【やさしいケダモノ】-大好きな親友の告白を断れなくてOKしたら、溺愛されてほんとの恋になっていくお話-

星井 悠里

文字の大きさ
161 / 255
第2章

「これ以上」※

しおりを挟む



「……何回イったか、分かる……?」
「……わ……かんな……」

 はあ、と吐く自分の息がめちゃくちゃ、熱い。

 何回、イけるんだろ。
 自分でする時なんか1回で済ませてたし、啓介も普段はここまではしてこない。……多分、オレが、ぐったりするし、嫌がるから。

「限界までしてみよ?」
「……っ……もう、結構――――……限界、だけど……」

「……も少し――――……」

 脚を持たれて、うまく体を反転させられる。
 俯せで枕に沈んで。

「これ、やだ……」
「……ええから」

「……っ……」

 後ろからされるのって。辛い。

 当たるとこがいつもと違くてどうしていいか分からなくなるし、
 抱き付けないし。
 なんか、奥に――――……。

「……ん、ぅっ……っ、あ……っ」

 深く入れられて、啓介が背に重なってくる。

「……けい……すけ……っ……」
「……気持ちええ?」

 重なったまま奥を刺激されて、快感が強すぎて、ぶる、と首を振る。
 四つん這いみたいになってる、姿勢も恥ずかしいし。

 不意に、啓介の手が前に回って、手慣れた愛撫で、高められる。

「……あっ ……あ……っ……や……――――……も……」

 イきそう、と思った瞬間。深く突き入れられて、でも啓介が先端をきつく、止める、みたいな――――……。


「……あ――――……っひ、あっ……」

 イけなかった。
 ――――……のに、まるで、イったみたいな、感覚。

 頭、真っ白。
 ――――……違和感。

「……ッ?…… え…… な……に?……っ」
「――――……中で、イけた?」

「……っ ……なに……?……あっ……!」

 ぐい、とまた反転させられて、仰向けにされて。

「やだ、待っ――――…… 今、入れんなっ……て」
 
 押しのけようとした抵抗は無視されて。
 また貫かれて。

「……ひあ……!……っ……!」
「――――……中、めっちゃ……絡んでるの分かる?」

「……だっ……て――――……なに……これ……」

 縋るものを求めて、啓介にぎゅうっとしがみつく。

「今、前でイッてないやろ?――――……中だけで……イけた感覚ある?」
「……あ、る――――……」

「――――……そら良かった」

 ふ、と笑って。
 キスされるけど。

「……良く、ねえよ…… お前、これ以上……ほんとに……っ」
「――――……ん?」

「変な、事……っ オレに、教えンなよ……!!」
「んーー?」

 オレのセリフに、啓介は、こんな時だというのにすごく面白そうな顔で、クスクスと笑う。

「教えるやろ…… 気持ちよさそうで、めっちゃ可愛ぇし」

 キスされて、舌を絡め取られる。そのまま頬にキスして、耳にキスして。
 中に舌を入れてくる。

「……ン、や……っ」

 逃げたいのに、頭をうまく押さえられてて。
 頭の中に、響く水音と感覚に、頭、 おかしくなりそうになる。


「……や、……んんっ……」

 そんな事しながら、中、突きあげてくるから。
 きつく、中を、締めてしまう。

 ……――――…… 全部、熱い。
 ゾクゾクが半端なくて、啓介の背に、更にしがみつく。
 

「――――……ばか、もう……  き、つ――――……」
「――――……もう少し……」

「……ん、あ……ッ…… ん……っ……はっ……」

 今度は、ちゃんと外で、イったのに。
 またそれに触れながら、何度も、抜いては突かれると、声は押さえられないし。中、さっきからずっと、イってるみたいで。気持ちよすぎて。

