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第158話 食べられないのでここから逃げ出したい
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別れの悲しみを耐え抜いて、真里との再会を果たした楓。
やはり、別れは悲しいけれど、再会はいいものだ。そう思いながら、ほとんど変わらぬ生活を送っている。
命を狙わないという言葉により、普通の生活を取り戻した。
真里は花火を打ち上げ力を使い果たし、超能力は何も使えなくなってしまった。
しかし、最初から持っていた身体能力の高さは健在。
楓を追いかけ回し、つけ回し、楓をうんざりさせ始めていた。
「なあ、これなんてどうなのだ?」
「え……」
「それとも、こっちの方がいいか?」
「いや……」
「やはり、どっちもがいいのだろう? わかっているのだ。どちらからにしようか迷っているのだろう? 私はどちらからでも構わないのだ」
「ちょっと待って。いったん待って」
楓は両手を前に突き出して真里を止めた。
一時はいなくなり悲しんだりしたものの、戻ってくるなり人が変わった様子に困惑していた。
今ではすっかりいることに慣れてしまい、どう離れようか考えていた。
何故悲しんでいたのか不思議に思うほど、真里と会うたび疲弊してしまっていた。
「私はいつまでも待つぞ? だが、そんなに嫌か? 私が丹精込めて作ったものが美味しくなかったか?」
「ううん。全然そんなことはない。けど」
「けど?」
「これ以上食べると僕の体がもたない。僕は普通の人間だから、甘いものだけ食べていればいいわけじゃないから」
「そうなのか?」
真里は大袈裟に首をかしげて見せた。
どうやら食べたら太るということを理解できていないらしい。
真里が楓について回ってまで差し出していたもの、それは手作りのお菓子だった。
楓は真里の出すお菓子を、断ることなく食べ続けていた。
手先が器用らしく、見た目は一級品、味は極上。文句のつけどころのないお菓子だった。
楓も文句はお菓子自体にはなかった。
きっと、一生直で見ることすら叶わない、そんな芸術的な食べ物の数々だった。
さらに美味しそうに食べれば喜んでもらえた。それは、楓としても嬉しかったが、問題はその量だった。
パティシエールになるための修行かというほどの量が次々と楓の前に運び込まれた。
見るだけで圧倒され空腹が満たされる量は、楓の食事スピードをはるかに上回っていた。
「こういうのは少し足りないくらいがちょうどいいんだよ」
「そうか? だが、私はいくら食べても足りないのだ。楓はそうじゃないのか?」
「そうじゃないの」
食欲に貪欲な真里には必要最低限の食事量というものが存在しない。
体型の維持は自動的に行われ気をつける必要もない。
伝わらないとわかると、楓は頭を抱えた。
あまりにも食べ過ぎれば、また肉がついただの丸くなっただの桜に言われてしまう。
少しくらいと思うものの、それが過ぎればどこまでも太っていってしまう。それは楓にとって避けたいことだった。
この場にいては断り切れなくなる。楓はそう判断して、お菓子を残して立ち上がった。
「どこへ行くのだ? 私も行くのだ」
「いや、そんな用事ってほどでもないから」
「そうか? だが、楓の見るものなら私も一緒に見たいのだ」
そんな調子で親離れできていない子のように、真里は楓について回っていた。
何があったら、自由さをほっぽり出して提供者に変わるれるのか、楓には見当もつかなかった。
だが、とにもかくにも真里から離れなければいけないと、他の思考を追い出した。
「なあ、私じゃダメなのか? 私だからダメなのか?」
しかし、楓の行動とは裏腹に、真里は不安げな表情で言葉を発しながら、ぐいぐい楓に近づいていた。
「いや、そうじゃなくて」
「ならどうして食べてくれないのだ?」
「僕には多いからだって」
「先ほどまで食べていたではないか」
やはり真里は人間の感覚が把握できないらしく、困ったような表情を浮かべていた。
優しくなっても悪魔は悪魔、自分のしたいことをしたいようにする。
今は楓にとにかく食べさせたい。その欲望が暴走していた。
「あっ!」
楓は思い出したようにあらぬ方向を指さした。
真里はつられて楓の指先を追った。
その瞬間、楓は走り出した。
真里の姿には目もくれず、追いつかれまいと身体能力の全てを使って。
