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第5話 推しとダンジョンなう
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約束どおり、俺と甘露がやってきたのはダンジョンだ。
甘露が腕に抱きついているせいで、仲のいい兄妹か何かに間違われそうだが、やってきたのは、なんの変哲もない近場のダンジョン。
ショッピングセンターに買い物に行くようなノリだと思われそうだが、ダンジョンはダンジョンだ。
ここがあるから俺は食いつないでいられる。
さて、近くに気を配るが、ダンジョンから外にモンスターが出た様子はなし。
これだけ確認すれば、今日のノルマは終わったようなものなのだが、ここまで来て引き返すのもなんだな。
「ヒキさん。こんなところで立ち止まって何してるんですか?」
「いや、なんでもない」
それに、こう甘露につっこまれては、これ以上ダンジョンの入り口で止まっているのも無理そうだ。
そもそも、ダンジョンの前でキョロキョロしていては、それこそ、ブラコン妹のようにテンション高く、るんるんな感じになってくれている甘露が冷静さを取り戻してしまうかもしれない。
家の場所を正確に知られる方がよほどリスキーってことだ。
どんな暮らしをしてるかとか、探索者としてどんな立場かとか、気づかれてはいけないことでもないが、それで生活が面倒になっても困る。
だがまあ、このまま真っ直ぐ入ったら、今立ち止まってるのが、ビビってからってことになりそうでそれも嫌だ。
ちょっと話を振っておくか。
「なあ、甘露」
「……。なんですか?」
甘露は、苗字呼びが気に食わなかったらしく、少し口をとがらせてから俺に聞き返してきた。
それでも、ほんの少しだけ、まんざらでもなさそうだ。我慢できる、みたいな。
皆が呼ぶリカという一般的な名よりは、苗字呼びの方がいいと判断したのかもしれない。
それはさておき。
「本当に入るのか? 別に、ここで引き返してもいいんだぞ?」
「まさか私の心配ですか? 私の実力を誰より知ってるのは、ヒキさんでしょうに」
「お前よりは知らないさ」
本当に、今の甘露の実力は測れない。未知数と言っていい。たった数日で別人のように、桁違いに変わってしまった。
それこそ、実力どころか信念まで変わったような印象がある。
力を与えられた程度で変わるような人間には見えなかったのだが、人はわからないものだ。
「それで、どうなんだ? 甘露本人としては、ここのダンジョンは大丈夫そうか?」
「問題ありませんよ。だってほら」
なんて、変装よろしく、帽子を深めにかぶるだけでなく、普段の探索時とは違う、地味目な格好をしていた甘露だが、その変装用の上着を変質者のように広げると、その下には、ダンジョン探索にふさわしい装備を身につけていた。
「準備万端ってわけか」
「ええ。私は準備万端です。むしろ、ヒキさんの方が心配ですよ。見たところ、私と違って、特に道具を持っている様子もありませんし……。不用心とすら言えます」
「不用心ねぇ。俺からすれば、この日本で武装しているやつの方が異常だと思うけどな」
「それはダンジョンの外の話ですよ。中に入るなら日本もそれ以外もありません。どこもかしこも一触即発の戦場です」
「そりゃそうだ」
俺だって、甘露の意見に異論はない。そのうえで、Tシャツ短パン。まるで近所のコンビニにでも行くような格好で、俺はダンジョンへと潜るのだ。
いつも、この格好で。
と、自分の格好を振り返ってみると、こんな格好の俺にべったりくっついていた甘露という女子は、やはり変わっているように思う。
これは、俺以上に不用心な気がする。
まさか、俺を警戒していないのか?
「甘露。お前、俺をペットの犬か何かだと思ってないか?」
突然の質問に、甘露は小首をかしげた。そして、心外だとばかりに眉をつり上げた。
「そんなこと思ってるわけないじゃないですか! 私はこれ以上なく、ヒキさんに対して敬意をもって接しています」
「敬意、ねぇ……」
腕に抱きつくのが、彼女にとっては敬意を表する方法なのか?
