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第2章【三日月が満ちるまで】
30♥クイックリリースの誘惑と、不浄のレタリング | 無意識のT、指が綴る【宇佐美】
★★★
本作はR18ではありませんが、宇佐美の「下着の色と形状」に対する妄想はまだまだ止まりません。
理性と煩悩の間で激しくバグり散らかす宇佐美を見守っていただける方は、そのままお進みください。
★★★
翌火曜日。
前日の川口との酒がまだ若干体に残っているが、体が重いのはアルコールのせいだけではない。
いつもならパソコンに向かうだけで「仕事モード」へと自動でスイッチが入るのに、今日はシステムそのものに致命的な欠陥が生じている。
原因は明白だ。
昨日、川口が俺の脳内に強制インストールした「深紅の裏仕様」という名の悪質なウイルス。
論理的な思考回路を寸断し、視覚情報の優先度を勝手に書き換えるその有害なコードは、俺の理性を内側からじわじわと侵食し続けている。
そのウイルスが最も猛威を振るうのは、原因である「観測対象」が視界に入った瞬間だ。
出社早々、俺の視覚センサーが捉えた今日の三井さんは淡いブルーのブラウスに黒のスカート姿。
非の打ち所がない、完璧なまでのビジネスカジュアル。
だが。
悪質なウイルスのせいで、俺の視界はあろうことかその清楚な外装を透過して深層の仕様を暴こうと試行を始める。
(あの布地の数ミリ下には……川口の言うような『深紅』が潜んでいるというのか?)
川口の言葉は、根拠のない単なる妄想に過ぎない。
冷静に考えれば一蹴すべき低俗な仮説だ。
しかし、一度脳内に展開されたその『深紅』の色彩が網膜にこびりついて離れない。
オフィスの棚にあるカラーチャートを取り出す。
仕事でロゴの色彩指定を確認するフリをしながら、俺の視線は無意識にレッド系のチップを走査していた。
(……いや、待て。今日の彼女の淡いブルーのブラウスに高彩度の赤は透過率が高すぎる。色彩の整合性を考えればもう少し明度を落としたボルドー、あるいはワインレッドと推測するのが合理的か……)
論理的な推論を重ねた結果に納得しかけ、俺はあまりの馬鹿馬鹿しさに眩暈がした。
邪な妄想を理性で抑え込もうとするが、数分後にはまた視線が彼女を追尾している。
(川口は紐同然のTバックだと言っていたが。一般的な会社員があのような非効率的な下着を常用しているとは考えにくい)
一向に進まない企画書。
頭の中はもう紐のTバックで溢れそうになっている。
(日常的にTバック着用……それは何のメタデータだ? 自己満足か?)
先週の金曜日の記憶が強烈なフラッシュバックとなって脳内を駆け巡る。
(……もしかして。シャブリのプルミエ・クリュを「特別」だと教えた、あの「誰か」のためなのか?)
もし、その「誰か」が俺の知らない彼女の裏仕様をすべて把握しているのだとしたら。
脳内の演算回路が、最悪のシナリオを次々と生成し始める。
その下着は誰かに見せるためではなく、その「誰か」に脱がせてもらうために――。
その男は俺がまだ一度も触れたことのない彼女の肌の温度も、ブラウスの下に隠された秘め事も、すべてを既知の事実として所有しているというのか。
情報の格差という言葉では片付けられない、胸を掻きむしりたくなるような醜悪な独占欲が、俺の理性を内側から覆い尽くしていく。
(……そもそも、紐同然のTバックとは構造的に極めて不安定ではないか)
混濁した思考の隙間に、別の懸念が湧き上がった。
(もし業務中にその紐が解けたらどうする? ブラウスとスカートという完璧なビジネスカジュアルの裏側で、制御不能な布地が物理的なエラーを引き起こすリスク……)
混濁した思考の海から、かつて「サンプルデータ」として視聴した映像の記憶が浮上する。
(……俺が観測した限りの情報では、あの手の紐は指先でわずかに引くだけで驚くほど容易に解放されていた。いわば、解けることが前提の『クイックリリース仕様』だ)
想像は勝手に加速する。
彼女がコピー機の前で屈んだ拍子に、あるいは廊下を急ぎ足で歩いた衝撃で、その細い紐がスルスルと解けていく光景。
物理法則に従って、重力に引かれた布地が音もなく床に落ちる致命的なエラー。
(……っ!)
