夏目の日常

連鎖

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見えざる手

弁当屋⑤

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「もぉおお、海斗。中指はここ、
 親指はこっち。残りは、そう、そうそう。」

 そこから先は、まるで蜘蛛の巣に絡め取られた獲物のように、
 もがけばもがくほど、彼の腕の中で食材のように扱われていた。

「こうすればいいの?どう?こんな感じで合っている? 」

 海斗は、母親よりも年上で彼の顎下ほどの洋子の背後に回り、
 体をぴったりと寄せると、

「グイッ。俺、洋子に教えてもらいたいんだ。」

 包丁を握る手の上から、優しく指を添えていた。

 海斗の温もりを感じた彼女の顔が真っ赤に染まり、
 恥ずかしそうに震えていたが、
 振り向くとすぐに、嬉しそうなはにかんだ笑顔で、

「ねえ、かいと。恥ずかしいから、先生。。。離れてほしいな。
 先生が困っているのを、君もわかってるでしょ?」

 彼女は首を少し傾け、困ったような表情を浮かべながら、
 彼を見上げていた。

「んっ?」

「これって、セクハラだと思うから、仕事中は離れて欲しいかなあぁ。」
「んんっ?」

「先生、これはやめて欲しい。。かなぁあ。わかってね。でも違うのよ!
 ねっ。。か。。かっ。。かいとくん。。せっ。。せんせい。。ねっ。」

 彼の顔がすぐ近くにあり、その真剣な目で見つめられるだけで、
 先生と生徒とは何か違う感情が生まれているのか、
 視線が定まらず、息が震え、何かを必死に抑えようとしていた。

「先生は、やめて欲しいの?」「えっ。」

「でも、俺が聞いているのは洋子だから、洋子が嫌ならやめるよ?」
「。。。。。」

(違うのよ。そうじゃないの!わかって、こんなオバサンが。こんな醜い。)

 彼に「洋子」と呼ばれた瞬間、彼女の全身は硬直し、
 嫌だと言うことさえできず、涙ぐんだ目で海斗を見つめていた。

「ちゅっ。。ジュルジュル。」

 そんな彼女の唇に温かい感触を感じたらしく、
 洋子は、さっきまで言いかけていた拒絶の言葉を全て忘れたように、
 海斗に身を委ねていた。

「ちゃっぷちゃっぷ。ジュルジュル。」

 もちろん、「違う。」と無我夢中で海斗に答えて、
「あなたと一緒にいたい。」という自分の気持ちものせて、舌を絡め、
 お互いの唾液を交換しあっていた。

「ちゅぷっ。。先生って、本当に可愛いんだね。」
「イヤよ。かいとぉお。もぉおお。ようこって呼んで!」

「じゃあ、洋子にお願いがあるんだ。料理を教えて欲しい。」
「も。。もちろん、聞いて。何でも聞いてよ。かいとぉお。」

「じゃあ。初心者が出来る料理で、
 包丁も使わない、簡単に出来る料理を教えて欲しいな。」

「かいとぉお。しれっと酷い事を言っているのを知っている?」
「もちろん、それが終われば、
 二人の身体だけで出来る、僕の得意料理をしようか?
 さあ、僕からだね。パチン。スルスル。とってもキレイだよ。」

「ちょっと、かいとぉお。やめて。。かいとったら。ひゃめてぇえ。」

 調理器具が並んだ自分の城と言っていい場所で、
 海斗に料理されている姿を妄想してしまうと、
 服を脱がしてくる海斗の手を払い除けられなかった。

「洋子も、オレに料理を教えて欲しいな。代わりに、
 俺も君を使った料理を、タップリ教えてあげるからさ。」

「ほ。。本当に?」

「こんなに可愛い食材があるのに、
 料理をしないなんて考えられないよ。スルスル。」
「。。。」

(わ。。私。。か。。彼に。。彼の食材?これから食べられちゃうの?)

