魔法使いの悪友

shishamo346

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賢者と悪女

サインの不正

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 生徒会役員の話が回ってきた。もちろん、サツキは断った。
「忙しいですから」
 その一言に尽きる。
 誰も知らないのだ。サツキは学校に通っているため、当主の仕事が滞っているのだ。学校が休みの日は徹夜でこなしているのだ。
 家に帰れば、当主の仕事だけではない。家族や使用人の嫌がらせを受けていた。それをこれっぽっちも理解していない。ただ、悪女のように笑って、口が悪いので、皆、間違えるのだ。それをサツキは静かに見ている。
 その目で、誰が、何をして、何を言って、と記憶するように。
 毎日、私はサツキに昼食を運んでいる。そして、気づいた。サツキに贈った道具が、サツキの義妹クラリッサと婚約者エクルドが持っていた。使用人に盗ませて、二人で堂々と使うとは、盗人猛々しい。
「あら、クラリッサ様の義姉、同じものを使っていますわね」
「そ、それは」
「クラリッサのが盗まれて、同じものを買ったんだが、サツキが持っているとは」
「まあ!! サツキ様」
「いいのよ、買えばいいのだから」
 クラリッサとエクルドの芝居に周囲の人間は簡単に騙される。物を見る目がないな。そんな高価な物。三つも買えるような甲斐性は、伯爵家にも侯爵家にもない。全て、私の手製だ。
 サツキの物を盗ったというのに、サツキが盗んだことにされている。どんどんと、悪評はサツキに積み重ねられる。
「今日も美味しいわ。これ、大好き」
 私に聞こえるような小声で言ってくれるサツキ。もう、外野の声なんて聞いている場合ではない。私はサツキの言葉を一語一句、聞き逃さないようにしなければならない。
「お義姉様、今日もお弁当ですか?」
「あげませんよ。食堂で食べてきなさい」
「今日は、お金を持ってくるのを忘れてしまって」
「義妹が困っているというのに、姉が譲らないとは、冷たい女だな」
「姉だ、妹だ、と言ったって、同い年ではないですか。しかも、腹違い」
「酷い、お義姉様、わたくしが元愛人の子だからと」
「事実でしょう。別に、珍しい話ではありません。この学校には、そういう人、探せばいますよ。それをいちいち、口に出して、恥ずかしい。あなたがそう口にしますが、私はどうですか? 愛人に負けた、父親に愛されない本妻の娘ですよ。ほら、わたくしも憐れではないですか。それをいちいち口にするなんて、恥ずかしい。自らの生まれを晒すほど、恥ずかしいことはありません。恥を知りなさい」
「わたくしの母が男爵の生まれだからと」
「そういう所です。ここには、男爵の子息令嬢はいます」
「っ!?」
 とうとう、クラリッサのメッキが剥がれ始めた。
 愛人の娘と哀れみを誘えば、愛人の子である貴族はどうなる? きちんと本妻の子と立場を理解しあいながらも、平等に教育を受けている貴族だっているのだ。
 男爵だって立派な貴族だ。その爵位を嘆く道具にするのは、男爵位の子息令嬢をバカにしているようなものだ。
「わたくしのお弁当は、わたくしのものです。わたくしに食べてください、と貰ったものです。相手の同意もないのに、譲るわけにはいきません。お金を忘れたのなら、お友達にわけてもらいなさい。たくさんのお友達がいるではないですか。えっと、男爵に、子爵に、男爵に、男爵ですね。あら、男爵が多いですわね。クラリッサは伯爵令嬢ですが、お金を忘れてしまったのですって。爵位が高いからか、お金を持ち歩くことがありませんのよね。サイン一つでお買い物が出来てしまいますものね」
「え、その、ち、違うの、えっと」
 サツキがちょっと嫌味を含めて事実を言ってやると、これまでクラリッサの味方だった友達とやらは、無表情に、クラリッサから離れていく。
「お義姉様、酷いこと言わないでください!!」
「ほら、お友達が行ってしまいましたよ。男爵に、子爵に、男爵に、男爵ですよね。借りたお金は返すのですよ。いくら、借りたのかしら」
「っ!?」
 真っ青になって、クラリッサはサツキから離れていった。
 婚約者エクルドはサツキに文句を言いたいのだが、サツキの正論で、すっかり、サツキの味方が増えてしまっていた。分が悪い、とエクルドも去っていった。
「本当にだらしない子ですね。金勘定も出来ないくせに、散財するからですよ」
 私の見えない所で、何かあったのだろう。
 しばらく、サツキが私に聞こえるように話しながらお弁当を食べていると、先ほど、去っていた四人のクラリッサの友達がやってきた。
「あの、クラリッサに、お金を貸しているのですが」
「私も、貸していて」
「帰りに買い物の時、忘れたと」
「知らなかったんです、お金、持ち歩いていないと」
「いくらですか?」
 サツキは何故か財布を出してきた。持っていたんだ。
 それぞれ、金額を口にする。それなりの金額をサツキは笑顔のまま、渡した。
「世間知らずなのですよ。きっと、借りたことも忘れてしまったのでしょうね。それでも友達でいいのでしたら、好きにしなさい。ですが、お金にだらしない者を相手にするのは、覚悟がいりますよ」
「………」
「世間知らずと、忘れっぽい、は同一ではありません。よい勉強になりましたね。ごちそうさまでした」
 また、サツキはクラリッサの尻ぬぐいをした。




