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第30話 温泉
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川で濡れた向日葵は風邪をひかないために近場の温泉を勧められた。
楓も付き添いとして同行を勧められ、二人で大衆浴場に入った。
「ふっふっふ。ここまであたしに気づかないとは二人の仲は本物のようね」
「桜!?」
いつからついて来ていたのか、服を脱ごうとした楓と向日葵のところにどこからともなく桜が現れた。
今までの会話が聞かれていたのかということよりも、何のために足音も立てずについて来たのかが気になった。
どうにも尾行には自信があるらしく、気づかれなかったことで桜は満足気にふんぞり返っている。
「まあまあ、お二人の関係に水を刺しに来たんじゃないよ。ここは脱衣所がロッカーじゃなくてカゴだから見張りでもしておけばゆっくりできると思ってね」
珍しく優しい桜に楓は思わず眉をひそめていた。
そんな行動を桜が見逃すはずがなかった。
「ひどいなぁ。まあ、いつものことを考えれば、あたしが二人の体を隅々まで洗ってあげる。とか言い出すと思ったんだろうけど、そんなことしないよ。ほら、暇つぶし用に色々持ってきたし」
桜は大きめの紙袋を掲げて見せた。
確かに、一緒に入るなら暇つぶしの道具は必要ないだろう。
楓はなおも疑いつつも今回ばかりは素直な優しさと感じため息をついた。
「わかったよ。じゃあ見ててね」
「はーい。まあ人の物を取ったら泥棒だからね。やる人なんてそうそういないだろうけど、見張りがいれば安心でしょ。誠意を見せるために脱ぐ間は後ろ向いてるから」
ここでも、普段ならばせめて目をガン開きにして焼き付けようとするのかと思ったがそうではなく大人しく背を向け、手で目まで押さえていた。
「今回は信じても良さそうだね」
「そうだね」
これはさすがに信じていいだろうと楓は考え安心して服を脱いだ。
「じゃ、よろしく」
「はーい。ごゆっくりー」
脱ぎ終わり、浴場へ向かっても桜は背を向けたままで手を振っていた。
どうやら今回は何もする気がないのだと楓は確信させられた。疑っていた自分を恥じたほどだった。
今度お礼をしようと考え、楓は体を洗い始めた。
極めてスマートに体を洗うと楓と向日葵は湯船に浸かった。
「あー生き返るー」
「向日葵って意外とじじくさいよね」
「ひどいな。時の功労者に言うセリフ?」
あははと笑い合ったがすぐに沈黙。
興奮の中で移動して、桜の出現をいぶかしって、今までよくわからなくなっていたが、湯船に浸かると楓にも現実が見えてきた。
楓が向日葵の付き添いとして指名されたのは、泣き崩れた顔を見たからなのではないかと冷静になって思った。
誰もが、何を話していたのかまでは聞こえなかっただろうが、楓の泣き声はみな聞いていたのだ。
しかし、話を聞いていた向日葵にしてもほとんど変わらないだろう。どれもフィクションのような話で、聞いて信じられるものでもないからだ。
「僕の話信じないよね」
軽く笑いながら楓は誤魔化すようにつぶやいた。
これで引かれて人間関係は終わったかなと考えていた。
向日葵は咄嗟の行動だからこそ優しくしてくれたのだろう。楓と同じように冷静になった今、頼るどうこうの話ではない。
結局、わかったようでいてわかっていなかったのだと楓は自分を責めた。
隠すべきこともあったのだと。
「信じるよ。どれも全て。いや、私は最初から知ってたかな」
向日葵は自分の手を見ながらつぶやいた。
「え?」
隣で聞いていた楓は素っ頓狂な声をあげた。
てっきり否定され、拒絶されると思っていた楓は驚いたように目を見開いた。