咄嗟に片手で口を覆う。
自身の脳が描き出した高精細なシミュレーション映像に、動悸とはまた違う熱い何かが込み上げてくる。
彼女がそんな無防備な姿を晒し、好奇の目に晒されるなど、想像するだけで胸の奥が焼けるように熱くなる。
(絶対に他の奴らにあんな光景を見せるわけにはいかない。守らなければ……とは言え上司としてどう動くのが正解だ?)
彼女に『その細い紐による保持は物理的に極めて脆弱だ。破綻を招く前に、仕様の見直しを推奨する』などと言えるはずがない。
(セクハラ? いや、それ以前の問題だ。これは俺たちの関係に対する致命的なシステムエラーだ。紐一本の指摘で彼女の中にある『尊敬すべき上司』という俺の定義が完全に崩壊する……。そんなリスク、到底冒せるはずがない!)
ふと視線を落とした瞬間、自分の指先が卓上のメモ用紙に「T」の文字を無意識に、しかもレタリングするかのような丁寧さで書き連ねていることに気づき戦慄した。
俺は脳が吐き出したその「不浄な願望の結晶」をシュレッダーにかける勢いで破り捨て、深く呼吸を整える。
(……これでは、ただの変態ではないか!)
***
熱を帯びた思考を再起動させるべくコーヒーを一口飲む。
と、そのタイミングで三井さんが書類を手に俺のデスクへとやって来た。
「宇佐美さん。頼まれていた資料、まとめておきました」
正面に立った彼女の姿を目にした瞬間、川口の言葉が脳内で勝手にレンダリングを開始した。
(情熱的な深紅の総レースや、紐同然のTバック……彼専用の勝負仕様……)
持っていたペンを折らんばかりに指先に力がこもる。
視線をどこに置いていいか分からず、俺は不自然な角度で彼女の首筋あたりを凝視してしまった。
(やはり特定の「彼」が実在するのか。その「彼」だけが、このブラウスの下の……)
「宇佐美さん? あの、これ、書類を……」
怪訝そうな顔でこちらを覗き込む彼女の声に、俺は我に返った。
「……あ、ああ。すまない。極めて優先順位の高い案件のことで、リソースを使い果たしていた」
「宇佐美さん、顔が赤いですけど……。どこか、具合でも悪いんですか?」
三井さんの慈愛に満ちた眼差しが、俺の醜悪な脳内キャッシュを容赦なく焼き払っていく。
彼女は今この瞬間も、俺を「尊敬すべき上司」として見ているのだ。
それなのに、俺は――。
「……大丈夫だ。心配かけてすまない」
「あまり無理しないでくださいね。私に手伝えることがあれば、いつでも言ってください」
そう言って彼女が総務席へと戻ると、入れ替わりで川口が忍び寄ってきた。
「宇佐美さん、朝から顔色悪いっすねー。昨日の酒が抜けてないっていうか、熱でもあるんじゃないっすか?」
ニヤけ顔で栄養ドリンクを差し出してくる川口。
やつは俺の耳元に顔を寄せ、悪魔の囁きを落としていった。
「今日の三井さんの服なら、下着は同系統のブルーか淡いピンクっしょ。……あ、でも逆に裏をかいて『白のコットン』っていう清楚の極みパターンも捨てがたいっすね」
「……貴様、社内でそのような低俗な推測を口にするな」
「……とか言っちゃって、本当は僕の予測精度が気になってるんじゃないっすか?」
否定できない。
否定した瞬間に、自分の脳内で行っていた「ボルドー説」の検証さえも露呈しそうで、言葉が詰まる。
「それよりも三井さん、彼氏いるんですかね? 僕はそっちのほうがプライオリティ高いっすわ」
本作はR18ではありませんが、宇佐美の「下着の色と形状」に対する妄想はまだまだ止まりません。
理性と煩悩の間で激しくバグり散らかす宇佐美を見守っていただける方は、そのままお進みください。
★★★
翌火曜日。
前日の川口との酒がまだ若干体に残っているが、体が重いのはアルコールのせいだけではない。