 生徒会で一波乱があったという。
 帰り道、いつものように妖精をつけて、サツキを見守っていた。側で守ってやりたいが、まだ、関係を表沙汰にするわけにはいかないのだ。
 普通に歩いていると、同じ貴族の学校に通う生徒が、サツキを後ろからつかみかかった。その瞬間、私は飛んだ。
 震えるサツキを助けたのは、騎士アルロだった。アルロは、サツキに暴行をしようとした男子生徒を地面におさえこんで拘束していた。
 サツキはガタガタと全身を震わせて、今にも泣きそうな顔で怯えていた。よほど恐ろしいと感じたのだろう。
 男子生徒はその場で兵士に連れて行かれた。サツキを助けたアルロは、震えるサツキを抱きしめた。途端、サツキは少女のような顔になった。
 それを見て、嫉妬にかられた。サツキは私のものだ。アルロにそんな顔を見せるなんて、どうしてだ!?
 それもわずかだった。落ち着いたサツキは、いつものサツキに戻り、アルロと距離をとり、いつものように深く頭を下げて、礼を言って、普通に別れた。
 人目がない所に出ると、私はサツキを抱きしめた。
「て、テラス?」
「遅くてすみませんでした。行った時には、騎士が拘束した後でした」
「そうですか。お仕事があるのに、来てくれたのですね。ありがとうございます」
「感謝しないでくれ。助けたのは私ではない」
 優しいサツキ。私のことを思って、お礼を言ってくれる。そう言えば喜ぶと思ったのだろう。
 誰よりもサツキは人の機微を読み取る。口が悪いのではない。わざとだ。こう言えば、どう返すかわかっているから、そう言って、そう行動しているだけだ。
 私もサツキも周りから見えないようにして、一緒に歩いた。
「何があったんだ?」
「大したことではありませんわ。無駄に自尊心の高い男が一人、自滅しただけです」
 生徒会での出来事を簡単に説明された。

 義妹クラリッサと婚約者エクルドは、栄えある生徒会役員となった。エクルドは生家の爵位から、クラリッサはサツキがやらないと言った場にいて、そのまま勝手に名乗り上げたのだ。
 この役員の勧誘をしたのは二年生だという。二年生は、勝手にクラリッサを生徒会役員にする、と公言してしまった。この事に激怒したのは生徒会長である皇族ルイだ。しかし、今後、クラリッサが問題を起こした時は、二年生が責任をとる、という誓約書を書かされ、この人事は通った。
 ところが、クラリッサとエクルドは、サツキを理由に生徒会の仕事をせずに帰ってしまったという。それが連日続いて、腹を立てた二年生は、サツキを呼び出した。
 サツキは忙しい身だ。その場でクラリッサとエクルドが処理していない仕事を終わらせたのだ。
 それでも、サツキのせいだと腹を立てた二年生の一人は、サツキの腕をつかんだという。その事で、サツキは酷く激怒した。そして、二年生がサツキの悪い噂を出して、皇族ルイ様に言い張ったのだ。
 ところが、サツキの悪い噂は全て嘘だと調べがついていた。それでも二年生は食ってかかり、とうとう、皇族ルイ様の怒りを買ったのだ。そして、生徒会役員を除名となった。

