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ラルフは中庭を抜け、借りている客人用の部屋へと歩いて行く。
その扉の前にカミルが背を預けて立っていた。
「カミル兄さん」
「着いたその日にディアナ嬢へ告白か。しかも、その様子じゃ、イイ返事貰えてないな」
勘の鋭いカミルにラルフは渋い顔をする。
「ああいうタイプはストレートに攻めるのが一番だ。毎日好きだと言い続けたらいい」
「兄さんに女性の落とし方を教わる日がくるなんてね」
「お前は今まで女性を口説いたことなんてねぇだろ」
カミルの指摘は正しい。
真面目に付き合ったことはあっても、ラルフが自分から本気で口説いた女性はいなかった。
「あのじゃじゃ馬を飼い慣らせるのはお前ぐらいかもしれんなぁ。俺は明日領地へ戻る。頑張れよ」
すれ違いざま肩をぽんと叩いて、カミルは自分の部屋へと戻って行く。
ラルフは溜息を飲み込んだ。
寝る前にやらなければならない事がある。
部屋へ入り、カミルへ確認した件を手紙へ書いたラルフは、それを魔法で転送させた。
シグルドの執務室へ届くよう設定している。
カミルはこれから少し面倒事に巻き込まれるだろう。
だが、それは自業自得の部分もあるので仕方がないとラルフは思う。
翌朝、カミルを見送ったラルフとディアナは、サクランボ畑へと向かった。
祭は朝から夜遅くまで開かれている。
すでに街は多くの人で賑わっていた。
その喧騒を通り抜け、少し歩けばフォルスト自慢のサクランボ畑が見えてくる。
広い畑の先は見えないほどで、白い花を付けた低い木が並ぶ様は壮観だった。
甘い匂いが苦手なラルフだが、自然の香りの為か抵抗なく嗅ぐことが出来た。
「いい香りだ」
「サクランボ畑の香りが私にとっての故郷なんです。帝都にいた時、この季節になると恋しくなることがありました」
ラルフはじっと彼女の横顔を眺める。
領地の話なら自然に出来るのだと、ここが彼女にとって大切な場所なのだと改めて感じた。
そしてディアナのシャツから覗く首元に何も掛かっていないのを見て、残念な気持ちになる。
昨夜、彼女へ渡したのは――緑と茶色が絶妙に混ざり合った――アンダリュサイトのネックレスだ。
自分の瞳と良く似た石を探し出し、細い金色の鎖へ付けたものだった。
彼女の色味に比べれば地味な色だ。
「中将へ見て頂けて良かった。ここはフォレスト領自慢の景色なんです」
風が吹く。
サクランボの花が揺れる。
ディアナのひとつに括られているプラチナブロンドの髪も花のように揺れる。
サクランボ畑の中にいる彼女の姿はどこか幻想的で、ラルフは目が離せなかった。
恋心を自覚してからは早かった。
寝ても覚めても、考えるのはディアナのことだけ。
手を伸ばせば触れることの出来る距離なのに、叶わないのがもどかしい。
「ディアナ嬢」
「はい?」
「君はもう軍人ではないだろう。ラルフと呼んでくれないか?」
「ですが」
「カミル兄さんのことはカミルと呼び捨てなのに?」
あの人はまぁ、とディアナは苦笑した。
カミルとラルフでは何もかもが違う。
「私はディアナと呼んでも?」
恋情などなくても、出会ってまだ日も経たない男と親し気に名前を呼び合うなど面白くない。
ディアナの前では余裕のある大人の男でいたいのに、心中はまるで成人前の幼さだ。
それでも何とか表情だけは崩さないようにする。
ディアナとラルフはしばらくサクランボ畑を散策した後、屋台が出ている辺りへ移動した。
サクランボ畑とは違い、美味しそうな匂いが漂っている。
「これは悩むな」
「みんな頑張ってくれていて。このサンドイッチは郷土料理なんですよ」
彼女が示したのは細長いパンの真ん中へ野菜や薄切り肉が盛り上がるほど詰め込まれたサンドイッチだった。
それなりに食べるラルフから見ても、一個で腹が満たされるぐらいの大きさだ。
「家庭によって味は変わるんですけど、ここのお店は塩気のあるチーズがソースに混ぜてあって美味しいんです」