なるほど……?
やっぱりわからんな。最近の女子の考えていることは。いや、昔もわからなかったが。
「ま、いいさ。甘露が大丈夫ならいいんだ。さっさと入るか」
「え、本当に入るんですか? 冗談ではなく?」
「なんだ? ここにきて怖気づいたのか?」
「いえ、違います。ですから、ヒキさんは、その格好で入って大丈夫なんですか? 確かに今の私なら守れますけど、ヒキさんは私に守られたくないんじゃないかって気がして」
「なんだ? 心配してくれてるのか? 優しいんだな」
「優しいだなんてそんな」
照れたように甘露が赤くなった。
こういうところはわかりやすい。
ただ、
「だが、ヒキニートなめんな」
俺の言葉に、甘露はぽかんと口を開けた。
「ヒキさん、ヒキニートなんです?」
「ああ。だから俺は大丈夫だ。さっさと行くぞ」
とまあそんな感じで、ダンジョンへと、てくてく歩いていく。
「ちょっと待ってください! どういうことですか?」
俺の理論に納得したんだかしないんだか、甘露も遅れてついてくる。
こいつはいつも遅れてくるな。
しかし、遅れてきても大丈夫だ。正直、どこのダンジョンも、入り口付近は、はじまりの村みたいなものだから。
近くに弱いスライムがいる。それくらいの特徴しかない。
気をつけるべき点があるとすれば、それは、あくまでここのスライムが弱いだけ、ということだ。別に有名なスライム種も弱いスライムだけじゃないだろう? いろいろな種類のスライムの中の弱いスライムだったはずだ。つまり、そういうこと。
しかし、俺はスライムの手触りが嫌いなので、いくら弱くても直接は触りたくない。だから、その辺の石を投げて倒していく。
「慣れたように石を投げるんですね。これじゃヒキニートというより、私以上の探索者みたいです」
「なんだ? 俺がヒキニートであることを疑ってるのか?」
ダンジョンに入ってから、甘露は一切戦闘には加わらず、俺の観察ばかりしている。
守るとかなんとか言っていたはずだが、そのことを忘れてしまっているのだろうか。若年性認知症だろうか。
「違いますよ! 人をボケてるみたいに言わないでください。ちょっと驚いているだけです。ここ最近知り合った探索者の、誰より型にハマってないので、情報を処理できてないだけです。それでも、野生みという意味では、一番探索者のようですし」
「それは俺が野獣か何かに見えてるってことか?」
「違います! そんなこと言ってないじゃないですか! ネガティブすぎませんか?」
「言ってなかったか?」
「言ってません」
野生みってそういう意味じゃないのか。
まあ、俺だって生肉を食えばお腹こわすしな。今は大丈夫かもしれないが、以前お腹こわしたからなぁ……。
そう、俺は肉食動物じゃないのだ。
しかし、甘露も案外しぶとい。スライムの残骸が飛んでくるから帰りたい、とか言い出すかと思ったが、配信の時、一人でスライムに飛び込むような女子だったのだし、そんな作戦は無意味だった。
あの時は、俺しか見ていなかったとはいえ、装備だけ溶かされてて大変そうだった……。しかも特に何も見えなかった。残念残念。
うーむ。このまま探索していてもらちがあかないな。
「ペース上げるぞ」
「え。今でも十分じゃ」
俺は甘露の返事も待たずに、地面をすくうようにえぐった。そして、すくいあげた大岩を、空中浮遊させながら、粉々にして吹き飛ばす。
これで、目の前のモンスターは残らず一掃できたはずだ。
「さ、走るぞ」
「え、え!? え、ちょ。え!?」
なんだか言葉とも思えないものを叫びつつも、甘露はしっかりと俺の後ろをついてくる。
「なんだ。俺を褒めてくれていたが、甘露の方こそ余裕そうじゃないか」
俺としては、かなりギリギリの瀬戸際まで連れてきているつもりなのだが、そんな様子を微塵も見せない。ここはもうダンジョン下層付近だ。
やはり、成長速度が桁違い、ということか。
「いや、私が何もしていないだけだと思うんですが……」
なんだかじゃっかん引いたみたいな様子で、甘露は引きつった笑みを浮かべている。
何か変わったことでもしただろうか。
記憶にないな……。
しかし、これでもついてくることが余裕となると、俺としてはもう最終手段を使うしかない。
それは、憑依して驚かせたら、帰る気になってくれるんじゃないか? ということだ。
都合よく、俺たちの方へと、血まみれのキンググリズリーが向かってきていた。
さすがに、石つぶてじゃ倒せなかったか。だが、ちょうどいい。甘露には悪いが、あの時を思い出してひるんでくれ。
「ヒョ」
「危ない!」
憑依をしようとしたのを、俺が気を抜いたと思ったのか、甘露は一足飛びでキンググリズリーに切りかかった。
たしかに、魂を抜きかけたけど!