 先ほど、サツキを襲おうとした男は、生徒会役員を除名された男子生徒だ。
 サツキは話し終わると、じっと私を見てきた。
「どうしましたか? どこか痛いところがあるのですか?」
「あの、抱きしめてほしいのですが」
「喜んで」
 サツキから願われるなんて嬉しい。私はサツキを抱きしめた。
「もっと、強く、抱きしめてください」
「壊れてしまいそうだ」
 間違いが起きそうなほど、サツキは柔らかい。私は壊れないように力をこめた。
「あ、ありがとう、ございます」
 サツキは顔を真っ赤にして、私から離れた。
「その、テラスは、体、随分と鍛えていますよね。先ほど、騎士に、安心させるためでしょうが、抱きしめられましたが、テラスに抱きしめられたような感じがしました。改めて、こう、抱きしめてもらいますと、どちらも、体を鍛えているから、似ているのですね」
「そうですか」
 アルロに抱きしめられて、少女のような顔をした時は、嫉妬に狂った。それも、私を思い出して、となると、すぐに吹き飛んでしまう。
「違いがわかるように、毎日、抱きしめていいですか?」
「そ、そんな、恥ずかしいです」
「嬉しいことをされた時は、あなたも私を抱きしめてくれるではないですか」
「感謝したいのではなく、衝動です!!」
 また、嬉しいことを言ってくれる。何かと引き換え、というわけではないのだ。
「次こそは、間に合ってみせます」
「いつも、あなたには助けられてばかりです。もう、私をダメな女にしないでください」
「ダメな女にしたいのですよ。私なしでは生きていられないほど、ダメになってください」
「もう」
 清楚華憐な顔を見せるサツキ。本当のサツキが見えた。それは息がとまるほど、美しい容姿だ。
 それも、私が作ったものだ。食事で体を治し、愛情を注ぎ、願われなくても私は願いを叶え、甘い言葉を囁き、秘密の共有をして、そういうことをたくさんして、やっと得られたものだ。
 私が手を繋ぐと、サツキは拒絶しない。嬉しそうに指に力を入れてくれる。
「たまには、これもいいですね」
「そうそう、調べものも終わりましたよ。証人は皇帝ラインハルト様です」
「まあ、皇帝まで巻き込んで、酷い人ですね」
「たまには、私のサツキのために、役に立ってもらわないといけない。私が保管しておこう」
「明日か明後日には、学校で使うかもしれませんね。朝、ください」
「わかった」
 私はサツキに頼まれた書類を大事に保管した。
 皇族の前で、クラリッサとエクルドの信用をどん底になる時がもう、目の前まできていた。


 サツキはクラリッサだけでなく、エクルドが勝手にサツキの名を使って買い物をしている証拠を集めていた。サツキだけでは、店側は隠すばかりだ。それに困っていたサツキに、私が皇帝を使って動いたのだ。
 賢者である私と、皇帝ラインハルト様が、抜き打ち査察として、クラリッサとエクルドが買い物に行く店にかたっぱしから書類を出させた。そして、サツキと書いてあるが、字体が全く違う書類を指摘したのだ。そのことに、店側が色々と言い訳をしたのだが、こちらとしては、もっともらしい理由を述べるしかなかった。
「これは、詐欺でないということは、帝国民がおさめた税を不正に使われているのかもしれないな。サインが本人でないのなら、横領だ。まず、このサインの名の者を呼びなさい」
 ここまできて、店側は白状するしかなかったサツキではないが、サツキの義妹と婚約者がサツキのサインで買い物をしている、と。
「それは、このサインの名前本人は納得済みか?」
「………」
「テラスとこのサインの名の者は、仲が良い。相談されたそうだ。店側に訴えても、右に左に聞き流されると。それでも、テラスには泣きつかず、まだ学生の身の娘が一人、お前たちに立ち向かったわけだ。立派な大人がよってたかって、学生の娘に、随分なことをしたな。サインの偽造をした義妹と婚約者も学生。これほど扱いの差が生じたのは、買い物さえしてもらえばいい、と思ったのか? 不正だとわかっていて、利益だから、と受け入れるような店は、信用がない。お前たちと帝国の取引は、これから十年、なしとする」
「そんな」
「そんなことをされては」
「いくら儲けた?」
「随分と儲けていますよ。この調子でやり続ければ、帝国の取引なんていらないでしょう」
「不正し続けるんだ。そのまま続けなさい。帝国は、不正の温床からは手を引く」
 そして、店数件が信用と取引をなくしたのだ。