 ゆっくりと服を脱がされ、肌を晒していく事に気づいているのに、
 彼女は、少しも抵抗をしないで、ただ彼に身を委ねていた。

「ぺろぺろ。熟成された。とっても美味しい味がするよ。洋子。」
「ひゃぁあん。かいと。かいとぉお。汚いし、恥ずかしいよぉ。」

 さすがにこの年齢になると、
 知らない男に肌をさらしたり触れられたりすることはなかったようで、
 彼女の体は素直に喜びを感じて赤く染まっていた。

 もちろん、この瞬間が夢であったとしても、
 彼が自分を求める事が全て嘘だったとしても、
 この先に破滅が待っていたとしても、止まることなどできなかった。

 何故ならその顔は、まるで海斗の網にかかった獲物たちと同じで、

「汚い?何を言っているんだい?こんなに、いい匂いなのに。」

「。。。」

(こんなおばさんでも?こんな醜い私でもいいの?こんな。。。。)

 まるで夢を見る少女のような顔で、彼を見つめていた。

「コレは全て、洋子が一生懸命仕事をしていた結晶なんだよ。ぺろぺろ。
 ほら、こんなに美味しい味がしているから、
 僕のも興奮して、君の身体に入りたいって、洋子も気づいた?」

「ジィイイ。グイッ。」

「いやぁあぁああ。は。。恥ずかしいよぉお。
 かいとぉお。ぬチュ。いやぁあ。ダメよ。ダメよぬチュぬチュ。」

(ハッハッ。ハヤクゥウウ。早く欲しいの。なんでも言って、何でもする。
 なんだっていい。だって、彼が求めているのなら、なんでも。)

 口では恥ずかしいと困っているが、子宮が喜んでいるらしく、
 愛撫をされてもいないのに、愛液が割れ目から溢れ出し、
 すぐに欲しいのだろう、足を軽く開き腰を上下に振っていた。

「恥ずかしくなんかないよ。だって、こんなに可愛い食材は、
 君しかいないじゃないか。ぐじゅぐじゅ。。ズブズブ。」

「ハッハッハぁぁぁ。入ってる。かいと。はうってるぅうう。うぅう。」

 海斗が彼女の服を全て脱がすと、覆い被さるように腰を押し付け、
 硬くなった肉棒を熟れた蜜壷に突き刺し、
 このメスは自分の物だと、コレは俺の所有物だとわからせていた。

 。

 さっきまでは、二人っきりの料理を楽しんでいたが、
 慌てて駆け込んできた女を、冷たい目で海斗が一瞬見たらしく、
 必死に許してもらおうと、全裸になって何かをはじめていた。

 その女は、料理教室の先生より男ウケが良く、
 化粧を濃くしているせいで、どうしても首下が浮いてしまうが、

「カイトォオオ。ペロペロ。いい?コレって気持ちいい?べろべろ。」

 床にしゃがみ込んで股の間に顔を差し込み、
 少しでも彼に見て貰おうとしていた。

 その女の事など、二人は最初から気にしていないのか、
 下半身を全て脱いだ生徒が、先生に覆いかぶさるように腰を押し付け、
 テーブルに並んでいる食材を触っていた。

「うぅうん。上手くできないなぁ。洋子ぉお。こうかなぁ?」
「あっ。。はぁあん。ゆ。ゆびぃいい。ハアハア。かいとぉお。」

 料理と言ってもらえて、うれしい程度の物なのに、
 盛り付けが気に入らないのか、海斗は何度も手直しをしていた。

 その時に、彼の指が身体に触れただけで、
 身体に快楽の渦が駆け巡っているらしく、
 所有物になった女の歓びの声が漏れ出ていた。

「ぐにゅ。こ。。これも覚えてきたのよぉお。ぐにゅぐにゅ。どぉ?」

 無視されている女の身体は、エステで磨かれて衰えを遅くしているし、
 男から奉仕されるのに慣れている巨大な胸も魅力的だが、
 そんな彼女を無視して、海斗は真剣な顔で食材と格闘していた。

 もちろん、そんな酷い扱いを受けても彼女は嬉しいらしく、
 海斗のアナルや陰嚢を舐めてご奉仕をしたり、
 知り合いの愛液と、彼の精子が混じった物を舐めたり、
 巨大な胸をオモチャのように扱ってでも、喜んでもらおうとしていた。

「洋子さぁ。コレってどうやるの?」「ハッハッ。ウゥう。チョ。チョ。」
「アハハハハ。これかァ。ズウゥウウン。グッチュグチュ。」

 海斗の肉棒を、何度も受け続けている先生など、
 完全にとろけた顔で喘いでいるだけだし、
 大好きな彼が聞いてくる事に、先生も必至に答えようとしているが、
 答える前に女性器が答えてしまい、彼がその声で気づいていた。

 コレで終わりなのだろう、海斗が知りたい事は全て聞いたらしく、

「ありがとう。ぐっちゅんぐっっちゅん。」

「イヤぁ。またァあ。イッちゃうってぅう。
 ウゥうう。はぁぁああ。もうぅうううう。。いやぁクァ。あ。ああ。」

 彼の腰が激しく打ち付けられ、
 下がっていた子宮に食い込むように亀頭が突き刺さってしまい、
 その刺激で立っていられなくなったのか、
 先生が崩れるようにテーブルに向かって倒れていた。