「向日葵。どこかへ行こう。このままだとよくない」
「食べなくていいの?」
「僕じゃ食べ切れない。それに、今じゃなくてもいいでしょ」
「どこ行くのだ?」
「ほら、早く。とにかく飛んで! 追いつかれる」
「まあ、二人になれるなら私はいいけど」
有無を言わせない楓の迫力に向日葵はおずおずと頷くと、勢いよく夏目邸の壁をぶち破った。
風圧に目を瞑っていると、楓の肌を冷ややかな空気が撫でた。
快適な室内から外へと出た瞬間だった。
「待つのだー! 私も連れて行くのだ!」
破られた外壁から真里の声が響いていた。
しかし、真里はおとなしく諦めたのか室内へ戻っていった。
「これで一安心だね」
「そうでもないみたいだよ?」
真里は助走すると、楓たちまであと少しのところまで飛び跳ねた。
「え、来れるの?」
「私も行くのだ!」
「いや、今は少し離れた方がいい。その方が僕たちのためだよ」
「よくわからないのだ」
「行こう。向日葵」
「どこまで?」
「とにかく遠くまで、せっかくだし僕の実家があったところまで。そこなら真里も知らないでしょ」
「なるほど」
「おい。それはどこなのだ?」
真里が必死に滞空しているなか、楓は答えなかった。ただ、申し訳なさで頭を下げるだけだった。
結局真里は、指が楓の服のギリギリをかすめて落ちていった。
風切り音が鳴る中で、食べ切れない辛さ、突き放した申し訳なさを感じながら、楓は逃げに徹した。
短時間の向日葵との空の旅を終え、人の少ない公園に楓たちは降り立った。
楓も見覚えのある公園は閑散としており、空から着地するにはちょうどいい場所だった。
誰にも見られていなければ、見られなかったことにする必要がない。
面倒くさがりの向日葵にとって、できるだけ能力を使わないことが重要だった。
楓には関係のない論理だったが、助けてもらっている身からすれば、向日葵の意見に従う他なかった。
「私は楓の家があった場所を詳しく把握してないんだけど、楓にはわかるの?」
「多分わかる。なんか体が自動的に動きそうだもん」
「そっか! じゃ、案内は楓に任せるかな」
今の肉体の記憶ほどではないが、ほとんどオートパイロットで楓は公園の北口から外に出た。
そこを右に曲がり、いくつかの路地を通った先。
そこには見知らぬ一軒家が立っていた。
スマホでおおよその位置を見てみるも、公園の位置関係から間違いではないようだった。
前の世界なら楓の実家があった場所。そこには、確実に他人の家が存在していた。表札にある苗字も秋元ではない。
そして、その家の前には中野友達を待っているのか、呆然と立ち尽くす少女の姿があった。その少女の姿にも見覚えはなかった。
「やっぱり変わっちゃってるんだね」
「まあね。そこまでは再現できなかったんだ。ごめんね」
「いや、向日葵が謝ることじゃないよ。僕が生きてまた同じ場所に訪れることができただけありがたいよ」
「そう言ってくれると私もありがたい」
お互い笑顔を交わし合い、楓は再び家へと視線を向けた。
立派な一軒家だった。当時の秋元家では手の届かなそうな代物。
だが、それ以上の形容ができなかった。
もの悲しさもあったが、すぐ前にいる少女にどうしても視線を奪われ、気持ちの整理をつけられなかった。
服装からすると歳は大差ない女子高校生といった様子。
キレイな金髪と遠目から見てもメリハリの効いた体型。
明らかに日本人離れしたその人物。楓の記憶では、そんな目立つ人物は一人としていなかった。
いても関わり合いになる機会はなかっただろう。そう確信が持てた。
その少女が、何かに気づいたように髪をなびかせながら振り返り、顔を明るくした。
まるでその場のものが輝いたかのように、少女が世界に花を持たせた。
後ろ姿だけでなく、顔立ちも整っていた。あどけなさを残したどちらかと言えばかわいらしい顔立ち。
現実離れした人物の、整った顔が笑顔になるだけで、その瞬間に世界が輝き出したようだった。
おそらく待ち合わせをしていた相手が来たのだろう。家の外で待たされていたにも関わらず、外出先から帰ってくるのを待っていたようだ。
少女は楓の方を向くと勢いよく走り出した。
楓は通行の邪魔にならないように、壁際によけた。
しかし、少女は何故か、よけた楓に向けて方向転換するように、走る角度を変えた。
そのうえ、走るスピードを緩めず、むしろ速めて全力疾走を続けている。
早くよけなければ。その一心で楓はさらに壁にくっついたが、少女は楓の顔から目を離さなかった。
