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第一幕 第四話 回答
しおりを挟む・・・・・えっ?
「これが俺の本当のステータスって、どういう事だよシーク!」
『今から説明させて頂きます。』
『まず、あの水晶は確かに全ての能力を確認出来るものではありました。ですが確認するだけなら不要の『全記録』と『交信』のスキルが付与されておりました。恐らく、全ての冒険者のステータスをあの水晶に記録し、どこかに送っていたのだと思われます。』
「あの、水晶にそんなスキルが・・・でも、このステータスが本物なら適正職業を調べた時に俺のステータスは分かっていたはずだろ。だけど改めて調べた時ライアさんが書いてくれたのはスキルや称号が全くない方のステータスだった。それはなんでだ?」
『主殿、最初に水晶に触れた時どちらの手で触れたか覚えていらっしゃいますか?』
「確か・・・右手だったと思うけど。」
『その通りです。主殿は右手で水晶に触れました。そこで改めてステータスのハイドの項目を見て下さい。』
「・・・隠遁なる右手。これがどうかしたのか?」
『その名を見ればもう答えは出ています。』
「名って・・・・隠遁?」
『そうです。その最初の文字これは隠すという字です。答えを言ってしまうならばハイドの能力で主殿のスキルと称号の欄を隠し、誤魔化したのです。』
「えっ!そんな事出来るのか?」
『出来ます。あの水晶に付与されていたスキルは三つ。
まず、ステータスを測定する『鑑定』の上位版『万能鑑定』、そして後の二つは先程お伝えした『全記録』と『交信』です。それに開発者が手を加えて全てのスキルを強化したのがあの水晶となります。ここまで聞けば無理だと思われるでしょうが、我々は【固有スキル】あの水晶に付いているスキルは強化されているとはいえただの【スキル】。自慢に聞こえるかもしれませんが我々【固有スキル】と【スキル】では格が違うのです。ですのでハイドがあの水晶から主殿の情報を隠すなど、適当にやっても出来ます。まぁ、もちろんハイドは適当にやっていませんが。』
『あたりまえだろ、相棒に関する事だぜ、俺が手を抜くかよ。』
「ちょ、ちょっと待てハイドが隠し誤魔化したのは分かった。じゃあ二回目の時なんでシークは左手もふれさせたんだ?それに一回目の時には、水晶に触れるのに左手は触っていないのに、なぜあの水晶の【スキル】を知っていたんだ?」
『簡単でございます。一回目に触れた時確かに左手は触れていませんがハイドの右手が触れています。我々には特殊な経路、パスとでも言いましょうかそれがある為ハイドが触れた瞬間私の能力であの水晶の【スキル】を読み取りました。それによりあの水晶の【スキル】を知り、ハイドに隠すよう指示したのです。まぁ、私が指示しなくてもハイドは最初からやるつもりのようでしたが』
「そんな事を・・・じゃあ二回目は?」
『二回目はあの時何をしたかと言いますと、あの水晶の【スキル】を全て《破壊》しました。』
「はっ、破壊!おまっ、それ大丈夫なのか?」
『我々には何の害もありません。ただあの水晶はもうただのガラス玉と同じ物になっただけの話です。』
「話ですって・・・なぁ、【スキル】を読み取ることと『破壊』それがシークの能力なのか?」
『それが能力かと言われればそうだとも言えますし違うとも言えます。私の【固有スキル】名は探究する左手。探究とは物の真を見極める事、私は水晶の【スキル】を見極め【スキル】に綻びを作っただけ、あとは勝手に【スキル】自身が自壊しただけの事です。』
「自壊って・・・・・はぁ~、もう聞くのも馬鹿らしくなってきた。とりあえずお前らが凄いって事は分かったよ。」
『だろ?』
「自慢気に言うなよ・・・なぁ、なんでこんな事したんだよ?」
『理由は二つあります。一つは主殿に『全記録』と『交信』の【スキル】がある事を告げなかった事です。』
「う~ん、別にそれはいいんじゃないか?」
『主殿。主殿はハズレ職業いわゆる不遇職の盗賊なんです。主殿に【固有スキル】や盗賊に関係のない【スキル】、称号がある事が知れれば色々聞かれて面倒くさい事になりますよ。』
「あ~、それは確かに嫌だな。俺の目標はあくまで第二の人生を普通に生きる事だしな。」