「ドガン。ズルん。ベチャベチャ。ベチャベチャ。ボタボタ。」

 彼から邪魔だと手を離されてしまい、
 さっきまで発情した穴を塞いでいた栓が外れてしまうと、
 混じり合った体液が割れ目から流れ出し、
 全裸で床に座り、必死に奉仕していた女の顔を濡らしていた。

 そんな事をされたら、無視されたと怒り出しそうだし、
 その行為を嬉しそうに受け入れる女など、
 軽蔑や忌避の対象にさえもならないと、暴言を放つような女なのだが、

「ズルペチャペチャ。海斗様。こうですか?ズズズずぅ。べろべろ。」

 こんな酷いことでも受けいれる、従順なメスだと彼にアピールしていた。

 海斗にとって、そんな行為をしてくる女など普通なのか、
 それとも、最初から一度も見てもいなかったのか、

「ああ、ごめんねぇ。そろそろ時間なんだぁ。洋子ありがと。チュ。」
「ハウゥウウ。。ベタン。。ジュロ。ジョロロォ。アハハ。アっハハハ。」

 最期の別れなのだろう、無視されていた女に全てを舐め取らせてから、
 先生に別れの挨拶をしていた。

 もちろん、先生は全身が幸福で満ち足りていたのに、
 新しいお礼を受けた途端に、
 全身の力が抜けてしまい、女性器から聖水まで漏らしていた。

「カチャカチャ。洋子ありがとう。また。お願いするねぇ。アハハハハ。」

「アハハハハ。はたぁああ。カイトォオオ。はたぁああ。はたへぇえ。」
「ちょっと、カイトったらぁあ。カイトォオオォオオ!」

 少しの愛も、少しの感謝もいらない、
 ただ少しだけでもいいから見て欲しいと、叫んでいる女、
 彼の鎖に繋がれたという、満足感が全身を駆け巡っている女、
 そんな可愛い二人の所有物を残して、海斗は部屋から消えていた。

「イヤぁアァアア。カイトォオオ。どうしてぇえええ。カイトォオオ。」

「ガチャ。。ああ、ごめんねぇ。京子も好きだよ。ありがとう京子。
 今度は二人っきりで、何処かに行こうね。その時は連絡するネ。」

「ちょっと、絶対よ。次は私のぉおん。本気よ。本気ぃい。」
「アハハハハ。ソレじゃ。ガチャん。」

 扉を閉めた後で海斗が何かを忘れていたのを思い出したらしく、
 見て欲しがっていた彼女に、笑いかけてお礼を言っていた。

 。

 最初扉を閉めた後に海斗は、

(なっちゃん喜んでくれるかなぁ。これで少しでも喜んでくれるよね。
 先輩。ありがとうございます。これで。あはは。これって感謝。。んっ。
 アハハハハ。そうだよなぁ。彼女が教えてくれたっけ?
 そういえば、さっきもいたよなぁ。あはは。忘れてたぁあ。)

 その時に、やっと彼女の名前を思い出した?

 イヤ違う。

 やっとスマホを見たのだろう、
 その時に海斗が初めて彼女の事を思い出して、
 閉めていた扉をもう一度開き、優しくお礼を言っていた。

 。

 部屋に残された二人は、

「ふぁ。はいぃい。あはは。かいとくん。はたぁああ。はたへええ。」

「バン。ちょっと起きなさい!パン。よっちゃん。パン。よおぉおお。」

「あへへ。あはは。ジョロロォ。きょうちゃん。
 あはっ。あはは。海斗様ぁあ。アハハハハ。きょうちゃん来てたぁ。」

 焦点も合わない目で、嬉しそうに笑っている友達の顔が、
 何故か無性に腹が立ち、京子もさっさと起こそうとしたが、
 それさえも快楽だと思っているらしく、嬉しそうに笑い返してきた。
 
「汚い!ヨウコォオ。パンパパン。起きなさいよ。起きろぉお。」

「アハハ。きょうちゃん。海斗様が、私にまた会いたいって、
 まただってぇえ。海斗さまぁああ。アハハ。またぁああ。アハハハハ。」

 海斗に躾けられて、そんな嫉妬さえも受けいれているらしく、
 一層嬉しそうな顔で京子を見ていた。


 弁当屋⑤
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