「ディアナが勧めてくれるんだったら、それにしよう」
「っ、はい」
名前を呼ばれ、戸惑いながらもディアナは返事をする。
具の違うサンドイッチを買い、隣の店で飲み物を買う。
二人は運良く空いていた席へ座ることが出来た。
指を組んで豊穣の女神へ祈りを捧げると、二人は同時にパンへ齧り付いた。
「ん、やっぱり美味しい」
垂れ目を更に下げて彼女はパンを咀嚼している。
その自然な姿に、ラルフの目元も緩む。
軍属の時は部署が違ったので、一緒に食事を取ったことはない。
帝都でカフェに入った時は飲み物だけだったし、何より話の内容が内容だった。
そう思えば、今のこの時間は得難いものだ。
美味しそうに食べるディアナの隣で、ラルフもまたしっかりとフォルストの味を堪能した。
「どこか行きたいお店とかありますか?長い休暇ですし、うちの領地で行きたいところがあればご案内します。もし遠出するなら屋敷の馬をお貸ししますよ」
「今日はもう少しゆっくりこの辺りを散歩したい。明日からはフォルスト領でディアナの好きな場所があれば、そこへ連れて行ってくれる?」
「あの、中将」
「ラルフ」
「ラルフ、さま」
言い直され、ディアナは躊躇いながら名前を呼ぶ。
「でしたら、明日にでもうちの馬へ会ってやって下さい。皆、良い子ですけど、互いに好みもあると思うので」
「そうだね」
馬は繊細な動物だ。
乗馬が得意な者でも馬との相性が悪いと振り落とされることもある。
ラルフは素直に頷いた。
二人は当てもなく屋台を見て回り、時には店の中を覗いた。
「帝都の祭にもしばらく参加することがなかったから楽しいよ」
「え?」
「閣下や副官殿と交代で軍本部へ詰めていたんだ。ああいう時は何が起こるか分からないだろう?上になれば避けられない仕事もあるからね」
ディアナは警邏だったこともあり、祭は必ず同僚と組んで巡回をしていた。
ラルフも仕事だったことは知らなかった。
先日、アリシアがディアナへ話したことが耳の奥に残っている。
「シア姉さんが、ラルフ様以外には口外しないようにと私に伝えたことがあります」
「副官殿が?」
「いずれファーレンハイト大将閣下が退かれる時、閣下はラルフ様を大将へ推すと。今の軍にはラルフ様以上の人材はいないって」
「それは現時点での話だろう。数年後には他の誰かがいるかもしれない」
「だとしても、ラルフ様は帝国軍には欠かせない御方です。だから」
ラルフはディアナの手を取った。
その先を聞く勇気はなかった。
「どうか、まだ答えは出さないで。例えディアナの気持ちが変わらないとしても」
「ラルフ様」
「花逢祭が終わるまで、私にディアナの隣で過ごす時間をくれないかな?」
きゅっと眉を寄せたディアナの、その辛そうな顔にラルフは胸を痛める。
笑顔でいて欲しい。
それなのに、彼女から笑顔を奪ってしまう。
「……駄目、なんです」
ディアナは零した。
ラルフは軍に必要な人物である。
彼が転移魔法を使えば、毎日帝都の軍本部へ通う事は可能だ。
だが職務上、帝都へ留まることも多いだろうし、ラルフがフォルストに住めば初動が遅れるかもしれない。
転移魔法は魔力を多く使う。
それが原因でラルフに何かあったら軍にとって致命的な事だ。
自分が彼の仕事の邪魔になることは明白だった。
好きだ、と言われた。
考えて欲しい、と請われた。
ラルフから渡された箱には――ヘーゼル色の――ラルフの瞳にそっくりな石の嵌ったネックレスが入っていた。
恋人も婚約者もいないディアナが異性から初めて貰ったプレゼントであった。
自分の色を渡す意味を、伯爵令嬢であるディアナは知っている。
彼が本気なのだと分かった。
それでも一晩、考えに考え抜いて無理だと思った。
婚姻を見据えてとなれば、好きという感情だけで受けていい話ではない。
その先にあるものはディアナが想像するより重い。
ラルフは黙ったままディアナの手を握り、足早に人の少ない路地へと入って行く。
狼狽える彼女は何とか付いて行った。