何が起きているのかわからないまま、楓は逃げ場を失い、目の前から少女と激突。
意味がわからない状況と、人と壁に挟まれた衝撃で楓の思考は完全にショートした。
やはり、別れは悲しいけれど、再会はいいものだ。そう思いながら、ほとんど変わらぬ生活を送っている。
命を狙わないという言葉により、普通の生活を取り戻した。
真里は花火を打ち上げ力を使い果たし、超能力は何も使えなくなってしまった。
しかし、最初から持っていた身体能力の高さは健在。
楓を追いかけ回し、つけ回し、楓をうんざりさせ始めていた。
「なあ、これなんてどうなのだ?」
「え……」
「それとも、こっちの方がいいか?」
「いや……」
「やはり、どっちもがいいのだろう? わかっているのだ。どちらからにしようか迷っているのだろう? 私はどちらからでも構わないのだ」
「ちょっと待って。いったん待って」
楓は両手を前に突き出して真里を止めた。
一時はいなくなり悲しんだりしたものの、戻ってくるなり人が変わった様子に困惑していた。
今ではすっかりいることに慣れてしまい、どう離れようか考えていた。
何故悲しんでいたのか不思議に思うほど、真里と会うたび疲弊してしまっていた。
「私はいつまでも待つぞ? だが、そんなに嫌か? 私が丹精込めて作ったものが美味しくなかったか?」
「ううん。全然そんなことはない。けど」
「けど?」
「これ以上食べると僕の体がもたない。僕は普通の人間だから、甘いものだけ食べていればいいわけじゃないから」
「そうなのか?」
真里は大袈裟に首をかしげて見せた。
どうやら食べたら太るということを理解できていないらしい。
真里が楓について回ってまで差し出していたもの、それは手作りのお菓子だった。
楓は真里の出すお菓子を、断ることなく食べ続けていた。
手先が器用らしく、見た目は一級品、味は極上。文句のつけどころのないお菓子だった。
楓も文句はお菓子自体にはなかった。
きっと、一生直で見ることすら叶わない、そんな芸術的な食べ物の数々だった。
さらに美味しそうに食べれば喜んでもらえた。それは、楓としても嬉しかったが、問題はその量だった。
パティシエールになるための修行かというほどの量が次々と楓の前に運び込まれた。
見るだけで圧倒され空腹が満たされる量は、楓の食事スピードをはるかに上回っていた。
「こういうのは少し足りないくらいがちょうどいいんだよ」
「そうか? だが、私はいくら食べても足りないのだ。楓はそうじゃないのか?」
「そうじゃないの」
食欲に貪欲な真里には必要最低限の食事量というものが存在しない。
体型の維持は自動的に行われ気をつける必要もない。
伝わらないとわかると、楓は頭を抱えた。
あまりにも食べ過ぎれば、また肉がついただの丸くなっただの桜に言われてしまう。
少しくらいと思うものの、それが過ぎればどこまでも太っていってしまう。それは楓にとって避けたいことだった。
この場にいては断り切れなくなる。楓はそう判断して、お菓子を残して立ち上がった。
「どこへ行くのだ? 私も行くのだ」
「いや、そんな用事ってほどでもないから」
「そうか? だが、楓の見るものなら私も一緒に見たいのだ」
そんな調子で親離れできていない子のように、真里は楓について回っていた。
何があったら、自由さをほっぽり出して提供者に変わるれるのか、楓には見当もつかなかった。
だが、とにもかくにも真里から離れなければいけないと、他の思考を追い出した。
「なあ、私じゃダメなのか? 私だからダメなのか?」
しかし、楓の行動とは裏腹に、真里は不安げな表情で言葉を発しながら、ぐいぐい楓に近づいていた。
「いや、そうじゃなくて」
「ならどうして食べてくれないのだ?」
「僕には多いからだって」
「先ほどまで食べていたではないか」
やはり真里は人間の感覚が把握できないらしく、困ったような表情を浮かべていた。
優しくなっても悪魔は悪魔、自分のしたいことをしたいようにする。
今は楓にとにかく食べさせたい。その欲望が暴走していた。
「あっ!」
楓は思い出したようにあらぬ方向を指さした。
真里はつられて楓の指先を追った。
その瞬間、楓は走り出した。
真里の姿には目もくれず、追いつかれまいと身体能力の全てを使って。
「向日葵。どこかへ行こう。このままだとよくない」
「食べなくていいの?」
「僕じゃ食べ切れない。それに、今じゃなくてもいいでしょ」
「どこ行くのだ?」
「ほら、早く。とにかく飛んで! 追いつかれる」
