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幼少期編
遂に来てしまった婚約話
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「ウィラ。今日のお昼からは、私の古い友人と、その息子くんがやってくるんだよ」
今朝の朝食を取っていた際、父の口から放たれたのはそんな言葉だった。
ぽろり、とフォークに突き刺していた野菜が落ちる。
「古い友人……ですか」
「そうそう。アルトナー公爵家という家は知ってるだろう?」
「ヒェッ」
「そこの当主である私の友人がね、是非お前と息子のユーリくんを会わせたいと言うんだ。
実は昔にこんな約束をしたことがあって~……」
私の零した悲鳴など聞こえていなかったらしい父はわくわくとした口調で昔話を始めた。頼む。その先は言わないでくれ。
(……マジか……)
出来るならば一生この話は来ないでほしかった。そんなことあるわけないんだけど。
そう、来てしまったのだ。遂に、問題のアレが。
ユーリ・アルトナー。
三人の攻略対象の内の二人目であり──、「ウィルヘルミナ」の婚約者を務めていた、公爵家の長男である。
*
「お初にお目にかかります。ウィルヘルミナ嬢。
僕はユーリ・アルトナーと申します」
「……初めまして、ユーリ様。私はウィルヘルミナ・ハーカーと申します……」
この時代、親の決めた婚約者に「否」と答えられる貴族子女は居ない。
私だってそうだ。それを承知で「婚約者とかまだ早いと思いませんか?」と震える口で言ってみた。
だが返ってきた答えは「何言ってるんだ、むしろ遅い方だぞ?」で。そもそも今日、当日! 来る予定の客人を追い返すことなど到底無理でござった。
前述した通り、ユーリは私、ウィルヘルミナの婚約者としての設定を持つ攻略対象である。
世界観が貴族だの何だのと言っているのだから、貴族である彼に婚約者が居るのは当然のことなのだが、出来ればその設定には則りたくなかった!
だって我が推しアイラちゃんは攻略対象を含め世界全てに愛されるべき存在。そんな彼女の幸せを、婚約者というあからさまな邪魔者的立場で踏み躙りたくなどない!!
そもそもこの婚約は国のバランスがどうのとか、権力が公爵家に集中するのを防ぐだとか、別にそういう重た~い話は絡んでいない。……はず。だってお父様が朝めちゃくちゃ語ってたんだもん、ユーリのお父さんとの友情話を。
そんな輝かしい友情を育んだ若い頃の二人はこう誓い合ったそうだ。
『いつか自分達が結婚して子供を作ったら、その子供同士で結婚させよう』
なんて約束してくれてんねん。
しかもこれ、よくある酒の場での約束らしいからね。その約束に従って今日顔合わせに来たらしいから。ふざけんな。
そうしてゲームのウィルヘルミナとユーリは親の決めた元婚約し、数年後、散々拗れに拗れた後破局するのであった……。
とは、死んでもなりたくない。
そもそも、自分のことを好きではない相手と婚約、結婚するという感覚が、前世日本人である私には無理!!
お前らゲーム本編でどれだけユーリがウィルヘルミナに興味無いのか知らんだろ!! もう氷も氷、その辺り一面が凍るぐらいの冷たさで「あんな地味な婚約者に興味などありません」って言うからね?!
