男装の皇族姫

shishamo346

文字の大きさ
28 / 83
不完全な復讐

怖い話

しおりを挟む
 ど田舎の夜は早いのだ。私はさっさと就寝したい。だけど、伯爵令嬢フローラと侯爵令嬢シリアは、なかなか眠れないんだよね。
「こんなに早く寝なくても」
「夜は早く、朝も早いんです。起きてていいですよ。私は寝ますから」
「えー、一緒に何か話そうよ。そうだ、怖い話、ない?」
「私の家族が怖い、以上、おしまい」
「………」
「………」
 えー、怖い話したよ!! 伯爵令嬢フローラと侯爵令嬢シリアは呆れた。
「まあ、確かに、それは真理だな」
「確かに、怖いわね」
 だけど、今日のことを思い返して、ぶるっと震えあがった。義兄リブロ、フローラとシリアに怖がられたな。義兄は、もう、視界に入ったら、即座に捕縛されて、牢屋行だな。辺境では、罪を侵してなくても、辺境の三大貴族を怒らせたら、それが出来てしまうのだ。私も気をつけよう。私は名ばかりの辺境の三大貴族だから。
「あはははは、アーサーでも怖いか」
「アーサーでも怖いと思うのね」
 そして、笑いが起こる。
「まあ、怖いですね。人間こそ、恐ろしい。同じ人だというのに、ここまで差が出たのは、一体、何故なんでしょうね」
「片親が平民だから」
「両親ともに、最低だからだろう」
 侯爵令嬢シリアは貴族なりの意見だ。伯爵令嬢フローラは、実際に、義兄と義妹の両親を見ているから、そう言えるのだろう。
 眠ろうかと頑張っていたというのに、眠れなくなってしまった。仕方なく、会話することとなった。
「この屋敷、新しいですよね。どうしてだと思いますか?」
 別邸はとても年代を感じられるような古いが、今、私が暮らしている屋敷は、作りが新しいのだ。先々代から、ゆるかやかに辺境の領地の収入が落ちてきていたというのに、この屋敷は先代の頃に建てられたのである。とても無駄なことをしたのだ。
「無駄遣いしたんじゃない? 古いからイヤだ、と言って」
 侯爵令嬢シリアは、別邸を思い出して、そう感じたようだ。
「幽霊が出たという話だろう」
「あー、言っちゃったよー!」
 伯爵令嬢フローラは知っているのだ。黙っててくれなかったなー。
「えー、フローラは知ってたの!?」
「ここに一か月お世話になったんだ。一度は聞くよ」
「黙ってくれればいいのにー」
「わたくしだけ知らないなんて」
 膨れるシリア。仕方がない。シリアはこの領地に来たのは初めてなんだから、知らなくて当然である。
「もう、王都の屋敷を維持するのも困難となったため、領地に戻ることとなったんです。元々、あの別邸は、別荘扱いでした。一応、子爵は領主ですからね。年に一度か二度は視察に来ていたんです。その程度の扱いでしたから、酷い状態だったと聞いています。王都にいた使用人は暇を出して、その勢いで、領地にいる管理人も解雇したんです。管理人は意地悪して、綺麗に掃除もせず、出て行ってしまいました。先代子爵が家族をつれて屋敷に行ったら、もう、埃もひどく、ボロボロで、とても住めた屋敷ではなかったといいます」
 別邸のあの雰囲気は、実は、昔からだ。今にも幽霊か何か出そう、なんて話じゃない。杜撰な管理をされた結果である。
「先代は、領主代行に文句を言って、領地民たちに屋敷を掃除させて、としたそうです。領主代行は、どんどんと収入を減らしてしまった負い目もありますから、はいはいと従いました。領主代行が従うと、見たこともない先代の命令に、領地民も従うしかありませんでした。こうして、どうにか暮らせるようになったのですが、子爵家族はすぐ、屋敷から領主代行の屋敷に逃げ込んだんです。泥棒か何かがいる、と大騒ぎしたんですよ。そして、また、領地民が大変な目にあいました」
 先代子爵は、本当に、散々なことをしたのだ。




