹喧嘩が勃発しかけているのを横目に俺はソーダを飲んだ。
「すいません。手伝わせちゃって……」
先輩の首筋に溜まった玉のような汗が、ツーっと流れ落ち控えめな胸元へと落ちていく……その様子が俺には酷くセクシーなもに見えてしまい視線は、首筋から鎖骨、鎖骨から胸元へと地球の法則の様に吸い寄せられていた。
「ふふふふ。いいのよ。今日越してくるのは分かっていた事だし、多分シズリ先生もそれを見越して行けって言ったと思うから」
鈴谷先輩は俺の方をチラリと見て微笑すると、俺が胸元を見ていたことを気に留める様子もなく自然な態度でサラリと流した。
気が付いた上で見逃してくれたんだろうなぁ……
「あははは。確かにシズリ先生って面倒見はいいけど、問題児と優等生をマッチングさせて楽してる部分はありますしね……」
アンナ先輩の瞳のハイライトが消えた。
「それで出会ったのが先輩方と……」
なるほど。問題児専門の介護人を見つけるのが得意なあの人らしい手口だ。
「おい。こーはい流石にうちに失礼じゃないか?」
「まぁまぁアンナ。全て事実じゃない。一年の時にシズリ先生に私を紹介されるまで出席日数もギリギリだったじゃない……」
「うっ! それはまぁそうですけど……」
杏那先輩は流石に旗色が悪いと感じたのか、それ以上何も言う事は控えた様だ。
「須藤君。お夕飯は誰かと約束とかしてるかしら? していないようなら一緒に夕食でもどうかしら? 近所の喫茶店なんだけど……ケーキも食事もおいしいのよ」
「予定はありませんけど……いいんですか?」
「もちろん。ここだと話しずらい事もあるし……いいわよねアンナ?」
「うちがカオル先輩に逆らえる訳ないじゃないですか……それに今日はバイトもないですし……」
「それもそうね……20時にこの部屋に来るからお財布だけ持ってきなさい」
「それじゃぁーこーはい。またなぁー」
二人は去っていった。
汗でべっとりと張り付いた前髪を不快に感じて俺はシャワーを浴びる。
折角綺麗な女の子達と食事するのだからと、脇や耳の裏と言った汗や皮脂が溜まりやすい部分を入念に洗い、真新しいシャツとパンツを履いて玄関の横にある冷蔵庫へ向かう。
いくら四月の陽気とは言え風呂上りの火照ったカラダには、冷たい飲み物が飲みたくなるからだ。
今日はサイダーでも飲もうかな……
そんな事を考えながら冷蔵庫のドアを開けた瞬間。
玄関のチャイムが鳴った。
ピンポーン。
「はーい」
部屋に備え付けられたディスプレイを見ると、雛未と綾瀬がそこに居た。
「あ、豊君こんばんわ~~お部屋入れてくれない?」
「引っ越しの荷物片づけるの手伝うよ」
「鍵開いてるから入っていよ」
「「はーい」お邪魔しまーす」
するとガチャリと音を立ててドアが開いた。
俺は忘れていた。今現在俺はパンツとシャツしか着ていないことを……
そしてそんな状況に遭遇した女子が、どんな行動をするのかとという事を……
「……あ」
俺は一瞬固まった。
パンイチの男が冷蔵庫を開けている光景が、エントランスにいる他の生徒たちに御開帳されているしかも今ここで、唯と香が悲鳴でも上げてしまえば、俺は良くて変態。悪くて露出狂や色情魔、レイプ野郎と呼ばれても仕方がない状態だ。
二人は叫ぶことを我慢した様子でドアを閉める。
「……ズボン履いて……」
と言う唯の言葉に、俺は無言で頷くと急いでズボンと上着を着て謝罪した。
………
……
…
分かれからの事を所々省きながら説明を終える。
「へーそれで豊くんは、私達以外の綺麗なお姉さん達と、よろしくやってたって訳なんだ」
香はジト目でこちらを見ながら、ストローでサイダーをちゅるちゅると吸っている。
「いいなぁ~~年上のクールで包容力のある美人系お姉さんって! うちのおねぇにはない属性でうらやましい」
「唯それどういう事?」
「い、いやぁ~~」
姉妹喧嘩が勃発しかけているのを横目に俺はソーダを飲んだ。
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