入社した会社でぼくがあたしになる話

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新生活

美容サロン④

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そして次は全身エステだ。


「では最後にエステですね~こちらへどうぞ」

「よろしくお願いします」

お母さんはそのまま凜君とエステルームへ入っていった。


「ではこちらのガウンに着替えて施術室へ入って下さい。」

「はい」

凜君はガウンに袖を通すと隣の部屋へ入って行き、当たり前のようにお母さんも着いてきた。


亜美さんがエステのコース説明とカウンセリングを始めた。


「ではエステのコースなんですが、今回はいかが致しますか?」


凜君には訳がわからず、お母さんが間髪入れずに直ぐに答えていた。


「もちろん全身のコースで先に全身脱毛もしてくださる?VIOも全部してください。それでフェイシャルの後のオプションのメインもお願いします」


「は、はいかしこまりました(うわーフルコースだぁ)」


亜美さんは一瞬動揺したがプロらしく冷静に対応していた。




「えっと、お母様はお隣の待合室でお待ち下さい、では凜ちゃん施術台に横になってくださいね。」


「はい……」


緊張してうつむき加減で返事をする。

「大丈夫ですよ、リラックスしてくださいね~」

亜美さんは優しく声をかけながら手際よく準備をして行く。


「最初に全身の脱毛しますね、輪ゴムでパチンと弾く程度の痛みがありますが痛かったら言って下さい」


「は、はい」



そして準備が終わると施術が始まった。

「いきますよ~パチッ!」

「ひゃっ!」

「ごめんなさい、ちょっと強かったですね……大丈夫ですか?」

「はい、思ったより全然平気です」

「良かった、じゃあ続けますね」

施術が始まると僕は待機室の凜君のお母さんへお茶を出して話を聞いていた。


「凜ちゃん今日一日で可愛くなりましたね~」


「ありがとうございます……やっと念願の娘ができた気持ちで嬉しいです。」


凜君のお母さんはごきげんだった。


「エステ終わったらあの子に着せようと思って沢山お洋服買ってきたの」


「わあ可愛いお洋服ですね~きっとお似合いですよ」


そこにはカジュアルからロリィタ系の服まで沢山の洋服の入った袋があった。



そして脱毛とエステが終わった頃合いに僕は片付けとサポートのため施術室へ戻ったのだかこの後大変な事になるとは………

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