 領地に行けばど田舎。だけど、領地の収入はどんどんと減っている。どうにかしようと、先代子爵は張り切っていたのだ。
 なのに、領地の屋敷で一晩過ごしてみれば、何やら物音がして、怖くなった。
「きっと、ネズミですよ」
「だったら、そのネズミをどうにかしろ!!」
 無茶苦茶なことを先代子爵は言った。
 仕方なく、領地民総出で、屋敷にいるネズミを追い出したのだ。たしかに、ネズミから虫から、いっぱいだ。そういうものを領地民総出で、どうにか綺麗にした。
 そして、二日目は安心と眠っているのに、今度は、物が壊れたり、割れたりするのだ。
「古いですからね。隙間風ですよ」
「だったら、それをどうにかしろ!!」
 無茶苦茶なことを先代子爵は言った。
 仕方なく、領地民総出で、隙間風が入りそうな場所を塞いだのだ。おっと、間違えて、窓を割ってしまったから、そこも、板で塞いだり、とした。
 また、無様になってしまった屋敷だが、行く所がない先代子爵は我慢した。
 三日目こそは安心、と眠っていると、何かが落ちてきたのだ。
「ひいいいいいいーーーーーーーー!!!!」
 人が落ちてきた。それには色々と大変なことになって、先代子爵は、領主代行の屋敷に逃げ込んだのだ。
「上から人が降ってきた!!!」
「泥棒です!!!」
 そして、領地民を皆、叩き起こして、きちんと家族そろっているのか、確かめたのだ。そうして、領地民総出で、泥棒狩りとなった。
 ところが、屋敷には、誰もいなかった。まず、侵入する手段がないのだ。
 先代子爵が逃げたので、誰もいなくなった隙に、どこかに隠れているかも、と領地内を大捜索までしたのだ。
 結局、見つからなかったという。





「古いし、建て付けも悪いし、もしかしたら幽霊がいるかもしれない、という先代子爵がびびっちゃって、こちらの本邸を作り、隣りは別邸として残したわけです。
 そんな話だ。幽霊がいるかどうか、実はわからないのだ。
「じゃあ、あいつら、幽霊に会っているわけ?」
「いません、そんなもの」
「でも、上から人が降ってきたって」
「私は、二つの可能性を見ています」
 幽霊がいない前提で予想をしてみた。状況と、可能性の高いものが二つあった。
「一つは、妖精の悪戯です。禁則地に近い場所です。突然、住みついた先代子爵に悪戯したのでしょう」
 もしかすると、別邸は、妖精たちの別荘的存在だったのかもしれない。突然、人が住んだので、妖精が怒って悪戯したのだろう。
「もう一つは、人間です」
「まあ、領地民が腹いせに、やったかもしれないな」
「そんなこと、いちいち、気にしていませんよ。農作業、大変なんですから。明日も仕事があるのに、無駄に力を消費するほど、愚かではありません」
「そうだな」
 平民といえども、それくらいの頭がある。無駄なことをして、翌日に疲れを持ち越すようなバカなことは考える。それが、一番重要なんだ。
「じゃあ、やっぱり、幽霊なのよ」
「人ですよ。先代子爵夫人の愛人です」
「はあああああーーーーー!!!」
 とんでもない声をあげて驚く侯爵令嬢シリア。声を出さないまでも、伯爵令嬢フローラも大きく目を見開いて、驚いている。
「先代の子爵夫人に、愛人? 借金とか大変だというのに、そんな悠長なことするのか?」
「先代子爵夫婦は、王都生まれ王都暮らしです。ど田舎のこことは、考え方が違います。きっと、夫婦ともに、愛人がいたのでしょう。借金といえども、王都の住居諸々を売り払って、どうにか返済出来たんです。実際、そうでした。ですが、王都での愛人と別れられなかった先代子爵夫人は、こっそりと愛人を屋敷に住まわせたのです」