『俺らを【固有スキル】として持ってる時点で普通じゃねぇけどな。』
「言うなよ、考えないようにしてんだから。それで二つ目の理由は何なんだ?」
『相棒そんなの簡単だろ。』
『そうです主殿二つ目の理由は簡単です。』
「何だよ?」
『『あいつらは相棒(主殿)をハズレあつかい(したからです)したからだよ!』』
「へ?そんな理由?」
『そんな理由ではありません!主殿の適正職業が不遇職?ハズレ?決めつけてんじゃねぇよと言いたいのです!』
『そうだ!昔の盗賊がクソ野郎どもだったからって相棒も同じだって言いたげなあの言い方!今思いだしてもムカつくぜ!』
「いや、お前らが俺の事を思ってやってくれたのは嬉しいけどさその理由ならやり過ぎじゃね?」
『『やり過ぎ(ではありません)じゃねぇ!』』
『まだ、やりたいりねぇぐらいだ!』
『そうです!主殿を馬鹿にする奴らなど全員地獄に落ちればいいのです!』
「・・・盲目ここに極まれりって感じだな。俺はお前らにそこまで言って貰えるほど凄くはないと思うんだけどな。」
単純にこいつらにそこまで思って貰えてるのは嬉しいだが物には限度があるって事を知って欲しい
「はぁ~、明日ギルドに行った時どんな顔して接すればいいんだか。考えただけで疲れる・・・。まぁ、理由は分かった。だが、俺からすればやっぱりやり過ぎだと思えるんだ。だから今後何かする時は、事前に俺に言ってくれよ。」
『主殿がそういうなら出来るだけそうします。』
「確実にって言ってくれよ・・・。」
やってしまった事はもうどうしようもない。ハイドとシークの追求をやめ、今度は本当のステータスに書いてある
【スキル】と【称号】について聞いてみる事にした
「なぁ、天上拳姫の弟子ってどういう称号なんだ?」
『少しお待ち下さい。今、主殿に説明を送ります。』
数瞬の後情報が送られてくる
ーーーー
【称号】
・天上拳姫の弟子 レア度10
今から千年前 百年に一度天界で行われている武闘会で、ある天使が戦神と覇を競うことになる
誰もが戦神の勝利を確信し、天使の敗北する姿を想像した
勝負は刹那の邂逅
疾る金色の閃光、崩れ落ちる戦神。会場の誰もが目の前の光景に言葉が出ない
戦神を降した天使は天を見上げた後 、己の拳を天高く掲げる
その姿は、勝利を誇ると共に我が拳に挑む者あらば出てこいと語っているようだった
敗れた戦神は、体を起こしその姿を目にした瞬間、敗北の悔しさと好敵手が現れた喜びに全身を震わせる
会場で見ていた誰かが言った、その拳は美しくも苛烈、
その姿は麗しくも威風堂々
その時より天使にある二つ名が付けられた
天使を超えた存在の意味を持つ『天上』、彼女の強さの象徴『拳』、その美しく麗しき姿から『姫』
《天上拳姫》と
その天上拳姫から直接指導を受ける栄誉を得た者だけがこの称号を得る事ができる。
『称号効果』
拳での戦闘時、身体能力、威力に補正がかかる
身体能力、威力+30%
ーーーー
「前半の語りと後半の落差あり過ぎだろ!!」
『なんか書いてて急に閃いたらしぜ。』
『一幕が終わったらサイドストーリーとして書くつもりのようですな。』
「書くって誰が?」
『『作者(です)だよ』』
「いや、もっと世界観守ろうぜ!!」
・・・・・閑話休題
「だけど俺レイリスから三十分しか指導してもらってないんだけどな。それでここまでの効果って反則じゃないか?」
『そうとも言い切れません。効果は拳限定での戦闘のみです。主殿は戦闘は素人ですから使い勝手がいいのか悪いのか微妙でごさいます。拳での戦い方を学ぶ事が出来れば大きな強みとなりますが。』
「そうなんだよなぁ。まぁ、戦い方は明日ライアさんにもう一度相談してみるさ。さて、あとは『天拳術』と・・・あれか。」
『あれ、ですな。まさかあの短い時間の中で素人のパンチを【固有アクション】まで昇化させるとは天上拳姫恐るべしです。』
「と、とりあえず『天拳術』の説明から見せてくれ。な。」
『分かりました。今送ります。』
再び情報が頭の中に送られてくる
ーーーー
【スキル】
・天拳術 Lv.1 レア度10
これは、ただの拳術ではない。天上拳姫の教えによりその拳は神をも凌駕する可能性を秘める。【称号】『天上拳姫の弟子』を所持する者のみが使用できる。【スキル】のレベルが上がるごとに筋力、速度、そして足腰の強さにも補正が掛かる!
