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社会人になってから。
会社でのつきあい 3
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話が弾んで気が付いたら21時近くになっていた。
新井さんは市内に住んでいるというので駅で別れたけれど、矢野さんは同じ沿線の隣の駅だった。
最終バスには間に合いそうになかったので手前の急行の停まる駅で降りて一緒にタクシーで帰ることになった。
タクシーを待つ列が少し長かったのでその間に列で矢野さんに待っててもらい家に電話をした。父親がでたので谷口さんと食事会だったこと、矢野さんと今一緒でタクシーを待っていてうちをまわってもらうというとびっくりしていた。
15分ほどでタクシーがきたので乗り込み、タクシーの中では他愛もない話をした。話しやすい人だなぁとそのときはそう思った程度だった。
家につくとタクシーをまたせて矢野さんも一緒に一度降りて父に挨拶をしていた。
「岡野部長、今日は娘さんを遅くまで振り回してしまいすみませんでした。」
「いやいや、矢野君が一緒ときいて安心したよ。このへんはバスが終わるのはやいからね。まだそんなに遅くないし、今日はありがとう。」
おー、お父さん上機嫌。こういうところちゃんとした人大好きだからね(笑)
「矢野さん、今日はありがとうございました。」
「こちらこそ、楽しかったよ。また飲みにいこうね。」
そういって矢野さんはタクシーに乗り込んで帰っていった。
家にはいると父親からいろいろ質問攻めにあった。
ただ、谷口さんに食事に誘われて行ったら新井さんと矢野さんがいただけで
2軒目は谷口さんは来ず、3人でおしゃべりしていただけなんだけど(笑)
父親は新井さんと矢野さんとだったからか特に何も言わなかった。
2人ともがんばっているいい営業マンだよとは言っていたけれど。
私はといえば、二人がイケメンだったとはいえ特にトキメキとかがあったわけではなかったけれど、話がとっても楽しかったし、矢野さんの笑顔がステキだったなーと思ったくらいでとてもスマートに接してくれた二人に好感をもったのは確かだった。
週明けに会社に行くと、就業前の裏電に矢野さんと新井さんから気遣いの電話がはいった。
特にそのあと噂になったりもなく、ふつうはそんなもんだよなと思ったのだった。
そして2週間ほどしたころに矢野さんから昼休みに会社に電話がはいって二人で食事に行こうとのお誘いを受けた。
特に断る理由もなかったので週末に母店近くで待ち合わせをしてこの間話していた居酒屋さんに連れて行ってもらうことになった。
居酒屋に行ったのは矢野さんと二人でだった。
少し緊張したけれどとてもスマートでやさしい矢野さんとのおしゃべりは楽しくて、食事もおいしくて、初めての焼酎もおいしかった。
その日はまだバスに乗ろうと思えば乗れたのだけど、矢野さんがどうしてもタクシーで家まで送るというのでこの間と同じように急行の停まる駅からタクシーで帰った。父親に会ってもらうといろいろややこしいのでそれは断ったら来週も会えないかと誘われた。
矢野さんが私に対して好意を持っていることをアピールしてくれているのがわかったので悪くはないかなと思い、約束をした。
そしてやはりその次に食事にいったときにつきあってほしいと告白された。
トキメキはないけれど、不思議なくらい安心感があった。
つきあってみないとわからないこともあるし、とりあえず谷口さんや父親には内緒にしてもらうことを条件に了承し、矢野さんとつきあうことになった。
矢野さんはとっても優しかった。
最初の1か月は毎週末土曜日にデートをした。
夏になっていたので人も多かったけれど、いろんなところに連れて行ってくれた。
手をつないで、ときどきキスをするくらいで。
とても大事にしてくれているのがわかった。
1か月したころに新井さんにバレちゃったと矢野さんから言われた(笑)
確かに3人で飲みにいったのは一度きりで、矢野さんがどう考えても私のことを気に入っていたのに何も言わないコトにおかしいと気づいてしまったらしく。しばらく様子をみていたら確信がもてたからと問い詰められ、根負けして事実を伝えて口留めを頼んだということだった。
そのかわり?月イチ私と一緒に3人で飲みに行こうと約束させられたそうでときどき金曜日につきあわされた(笑)
夏休みの取得時期はもうはじまっていて連続5日休暇をとらなければならかかったのだけれど、私は調整できておらず、9月に取得することになった。
デートのときにその話がでて、矢野さんもちょうど同時期に取得予定になっていたことがわかり、その中で2泊くらいで旅行にいかないかと誘われた。
つきあって5か月・・・・ときどきキスをするときに身体をぎゅうっとされることはあっても、矢野さんはそれ以上は求めてこなかった。
私はそれ以上あってもいいと思っていたけれど、彼の立場のこともあったし、彼にまかせていた。
だから、きっと旅行ということは・・・そういうことだよね・・・
とちょっとドキドキしていた。
あきおさんと最後にシてからもう1年が過ぎていたことにそのとき初めて気づいた。しなくてもなんともないんだ、ただ私がエッチだというわけではなかったんだとちょっとホッとしていた。