だが、今の時点でこんな話をして何になろうか。
親同士は久々に会った喜びに抱擁し、昔話に花を咲かせている。対する子供二人はシーン、状態。
あるよね、こういう状況。親ばっか盛り上がって子供たちは暇してるやつ。
(マジでこの話無くなってほしい……)
ふー……、と長いため息をついた、その時。
隣で話していた父が「どうしたんだいウィラ」と声を上げた。
「ああ、しまった。大人同士でばかり話し込んでしまったから、二人が退屈してしまっているな」
「そうか、それはすまなかった! そうだウィラ、庭にお茶を用意させるから、そこでユーリ君と親交を深めるといい」
おい余計な提案すな。
なんて口が裂けても言えるわけがなく。
あっという間に父はプチお茶会の準備を使用人に言いつけてしまうし、ユーリもお父さんに言われて素直に頷いちゃってるし。
あとはお若い二人でってやつやんけ。
(分かっちゃいたけど、もうこれ、ほぼ決まってるのと同じだよな……)
改めて考えるまでもなく、そうである。
貴族の結婚とはそういうもの。
その内お茶の準備が出来た、と使用人の人から言われ、私とユーリは応接間から我が家の庭へと移動するしかないのであった。
「よい香りのお茶ですね。焼き菓子も美味しいです」
「左様ですか。それはよかったです」
「うちもコックの作る料理やお菓子には自信があるんですよ。折角婚約者となったのですから、今度は是非うちに遊びにきてください」
「ま、まぁ、ありがとうございます……ふふ……」
こんな感じで和やかな中、お見合いならぬプチお茶会は進んでいた。
まぁ、一見和やかである。本当に。私の心とは裏腹に。ほんとね。
というか、さすが公爵家の長男というか。ユーリが穏やかな雰囲気で私に話しかけ、会話を楽しませようとしてくれているおかげでこの空気になっていると言えよう。
多分「女性には優しく」とか「相手を退屈させないように」とか、そういう話術も含めて教育されてるんだろうなぁ。
まだ私と同じ11歳なのにすげえ、というのが正直な感想。あと、その年からそんなに気を遣ってたら将来心労がたたってハゲるよ、とか。ごめんなさい嘘です。
しかしユーリには悪いが、私はこの場を楽しめる気が全くしない。
そもそも婚約に気が乗ってないから。
(こんなことになるのなら、婚活でも始めていれば良かったのか……?)
ただ、11歳から男漁りに走るとか普通にヤバイだろって思う。親が吟味して婚約を決めてきたとかならまだしも。
というかデビュタントも始まっていないのにそういった目的での夜会やら何やらに参加できるわけが無い。あ、ちなみにこの国でのデビュタントは16歳~20歳です。
(でもな~~!! 前世大学生だった身からすると、結婚とかどうとかって全く考えられん……!!)
そのせいか正直「婚活する」って発想が今まで出てこなかった。もうちょっと早く考えが及んでいたら、なんか無理矢理にでも事を成せたかもしれないのに。
「ウィルヘルミナ嬢?」
「え、あ、はい」
「どうかしましたか。ぼうっとしていましたが……、どこか具合でも?」
苦悩していた所にユーリが声をかけてくる。心配そうな表情を浮かべながら言われ、心にグサリと罪悪感の矢が刺さった。
(いや……、こんなとこでぐちぐち考えてても無駄だな。だってもう逃げられない状況だし)
それに何だかこんな年下の男の子ばかりに気を遣わせている自分が情けなくなってきた。いい加減腹決めてちゃんと話せよ、と己に喝を入れる。
「いいえ! 特に問題ありませんのでお気になさらず!
……あの、ユーリ様」
「はい? 何でしょう、ウィルヘルミナ嬢」
「あ、えっと、ウィラで構いませんよ。名前、毎回呼ぶにはちょっと長いでしょう?」
「……分かりました。それでは、ウィラ。どうしました?」
にこり、とユーリが眩しい輝きスマイルを浮かべた。思わず「ウッ眩しっ」と目を瞑り手を眼前へと掲げてしまいそうである。
さすが公式で「王子じゃないけど王子様」と言われるだけある。ヴィクトールが優しいお兄様系なら、ユーリは金髪碧眼のキラキラ王子様系だ。どっちも割と通常運転でニコニコしてるキャラなのは変わらんな。
「私達の婚約ですけども……、恐らくもう決まっている、もしくは近い内に正式なものとなる、と思うのです」