「まあ、二人になれるなら私はいいけど」
有無を言わせない楓の迫力に向日葵はおずおずと頷くと、勢いよく夏目邸の壁をぶち破った。
風圧に目を瞑っていると、楓の肌を冷ややかな空気が撫でた。
快適な室内から外へと出た瞬間だった。
「待つのだー! 私も連れて行くのだ!」
破られた外壁から真里の声が響いていた。
しかし、真里はおとなしく諦めたのか室内へ戻っていった。
「これで一安心だね」
「そうでもないみたいだよ?」
真里は助走すると、楓たちまであと少しのところまで飛び跳ねた。
「え、来れるの?」
「私も行くのだ!」
「いや、今は少し離れた方がいい。その方が僕たちのためだよ」
「よくわからないのだ」
「行こう。向日葵」
「どこまで?」
「とにかく遠くまで、せっかくだし僕の実家があったところまで。そこなら真里も知らないでしょ」
「なるほど」
「おい。それはどこなのだ?」
真里が必死に滞空しているなか、楓は答えなかった。ただ、申し訳なさで頭を下げるだけだった。
結局真里は、指が楓の服のギリギリをかすめて落ちていった。
風切り音が鳴る中で、食べ切れない辛さ、突き放した申し訳なさを感じながら、楓は逃げに徹した。
短時間の向日葵との空の旅を終え、人の少ない公園に楓たちは降り立った。
楓も見覚えのある公園は閑散としており、空から着地するにはちょうどいい場所だった。
誰にも見られていなければ、見られなかったことにする必要がない。
面倒くさがりの向日葵にとって、できるだけ能力を使わないことが重要だった。
楓には関係のない論理だったが、助けてもらっている身からすれば、向日葵の意見に従う他なかった。
「私は楓の家があった場所を詳しく把握してないんだけど、楓にはわかるの?」
「多分わかる。なんか体が自動的に動きそうだもん」
「そっか! じゃ、案内は楓に任せるかな」
今の肉体の記憶ほどではないが、ほとんどオートパイロットで楓は公園の北口から外に出た。
そこを右に曲がり、いくつかの路地を通った先。
そこには見知らぬ一軒家が立っていた。
スマホでおおよその位置を見てみるも、公園の位置関係から間違いではないようだった。
前の世界なら楓の実家があった場所。そこには、確実に他人の家が存在していた。表札にある苗字も秋元ではない。
そして、その家の前には中野友達を待っているのか、呆然と立ち尽くす少女の姿があった。その少女の姿にも見覚えはなかった。
「やっぱり変わっちゃってるんだね」
「まあね。そこまでは再現できなかったんだ。ごめんね」
「いや、向日葵が謝ることじゃないよ。僕が生きてまた同じ場所に訪れることができただけありがたいよ」
「そう言ってくれると私もありがたい」
お互い笑顔を交わし合い、楓は再び家へと視線を向けた。
立派な一軒家だった。当時の秋元家では手の届かなそうな代物。
だが、それ以上の形容ができなかった。
もの悲しさもあったが、すぐ前にいる少女にどうしても視線を奪われ、気持ちの整理をつけられなかった。
服装からすると歳は大差ない女子高校生といった様子。
キレイな金髪と遠目から見てもメリハリの効いた体型。
明らかに日本人離れしたその人物。楓の記憶では、そんな目立つ人物は一人としていなかった。
いても関わり合いになる機会はなかっただろう。そう確信が持てた。
その少女が、何かに気づいたように髪をなびかせながら振り返り、顔を明るくした。
まるでその場のものが輝いたかのように、少女が世界に花を持たせた。
後ろ姿だけでなく、顔立ちも整っていた。あどけなさを残したどちらかと言えばかわいらしい顔立ち。
現実離れした人物の、整った顔が笑顔になるだけで、その瞬間に世界が輝き出したようだった。
おそらく待ち合わせをしていた相手が来たのだろう。家の外で待たされていたにも関わらず、外出先から帰ってくるのを待っていたようだ。
少女は楓の方を向くと勢いよく走り出した。
楓は通行の邪魔にならないように、壁際によけた。
しかし、少女は何故か、よけた楓に向けて方向転換するように、走る角度を変えた。
そのうえ、走るスピードを緩めず、むしろ速めて全力疾走を続けている。
早くよけなければ。その一心で楓はさらに壁にくっついたが、少女は楓の顔から目を離さなかった。
何が起きているのかわからないまま、楓は逃げ場を失い、目の前から少女と激突。
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