「否定しないの? 拒絶しないの?」
楓の言葉に向日葵は今まであった距離を詰めると体をくっつけた。
「知らなかったとしても信じるよ。そもそも本当だろうと嘘だろうとどんな話も信じるし、それに私は楓ちゃんの彼女だよ? あの話程度のことは受け入れるよ。それに、拒絶するなら勝手に男の子を助けて、それから話もしないだろうしね」
そう言って、向日葵は楓が少年の救出を頼んだ時のように優しく笑った。
そして、天井に手を伸ばすと、遠くを見たままふっと今まで見せなかった不敵な笑みを浮かべた。
「むしろ、私の方がよっぽどだよ。私は神で、君に恋をして、この世界まで連れてきたんだから。ね? よっぽど信じられないだでしょ?」
楓は目をしばたかせつつ向日葵を見た。
目を白黒させながらも、何を言っているのか理解しようと努めた。
だが、突飛なセリフに楓の思考は停止していた。
「だから、私に対して気に病む必要もないし、気にする必要もないんだよ。ま、怒りをぶつけるぐらいはしてもいいと思うけどね」
向日葵はあくまで平静と述べた。事実であるかのようにフィクションのようなことを述べた。
淡々としていたが、やはり楓はわからず、顔にお風呂のお湯を浴びせたが、何も変わらなかった。
「夢じゃないよ」
夢じゃなかった。
向日葵が神様で楓に恋をして、この世界に連れてきた。
どれも信じがたかったが、しかし、次の感情は安心だった。
「なあんだ。嫌われてなかったんだ」
「嫌うわけないじゃん。それよりなんだとはなんだ。さては信じてないな」
疑わしげな目を浮かべ睨んでくる向日葵。
だが楓は向日葵の行動も意に介さず、頭をポンポンと撫でるだけだった。
「信じてるよ」
「信じてないでしょ。今の頭ポンポンも。信じてないからできるんでしょ。神って言ったんだよ? 神を愚弄すると罰を当てるよ。……できないけど……頭おかしい子としか思ってないでしょ」
「そんなことないよ。向日葵の言うことは信じるよ。そもそも僕だって男で転生者だよ?」
しかし、楓の言葉は通じないようで、向日葵はむすっとしてうつむいた。
拗ねる子供のような様子を見て、楓はいつの間にか立場が逆転しているのではないかと思った。
向日葵が受け入れてもらえないのではないかと不安がっていることに気づいた。神なのに。
「恋して連れてきたんでしょ? 何もおかしなことはないじゃん。転生者の前に召喚者が現れるのはおかしなことじゃないでしょ」
「怒らないの?」
「怒らないよ」
「死なせて連れてきたのに?」
うーんと悩んだ。
確かに言い方的には悪いことをしているようにも聞こえる。
だが、楓はそうは感じていなかった。
今の巡り合わせがなければ、向日葵と会うことさえできなかったのだ。
だから楓は向日葵のことを肯定する言葉を探した。
「でも、ほら、どんな終わり方だろうと一生を全うさせてくれたわけだし、それに、無理矢理連れてくるなら有無も言わさず連れてきて、死ぬのを待たなくてもよかったんじゃない? 神様なら。って考えるとやっぱり向日葵は優しいよ」
「でも、それだって都合よく死ぬタイミングを作ったのかもしれないよ?」
ああ言えばこう言う向日葵に楓は議論しても意味がないと考えた。
良し悪しや可能性ではなく自分の語るべき言葉を選んだ。
「恋してたんだから僕にはそうは思えないよ」
でもでも、と言葉を続ける向日葵の背中に楓は優しく手を回した。
今度はしてもらったことを返す番だと感じていた。
「だから、僕だって向日葵が何を言っても信じるし、何を言ったって引け目を感じる必要なんてないよ。いくら神様でも今の向日葵は向日葵で、僕の彼女でしょ」
少しの間、でも、と続けようとしたが、最後には観念したように頷いた。
「うん」