スキル名を言い終わる前だったせいで、変な声を出したみたいになってしまった。
いや、危ないはお前だ。俺が憑依してたら、俺が斬られたみたいになるところだったじゃねぇか。
「大丈夫です?」
「大丈夫だよ。おかげさまでな」
「よかったです!」
嫌味で言ったのだが、甘露は本気で喜んでいる。嬉しさを噛み締めるように、満面の笑みというやつをあっさり俺なんかに見せてくれた。
やっぱりよくわからない。
本当に気をまわさずお供させただけだというのに、不満の攻撃もしてこない。
だがこれで、ここまでではっきりしたことはある。
どうやらというか確実に、甘露は甘露のスキルを俺以上に使いこなしている。ということだ。
目覚めたスキルを扱うだけじゃ、恐怖を乗り越え適切に動くことはできない。
甘露が腕に抱きついているせいで、仲のいい兄妹か何かに間違われそうだが、やってきたのは、なんの変哲もない近場のダンジョン。
ショッピングセンターに買い物に行くようなノリだと思われそうだが、ダンジョンはダンジョンだ。
ここがあるから俺は食いつないでいられる。
さて、近くに気を配るが、ダンジョンから外にモンスターが出た様子はなし。
これだけ確認すれば、今日のノルマは終わったようなものなのだが、ここまで来て引き返すのもなんだな。
「ヒキさん。こんなところで立ち止まって何してるんですか?」
「いや、なんでもない」
それに、こう甘露につっこまれては、これ以上ダンジョンの入り口で止まっているのも無理そうだ。
そもそも、ダンジョンの前でキョロキョロしていては、それこそ、ブラコン妹のようにテンション高く、るんるんな感じになってくれている甘露が冷静さを取り戻してしまうかもしれない。
家の場所を正確に知られる方がよほどリスキーってことだ。
どんな暮らしをしてるかとか、探索者としてどんな立場かとか、気づかれてはいけないことでもないが、それで生活が面倒になっても困る。
だがまあ、このまま真っ直ぐ入ったら、今立ち止まってるのが、ビビってからってことになりそうでそれも嫌だ。
ちょっと話を振っておくか。
「なあ、甘露」
「……。なんですか?」
甘露は、苗字呼びが気に食わなかったらしく、少し口をとがらせてから俺に聞き返してきた。
それでも、ほんの少しだけ、まんざらでもなさそうだ。我慢できる、みたいな。
皆が呼ぶリカという一般的な名よりは、苗字呼びの方がいいと判断したのかもしれない。
それはさておき。
「本当に入るのか? 別に、ここで引き返してもいいんだぞ?」
「まさか私の心配ですか? 私の実力を誰より知ってるのは、ヒキさんでしょうに」
「お前よりは知らないさ」
本当に、今の甘露の実力は測れない。未知数と言っていい。たった数日で別人のように、桁違いに変わってしまった。
それこそ、実力どころか信念まで変わったような印象がある。
力を与えられた程度で変わるような人間には見えなかったのだが、人はわからないものだ。
「それで、どうなんだ? 甘露本人としては、ここのダンジョンは大丈夫そうか?」
「問題ありませんよ。だってほら」
なんて、変装よろしく、帽子を深めにかぶるだけでなく、普段の探索時とは違う、地味目な格好をしていた甘露だが、その変装用の上着を変質者のように広げると、その下には、ダンジョン探索にふさわしい装備を身につけていた。
「準備万端ってわけか」