そうして人気のなくなった場所で、ラルフは転移魔法を発動させた。
その扉の前にカミルが背を預けて立っていた。
「カミル兄さん」
「着いたその日にディアナ嬢へ告白か。しかも、その様子じゃ、イイ返事貰えてないな」
勘の鋭いカミルにラルフは渋い顔をする。
「ああいうタイプはストレートに攻めるのが一番だ。毎日好きだと言い続けたらいい」
「兄さんに女性の落とし方を教わる日がくるなんてね」
「お前は今まで女性を口説いたことなんてねぇだろ」
カミルの指摘は正しい。
真面目に付き合ったことはあっても、ラルフが自分から本気で口説いた女性はいなかった。
「あのじゃじゃ馬を飼い慣らせるのはお前ぐらいかもしれんなぁ。俺は明日領地へ戻る。頑張れよ」
すれ違いざま肩をぽんと叩いて、カミルは自分の部屋へと戻って行く。
ラルフは溜息を飲み込んだ。
寝る前にやらなければならない事がある。
部屋へ入り、カミルへ確認した件を手紙へ書いたラルフは、それを魔法で転送させた。
シグルドの執務室へ届くよう設定している。
カミルはこれから少し面倒事に巻き込まれるだろう。
だが、それは自業自得の部分もあるので仕方がないとラルフは思う。
翌朝、カミルを見送ったラルフとディアナは、サクランボ畑へと向かった。
祭は朝から夜遅くまで開かれている。
すでに街は多くの人で賑わっていた。
その喧騒を通り抜け、少し歩けばフォルスト自慢のサクランボ畑が見えてくる。
広い畑の先は見えないほどで、白い花を付けた低い木が並ぶ様は壮観だった。
甘い匂いが苦手なラルフだが、自然の香りの為か抵抗なく嗅ぐことが出来た。
「いい香りだ」
「サクランボ畑の香りが私にとっての故郷なんです。帝都にいた時、この季節になると恋しくなることがありました」
ラルフはじっと彼女の横顔を眺める。
領地の話なら自然に出来るのだと、ここが彼女にとって大切な場所なのだと改めて感じた。
そしてディアナのシャツから覗く首元に何も掛かっていないのを見て、残念な気持ちになる。
昨夜、彼女へ渡したのは――緑と茶色が絶妙に混ざり合った――アンダリュサイトのネックレスだ。
自分の瞳と良く似た石を探し出し、細い金色の鎖へ付けたものだった。
彼女の色味に比べれば地味な色だ。
「中将へ見て頂けて良かった。ここはフォレスト領自慢の景色なんです」
風が吹く。
サクランボの花が揺れる。
ディアナのひとつに括られているプラチナブロンドの髪も花のように揺れる。
サクランボ畑の中にいる彼女の姿はどこか幻想的で、ラルフは目が離せなかった。
恋心を自覚してからは早かった。
寝ても覚めても、考えるのはディアナのことだけ。
手を伸ばせば触れることの出来る距離なのに、叶わないのがもどかしい。
「ディアナ嬢」
「はい?」
「君はもう軍人ではないだろう。ラルフと呼んでくれないか?」
「ですが」
「カミル兄さんのことはカミルと呼び捨てなのに?」
あの人はまぁ、とディアナは苦笑した。
カミルとラルフでは何もかもが違う。
「私はディアナと呼んでも?」
恋情などなくても、出会ってまだ日も経たない男と親し気に名前を呼び合うなど面白くない。
ディアナの前では余裕のある大人の男でいたいのに、心中はまるで成人前の幼さだ。
それでも何とか表情だけは崩さないようにする。
ディアナとラルフはしばらくサクランボ畑を散策した後、屋台が出ている辺りへ移動した。
サクランボ畑とは違い、美味しそうな匂いが漂っている。
「これは悩むな」
「みんな頑張ってくれていて。このサンドイッチは郷土料理なんですよ」
彼女が示したのは細長いパンの真ん中へ野菜や薄切り肉が盛り上がるほど詰め込まれたサンドイッチだった。
それなりに食べるラルフから見ても、一個で腹が満たされるぐらいの大きさだ。
「家庭によって味は変わるんですけど、ここのお店は塩気のあるチーズがソースに混ぜてあって美味しいんです」
「ディアナが勧めてくれるんだったら、それにしよう」
「っ、はい」