あんな私を矢野さんに知られたら、嫌われるかもしれないと思った。
旅行はさすがに親には彼氏と旅行とはいえないので同期の子たちでの旅行ということにした。
新井さんは市内に住んでいるというので駅で別れたけれど、矢野さんは同じ沿線の隣の駅だった。
最終バスには間に合いそうになかったので手前の急行の停まる駅で降りて一緒にタクシーで帰ることになった。
タクシーを待つ列が少し長かったのでその間に列で矢野さんに待っててもらい家に電話をした。父親がでたので谷口さんと食事会だったこと、矢野さんと今一緒でタクシーを待っていてうちをまわってもらうというとびっくりしていた。
15分ほどでタクシーがきたので乗り込み、タクシーの中では他愛もない話をした。話しやすい人だなぁとそのときはそう思った程度だった。
家につくとタクシーをまたせて矢野さんも一緒に一度降りて父に挨拶をしていた。
「岡野部長、今日は娘さんを遅くまで振り回してしまいすみませんでした。」
「いやいや、矢野君が一緒ときいて安心したよ。このへんはバスが終わるのはやいからね。まだそんなに遅くないし、今日はありがとう。」
おー、お父さん上機嫌。こういうところちゃんとした人大好きだからね(笑)
「矢野さん、今日はありがとうございました。」
「こちらこそ、楽しかったよ。また飲みにいこうね。」
そういって矢野さんはタクシーに乗り込んで帰っていった。
家にはいると父親からいろいろ質問攻めにあった。
ただ、谷口さんに食事に誘われて行ったら新井さんと矢野さんがいただけで
2軒目は谷口さんは来ず、3人でおしゃべりしていただけなんだけど(笑)
父親は新井さんと矢野さんとだったからか特に何も言わなかった。
2人ともがんばっているいい営業マンだよとは言っていたけれど。
私はといえば、二人がイケメンだったとはいえ特にトキメキとかがあったわけではなかったけれど、話がとっても楽しかったし、矢野さんの笑顔がステキだったなーと思ったくらいでとてもスマートに接してくれた二人に好感をもったのは確かだった。
週明けに会社に行くと、就業前の裏電に矢野さんと新井さんから気遣いの電話がはいった。
特にそのあと噂になったりもなく、ふつうはそんなもんだよなと思ったのだった。
そして2週間ほどしたころに矢野さんから昼休みに会社に電話がはいって二人で食事に行こうとのお誘いを受けた。
特に断る理由もなかったので週末に母店近くで待ち合わせをしてこの間話していた居酒屋さんに連れて行ってもらうことになった。
居酒屋に行ったのは矢野さんと二人でだった。
少し緊張したけれどとてもスマートでやさしい矢野さんとのおしゃべりは楽しくて、食事もおいしくて、初めての焼酎もおいしかった。
その日はまだバスに乗ろうと思えば乗れたのだけど、矢野さんがどうしてもタクシーで家まで送るというのでこの間と同じように急行の停まる駅からタクシーで帰った。父親に会ってもらうといろいろややこしいのでそれは断ったら来週も会えないかと誘われた。
矢野さんが私に対して好意を持っていることをアピールしてくれているのがわかったので悪くはないかなと思い、約束をした。
そしてやはりその次に食事にいったときにつきあってほしいと告白された。
トキメキはないけれど、不思議なくらい安心感があった。
つきあってみないとわからないこともあるし、とりあえず谷口さんや父親には内緒にしてもらうことを条件に了承し、矢野さんとつきあうことになった。
矢野さんはとっても優しかった。
最初の1か月は毎週末土曜日にデートをした。
夏になっていたので人も多かったけれど、いろんなところに連れて行ってくれた。
手をつないで、ときどきキスをするくらいで。
とても大事にしてくれているのがわかった。
1か月したころに新井さんにバレちゃったと矢野さんから言われた(笑)
確かに3人で飲みにいったのは一度きりで、矢野さんがどう考えても私のことを気に入っていたのに何も言わないコトにおかしいと気づいてしまったらしく。しばらく様子をみていたら確信がもてたからと問い詰められ、根負けして事実を伝えて口留めを頼んだということだった。
そのかわり?月イチ私と一緒に3人で飲みに行こうと約束させられたそうでときどき金曜日につきあわされた(笑)
夏休みの取得時期はもうはじまっていて連続5日休暇をとらなければならかかったのだけれど、私は調整できておらず、9月に取得することになった。
デートのときにその話がでて、矢野さんもちょうど同時期に取得予定になっていたことがわかり、その中で2泊くらいで旅行にいかないかと誘われた。
つきあって5か月・・・・ときどきキスをするときに身体をぎゅうっとされることはあっても、矢野さんはそれ以上は求めてこなかった。
私はそれ以上あってもいいと思っていたけれど、彼の立場のこともあったし、彼にまかせていた。
だから、きっと旅行ということは・・・そういうことだよね・・・
とちょっとドキドキしていた。
あきおさんと最後にシてからもう1年が過ぎていたことにそのとき初めて気づいた。しなくてもなんともないんだ、ただ私がエッチだというわけではなかったんだとちょっとホッとしていた。
あんな私を矢野さんに知られたら、嫌われるかもしれないと思った。
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