『スキル効果』
・筋力+10% ・速度+10%・下半身強化+10%
ーーーー
「いや、だから三十分しか教えて貰ってないって!何だよ神をも凌駕する可能性って、それになんで足腰の強さが補正されるんだよ!」
『主殿、落ち着いて下さい』
『なんか下半身強化って・・・・エロいな。』
「やめろよハイド!俺もそっちの方が気になったけどさ!
お前らに気をつかって足腰の方にツッコミいれたんだぞ!」
『主殿、だから落ち着いてください。』
「ああ、すまんシーク。まさか、ハイドの口からエロいなんて言葉が出ると思ってなくてつい、熱くなってしまった。」
『なんだよ、いいじゃねぇかよ、俺がエロいって言ってもよ。』
『ハイドも落ち着け。主殿、次の説明を送ります。』
「頼むから普通の説明であってくれ。」
三たび頭に情報が送られて来る
ーーーー
【固有アクション】
・レバーブロー Lv.1 レア度8
・唯のボディブローじゃないか?誰でも打てるパンチじゃないか?そんな訳がない。この【固有アクション】は称号
『天上拳姫』と【スキル】『天拳術』の二つを併せ持つ者のみが使う事が出来る。その拳から放たれる衝撃の一発は
人型(魔物、人族、獣人族、亜人族、魔族等)ならばその一撃は恐るべき威力を発揮する。
ーーーー
「・・・・もういいや。三十分がどうとかアホらしくなってきたわ。」
『そうですな、気にしたら負けというヤツです。』
「そう・・だよな。・・・はぁ~、これで全部だよな、もうなんか隠してたりしてないよな?」
『はい、今の情報で終わりです。隠し事はもうありません。』
「あぁ~、なんで疲れを取るための宿屋でこんなに疲れるんだよ。」
『悪いとは思ったけどさ俺らも相棒に関わる事だと少し暴走しちまうんだよな。』
「分かってるなら、今度から・・・自重して・・・くれれば・・・いいさ。」
あ~、だめだ・・・眠くなって・・・きた
『主殿、今日は色々ありましたからな、どうかそのままお休み下さい』
「ん~~、」
シークの言葉に重い瞼が完全に閉じる
『お疲れ、お休み相棒。明日からもよろしくな。』
『お休みなさい主殿』
「おや・・すみ・・・zzz」
ハイドとシークの声を聞いて意識が途切れた
◇
翌朝
「・・・・・ん・・・あぁ、もう朝か・・・。」
窓から差し込む朝日が眩しい
まだ完全に目覚めていないがなんとか体を起こし周りを確認する
「・・・そうか、あのまま寝ちゃたのか。」
机の上にある備え付けの時計は六時半を指している
何時間寝たのかは分からないが体からは疲れが取れているようだ
『主殿、おはようございます。どうやらよく眠れたようでなによりです。』
『相棒おはよう、いい朝だな。今日から冒険者業スタートだろ、早く飯食って行こうぜ』
「ああ、おはようハイド、シーク。爆睡だったな、なんか首が痛いけど。」
『うつ伏せでお休みになられておりましたからな、そのせいでしょう。』
「そうか・・・そういえば風呂入るの忘れてたな。」
『相棒が寝た後、少ししてからあの女の子が呼びに来てたぜ飯だって。』
「そうなのか、悪いことしたな。後で謝っとかないとな。」
ハイド達と話しながらベッドを離れ食堂へと歩き出す
階段を下りると朝食のいい匂いが鼻腔をくすぐる
食堂に入ると昨日受付をしていた女の子がテーブルを拭いていた。奥から誰かが料理をしている音といい匂いが漂ってくる
女の子に声をかけようと近づいているところで先に女の子の方がこちらに気づき声をかけてきた
「おはよう、お兄さん。よく眠れたようだね。昨日の晩御飯に下りて来なかったからリナに呼びに行かせたんだけど。」
「ああ、ごめん疲れてたみたいで部屋に入ってベッドに横になったらすぐ寝ちゃてさ、朝まで全然起きなかったんだ。」
「あ~、それは仕方ないね。でも、リナには一言言っときなよ、あの子お兄ちゃんが返事してくれないってちょっと落ち込んでたよ。」
「それは悪い事したな、後で謝っとくよ。」
「お願いね。しかし、お兄さんは変人な上にロリコンなのかい?昨日出会ったばかりの小さい女の子にお兄ちゃんて呼ばせるなんて。」
「違う!それは断じて違う!」
ロリコンという言葉に過剰に反応してしまいつい、大声が出てしまった
