14 / 309
第1章
「夢なんだから大丈夫」※
しおりを挟む「中入れるぞ」
「あ、あの――――……オレ、初めてだから……加減、してほしいんだけど……」
「知ってる」
「え?」
「反応良いけど、いちいち何されんのかびくついてるし。 初めてかそーじゃねえか位、分かる」
「……っ」
「つか、連れてくる時点で、絶対初めてだと思ったし」
「…………」
「そういう欲、薄そう。 男っぽくねえよな、お前」
「――――……っっ」
好き勝手言われてますけど、オレだって人並みに女の子との経験はあるからねっっ!
ほんと、なんか、失礼……っっ。
「初めてだろうけど。気持ちよくしてやるから大丈夫。加減なんかしねえけど」
「……………ッ」
脚の間に入ってきたルカは、笑いながらそう言って。
それから、また、オレの唇を塞いで、奥まで舌を入れてくる。
――――……経験はあるけど、こんな、奪いつくすようなキスは、した事ない。
つか。……激しすぎ、なんだよ。全部……。
頑張って堪えてた、「中をどうにかして欲しい」っていう、とんでもない、未知の欲望が、キスされてると、急激に高まってくる。
指がまた中に入って。さっきからずっと、疼いてた中が、その指を勝手に締め付ける。
「すげえ熱くなってンな、お前ん中――――……」
「……っっ」
「もう全然いけるだろ」
「…………っっっ」
どんだけ効き目のある薬なのか、分かんないけど。
準備はもう、いい気がする。
指を増やされても、激しくされても、痛みが、無い。
しかも、オレ的にも、中、すごく疼いてて。
…………でも、それは、体だけの話で。
さっき割り切ったつもりが、いよいよとなると、めちゃくちゃ焦る。
ゆ……夢だ。
ここは、夢だし。
夢でしかありえないんだから、夢ってことは、意識ってことだし、てことは、オレの体は、今はなんとなくここに有る感じはするけど、あくまで夢だから、男と、そういう事しちゃったとしても、向こうに帰ったら、それはただの夢の記憶で、体は無傷。
うん、そうだ、きっとそうだ。
だから、大丈夫。 帰ったら、忘れよう。
それより、帰れるまではここで生き抜いた方が良いだろうから、オレはオレで、この変態勇者を利用するんだ。
今、薬で、すごく気持ちいいし、きっと、大丈夫――――……。
「ソラ」
いつ入れられてもいいように心の準備を必死でしていたオレは、ルカに、クッと笑われた。
「何おもしれえ顔してんだ」
「…………っ心の準備だよっっ」
言うと、ますます笑う。
「足もっと開け」
ぐい、と開かれて。そこにあてがわれる。
かと思ったら。すぐに押し入れられた。
「……っ――――……っ!!」
心の準備なんて、無駄だった。
あまりに、熱い衝撃に、涙が零れ落ちた。
声も出せなくて。
少し引き抜かれて。ゆっくり、ゆっくりと、また奥まで、突き上げられた。
びりびり、と電気が走ったみたいな、快感に襲われて。
「……っんっ あ、ぁっ……っ!」
今度は、声が、漏れた。
何度も何度も、ゆっくりと、奥まで。抜いては突かれて。
気持ち良すぎて、頭が白くなる。
「……ソラ」
ゆっくり突き上げられながら、深くキスされる。
これ、ダメだ。
快感が強烈すぎて。
ついてけない。
305
あなたにおすすめの小説
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる