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疑問の章
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祠に着くと、壊れてしまっていた事に気づいた!何だか半壊みたいで、あんまり壊れていないような気がした。ゲームでもこうだったっけ??
周囲には誰もいない。一部分ゲームで見た、焼けたような箇所があるけど、フラフープみたいな大きさしか無い。
でも、祠からは悪魔のような黒いモヤモヤが出ているように見えて、大きくなってきている。
ヤバい!直感で感じたマオは祠の前に飛び出した。
「ごめんなさい!」
「!」
「誰かの不注意で君の家を壊してしまって!」
マオは必死に謝った。言葉がわかるとか、自分が危ないかもなんて気にしていられなかった。
「・・・」
「ねぇ、ここは危ないから、森の奥深くの静かな所に新しく君の家を作ってあげるよ!どうかな?」
「・・・・・・」
「こ、この場所にこだわりがあるのなら、もう少し大きく頑丈にすれば壊される事もなくなると思うけど、・・・どう?」
父さんに助けてもらえば出来ない話じゃない。出来るだけ安心させようと優しく提案する
「・・・・・・う」
「う?」
「うわ~ん!!」
「え?何?どうしたの?」
ってか喋れるの!?
「ひっく!ひっく!・・・なんて、何て優しい人だ。オイラ、魔界でみんなに嫌われて、追い払われて、人間界に逃げてきたら、人間に怖がられて、この山に封印されたんだ。復讐してやるって思ってたけど、でも・・・」
やっぱりこの悪魔は喋れるらしい。良かったぁ話が通じて。にしても幼いなぁ?悪魔にしては子供なのかも
「そう、辛かったんだね」
「うん。でも、思い出したよ!魔界にも優しい人がいた。人間にも意地悪な人がいれば、君みたいに優しい人もいるって」
「そうだね。本当に悪い人間は、ほんのひと握りしか居なくて、皆何か辛い事があって、結果的に意地悪に見えてしまう事もあるかもしれないね」
「そっか・・・。そうだといいな」
この子可愛いなぁ~。
でも、気になって聞いてみた。
「で、君はこれからどうするの?」
「うん、君の側にいてもいい?」
「え!?・・・うん、まぁウチの親なら大丈夫かな。いいよ、おいで」
黒いモヤモヤはボールのように丸くなり、小さくなっていく。
ポン!と音が聞こえたと思うと、まるまるとした雪だるまみたいな形をしたコウモリのような姿になった。
色は紺色で、瞳はオッドアイ。右眼はラベンダーみたいな色。左側はミントのような薄い緑色をしている。
「これが今のオイラの姿だよ」
マオの腕にパタパタと飛んできた。身体のサイズは20センチ程度。足は鳥に似ているが、ゴムみたいな感覚で黒い。
全体は片手ですっぽり収まるサイズだ。よく見ると頭に小さな一本の角と翼の先に人間のように黒い指が5本あった。
「か、可愛い!!ぷにぷに!」
触れた感触が気持ちよくて、ピンクのほっぺたをツンツンしてみる。まるでスクイーズみたいだ。
「えへへ、くすぐったいって。よろしくね。君の名前は?」
「僕はマオ」
「じゃ、オイラにも名前をちょうだい!」
「え~?僕が考えるの?名前は大切なモノだし、しばらく考えさせてもらっていい?」
「・・・うん!!よろしくマオ!」
コウモリみたいな可愛い悪魔はぱたぱたと羽音を立ててマオの肩に留まった。
とりあえず、森に変化が無いか見て回る事にした。念のためにもこのまま泊まっていこう。
しばらく見てまわったが、特に森に変化はない。既に未来が変わってしまったのだろうか?
でも、自分は何もしていない。不思議だ。
「はぁ、それにしてもお腹減ったよ~」
小さい悪魔はマオの頭の上で休んでいる。少し疲れているみたいだ。
「君は何を食べるの?」
「ん~、野菜の皮とか、芯が好き」
「え?芯でいいならさっき食べたリンゴ
「ちょうだい!!持ってるよね?」
さっきまでぐったりしていたのが飛び起きたようにマオに詰め寄る。
「う、うん。芯でいいの?もう一個新しいのあるけど?」
「芯がいい!そっちも食べてからちょうだい!!皮はどっちでもいいよ~」
「変なの!リンゴの芯が好きなんて。あ!」
マオはリンゴを出しながら思いつく。
「ん?」
「リシン。君の名前、リシンにする!」
「リシン?」
「うん。リンゴの芯が好きだから、リシン!・・・イヤ?」
我ながら安直だったかも・・・。
「うーん、リンゴの芯が好きなんじゃ無くて、マオが食べた後の芯が好きなんだけどね。・・・まぁいいや!マオが付けてくれた名前だもんね!いっただっきまーす!」
リシンはリンゴの芯に嬉しそうに齧り付き、種も付いていた皮も、軸も跡形もなく食べてしまった。
コウモリは血を吸うから水分だけをとるのかと思っていたと聞いてみると、リシン自体は悪魔で、今はコウモリに似た姿をしてるだけで、太陽が嫌いな訳でも無いし、逆さまにぶら下がったりもしない。性別はオス。
今は、力を一気に出し過ぎていて飛ぶのも少ししかできないけど、魔力を充電していけば姿を消したり、大きくなって人を乗せる事も出来るようになると教えてくれた。
その後、テントをはって祠の前で夜を過ごしているが、火が放たれるような気配は無い。
やっぱり未来が変わっている!?どうしてだろう??
ゲームでの過去を整理してみようとマオはノートを取り出す。
魔王は13歳の誕生日の前日。つまり今日。
近くの森が燃えて、彼1人を残し、両親や国民全員が死んでしまう。これが魔王幼少期の悲しい記憶だ。
この日を境に魔王は国を恨み、悪しき者を殺すと、殺戮し、やがては世界を滅ぼそうとしてしまう。
でも、実は火が放たれたのは、ヒロインの力が暴走したから。
そして、そもそもの原因は、森にある祠を人間が誤って壊してしまい、そのままその人間は逃げて、祠に封印されていた悪魔が魔物に取り憑いてしまったせい。
コレも主人公チーム。たしか主人公の家族だったはず。ゲーム開始時には亡くなってたけどね。
ラスボスもこの悪魔に取り憑かれて人が変わってしまったという事だ。
この内容を知った時は、魔王に同情してしまった。全て、わざとでは無い。みんながボタンをかけ違えてしまったんだ。
でもゲームでの焼け野原は10年くらい経っても境界線がしっかりしていた。
この祠を中心に焼かれた、というよりは、あ、あれ?
ゲームでの原因も言っていたような気がするけど、どうしてもそこだけが何故か思い出せない。どうしてだろう。あんなにしっかり調べたのに。
ん?そもそも火が放たれたように見えるけど、火事が起きたんだっけ?
なら近くにいた主人公の家族はどうして平気で、国のみんなが死んだのは何故?
ってかヒロインはどうして暴走したんだろう?
あれれ?色んな事が思い出せないや。どうしたんだろう?
しばらく考えていて、マオはノートを閉じた。
まぁ、いいや。考えてもわからないし。それに、まだ油断はできない。今日はまだ終わってない。
リシンに何かあったら起こしてくれとだけ伝えて、その日は眠りについた。
翌日、13歳の誕生日の朝に家に帰ったマオ。
何事もなかったかのように、ペットを拾った。とだけ伝える。
結局何も起こらずにリシンと一緒に朝まで熟睡してしまい、家に帰ったのだった。
マオの想像通り、両親は元々のんきで、力を持っている人なのでリシンを悪魔と見抜くが、すんなり受け入れてくれた。
ただ、食事には手を焼いた。母親がクズ野菜をあげても見向きもせずに、マオが一口でも齧らなきゃ食べない!と拗ねた。
母親は随分と懐いてるみたいね~。なんてのんきな発言をしていた。
マオはフルーツを丸齧りするのが日課になった。大好物のまるごと使った焼きりんごが遠ざかり、少し寂しい。
リシンは寝る時も、トイレに行く時も、いつも側にいたがる。
前世はひとりっ子で、ペットも飼っていなかった為、嬉しく思ってはいる。
周囲には誰もいない。一部分ゲームで見た、焼けたような箇所があるけど、フラフープみたいな大きさしか無い。
でも、祠からは悪魔のような黒いモヤモヤが出ているように見えて、大きくなってきている。
ヤバい!直感で感じたマオは祠の前に飛び出した。
「ごめんなさい!」
「!」
「誰かの不注意で君の家を壊してしまって!」
マオは必死に謝った。言葉がわかるとか、自分が危ないかもなんて気にしていられなかった。
「・・・」
「ねぇ、ここは危ないから、森の奥深くの静かな所に新しく君の家を作ってあげるよ!どうかな?」
「・・・・・・」
「こ、この場所にこだわりがあるのなら、もう少し大きく頑丈にすれば壊される事もなくなると思うけど、・・・どう?」
父さんに助けてもらえば出来ない話じゃない。出来るだけ安心させようと優しく提案する
「・・・・・・う」
「う?」
「うわ~ん!!」
「え?何?どうしたの?」
ってか喋れるの!?
「ひっく!ひっく!・・・なんて、何て優しい人だ。オイラ、魔界でみんなに嫌われて、追い払われて、人間界に逃げてきたら、人間に怖がられて、この山に封印されたんだ。復讐してやるって思ってたけど、でも・・・」
やっぱりこの悪魔は喋れるらしい。良かったぁ話が通じて。にしても幼いなぁ?悪魔にしては子供なのかも
「そう、辛かったんだね」
「うん。でも、思い出したよ!魔界にも優しい人がいた。人間にも意地悪な人がいれば、君みたいに優しい人もいるって」
「そうだね。本当に悪い人間は、ほんのひと握りしか居なくて、皆何か辛い事があって、結果的に意地悪に見えてしまう事もあるかもしれないね」
「そっか・・・。そうだといいな」
この子可愛いなぁ~。
でも、気になって聞いてみた。
「で、君はこれからどうするの?」
「うん、君の側にいてもいい?」
「え!?・・・うん、まぁウチの親なら大丈夫かな。いいよ、おいで」
黒いモヤモヤはボールのように丸くなり、小さくなっていく。
ポン!と音が聞こえたと思うと、まるまるとした雪だるまみたいな形をしたコウモリのような姿になった。
色は紺色で、瞳はオッドアイ。右眼はラベンダーみたいな色。左側はミントのような薄い緑色をしている。
「これが今のオイラの姿だよ」
マオの腕にパタパタと飛んできた。身体のサイズは20センチ程度。足は鳥に似ているが、ゴムみたいな感覚で黒い。
全体は片手ですっぽり収まるサイズだ。よく見ると頭に小さな一本の角と翼の先に人間のように黒い指が5本あった。
「か、可愛い!!ぷにぷに!」
触れた感触が気持ちよくて、ピンクのほっぺたをツンツンしてみる。まるでスクイーズみたいだ。
「えへへ、くすぐったいって。よろしくね。君の名前は?」
「僕はマオ」
「じゃ、オイラにも名前をちょうだい!」
「え~?僕が考えるの?名前は大切なモノだし、しばらく考えさせてもらっていい?」
「・・・うん!!よろしくマオ!」
コウモリみたいな可愛い悪魔はぱたぱたと羽音を立ててマオの肩に留まった。
とりあえず、森に変化が無いか見て回る事にした。念のためにもこのまま泊まっていこう。
しばらく見てまわったが、特に森に変化はない。既に未来が変わってしまったのだろうか?