楓は向日葵が安心したように肩に頭を乗せてくると、やっと納得したのだと感じた。
楓も肩の力を抜いて、向日葵に応えた。
楓は再び向日葵の頭をぽんぽんと撫でた。
「人のフリうまくできてたかな?」
「まあ、時々どうかと思うこともあったけど、大丈夫だったと思うよ? それに神様パワーでその辺は誤魔化せるんじゃない? 僕のことだって好きにさせられたんだから。あれ? じゃあなんで僕は女の子なの? 女の子が好きなの?」
「……できない」
「え?」
向日葵のボソッと言ったことを楓は聞き返した。
「楓ちゃんはこの世界にとってイレギュラーだから、私は自由に操作できないの。だから、好きになってくれるか心配で、焦って色々やって、たまたまうまくいったからよかったけど……」
「そうだったの!?」
「それに、性別に関しても全くコントロールできなくて完全に楓ちゃんの運だったから、ごめんね。やっぱり男の子がよかったよね……」
「運!?」
「うん」
向日葵は再び不安気に笑みを浮かべ楓を見ていた。
神様だと聞いてからは、てっきり洗脳されて好きになっていたのだろうと考えていた楓は、言ったことが全て自分の本心だと気づいて恥ずかしくなって顔を手であおいだ。
受け入れる番だとは考えたものの、いつの間にか冷静さを失っていたことに思考はてんやわんやだった。
同時に、特別な理由もなく性別が変わって生まれ変わったことにやり場のない感情が湧いてきていた。
「のぼせてきた? そろそろあがった方がいいかもね」
向日葵は自らの不甲斐なさとは別の意味で不安そうな表情を浮かべだした。
楓としても一度頭を冷やしたく、頷いた。
「そ、そうかもね。じゃあ行こうか」
うわずった声で返事をすると、長話をしてしまったためもあり、熱くなった体を立たせて温泉を出た。
「最後に神様パワーを見せようか? 楓ちゃん以外なら効果てきめんだし」
「いえ、面倒くさそうだしやめときます」
楓は、元気を取り戻しノリノリで力を披露しようとし出した向日葵を止め、二人で大人しく浴室を後にした。
楓も付き添いとして同行を勧められ、二人で大衆浴場に入った。
「ふっふっふ。ここまであたしに気づかないとは二人の仲は本物のようね」
「桜!?」
いつからついて来ていたのか、服を脱ごうとした楓と向日葵のところにどこからともなく桜が現れた。
今までの会話が聞かれていたのかということよりも、何のために足音も立てずについて来たのかが気になった。
どうにも尾行には自信があるらしく、気づかれなかったことで桜は満足気にふんぞり返っている。
「まあまあ、お二人の関係に水を刺しに来たんじゃないよ。ここは脱衣所がロッカーじゃなくてカゴだから見張りでもしておけばゆっくりできると思ってね」
珍しく優しい桜に楓は思わず眉をひそめていた。
そんな行動を桜が見逃すはずがなかった。
「ひどいなぁ。まあ、いつものことを考えれば、あたしが二人の体を隅々まで洗ってあげる。とか言い出すと思ったんだろうけど、そんなことしないよ。ほら、暇つぶし用に色々持ってきたし」
桜は大きめの紙袋を掲げて見せた。
確かに、一緒に入るなら暇つぶしの道具は必要ないだろう。
楓はなおも疑いつつも今回ばかりは素直な優しさと感じため息をついた。
「わかったよ。じゃあ見ててね」
「はーい。まあ人の物を取ったら泥棒だからね。やる人なんてそうそういないだろうけど、見張りがいれば安心でしょ。誠意を見せるために脱ぐ間は後ろ向いてるから」
ここでも、普段ならばせめて目をガン開きにして焼き付けようとするのかと思ったがそうではなく大人しく背を向け、手で目まで押さえていた。
「今回は信じても良さそうだね」
「そうだね」
これはさすがに信じていいだろうと楓は考え安心して服を脱いだ。