「なんてこと」
 想像の斜め上の話に、侯爵令嬢シリアは、目を白黒させる。そうか、シリアは貴族として、夫一人を支えるのが普通なんだ。たぶん、シリアの母がそうなんだろう。
 同じく、伯爵令嬢フローラも、夫一人を支えるように、教育を受ける。男側と違って、女側は、愛人なんてものを持つことなど、絶対に許されないと考えているのだ。女は本当に不利だなー。
 だから、王都出身だからと、先代子爵夫人が愛人をど田舎の領地にまで連れて行くのは、理解出来ない話なのだ。
「子爵家は、かなり裕福だったのでしょう。借金により処分された物の一覧がありましたが、調度品から、王都の屋敷まで、本当にすごい物でした。辺境の食糧庫は、値段を今のままに売買しても、十二分に潤うほどの利益を出していたとわかります。だから、奔放に、夫婦ともに愛人なんか持てたと考えました。予想ですけどね。ですが、それほどの利益がまだあったので、屋敷をぽんと建てられたわけです」
 別邸をそのままに、本邸を建てたのである。別邸は補修して、万が一の施設と残したのだ。本当に、すごいな、辺境の食糧庫。
「じゃあ、愛人はいなくなったのね」
 こんな大騒ぎになったのだ。愛人は逃げただろう、と侯爵令嬢シリアは、思った。
「まっさかー、残ったに決まっています。せっかく、何もしなくても養ってくれる先代子爵夫人がいるのですから。ど田舎ですが、そこだけを我慢すればいいのです。そして、立派な住居も手に入った」
「幽霊が出ると言われる別邸か」
「そういうことです」
 表向きは、万が一の施設として、と謳っているが、そこを先代子爵夫人の愛人の隠れ家にしたのだろう。
「そんなことしてたの!?」
「予想です、予想。ですが、きっと、先代子爵も同じことをしたでしょうね。先代子爵は妻が愛人を住まわせていると気づき、同じことをしたのでしょう。そして、別邸の管理をするための使用人を王都から呼び寄せました。ですが、力仕事も必要だろう、と先代子爵夫人は男手を雇いました。こうして、表向きは別邸の管理をする使用人、実際は先代子爵夫妻の愛人が別邸に住み込んだのです」
「………」
「だと面白いなー、と考えました。ど田舎なので、ちょっとした刺激を妄想したんですよ」
「もう!!」
 呆然となっていた侯爵令嬢シリアだが、私がちょっとちゃかすと、怒って、私の肩を叩いた。女の子って、力がないから、可愛いね。
「こんなど田舎まで愛人が来てくれるとは、思えませんけどね。ヘリオスは、ここに来ると、ど田舎だなー、といつも言って、王都のことを自慢していましたよ。王都で暮らしていた人たちにとって、ここはつまらないでしょう。例え、来たとしても、すぐ、王都に戻ってしまったでしょうね」
 だから、王都の愛人たちは、別邸に住み込んでいない。
 別邸にいる使用人は、領地で雇い入れた使用人兼愛人である。王都の愛人はいなくなったが、領地民は田舎暮らしなので、そのまま残る。結局、別邸は、愛人との密通の場所に使われたのだろう。
 昔はそうだけど、今は違う。私が全権を握っているので、そんなことは許さない。別邸は、今、監視の目を増やして、父たちが別邸から出ないように見張っている。
 話をして、興奮して、としているうちに、二人とも、眠くなってきたようで、大欠伸である。
「では、寝ます」
 私はさっさと深くもぐりこんで眠った。