でも、自分は何もしていない。不思議だ。
「はぁ、それにしてもお腹減ったよ~」
小さい悪魔はマオの頭の上で休んでいる。少し疲れているみたいだ。
「君は何を食べるの?」
「ん~、野菜の皮とか、芯が好き」
「え?芯でいいならさっき食べたリンゴ
「ちょうだい!!持ってるよね?」
さっきまでぐったりしていたのが飛び起きたようにマオに詰め寄る。
「う、うん。芯でいいの?もう一個新しいのあるけど?」
「芯がいい!そっちも食べてからちょうだい!!皮はどっちでもいいよ~」
「変なの!リンゴの芯が好きなんて。あ!」
マオはリンゴを出しながら思いつく。
「ん?」
「リシン。君の名前、リシンにする!」
「リシン?」
「うん。リンゴの芯が好きだから、リシン!・・・イヤ?」
我ながら安直だったかも・・・。
「うーん、リンゴの芯が好きなんじゃ無くて、マオが食べた後の芯が好きなんだけどね。・・・まぁいいや!マオが付けてくれた名前だもんね!いっただっきまーす!」
リシンはリンゴの芯に嬉しそうに齧り付き、種も付いていた皮も、軸も跡形もなく食べてしまった。
コウモリは血を吸うから水分だけをとるのかと思っていたと聞いてみると、リシン自体は悪魔で、今はコウモリに似た姿をしてるだけで、太陽が嫌いな訳でも無いし、逆さまにぶら下がったりもしない。性別はオス。
今は、力を一気に出し過ぎていて飛ぶのも少ししかできないけど、魔力を充電していけば姿を消したり、大きくなって人を乗せる事も出来るようになると教えてくれた。
その後、テントをはって祠の前で夜を過ごしているが、火が放たれるような気配は無い。
やっぱり未来が変わっている!?どうしてだろう??
ゲームでの過去を整理してみようとマオはノートを取り出す。
魔王は13歳の誕生日の前日。つまり今日。
近くの森が燃えて、彼1人を残し、両親や国民全員が死んでしまう。これが魔王幼少期の悲しい記憶だ。
この日を境に魔王は国を恨み、悪しき者を殺すと、殺戮し、やがては世界を滅ぼそうとしてしまう。
でも、実は火が放たれたのは、ヒロインの力が暴走したから。
そして、そもそもの原因は、森にある祠を人間が誤って壊してしまい、そのままその人間は逃げて、祠に封印されていた悪魔が魔物に取り憑いてしまったせい。
コレも主人公チーム。たしか主人公の家族だったはず。ゲーム開始時には亡くなってたけどね。
ラスボスもこの悪魔に取り憑かれて人が変わってしまったという事だ。
この内容を知った時は、魔王に同情してしまった。全て、わざとでは無い。みんながボタンをかけ違えてしまったんだ。
でもゲームでの焼け野原は10年くらい経っても境界線がしっかりしていた。
この祠を中心に焼かれた、というよりは、あ、あれ?
ゲームでの原因も言っていたような気がするけど、どうしてもそこだけが何故か思い出せない。どうしてだろう。あんなにしっかり調べたのに。
ん?そもそも火が放たれたように見えるけど、火事が起きたんだっけ?
なら近くにいた主人公の家族はどうして平気で、国のみんなが死んだのは何故?
ってかヒロインはどうして暴走したんだろう?
あれれ?色んな事が思い出せないや。どうしたんだろう?
しばらく考えていて、マオはノートを閉じた。
まぁ、いいや。考えてもわからないし。それに、まだ油断はできない。今日はまだ終わってない。
リシンに何かあったら起こしてくれとだけ伝えて、その日は眠りについた。
翌日、13歳の誕生日の朝に家に帰ったマオ。
何事もなかったかのように、ペットを拾った。とだけ伝える。
結局何も起こらずにリシンと一緒に朝まで熟睡してしまい、家に帰ったのだった。
マオの想像通り、両親は元々のんきで、力を持っている人なのでリシンを悪魔と見抜くが、すんなり受け入れてくれた。
ただ、食事には手を焼いた。母親がクズ野菜をあげても見向きもせずに、マオが一口でも齧らなきゃ食べない!と拗ねた。
母親は随分と懐いてるみたいね~。なんてのんきな発言をしていた。
マオはフルーツを丸齧りするのが日課になった。大好物のまるごと使った焼きりんごが遠ざかり、少し寂しい。
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