いつもならパソコンに向かうだけで「仕事モード」へと自動でスイッチが入るのに、今日はシステムそのものに致命的な欠陥が生じている。
原因は明白だ。
昨日、川口が俺の脳内に強制インストールした「深紅の裏仕様」という名の悪質なウイルス。
論理的な思考回路を寸断し、視覚情報の優先度を勝手に書き換えるその有害なコードは、俺の理性を内側からじわじわと侵食し続けている。
そのウイルスが最も猛威を振るうのは、原因である「観測対象」が視界に入った瞬間だ。
出社早々、俺の視覚センサーが捉えた今日の三井さんは淡いブルーのブラウスに黒のスカート姿。
非の打ち所がない、完璧なまでのビジネスカジュアル。
だが。
悪質なウイルスのせいで、俺の視界はあろうことかその清楚な外装を透過して深層の仕様を暴こうと試行を始める。
(あの布地の数ミリ下には……川口の言うような『深紅』が潜んでいるというのか?)
川口の言葉は、根拠のない単なる妄想に過ぎない。
冷静に考えれば一蹴すべき低俗な仮説だ。
しかし、一度脳内に展開されたその『深紅』の色彩が網膜にこびりついて離れない。
オフィスの棚にあるカラーチャートを取り出す。
仕事でロゴの色彩指定を確認するフリをしながら、俺の視線は無意識にレッド系のチップを走査していた。
(……いや、待て。今日の彼女の淡いブルーのブラウスに高彩度の赤は透過率が高すぎる。色彩の整合性を考えればもう少し明度を落としたボルドー、あるいはワインレッドと推測するのが合理的か……)
論理的な推論を重ねた結果に納得しかけ、俺はあまりの馬鹿馬鹿しさに眩暈がした。
邪な妄想を理性で抑え込もうとするが、数分後にはまた視線が彼女を追尾している。
(川口は紐同然のTバックだと言っていたが。一般的な会社員があのような非効率的な下着を常用しているとは考えにくい)
一向に進まない企画書。
頭の中はもう紐のTバックで溢れそうになっている。
(日常的にTバック着用……それは何のメタデータだ? 自己満足か?)
先週の金曜日の記憶が強烈なフラッシュバックとなって脳内を駆け巡る。
(……もしかして。シャブリのプルミエ・クリュを「特別」だと教えた、あの「誰か」のためなのか?)
もし、その「誰か」が俺の知らない彼女の裏仕様をすべて把握しているのだとしたら。
脳内の演算回路が、最悪のシナリオを次々と生成し始める。
その下着は誰かに見せるためではなく、その「誰か」に脱がせてもらうために――。
その男は俺がまだ一度も触れたことのない彼女の肌の温度も、ブラウスの下に隠された秘め事も、すべてを既知の事実として所有しているというのか。
情報の格差という言葉では片付けられない、胸を掻きむしりたくなるような醜悪な独占欲が、俺の理性を内側から覆い尽くしていく。
(……そもそも、紐同然のTバックとは構造的に極めて不安定ではないか)
混濁した思考の隙間に、別の懸念が湧き上がった。
(もし業務中にその紐が解けたらどうする? ブラウスとスカートという完璧なビジネスカジュアルの裏側で、制御不能な布地が物理的なエラーを引き起こすリスク……)
混濁した思考の海から、かつて「サンプルデータ」として視聴した映像の記憶が浮上する。
(……俺が観測した限りの情報では、あの手の紐は指先でわずかに引くだけで驚くほど容易に解放されていた。いわば、解けることが前提の『クイックリリース仕様』だ)
想像は勝手に加速する。
彼女がコピー機の前で屈んだ拍子に、あるいは廊下を急ぎ足で歩いた衝撃で、その細い紐がスルスルと解けていく光景。
物理法則に従って、重力に引かれた布地が音もなく床に落ちる致命的なエラー。
(……っ!)