 私が早起きしたのだけど、伯爵令嬢フローラと侯爵令嬢シリアも早起きしていた。
「興奮して、起きちゃった」
「わたくしも」
「そうなんだ」
 私はいつものことだ。目をこすって、としていると、顔洗いの水を持って、妖精憑きキロンが部屋に入ってきた。それには、フローラとシリアは寝巻を隠した。
「ごめん、ここ、私の部屋だから、キロンが普通に入ってきちゃうの」
「心配するな。お前らには興味ない!!」
 淑女二人に失礼なことをいうキロン。だから、淑女二人から、いろいろと物を投げつけられた。
「なんでぇ!!」
「本当にお前は、女心がわかっていないなー。ほら、別の部屋に行こう」
 私はキロンと一緒に部屋を出て、移動する。私は女といっても、これまで男として生活していたから、準備に時間がかからない。大体のことは省略である。
 途中、伯爵家、侯爵家の使用人に声をかけて、私は執務室に入った。
「昨夜はどうだった?」
「特に動きもなく。もう、重点的に騎士たちが巡回しているから、出るに出られないだろう。出た時は斬る! なんて宣言していたからな」
「斬るんだ」
「死んだって、辺境だったら黙らせられるからな」
「そうだね」
 一応、父、義兄、義妹は貴族扱いだけど、辺境の三大貴族の手勢がちょっとやらかしたって、病死に出来てしまう。きっと、神殿も喜んでお手伝いしてくれるだろう。残った義母リサが大騒ぎしたって、神殿まで承認しちゃった病死は、覆せない。権力って、怖い。
 そういうことを騎士団の偉い人たちが説明したんだろう。そりゃ、大人しくしているよ。部屋から出た途端、ばっさり御免なんだ。生きていたって、痛いだけである。しかも、こんな内も外もがっちり包囲されちゃあ、どうしようもない。
「大人しくしているならいいです。今回は、騎士団を連れて来てもらえて、助かりました。ここは、妖精憑きには不利な場所ですからね」
「俺の妖精での監視がほとんど不可能だからな。だから、俺はアーサーから離れないんだがな」
 禁則地を含む領地だけあって、目に見えない力はうまく働かない。だから、妖精憑きキロンの妖精が使えない。
「ちょっと、戦力過多ですけどね。別邸、今度こそ、崩壊するかもしれませんね」
「あっちこっち、ボロが出てるからな。杜撰な管理をするから」
 表向き、別邸は手入れをされていることとなっている。
 それも最低限である。職人ではなく、素人である領地民である。もう、適当に、これでいっか、程度の修繕である。だから、気をつけないと、廊下に穴があいて、足が抜けない、ということもあるのだ。
 後で、別邸の状況も確認しないと。それぞれの騎士団からも、被害報告を聞こう。怪我していたら、キロンに治してもらおう。
 ついでに、と私は別館の使用人を呼び寄せてもらった。
「昨夜はどうでしたか?」
 それぞれ、父、義兄、義妹の世話をしている使用人である。あの三人の世話が一番、危険で大変なので、賃金をはずんでいる。
「あの、私は、リブロ様のお世話をやめたいのですが」
「気持ち悪いですよね」
「………」
 さすがに、同意しないリブロつき使用人。いい使用人だな。だけど、目が泳いでいる。
「失礼なことを言っても不問にします。何かあったのですか?」
「その、私のこと、愛人扱い、して。私は、そんなつもりはないと言っているのですが、別館つきはそういうものだ、と言われて。そうなのですか!?」
「………」
 やだ、昨夜、伯爵令嬢フローラと侯爵令嬢シリアと話していた、別館の幽霊の正体がまさか、となるとは、驚きだ。私はつい、黙り込んでしまった。
「わかりました。義兄の世話は、男性にします。気分を害することとなってしまいましたね。ありがとうございました。迷惑料も支払います」
「い、いえ、そんなつもりではなく」
「恋人がいるのなら、休みの日にでも、美味しいものでも一緒に食べてください。ここでは、そういうことは出来ませんからね」
「ありがとうございます!!」
 よし、口止めは出来たな。
 私の知らない事、他にもありそうだな。先代子爵夫妻、とんでもない悪習を父や義兄に伝えてくれたな!!
 この事実は、母方の祖父ウラーノに報告した。先代子爵夫妻、他にも内緒にしていることがいっぱいありそうだ。
「父は大丈夫ですか?」
 父付の世話人も女性である。何かあっては、と心配した。
「アーサー様、こんなおばあちゃんに、いくら子爵様も手を出したりしませんよ」
「………」
 誰の人選だろう? 何故か、父ネロについている使用人は、父よりも年上のおばあちゃんである。
「いえ、年齢なんて関係ありません。あなたは立派な女性です。その証拠に、立派な胸があります」
「もう、垂れちゃってるから」
「でも、胸です」
「………」
 その場にいる全員が笑顔のまま固まる。
 あんなお年寄りにも、立派な胸があるというのに、私の胸は全然、成長しないなー。触ってみるけど、胸板だよー。
 私はおばあちゃんの服を着ていてもわかる胸の膨らみを見て、落ち込んだ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる

三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。 こんなはずじゃなかった! 異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。 珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に! やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活! 右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり! アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ

シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。  だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。 かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。 だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。 「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。 国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。 そして、勇者は 死んだ。 ──はずだった。 十年後。 王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。 しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。 「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」 これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。 彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。

はじめまして、私の知らない婚約者様

有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。 見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。 けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。 ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。 けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。 この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。 悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに? ※他サイトにも掲載しています。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!

古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。 その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。 『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』 昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。 領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。 一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――

セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~

空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。 もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。 【お知らせ】6/22 完結しました!

規格外で転生した私の誤魔化しライフ 〜旅行マニアの異世界無双旅〜

ケイソウ
ファンタジー
チビで陰キャラでモブ子の桜井紅子は、楽しみにしていたバス旅行へ向かう途中、突然の事故で命を絶たれた。 死後の世界で女神に異世界へ転生されたが、女神の趣向で変装する羽目になり、渡されたアイテムと備わったスキルをもとに、異世界を満喫しようと冒険者の資格を取る。生活にも慣れて各地を巡る旅を計画するも、国の要請で冒険者が遠征に駆り出される事態に……。

英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜

駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。 しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった─── そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。 前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける! 完結まで毎日投稿!

処理中です...