名前を呼ばれ、戸惑いながらもディアナは返事をする。
具の違うサンドイッチを買い、隣の店で飲み物を買う。
二人は運良く空いていた席へ座ることが出来た。
指を組んで豊穣の女神へ祈りを捧げると、二人は同時にパンへ齧り付いた。
「ん、やっぱり美味しい」
垂れ目を更に下げて彼女はパンを咀嚼している。
その自然な姿に、ラルフの目元も緩む。
軍属の時は部署が違ったので、一緒に食事を取ったことはない。
帝都でカフェに入った時は飲み物だけだったし、何より話の内容が内容だった。
そう思えば、今のこの時間は得難いものだ。
美味しそうに食べるディアナの隣で、ラルフもまたしっかりとフォルストの味を堪能した。
「どこか行きたいお店とかありますか?長い休暇ですし、うちの領地で行きたいところがあればご案内します。もし遠出するなら屋敷の馬をお貸ししますよ」
「今日はもう少しゆっくりこの辺りを散歩したい。明日からはフォルスト領でディアナの好きな場所があれば、そこへ連れて行ってくれる?」
「あの、中将」
「ラルフ」
「ラルフ、さま」
言い直され、ディアナは躊躇いながら名前を呼ぶ。
「でしたら、明日にでもうちの馬へ会ってやって下さい。皆、良い子ですけど、互いに好みもあると思うので」
「そうだね」
馬は繊細な動物だ。
乗馬が得意な者でも馬との相性が悪いと振り落とされることもある。
ラルフは素直に頷いた。
二人は当てもなく屋台を見て回り、時には店の中を覗いた。
「帝都の祭にもしばらく参加することがなかったから楽しいよ」
「え?」
「閣下や副官殿と交代で軍本部へ詰めていたんだ。ああいう時は何が起こるか分からないだろう?上になれば避けられない仕事もあるからね」
ディアナは警邏だったこともあり、祭は必ず同僚と組んで巡回をしていた。
ラルフも仕事だったことは知らなかった。
先日、アリシアがディアナへ話したことが耳の奥に残っている。
「シア姉さんが、ラルフ様以外には口外しないようにと私に伝えたことがあります」
「副官殿が?」
「いずれファーレンハイト大将閣下が退かれる時、閣下はラルフ様を大将へ推すと。今の軍にはラルフ様以上の人材はいないって」
「それは現時点での話だろう。数年後には他の誰かがいるかもしれない」
「だとしても、ラルフ様は帝国軍には欠かせない御方です。だから」
ラルフはディアナの手を取った。
その先を聞く勇気はなかった。
「どうか、まだ答えは出さないで。例えディアナの気持ちが変わらないとしても」
「ラルフ様」
「花逢祭が終わるまで、私にディアナの隣で過ごす時間をくれないかな?」
きゅっと眉を寄せたディアナの、その辛そうな顔にラルフは胸を痛める。
笑顔でいて欲しい。
それなのに、彼女から笑顔を奪ってしまう。
「……駄目、なんです」
ディアナは零した。
ラルフは軍に必要な人物である。
彼が転移魔法を使えば、毎日帝都の軍本部へ通う事は可能だ。
だが職務上、帝都へ留まることも多いだろうし、ラルフがフォルストに住めば初動が遅れるかもしれない。
転移魔法は魔力を多く使う。
それが原因でラルフに何かあったら軍にとって致命的な事だ。
自分が彼の仕事の邪魔になることは明白だった。
好きだ、と言われた。
考えて欲しい、と請われた。
ラルフから渡された箱には――ヘーゼル色の――ラルフの瞳にそっくりな石の嵌ったネックレスが入っていた。
恋人も婚約者もいないディアナが異性から初めて貰ったプレゼントであった。
自分の色を渡す意味を、伯爵令嬢であるディアナは知っている。
彼が本気なのだと分かった。
それでも一晩、考えに考え抜いて無理だと思った。
婚姻を見据えてとなれば、好きという感情だけで受けていい話ではない。
その先にあるものはディアナが想像するより重い。
ラルフは黙ったままディアナの手を握り、足早に人の少ない路地へと入って行く。
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