「きゃっ。そ、そんな大声ださなくてもいいじゃないか。
冗談だよ冗談。」
「えっ、ああごめん。」
「もう、それでどうしたのさ、まだ朝食には少し早いよ?」
「悪いんだけど、朝からお風呂使わせてもらえないかと思って。」
「そりゃいいけど、今からお湯作るから入れても朝食の後八時前後ぐらいになるけどそれでもいい?」
「それでいいよ、ゆっくり朝食食べるからさ。それよりお湯を作るってどういう事?」
「ああ、私と母さんがそれぞれ水精魔法と火精魔法担当でさ、まず母さんが水精魔法で湯船に水を張って私が火精魔法で温めてお湯にするんだよ。」
「へぇ、魔法使えるんだね。」
「まあね、ちょっとした自慢なんだ。あっ、そういえば私名前言ってなかったね。私はリルだよ、まぁロリコンのお兄さんには15歳は年上すぎるかもしれないけど一応覚えといて。」
「だから違う!俺はロリコンじゃないどちらかというと年上派だ!」
「ははは、お兄さんの冗談面白い!」
「し、信じてもらえないだと・・・。」
そんな話をしているうちに朝食の時間になったようだ。
奥から男の子人の声でリルさんが呼ばれた
「おい、リルそのお客さんもう朝食食べるんだろ、これ運んでくれ。あと風呂頼まれたんならさっさと母さんと一緒に行ってこい。」
「ごめん、父さんすぐ行くよ。」
顔は見えないがリルさんを呼んだのはお父さんらしい
「はい、お待たせパンはさっき焼いた焼きたてだから美味しいよ。ほら、ここ座って。」
リナさんに促されテーブルのひとつに座る。目の前に出された朝食は大きめのパン二つにサラダとスープ、あとベーコンエッグとウインナーだ
「へぇ、おいしそうだね。」
「美味しそうじゃなくて美味しいの!父さんの作る料理はどれも美味しいんだから。」
「ごめん、ごめん。それじゃいただきます。」
「はい、どうぞ。」
・・・確かにリルさんが言う通りどれも美味しい、昨日は何も食べていなかったからいくらでも食べれそうだ。
結局ゆっくり食べるつもりがすぐに食べ終わってしまった
「お兄さん昨日の晩御飯食べてないからそれだけじゃ足りないでしょ?ちょっと待ってて父さんにおかわり貰ってくるから。」
そう言ってリルさんは厨房の方に行き、もうワンセット朝食を持って来てくれた。
今度はゆっくり味わうように食べる
・・・・四十分後
俺は、食後の満腹感を味わいながら紅茶を飲んでいた
この世界にコーヒーはないらしいので代わりに食後の紅茶だ。どうやらこの宿屋は人気らしく食堂には結構人が多い。人族しかいないが皆ここの朝食を美味しそうに食べている。
そんな人達を観察していると食堂にリナちゃんが入って来た。キョロキョロと周りを見渡し俺を見つけると近寄ってくる。
「おにいちゃん、おはよう。」
「おはよう、リナちゃん。あっ、昨日の夜はごめんね、疲れてたみたいですぐ寝ちゃたんだ。」
「ううん、いいよ。おねえちゃんにさっききいたから。それよりおふろのじゅんびができたからおにいちゃんをよんできてって。」
「ありがと、じゃあちょっと行ってくるよ。」
リナちゃんの頭を撫でてから立ち上がり昨日案内された風呂場に向かう
カウンターにいたリルさんからタオルと石鹸を売ってもらい脱衣所に入った。ここの宿屋の風呂はきちんと湯船とシャワーが完備されており、湯船はかなり広い。さっきカウンターで買物をした時リルさんが少し自慢そうに言っていた
・・・・二十後
昨日着替えなどを買っていなかったので服はそのままだが
熱いお湯に浸かり体はポカポカだ。準備という準備もないのでこのままギルドに向かう事にした。
カウンターにいたリルさんに出かけますと一言告げて外に出る。
「今日は快晴だな。」
空を見上げれば雲ひとつない青空。前を見てみればまだ、八時を過ぎたあたりなのに大通りは活気にあふれている。
「ん~~、さて、頑張りますか!」
そう言って俺はギルドに向けて歩き出した
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
サイドストーリー書ければなと思ってます
お気に入り登録ありがとうございます、嬉しいです。
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