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第7話 贈り物はされる方よりする方がドキドキする?笑顔が一番!
しおりを挟む結局、眠れるかなー?と言ってた割にすっかり寝ている颯太。
颯太が眠ったのを確認する、と。
次の間の梁にかかった大きな真っ赤な靴下の中には、せっせと菓子やら首輪やら扇やらが詰め込まれ...。
静かな寝息にそっと胸を撫で下ろす方々は朝がくるのをまってるご様子。
24日の夜は子供な颯太より大人の皆様の方が実はドキドキしていたり。
幸せそうな顔をしておるわ。
そんな幸せそうな顔をみているこの方達の方が幸せなのかもしれませんね。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ぱちくり。
「あっ!」
パンパンに膨れ上がったくつ下をみて。
「わー!」
シャボン玉がはじけるような颯太の喜びの声をきいて、普段は日が高くなってからやっと青い顔をして起き上がる天慶さまも今朝ばかりはばっちり目が覚めたご様子。
「なんだ、颯太。サンタクロースとやらは贈り物を届けてくれたのか?」
「はい!見てください!お菓子や。首輪?もある??」
キラキラしてるー。ま、マブシイ...。
扇はどうした?
「なんかいっぱい入ってるやー。みんなにみせてきます!」
むっ、扇は?オレが選んでやったやつ!
こらっ!颯太!帰ってこいっ!!
そんな天慶さまの声に出せない気持ちなど無視して靴下を担いで渡殿にでて、ハタ、と停止する颯太。
「?どうした?」
「あっ。えと。」
「?」
「天慶さまが珍しく起きてきたのでバタバタしちゃいましたが...みんなまだ...寝ているのでは?」
がくっ。
そこか...。
とにかくみんな気になってはいると思うが、オレ、が一番気にしている。
特に扇を!
「そうだな。他にはなにが入っていたのだ?」
ゴソゴソと中をまさぐる、と、銀の扇。
広げてみると朱に染まる紅葉と川に架かる橋その上に満月が...。
くまなき月の渡るに似たる
「この銀の扇は嵐山の...。」
懐かしい嵐山の風景に顔を綻ばせて感じいる颯太。
これ、これだろう。
やっぱり喜んだな。ふっ。
扇を広げて見たり、かざしてみたりと楽しげな颯太をみてご満悦の天慶さま。
陽がゆるゆると差し込みだして広間のみんなに扇やら菓子やらをいちいちだしては目をキラキラさせて喜ぶ颯太にみんなが笑顔になったことでしょう。
「サンタクロースさんほんとにきてくれてよかったねー!」
「はい!これ、みたこともないお菓子なんです!」
へっ??と一同注目。
「お星さまがいっぱい!」
みんなの頭に星がふる??
「甘くておいしい!」
それは星の形をした色とりどりの甘くて不思議なお菓子。
清秀か?
いや、わたしでは??
瑞潤?
えー!ぼくも初めてみた??
「そうだ!これ...」
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