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プロローグ
本好き少女生まれ変わる?
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なんでこんなことになったの!?
ある夏の学校。私、田中紗貴は図書委員の仕事で本棚の整理をしていた。
そしたら地震が来てしまい、立て付けの悪い本棚が倒れてきた。
(これ…死んじゃうの…?)
私は目を覚ました。
(た、助かったの…?)
しかしそこは何もない真っ白な空間。不安になり私は何も無いこの空間に呼びかけた
「だ、誰かいませんかー?」
もちろん返事はない。
「仕方ない夢かもしれないし少し進んでみるか」
しばらく歩いていた。変わらない景色。そろそろこの白い空間に嫌気がさしてきた。そんな時、目の前がいきなり眩しく光った。私は目を閉じてしゃがみ込んだ。
次の瞬間見えた光景。綺麗な花畑だった。その中心に誰かがいる。動物たちと触れ合っているようだ。私はその人に近づき声をかけた。
「あ、あの、ここがどこか知りませんか?」
あまり人と話さないから、こういう言い方でいいのか不安になる。すると相手から返事が来た
「あら、あなたは…私は、人間たちで言う女神という存在。ここは現世とあの世の境目ね」
私はしばらく声が出なかった。私はあの時、倒れてきた本棚に押しつぶされ、死んでしまったのだと自覚した。まさか、こんなことになるとは思わなかった。そしてやっと出た言葉。
「私は…どうなるんですか?」
女神様は目を見開いている。
「どうして私がーとか、嘆いたり喚いたりしないのね。」
私でも不思議だった、死んだことが悲しいとは思えなかった。いや、たしかに悲しい。でも、死んだのは仕方が無いとすんなり受け入れることが出来た。不思議だった。
「あなたには選択肢がある。正直、あなたは死ぬ予定じゃなかったの。あの日も本当は休みだったでしょ?だから天国に空きがないの。で、現世に居続ける…まぁ、地縛霊みたいなものね。それか、異世界に生まれ変わって新しい生を生きるか。」
女神様の言う通りだ。私は休みの日に気になったことがあって個人的に仕事をしていただけ。そりゃ死ぬ予定じゃなかったはず。私が出した答えは
「生まれ変わりたいです。」
地縛霊なんて嫌だし、前は勉強と本ばかりで友達が少ない上に地味だった。新しい人生を歩んでみたい。
「ならあなたにの力をあげるわ、何がいい?」
それって、チートってことよね?なら…
「前世の記憶を残してくれて、そこそこ生活できればそれでいいです」
正直、チート的な能力を持って目立ったりしたくなかった。平凡に暮らしたいと思ってた。
「あなたがそうするだろうとは、今までのあなたを見て何となく予想がついてたわ。では、新しい人生を気ままに楽しく生きてね」
女神様は笑顔でそう言った。私もお礼を言わなきゃと思った
「ありがとうございます」
そして、目の前が真っ白になった。
目覚めたその場所はー
ある夏の学校。私、田中紗貴は図書委員の仕事で本棚の整理をしていた。
そしたら地震が来てしまい、立て付けの悪い本棚が倒れてきた。
(これ…死んじゃうの…?)
私は目を覚ました。
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しかしそこは何もない真っ白な空間。不安になり私は何も無いこの空間に呼びかけた
「だ、誰かいませんかー?」
もちろん返事はない。
「仕方ない夢かもしれないし少し進んでみるか」
しばらく歩いていた。変わらない景色。そろそろこの白い空間に嫌気がさしてきた。そんな時、目の前がいきなり眩しく光った。私は目を閉じてしゃがみ込んだ。
次の瞬間見えた光景。綺麗な花畑だった。その中心に誰かがいる。動物たちと触れ合っているようだ。私はその人に近づき声をかけた。
「あ、あの、ここがどこか知りませんか?」
あまり人と話さないから、こういう言い方でいいのか不安になる。すると相手から返事が来た
「あら、あなたは…私は、人間たちで言う女神という存在。ここは現世とあの世の境目ね」
私はしばらく声が出なかった。私はあの時、倒れてきた本棚に押しつぶされ、死んでしまったのだと自覚した。まさか、こんなことになるとは思わなかった。そしてやっと出た言葉。
「私は…どうなるんですか?」
女神様は目を見開いている。
「どうして私がーとか、嘆いたり喚いたりしないのね。」
私でも不思議だった、死んだことが悲しいとは思えなかった。いや、たしかに悲しい。でも、死んだのは仕方が無いとすんなり受け入れることが出来た。不思議だった。
「あなたには選択肢がある。正直、あなたは死ぬ予定じゃなかったの。あの日も本当は休みだったでしょ?だから天国に空きがないの。で、現世に居続ける…まぁ、地縛霊みたいなものね。それか、異世界に生まれ変わって新しい生を生きるか。」
女神様の言う通りだ。私は休みの日に気になったことがあって個人的に仕事をしていただけ。そりゃ死ぬ予定じゃなかったはず。私が出した答えは
「生まれ変わりたいです。」
地縛霊なんて嫌だし、前は勉強と本ばかりで友達が少ない上に地味だった。新しい人生を歩んでみたい。
「ならあなたにの力をあげるわ、何がいい?」
それって、チートってことよね?なら…
「前世の記憶を残してくれて、そこそこ生活できればそれでいいです」
正直、チート的な能力を持って目立ったりしたくなかった。平凡に暮らしたいと思ってた。
「あなたがそうするだろうとは、今までのあなたを見て何となく予想がついてたわ。では、新しい人生を気ままに楽しく生きてね」
女神様は笑顔でそう言った。私もお礼を言わなきゃと思った
「ありがとうございます」
そして、目の前が真っ白になった。
目覚めたその場所はー
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