「ええ。私は準備万端です。むしろ、ヒキさんの方が心配ですよ。見たところ、私と違って、特に道具を持っている様子もありませんし……。不用心とすら言えます」
「不用心ねぇ。俺からすれば、この日本で武装しているやつの方が異常だと思うけどな」
「それはダンジョンの外の話ですよ。中に入るなら日本もそれ以外もありません。どこもかしこも一触即発の戦場です」
「そりゃそうだ」
俺だって、甘露の意見に異論はない。そのうえで、Tシャツ短パン。まるで近所のコンビニにでも行くような格好で、俺はダンジョンへと潜るのだ。
いつも、この格好で。
と、自分の格好を振り返ってみると、こんな格好の俺にべったりくっついていた甘露という女子は、やはり変わっているように思う。
これは、俺以上に不用心な気がする。
まさか、俺を警戒していないのか?
「甘露。お前、俺をペットの犬か何かだと思ってないか?」
突然の質問に、甘露は小首をかしげた。そして、心外だとばかりに眉をつり上げた。
「そんなこと思ってるわけないじゃないですか! 私はこれ以上なく、ヒキさんに対して敬意をもって接しています」
「敬意、ねぇ……」
腕に抱きつくのが、彼女にとっては敬意を表する方法なのか?
なるほど……?
やっぱりわからんな。最近の女子の考えていることは。いや、昔もわからなかったが。
「ま、いいさ。甘露が大丈夫ならいいんだ。さっさと入るか」
「え、本当に入るんですか? 冗談ではなく?」
「なんだ? ここにきて怖気づいたのか?」
「いえ、違います。ですから、ヒキさんは、その格好で入って大丈夫なんですか? 確かに今の私なら守れますけど、ヒキさんは私に守られたくないんじゃないかって気がして」
「なんだ? 心配してくれてるのか? 優しいんだな」
「優しいだなんてそんな」
照れたように甘露が赤くなった。
こういうところはわかりやすい。
ただ、
「だが、ヒキニートなめんな」
俺の言葉に、甘露はぽかんと口を開けた。
「ヒキさん、ヒキニートなんです?」
「ああ。だから俺は大丈夫だ。さっさと行くぞ」
とまあそんな感じで、ダンジョンへと、てくてく歩いていく。
「ちょっと待ってください! どういうことですか?」
俺の理論に納得したんだかしないんだか、甘露も遅れてついてくる。
こいつはいつも遅れてくるな。
しかし、遅れてきても大丈夫だ。正直、どこのダンジョンも、入り口付近は、はじまりの村みたいなものだから。
近くに弱いスライムがいる。それくらいの特徴しかない。
気をつけるべき点があるとすれば、それは、あくまでここのスライムが弱いだけ、ということだ。別に有名なスライム種も弱いスライムだけじゃないだろう? いろいろな種類のスライムの中の弱いスライムだったはずだ。つまり、そういうこと。
しかし、俺はスライムの手触りが嫌いなので、いくら弱くても直接は触りたくない。だから、その辺の石を投げて倒していく。
「慣れたように石を投げるんですね。これじゃヒキニートというより、私以上の探索者みたいです」
「なんだ? 俺がヒキニートであることを疑ってるのか?」
ダンジョンに入ってから、甘露は一切戦闘には加わらず、俺の観察ばかりしている。
守るとかなんとか言っていたはずだが、そのことを忘れてしまっているのだろうか。若年性認知症だろうか。
「違いますよ! 人をボケてるみたいに言わないでください。ちょっと驚いているだけです。ここ最近知り合った探索者の、誰より型にハマってないので、情報を処理できてないだけです。それでも、野生みという意味では、一番探索者のようですし」