「じゃ、よろしく」
「はーい。ごゆっくりー」
脱ぎ終わり、浴場へ向かっても桜は背を向けたままで手を振っていた。
どうやら今回は何もする気がないのだと楓は確信させられた。疑っていた自分を恥じたほどだった。
今度お礼をしようと考え、楓は体を洗い始めた。
極めてスマートに体を洗うと楓と向日葵は湯船に浸かった。
「あー生き返るー」
「向日葵って意外とじじくさいよね」
「ひどいな。時の功労者に言うセリフ?」
あははと笑い合ったがすぐに沈黙。
興奮の中で移動して、桜の出現をいぶかしって、今までよくわからなくなっていたが、湯船に浸かると楓にも現実が見えてきた。
楓が向日葵の付き添いとして指名されたのは、泣き崩れた顔を見たからなのではないかと冷静になって思った。
誰もが、何を話していたのかまでは聞こえなかっただろうが、楓の泣き声はみな聞いていたのだ。
しかし、話を聞いていた向日葵にしてもほとんど変わらないだろう。どれもフィクションのような話で、聞いて信じられるものでもないからだ。
「僕の話信じないよね」
軽く笑いながら楓は誤魔化すようにつぶやいた。
これで引かれて人間関係は終わったかなと考えていた。
向日葵は咄嗟の行動だからこそ優しくしてくれたのだろう。楓と同じように冷静になった今、頼るどうこうの話ではない。
結局、わかったようでいてわかっていなかったのだと楓は自分を責めた。
隠すべきこともあったのだと。
「信じるよ。どれも全て。いや、私は最初から知ってたかな」
向日葵は自分の手を見ながらつぶやいた。
「え?」
隣で聞いていた楓は素っ頓狂な声をあげた。
てっきり否定され、拒絶されると思っていた楓は驚いたように目を見開いた。
「否定しないの? 拒絶しないの?」
楓の言葉に向日葵は今まであった距離を詰めると体をくっつけた。
「知らなかったとしても信じるよ。そもそも本当だろうと嘘だろうとどんな話も信じるし、それに私は楓ちゃんの彼女だよ? あの話程度のことは受け入れるよ。それに、拒絶するなら勝手に男の子を助けて、それから話もしないだろうしね」
そう言って、向日葵は楓が少年の救出を頼んだ時のように優しく笑った。
そして、天井に手を伸ばすと、遠くを見たままふっと今まで見せなかった不敵な笑みを浮かべた。
「むしろ、私の方がよっぽどだよ。私は神で、君に恋をして、この世界まで連れてきたんだから。ね? よっぽど信じられないだでしょ?」
楓は目をしばたかせつつ向日葵を見た。
目を白黒させながらも、何を言っているのか理解しようと努めた。
だが、突飛なセリフに楓の思考は停止していた。
「だから、私に対して気に病む必要もないし、気にする必要もないんだよ。ま、怒りをぶつけるぐらいはしてもいいと思うけどね」
向日葵はあくまで平静と述べた。事実であるかのようにフィクションのようなことを述べた。
淡々としていたが、やはり楓はわからず、顔にお風呂のお湯を浴びせたが、何も変わらなかった。
「夢じゃないよ」
夢じゃなかった。
向日葵が神様で楓に恋をして、この世界に連れてきた。
どれも信じがたかったが、しかし、次の感情は安心だった。
「なあんだ。嫌われてなかったんだ」
「嫌うわけないじゃん。それよりなんだとはなんだ。さては信じてないな」
疑わしげな目を浮かべ睨んでくる向日葵。
だが楓は向日葵の行動も意に介さず、頭をポンポンと撫でるだけだった。
「信じてるよ」
「信じてないでしょ。今の頭ポンポンも。信じてないからできるんでしょ。神って言ったんだよ? 神を愚弄すると罰を当てるよ。……できないけど……頭おかしい子としか思ってないでしょ」
「そんなことないよ。向日葵の言うことは信じるよ。そもそも僕だって男で転生者だよ?」