「まぁ、そうでしょうね」
やっぱり。
今朝、父は「まぁとりあえず、一回会って話してみようじゃないか! 話はそれからだ!」と渋る私に言ったが、どうせ気休め程度の言葉だ。親がそれで良いと思ったら子はそれに従う他あるまい。
しかも、ユーリはゲームの中でも、そして今こうして話しているだけでも分かるほど品行方正で優しく、そして美しい少年だった。陽に当たるほどきらきらとその金糸は輝き、まだまだ少年らしさが残る瞳も綺麗な碧色。
こんな人との婚約を真っ向から断ったら、私が周りから激しいなぜなぜ攻撃を受け、むしろ怒られるレベルである。
そもそも対抗でき得るに足る断る理由も思いつかないし。
「それで、私と婚約するにあたって、……一つだけ、約束してほしいことがあります」
真っ直ぐにユーリを見据えて言う。私の本気が伝わったのか、彼は少しだけ表情を強張らせて「それは、一体……?」と尋ねた。
「それは、……ユーリ様、あなたにもし、もしも好きな人が出来たのなら。その人と添い遂げたいと心から思えるような女性に出逢ったら、必ず私に言ってください」
「……え」
「私はそれを絶対に、絶っっ対に咎めたりはしません。必ず、ユーリ様とその女性の幸せを願い、婚約解消に応じます」
今朝の朝食を取っていた際、父の口から放たれたのはそんな言葉だった。
ぽろり、とフォークに突き刺していた野菜が落ちる。
「古い友人……ですか」
「そうそう。アルトナー公爵家という家は知ってるだろう?」
「ヒェッ」
「そこの当主である私の友人がね、是非お前と息子のユーリくんを会わせたいと言うんだ。
実は昔にこんな約束をしたことがあって~……」
私の零した悲鳴など聞こえていなかったらしい父はわくわくとした口調で昔話を始めた。頼む。その先は言わないでくれ。
(……マジか……)
出来るならば一生この話は来ないでほしかった。そんなことあるわけないんだけど。
そう、来てしまったのだ。遂に、問題のアレが。
ユーリ・アルトナー。
三人の攻略対象の内の二人目であり──、「ウィルヘルミナ」の婚約者を務めていた、公爵家の長男である。
*
「お初にお目にかかります。ウィルヘルミナ嬢。
僕はユーリ・アルトナーと申します」
「……初めまして、ユーリ様。私はウィルヘルミナ・ハーカーと申します……」
この時代、親の決めた婚約者に「否」と答えられる貴族子女は居ない。
私だってそうだ。それを承知で「婚約者とかまだ早いと思いませんか?」と震える口で言ってみた。
だが返ってきた答えは「何言ってるんだ、むしろ遅い方だぞ?」で。そもそも今日、当日! 来る予定の客人を追い返すことなど到底無理でござった。
前述した通り、ユーリは私、ウィルヘルミナの婚約者としての設定を持つ攻略対象である。
世界観が貴族だの何だのと言っているのだから、貴族である彼に婚約者が居るのは当然のことなのだが、出来ればその設定には則りたくなかった!
だって我が推しアイラちゃんは攻略対象を含め世界全てに愛されるべき存在。そんな彼女の幸せを、婚約者というあからさまな邪魔者的立場で踏み躙りたくなどない!!
そもそもこの婚約は国のバランスがどうのとか、権力が公爵家に集中するのを防ぐだとか、別にそういう重た~い話は絡んでいない。……はず。だってお父様が朝めちゃくちゃ語ってたんだもん、ユーリのお父さんとの友情話を。
そんな輝かしい友情を育んだ若い頃の二人はこう誓い合ったそうだ。
『いつか自分達が結婚して子供を作ったら、その子供同士で結婚させよう』
なんて約束してくれてんねん。
しかもこれ、よくある酒の場での約束らしいからね。その約束に従って今日顔合わせに来たらしいから。ふざけんな。
そうしてゲームのウィルヘルミナとユーリは親の決めた元婚約し、数年後、散々拗れに拗れた後破局するのであった……。
とは、死んでもなりたくない。
そもそも、自分のことを好きではない相手と婚約、結婚するという感覚が、前世日本人である私には無理!!
お前らゲーム本編でどれだけユーリがウィルヘルミナに興味無いのか知らんだろ!! もう氷も氷、その辺り一面が凍るぐらいの冷たさで「あんな地味な婚約者に興味などありません」って言うからね?!
