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ひとくち
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店に入ると中にやはり人はいない。しかし棚に今焼き上がったと言わんばかりの小麦色に焼けたパンが店内に綺麗に並んでいる。今までずっとバターの香りに誘惑にされていた男は目の前で輝くパンに無意識に手を伸ばしていた。お金は謝って後で払おうと冷静な判断ができないまま棚の上に並んだパンをひとつ手に取り一口ちぎって口に入れた。
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