 サツキには、ただ皇帝を使って調べた、と言っただけだ。その店がその後、どうなったのかは言わない。知らなくていいだろう。もう二度と、関わることはない。
「ですが、また買い物されると困りますね」
「その店では、もう二度と、買い物は出来ない。そう、誓わせた」
 誓った誓った。だが、信用はないので、帝国はこれから十年間は取引しない。信用を失った上、店はどうなるかわかったものではない。クラリッサとエクルドが来たら、門前払いになるのは目に見えている。
 不正店を査察したついでに、辺り一帯の抜き打ち査察をした。そして、この不正を全ての店に吹聴してやったのだ。もう、どの店でもサツキのサインでの買い物は出来ないだろう。噂も流れているので、あの二人はもう、門前払いだ。
 そんなことになっているとは、さすがのサツキも知らない。教えない。知らなくていいことだ。
「本当に、困ったものです。過去に遡れば、お父様、お義母様のものもありますから、本当にうんざりです。わたくしの名前を勝手に使うから、わたくしが散財したことにされているのですよ。家から出られず、仕事漬けのわたくしに出来るはずがないというのに。本当に、悪徳な店は多いですね」
「そうだな」
 まだ、掃除は終わっていなかった。もう少し、皇帝には働いてもらわないといけないな。




 次の日、皇族ルイ様が随分と怒って城に戻ってきた。その怒り具合は珍しいものだ。普段、温和を偽装しているルイ様が人前にもかかわらず、怒るのだ。
「ルイ様、今日もお疲れ様です。学校はどうでしたか?」
「聞いてください、テラス!! もう、本当に下劣な貴族の子息令嬢がいるのですよ」
 もう、言いたくて仕方なかったのだろう。
「今年、新入生代表となったサツキ嬢には、義妹と婚約者がいるのですよ。この二人、評判はいいのですが、実際に付き合ってみれば、最低最悪なんです。僕は、ここまで最低最悪な人がいるとは、初めて会いました」
「どう、最低最悪なのですか?」
「サツキ嬢の名前で買い物をしていたのですよ。それも、見たのですが、とんでもない額でした。同じ店で、二人はサツキ嬢の名前で購入しているのですよ。同じ店だから、サインを照らし合わせれば、偽物とわかるであろうに、それをこれまで通っていたというではないですか!? 店を潰してやろうと行きましたら、皆、閉められていました。皇族と魔法使いが確認をとった、とサツキ嬢は話していましたが、ご存知ですか?」
 何か言いたそうに私を見てくる。かまをかけているのだな。若いな。
「抜き打ち査察をしました」
「そうなのですか!?」
「ここは皇帝のおひざ元です。皇帝陛下も、いつも城にいてばかりは体がなまると言っていましたので、思い切ってやったのですよ。そしてら、そのサインが目に入ったのです。少し脅してみれば、伯爵令嬢のものを騙っているのを知っていて買い物させたことを白状しました。気の毒なので、伯爵令嬢に渡したのですよ」
「そうだったのですか」
 嘘ではない。何せ、全ての店を抜き打ち査察したのだ。ルイ様が調べても、不審な点は見つからない。だいたい、穴だらけなことをしたのは、サツキの義妹と婚約者だ。他の者たちは、しっかり、不正をしていないサインなのだ。
 気の毒ではない。不正だとわかっていて、サツキの義妹と婚約者に買い物をさせた店側は、もう、信用のない店なのだ。
 実は、他の店でも、サツキの義妹と婚約者は、同じようなことをしたのだ。だが、さすがにいくつかされると、サインが二種類になり、頻繁に学生が買い物するので、店側は問い詰めて、品物を返品させたりしたのだ。そういう店には、特別に帝国は目をかけることとなった。
 こうして、サツキのお願いで、店の命運が決まることとなった。
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