 ……頭――――……おかしくなっちゃうって……。


「――――……お前、やば……」

 啓介が、興奮したみたいに、呟く。
 涙で潤む瞳でぼんやりと見上げると、熱っぽい瞳と絡んで。
 ゾクゾクする。


「――――……け、すけ……  キス……した、い……」
「――――……っ」

 首に腕を回して、キスをねだった。
 すぐに、荒々しく塞がれて。 舌が、深く絡んでくる。


「――――……ん……っ は…… 好き……  けいすけ……」

 何だか、口から勝手に漏れた言葉に、啓介が、急に動きを止めた。

「っ……おま――――……」

 ぐ、と腰を止めて。 何か、こらえてるっぽい。
 動きが止まった事に少しほっとして、はあと息を吐きながら、啓介を見上げてると。

「……言葉でイくとか……ありえへんし――――……はー、もう……やば」

 啓介の指が、口の中にぐい、と入ってくる。
 舌を出されて、それに、啓介がくらいついてくるみたいなキスをしてきて。


「……ん、んン――――……っ」

 ふ、は。 と息を吸う舌を、また絡め取られて。
 またそこから気を取り直した啓介に、動かれて。


 死ぬかと思う位。
 乱された。






しおりを挟む
感想 74

あなたにおすすめの小説

こわがりオメガは溺愛アルファ様と毎日おいかけっこ♡

なお
BL
政略結婚(?)したアルファの旦那様をこわがってるオメガ。 あまり近付かないようにしようと逃げ回っている。発情期も結婚してから来ないし、番になってない。このままじゃ離婚になるかもしれない…。 ♡♡♡ 恐いけど、きっと旦那様のことは好いてるのかな?なオメガ受けちゃん。ちゃんとアルファ旦那攻め様に甘々どろどろに溺愛されて、たまに垣間見えるアルファの執着も楽しめるように書きたいところだけ書くみたいになるかもしれないのでストーリーは面白くないかもです!!!ごめんなさい!!!

従僕に溺愛されて逃げられない

大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL! 俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。 その傍らには、当然のようにリンがいる。 荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。 高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。 けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。 当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。 居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。 さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。 主従なのか、恋人なのか。 境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。 従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。

[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった

ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン モデル事務所で メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才 中学時代の初恋相手 高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が 突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。 昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき… 夏にピッタリな青春ラブストーリー💕

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)

優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。 本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。

溺愛前提のちょっといじわるなタイプの短編集

あかさたな!
BL
全話独立したお話です。 溺愛前提のラブラブ感と ちょっぴりいじわるをしちゃうスパイスを加えた短編集になっております。 いきなりオトナな内容に入るので、ご注意を! 【片思いしていた相手の数年越しに知った裏の顔】【モテ男に徐々に心を開いていく恋愛初心者】【久しぶりの夜は燃える】【伝説の狼男と恋に落ちる】【ヤンキーを喰う生徒会長】【犬の躾に抜かりがないご主人様】【取引先の年下に屈服するリーマン】【優秀な弟子に可愛がられる師匠】【ケンカの後の夜は甘い】【好きな子を守りたい故に】【マンネリを打ち明けると進み出す】【キスだけじゃあ我慢できない】【マッサージという名目だけど】【尿道攻めというやつ】【ミニスカといえば】【ステージで新人に喰われる】 ------------------ 【2021/10/29を持って、こちらの短編集を完結致します。 同シリーズの[完結済み・年上が溺愛される短編集] 等もあるので、詳しくはプロフィールをご覧いただけると幸いです。 ありがとうございました。 引き続き応援いただけると幸いです。】

陰キャな俺、人気者の幼馴染に溺愛されてます。

陽七 葵
BL
 主人公である佐倉 晴翔(さくら はると)は、顔がコンプレックスで、何をやらせてもダメダメな高校二年生。前髪で顔を隠し、目立たず平穏な高校ライフを望んでいる。  しかし、そんな晴翔の平穏な生活を脅かすのはこの男。幼馴染の葉山 蓮(はやま れん)。  蓮は、イケメンな上に人当たりも良く、勉強、スポーツ何でも出来る学校一の人気者。蓮と一緒にいれば、自ずと目立つ。  だから、晴翔は学校では極力蓮に近付きたくないのだが、避けているはずの蓮が晴翔にベッタリ構ってくる。  そして、ひょんなことから『恋人のフリ』を始める二人。  そこから物語は始まるのだが——。  実はこの二人、最初から両想いだったのにそれを拗らせまくり。蓮に新たな恋敵も現れ、蓮の執着心は過剰なモノへと変わっていく。  素直になれない主人公と人気者な幼馴染の恋の物語。どうぞお楽しみ下さい♪

相性最高な最悪の男 ~ラブホで会った大嫌いな同僚に執着されて逃げられない~

柊 千鶴
BL
【執着攻め×強気受け】 人付き合いを好まず、常に周囲と一定の距離を置いてきた篠崎には、唯一激しく口論を交わす男がいた。 その仲の悪さから「天敵」と称される同期の男だ。 完璧人間と名高い男とは性格も意見も合わず、顔を合わせればいがみ合う日々を送っていた。 ところがある日。 篠崎が人肌恋しさを慰めるため、出会い系サイトで男を見繕いホテルに向かうと、部屋の中では件の「天敵」月島亮介が待っていた。 「ど、どうしてお前がここにいる⁉」「それはこちらの台詞だ…!」 一夜の過ちとして終わるかと思われた関係は、徐々にふたりの間に変化をもたらし、月島の秘められた執着心が明らかになっていく。 いつも嫌味を言い合っているライバルとマッチングしてしまい、一晩だけの関係で終わるには惜しいほど身体の相性は良く、抜け出せないまま囲われ執着され溺愛されていく話。小説家になろうに投稿した小説の改訂版です。 合わせて漫画もよろしくお願いします。(https://www.alphapolis.co.jp/manga/763604729/304424900)

処理中です...