だが、今の時点でこんな話をして何になろうか。
親同士は久々に会った喜びに抱擁し、昔話に花を咲かせている。対する子供二人はシーン、状態。
あるよね、こういう状況。親ばっか盛り上がって子供たちは暇してるやつ。
(マジでこの話無くなってほしい……)
ふー……、と長いため息をついた、その時。
隣で話していた父が「どうしたんだいウィラ」と声を上げた。
「ああ、しまった。大人同士でばかり話し込んでしまったから、二人が退屈してしまっているな」
「そうか、それはすまなかった! そうだウィラ、庭にお茶を用意させるから、そこでユーリ君と親交を深めるといい」
おい余計な提案すな。
なんて口が裂けても言えるわけがなく。
あっという間に父はプチお茶会の準備を使用人に言いつけてしまうし、ユーリもお父さんに言われて素直に頷いちゃってるし。
あとはお若い二人でってやつやんけ。
(分かっちゃいたけど、もうこれ、ほぼ決まってるのと同じだよな……)
改めて考えるまでもなく、そうである。
貴族の結婚とはそういうもの。
その内お茶の準備が出来た、と使用人の人から言われ、私とユーリは応接間から我が家の庭へと移動するしかないのであった。
「よい香りのお茶ですね。焼き菓子も美味しいです」
「左様ですか。それはよかったです」
「うちもコックの作る料理やお菓子には自信があるんですよ。折角婚約者となったのですから、今度は是非うちに遊びにきてください」
「ま、まぁ、ありがとうございます……ふふ……」
こんな感じで和やかな中、お見合いならぬプチお茶会は進んでいた。
まぁ、一見和やかである。本当に。私の心とは裏腹に。ほんとね。
というか、さすが公爵家の長男というか。ユーリが穏やかな雰囲気で私に話しかけ、会話を楽しませようとしてくれているおかげでこの空気になっていると言えよう。
多分「女性には優しく」とか「相手を退屈させないように」とか、そういう話術も含めて教育されてるんだろうなぁ。
まだ私と同じ11歳なのにすげえ、というのが正直な感想。あと、その年からそんなに気を遣ってたら将来心労がたたってハゲるよ、とか。ごめんなさい嘘です。
しかしユーリには悪いが、私はこの場を楽しめる気が全くしない。
そもそも婚約に気が乗ってないから。
(こんなことになるのなら、婚活でも始めていれば良かったのか……?)
ただ、11歳から男漁りに走るとか普通にヤバイだろって思う。親が吟味して婚約を決めてきたとかならまだしも。
というかデビュタントも始まっていないのにそういった目的での夜会やら何やらに参加できるわけが無い。あ、ちなみにこの国でのデビュタントは16歳~20歳です。
(でもな~~!! 前世大学生だった身からすると、結婚とかどうとかって全く考えられん……!!)
そのせいか正直「婚活する」って発想が今まで出てこなかった。もうちょっと早く考えが及んでいたら、なんか無理矢理にでも事を成せたかもしれないのに。
「ウィルヘルミナ嬢?」
「え、あ、はい」
「どうかしましたか。ぼうっとしていましたが……、どこか具合でも?」
苦悩していた所にユーリが声をかけてくる。心配そうな表情を浮かべながら言われ、心にグサリと罪悪感の矢が刺さった。
(いや……、こんなとこでぐちぐち考えてても無駄だな。だってもう逃げられない状況だし)
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「いいえ! 特に問題ありませんのでお気になさらず!
……あの、ユーリ様」
「はい? 何でしょう、ウィルヘルミナ嬢」
「あ、えっと、ウィラで構いませんよ。名前、毎回呼ぶにはちょっと長いでしょう?」
「……分かりました。それでは、ウィラ。どうしました?」
にこり、とユーリが眩しい輝きスマイルを浮かべた。思わず「ウッ眩しっ」と目を瞑り手を眼前へと掲げてしまいそうである。
さすが公式で「王子じゃないけど王子様」と言われるだけある。ヴィクトールが優しいお兄様系なら、ユーリは金髪碧眼のキラキラ王子様系だ。どっちも割と通常運転でニコニコしてるキャラなのは変わらんな。
「私達の婚約ですけども……、恐らくもう決まっている、もしくは近い内に正式なものとなる、と思うのです」
「まぁ、そうでしょうね」
やっぱり。
今朝、父は「まぁとりあえず、一回会って話してみようじゃないか! 話はそれからだ!」と渋る私に言ったが、どうせ気休め程度の言葉だ。親がそれで良いと思ったら子はそれに従う他あるまい。
しかも、ユーリはゲームの中でも、そして今こうして話しているだけでも分かるほど品行方正で優しく、そして美しい少年だった。陽に当たるほどきらきらとその金糸は輝き、まだまだ少年らしさが残る瞳も綺麗な碧色。
こんな人との婚約を真っ向から断ったら、私が周りから激しいなぜなぜ攻撃を受け、むしろ怒られるレベルである。
そもそも対抗でき得るに足る断る理由も思いつかないし。
「それで、私と婚約するにあたって、……一つだけ、約束してほしいことがあります」
真っ直ぐにユーリを見据えて言う。私の本気が伝わったのか、彼は少しだけ表情を強張らせて「それは、一体……?」と尋ねた。
「それは、……ユーリ様、あなたにもし、もしも好きな人が出来たのなら。その人と添い遂げたいと心から思えるような女性に出逢ったら、必ず私に言ってください」
「……え」
「私はそれを絶対に、絶っっ対に咎めたりはしません。必ず、ユーリ様とその女性の幸せを願い、婚約解消に応じます」
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