しかし、楓の言葉は通じないようで、向日葵はむすっとしてうつむいた。
拗ねる子供のような様子を見て、楓はいつの間にか立場が逆転しているのではないかと思った。
向日葵が受け入れてもらえないのではないかと不安がっていることに気づいた。神なのに。
「恋して連れてきたんでしょ? 何もおかしなことはないじゃん。転生者の前に召喚者が現れるのはおかしなことじゃないでしょ」
「怒らないの?」
「怒らないよ」
「死なせて連れてきたのに?」
うーんと悩んだ。
確かに言い方的には悪いことをしているようにも聞こえる。
だが、楓はそうは感じていなかった。
今の巡り合わせがなければ、向日葵と会うことさえできなかったのだ。
だから楓は向日葵のことを肯定する言葉を探した。
「でも、ほら、どんな終わり方だろうと一生を全うさせてくれたわけだし、それに、無理矢理連れてくるなら有無も言わさず連れてきて、死ぬのを待たなくてもよかったんじゃない? 神様なら。って考えるとやっぱり向日葵は優しいよ」
「でも、それだって都合よく死ぬタイミングを作ったのかもしれないよ?」
ああ言えばこう言う向日葵に楓は議論しても意味がないと考えた。
良し悪しや可能性ではなく自分の語るべき言葉を選んだ。
「恋してたんだから僕にはそうは思えないよ」
でもでも、と言葉を続ける向日葵の背中に楓は優しく手を回した。
今度はしてもらったことを返す番だと感じていた。
「だから、僕だって向日葵が何を言っても信じるし、何を言ったって引け目を感じる必要なんてないよ。いくら神様でも今の向日葵は向日葵で、僕の彼女でしょ」
少しの間、でも、と続けようとしたが、最後には観念したように頷いた。
「うん」
楓は向日葵が安心したように肩に頭を乗せてくると、やっと納得したのだと感じた。
楓も肩の力を抜いて、向日葵に応えた。
楓は再び向日葵の頭をぽんぽんと撫でた。
「人のフリうまくできてたかな?」
「まあ、時々どうかと思うこともあったけど、大丈夫だったと思うよ? それに神様パワーでその辺は誤魔化せるんじゃない? 僕のことだって好きにさせられたんだから。あれ? じゃあなんで僕は女の子なの? 女の子が好きなの?」
「……できない」
「え?」
向日葵のボソッと言ったことを楓は聞き返した。
「楓ちゃんはこの世界にとってイレギュラーだから、私は自由に操作できないの。だから、好きになってくれるか心配で、焦って色々やって、たまたまうまくいったからよかったけど……」
「そうだったの!?」
「それに、性別に関しても全くコントロールできなくて完全に楓ちゃんの運だったから、ごめんね。やっぱり男の子がよかったよね……」
「運!?」
「うん」
向日葵は再び不安気に笑みを浮かべ楓を見ていた。
神様だと聞いてからは、てっきり洗脳されて好きになっていたのだろうと考えていた楓は、言ったことが全て自分の本心だと気づいて恥ずかしくなって顔を手であおいだ。
受け入れる番だとは考えたものの、いつの間にか冷静さを失っていたことに思考はてんやわんやだった。
同時に、特別な理由もなく性別が変わって生まれ変わったことにやり場のない感情が湧いてきていた。
「のぼせてきた? そろそろあがった方がいいかもね」
向日葵は自らの不甲斐なさとは別の意味で不安そうな表情を浮かべだした。
楓としても一度頭を冷やしたく、頷いた。
「そ、そうかもね。じゃあ行こうか」
うわずった声で返事をすると、長話をしてしまったためもあり、熱くなった体を立たせて温泉を出た。
「最後に神様パワーを見せようか? 楓ちゃん以外なら効果てきめんだし」
「いえ、面倒くさそうだしやめときます」
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