咄嗟に片手で口を覆う。
自身の脳が描き出した高精細なシミュレーション映像に、動悸とはまた違う熱い何かが込み上げてくる。
彼女がそんな無防備な姿を晒し、好奇の目に晒されるなど、想像するだけで胸の奥が焼けるように熱くなる。
(絶対に他の奴らにあんな光景を見せるわけにはいかない。守らなければ……とは言え上司としてどう動くのが正解だ?)
彼女に『その細い紐による保持は物理的に極めて脆弱だ。破綻を招く前に、仕様の見直しを推奨する』などと言えるはずがない。
(セクハラ? いや、それ以前の問題だ。これは俺たちの関係に対する致命的なシステムエラーだ。紐一本の指摘で彼女の中にある『尊敬すべき上司』という俺の定義が完全に崩壊する……。そんなリスク、到底冒せるはずがない!)
ふと視線を落とした瞬間、自分の指先が卓上のメモ用紙に「T」の文字を無意識に、しかもレタリングするかのような丁寧さで書き連ねていることに気づき戦慄した。
俺は脳が吐き出したその「不浄な願望の結晶」をシュレッダーにかける勢いで破り捨て、深く呼吸を整える。
(……これでは、ただの変態ではないか!)
***
熱を帯びた思考を再起動させるべくコーヒーを一口飲む。
と、そのタイミングで三井さんが書類を手に俺のデスクへとやって来た。
「宇佐美さん。頼まれていた資料、まとめておきました」
正面に立った彼女の姿を目にした瞬間、川口の言葉が脳内で勝手にレンダリングを開始した。
(情熱的な深紅の総レースや、紐同然のTバック……彼専用の勝負仕様……)
持っていたペンを折らんばかりに指先に力がこもる。
視線をどこに置いていいか分からず、俺は不自然な角度で彼女の首筋あたりを凝視してしまった。
(やはり特定の「彼」が実在するのか。その「彼」だけが、このブラウスの下の……)
「宇佐美さん? あの、これ、書類を……」
怪訝そうな顔でこちらを覗き込む彼女の声に、俺は我に返った。
「……あ、ああ。すまない。極めて優先順位の高い案件のことで、リソースを使い果たしていた」
「宇佐美さん、顔が赤いですけど……。どこか、具合でも悪いんですか?」
三井さんの慈愛に満ちた眼差しが、俺の醜悪な脳内キャッシュを容赦なく焼き払っていく。
彼女は今この瞬間も、俺を「尊敬すべき上司」として見ているのだ。
それなのに、俺は――。
「……大丈夫だ。心配かけてすまない」
「あまり無理しないでくださいね。私に手伝えることがあれば、いつでも言ってください」
そう言って彼女が総務席へと戻ると、入れ替わりで川口が忍び寄ってきた。
「宇佐美さん、朝から顔色悪いっすねー。昨日の酒が抜けてないっていうか、熱でもあるんじゃないっすか?」
ニヤけ顔で栄養ドリンクを差し出してくる川口。
やつは俺の耳元に顔を寄せ、悪魔の囁きを落としていった。
「今日の三井さんの服なら、下着は同系統のブルーか淡いピンクっしょ。……あ、でも逆に裏をかいて『白のコットン』っていう清楚の極みパターンも捨てがたいっすね」
「……貴様、社内でそのような低俗な推測を口にするな」
「……とか言っちゃって、本当は僕の予測精度が気になってるんじゃないっすか?」
否定できない。
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