【R-18】女に人権が無い異世界に転生してしまった俺は、凌辱の限りを尽くす〜異世界性奴隷化計画〜

あむあむ

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第二章

第十話

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 ♢♢♢

 中学生の時、クラスの中でイジメられている女の子がいた。地味で目立たず口数も少ない子だ。
 放課後の体育倉庫、裸で立たされて、バケツを持たされ、スマホで写真を撮られている。
 イジメっ子はクラスでもカースト最上位の女子3人組。

「へぇ、身体はいいじゃない。これなら、男にもモテるんじゃない?」
「だったら、クラスの皆に送ってあげましょうよ」
「賛成賛成! ね、いいでしょ?」
「や……止めて下さい……それだけは……何でもしますので……」

 絞る様な声で許しをこい、女達はそれを笑う。身体に向かってボールを投げ付け、苦しむ姿を見て愉しむ。
 俺はその姿を見ていることができなかった。

「おい、やめろよ! こんな下らないこと!」

 倉庫の扉を勢いよく開き、イジメられっ子の前に立つ。助ける必要があると思ったからだ。だけど、間違った。

「なに、アンタ?」
「嫌がってるだろ。俺は見たぞ、先生に報告したらお前らだって──」
「へぇ、脅すんだ。なら、こっちも脅す材料作らないとね」
「なに!? ──ッ、うぁ!?」

 助けようとした女子に後ろから襲い掛かられ、首を絞められる。
 何が何だか分からないうちに、抵抗しようとしてもイジメっ子の殴る、蹴る、暴力の嵐。
 気が付けば、俺は意識を失っていた。
 そして、目を覚ました時、次のイジメの対象は俺になっていたのだ。

「ごめんなさい……こうしないと、私……」

 涙を流しながら、謝罪するイジメられっ子はエアガンの銃口を俺に向けていた。
 衣服は全て剥ぎ取られ、手足は座椅子に固定され、身動き一つ取ることすら叶わない。
 口には何かが詰められていて喋ることもできない。

「さっさと撃ちなよー」
「ごめんなさい……ごめんなさい……」
「──ッ、ぅぐ」

 パン、パン。乾いた音がなり、小さな球が身体にあたる。激痛というほどでもない。
 だが、思わず唸りを上げてしまうほどの痛みはあった。
 その様子を三人の女子は卑しく嗤いながらスマホで撮影している。
 身体の痛みより、心の痛み、屈辱が心を突き破る。俺は、彼女達を睨み付けた。

「ははは、全裸の男に睨まれても、なんにも怖くないし」
「陰キャのアンタにとっちゃ、女の子にイジメられるなんて、ご褒美と同じじゃん」

 そんな訳ない。興奮なんてする訳ない。

「しかも、女子のパンツ咥えてるもんね。ウケる」

 女子のパンツ……? まさか、この口に捻じ込まれているのって。
 ハッと視線をイジメられっ子の方へ向けると、恥ずかしそうに眼を逸らす。
 その瞬間、俺は不覚にも勃起してしまった。

「うわ、ヤバ、マジじゃんか。キモー」
「丁度いい的ができたね、ほらアソコ狙って。早く早く」
「……は、はい……ご、ごめんなさい」
「ぅッ、つぁ……ん、ぐッ!」

 球が当たる度、身体がビクッと跳ねてしまう。女達は「感じてる感じてる」と盛り上がり、イジメられっ子は泣いていた。けど、引き金を止めることはない。
 自衛の為の致し方のない行動……最初はそう思っていた。

「これをばら撒かれたくなかったら、明日もまたここに集合ね。意味はわかってるでしょ?」

 情けない姿を撮影され、脅迫を受ける。
 側から見れば「女にエアガンで撃たれ悦んでいる惨めな男」の動画。
 俺は、イジメっ子に従うしかなくなっていた。

 ──次の日から地獄が始まる。

 言われた通り、体育倉庫に来た俺は直ぐに服を脱がされた。
 そして首輪を付けられ、まるで犬のように扱われる。

「まずは~3回周ってワンって言ってよ」
「……ワン」
「うわぁ、本当に何でも言う事聞くんだ」

 命令して置きながら、言うことを聞くと笑われる。ずっとカメラは回り続け、脅しの材料は増えていく一方だった。
 イジメられっ子も、ただその様子を哀しげに眺めているだけ。助けなんて、望めない。
 俺を椅子代わりに跪かせながら、女達は談笑を始める。

「つかさぁ、マジ彼氏がドSでさぁ。痛いことばっかしてくんだよねぇ」
「へぇーどんなことされたの?」
「縄で縛ったりぃ、鞭で叩いたりぃ、全然気持ちよくないっーの」
「マジ? ヤバイね」
「しかも、挙げ句の果てにはアナルプレイしようとか。ふざけんなって感じ」
「ウケる。AVの見過ぎなんじゃね?」
「でしょー? 腹立つから、コイツで憂さ晴らししようか?」

 そう言うと、女の一人が俺に「伏せ」と命令した。あの時の俺は、恐怖で震え、完全な傀儡となっていたことを思い出す。

「じゃあ何本入るか、実験をはじめまーす」

 カバンから取り出された大量のペン。何をされるかは一目瞭然であった。

「えーマジすんの? てか、キタねーから触りたくないんだけど」
「その為にコイツがいんじゃん! はい、後よろしく」

 ペンを手渡され、困惑するイジメられっ子。

「え……ぁ、あの……何をすれば……」
「決まってんじゃん。そいつのケツの穴に、どんどん刺しちゃうんだよ」
「そ、そんな!?」
「しないと、どーなると思う?」
「ぅ……ぅぅ……」

 そうして彼女は、酷く躊躇いながらもペンを掴み、俺を痛めつけていった。
 一本入れば二本、二本入れば三本と、次々に挿入されていく。
 苦しみ、悶える。快感は一切ない、ただ屈辱の時間。
 限界まで拡げられ血が流れた時、ようやくと行為は終わりを告げた。

「ご……ごめんなさい……」

 彼女の言葉に俺は答えない。
 同じ被害者なのだ、謝罪する必要もないのだから。
 
 それからというもの、イジメは更に加熱していく。
 苛ついている時は、殴る、蹴るは当たり前。
 床を舐めさせられたり、便器を舐めさせられたりもした。
 嘔吐するまで水を飲まされ、拷問と呼べる行いを何度も、何度も。
 しかし、実際に手を下すのはカースト上位の女達ではなく、イジメられっ子だった。
 彼女も命令に従い、自分を助けようとした男に対し、凌辱を繰り返す。毎日毎日、泣きながら。

 ──だが、ある日の事だった。

 イジメられっ子の足を舐めろと命令された。
 もう、逆らう気力も無かった俺は言われた通り、駄犬の如く足を舐める。
 そして、ふと視線を上げた時……彼女の目は嗤っていたのだ。

 俺はようやくと気が付いた。
 弱い者を救うのは、更に弱い者だと。
 救済など意味はない。
 被害者だから、同じではない。
 人は人を見下すことしかできないのだ。

 以降、彼女は何の躊躇いもなく、俺の身体を傷付けるようになる。
 女達がイジメに飽きても、ずっと、下僕のように扱われる。
 もう、助けようとしたあの日など、彼女の頭には残っていないだろう。

 だから、俺は決心したのだ。
 いつ立場が逆転するかわからない。
 絶対に、誰にも負けない強者になると。
 この屈辱を二度と噛みしめないようにする為に。
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