「それは俺が野獣か何かに見えてるってことか?」
「違います! そんなこと言ってないじゃないですか! ネガティブすぎませんか?」
「言ってなかったか?」
「言ってません」
野生みってそういう意味じゃないのか。
まあ、俺だって生肉を食えばお腹こわすしな。今は大丈夫かもしれないが、以前お腹こわしたからなぁ……。
そう、俺は肉食動物じゃないのだ。
しかし、甘露も案外しぶとい。スライムの残骸が飛んでくるから帰りたい、とか言い出すかと思ったが、配信の時、一人でスライムに飛び込むような女子だったのだし、そんな作戦は無意味だった。
あの時は、俺しか見ていなかったとはいえ、装備だけ溶かされてて大変そうだった……。しかも特に何も見えなかった。残念残念。
うーむ。このまま探索していてもらちがあかないな。
「ペース上げるぞ」
「え。今でも十分じゃ」
俺は甘露の返事も待たずに、地面をすくうようにえぐった。そして、すくいあげた大岩を、空中浮遊させながら、粉々にして吹き飛ばす。
これで、目の前のモンスターは残らず一掃できたはずだ。
「さ、走るぞ」
「え、え!? え、ちょ。え!?」
なんだか言葉とも思えないものを叫びつつも、甘露はしっかりと俺の後ろをついてくる。
「なんだ。俺を褒めてくれていたが、甘露の方こそ余裕そうじゃないか」
俺としては、かなりギリギリの瀬戸際まで連れてきているつもりなのだが、そんな様子を微塵も見せない。ここはもうダンジョン下層付近だ。
やはり、成長速度が桁違い、ということか。
「いや、私が何もしていないだけだと思うんですが……」
なんだかじゃっかん引いたみたいな様子で、甘露は引きつった笑みを浮かべている。
何か変わったことでもしただろうか。
記憶にないな……。
しかし、これでもついてくることが余裕となると、俺としてはもう最終手段を使うしかない。
それは、憑依して驚かせたら、帰る気になってくれるんじゃないか? ということだ。
都合よく、俺たちの方へと、血まみれのキンググリズリーが向かってきていた。
さすがに、石つぶてじゃ倒せなかったか。だが、ちょうどいい。甘露には悪いが、あの時を思い出してひるんでくれ。
「ヒョ」
「危ない!」
憑依をしようとしたのを、俺が気を抜いたと思ったのか、甘露は一足飛びでキンググリズリーに切りかかった。
たしかに、魂を抜きかけたけど!
スキル名を言い終わる前だったせいで、変な声を出したみたいになってしまった。
いや、危ないはお前だ。俺が憑依してたら、俺が斬られたみたいになるところだったじゃねぇか。
「大丈夫です?」
「大丈夫だよ。おかげさまでな」
「よかったです!」
嫌味で言ったのだが、甘露は本気で喜んでいる。嬉しさを噛み締めるように、満面の笑みというやつをあっさり俺なんかに見せてくれた。
やっぱりよくわからない。
本当に気をまわさずお供させただけだというのに、不満の攻撃もしてこない。
だがこれで、ここまでではっきりしたことはある。
どうやらというか確実に、甘露は甘露のスキルを俺以上に使いこなしている。ということだ。
目覚めたスキルを扱うだけじゃ、恐怖を乗り越え適切に動くことはできない。
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