先生と秘密の恋。

真那翔 Manato

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青空の下で

1.行動だけでは伝わらない。

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高校生活になれてきてた頃のとある保健の授業中
「先生って彼氏いんの??」
1人の男子生徒が質問をした。こういうのはよくあることで『私語』みたいなものだ。
「さぁ、どうだろうね…」
晟那先生は、適当に答えて授業を再開した。
(晟那先生ってカッコイイし、可愛いし…。やっぱり彼氏とかいるよね…)
少し寂しい気持ちでチョークで黒板に書いている晟那先生の後ろ姿を見ていた。

それから数日。
夢羽は、陽日と遊びに出かけていた。
「陽日、超楽しかった!!また行こうね!!!」
「うん!!」
「…あっ!!晟那先生だ!!」
「えっ??」
2人がいるのは、この辺では人気のショップだった。その店を道路を挟んで反対側の道に晟那先生と1人の男性が笑顔で歩いている。
「ねぇ、夢羽!行ってみようよ!!」
「えぇー!?」
好奇心旺盛な陽日に連れられ、晟那先生のあとをつけていく。
「ねぇ、陽日…。帰ろうよ…」
「いいじゃない!二人の関係を陽日達が暴くのよ!!」
晟那先生と男性は、細い路地に入っていった。
(あれ??この辺って…)
路地を抜けて、サラリーマンのおじ様たちが通いそうな居酒屋やキャバクラ、そして…
「…ラブホテル??」
たしかに晟那先生は男の人とラブホテルに入っていった。
「夢羽!やっぱりあの二人は付き合っていたんだ!!晟那先生って彼氏いたんだ!!」
陽日は、大喜びだ。反対に夢羽は、
(晟那先生に彼氏がいたなんて…。)
大好きな晟那先生に裏切られた感じがしてものすごく悲しかった。

その日はすぐに帰った。
「やっぱり、デートの邪魔するのは悪い」
と2人でまっすぐ家に帰った。
夢羽は、家に入り自分の部屋に入った。
夢羽の家族は、大手会社の取締役の父、看護師の母、モデル兼俳優の10歳離れた兄の志馬、人気アイドルグループに所属する8歳離れた姉の優羽、大学生兼モデルの4歳離れた兄の結馬だ。
みんな実家暮らしだが、仕事で忙しいためあまり家にいない。
「彼氏…か。」
自然に悲しくなる。ホテルに入ったってことはイチャイチャするに決まっている。
「晟那先生も女の人なんだな…」
晟那先生と彼氏と思われる男性が裸で抱き合っているのを想像してしまった。
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