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第六章 ‐ 焔揺らぐ ‐
075話「3%戦勝会」
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第75話「3%戦勝会」
目線の先には純白のシートで覆われた丸テーブル。有澤がグラスに注がれたキリンラガーで喉を潤す。空調は効いてるはずなのだが、スーツを着ているとどうにも暑さが籠ってしまう。
もう一口、そう思ってグラスを傾けるも、中のビールはいつの間にか空になっていた。
「お注ぎしましょうか」
いかにも洗濯の面倒くさそうな、肩や腰にフリルのついたピンクのドレスを着る女性が有澤に声をかける。
有澤は無言で頷くと、若い女性は瓶ビールのラベルを下にしてグラスへと注ぐ。ビール瓶を支える女性の手から何かが零れ落ちると、テーブルを跳ねるよりも先に有澤の手が物体を包んだ。会場の中でそれに気づいたのは、隣の席に座る細身の壮年の男性だけだ。
――有澤はコンパニオンの女性の顔を一瞥する。高価な化粧品とドレスで着飾った今宵の彼女はいつもとは別人のようだった。
「良いビールをありがとう」
有澤がカフェインで色素の沈着した歯を見せて微笑みかける。コンパニオンの女性は会釈すると、トレイとビール瓶を手に次のテーブルへ移っていった。
「鳥は種を運びましたか」
有澤の隣に座る壮年の男「黒 達巳」は目線も合わせずに静かに尋ねた。
「さあ、そうだといいけど」
有澤が掌で転がしてすぐにポケットにしまったそれ――――指先ほどの大きさしかない、四角い黒いプラスチックの物体には政治家の、表には出せない音声データや写真データ、その他情報が収められている。
別のテーブルの方に目をやると、先ほどビールを注いでくれたコンパニオンの女性がスーツを着込んだ老人たちに酒を注いでいた。
「君、何歳かね」
「23です」
コンパニオンの女性がニコりと答える。
「若い子は良いねえ~、ハリが違う」
酩酊で顔を赤くしている老人が女性の片胸を鷲掴みにし、瞳に愉快を浮かべた。
「先生、困りますわ」
コンパニオンの女性はやんわりと拒絶の意思を示すもののそれだけで、笑みを崩す事さえなく平然と接する。
「おおっと、彼氏がいるのかい」
「ええと……その……はい」
嘘であったが、その困惑がちな受け答えの演技は、彼女の言葉に真実性を持たせる。
「おやおや。それじゃあもう、結構やってるわけだ。若いっていいねえ」
老人は胸から手を離すと、いやらしい笑みと下品なジェスチャーをして笑う。女性へのセクハラ行為が世界的な社会問題としてニュースで報じられるこの時勢に挑戦的すぎる言動であったが、これがこの世界の日常茶飯事である。
「悪かったね。これはオッパイ代だから、後で彼氏と使うといい」
老人は財布を開くと一万円札をピっと取り出し、手慣れた手つきでコンパニオンの女性に握らせる。コンパニオンの女性は感謝の言葉を述べて頭を下げると、一万円札をポケットにしまった。
それを遠目に見る有澤はさして驚きもしなかった。それは老人の行為に対してではない、女性の忍耐強さに対してである。
コンパニオンの女性が――――いや、新堂 きらら『雲母』が非常に優れた忍びである事をよく知っていた。優れた殺人技術を持つ女性の忍びであっても、誰もがこうしたストレスに耐性を持ち、こうした任務に適性を持つ訳ではないし、志願をしてくれる訳でもない。例えば故・広瀬 菊華も稀代の天才女性剣士であったものの、こうした方面の任務の適正は無かった。
雲母をコンパニオンとしてこのパーティに潜り込ませる行為であるが、これには何の苦もなかった。外部の誰も知らぬ事であるが、今回このパーティに接待役として派遣されたコンパニオン会社「ハッピーアワー・クリエイト株式会社」そのものが夜陰流の資本で設立されている諜報部門組織であるからだ。
とはいえハッピーアワー・クリエイト自体はあくまで人材派遣会社である。夜影流の軍事力を持つ支部と違い、豊富な銃火器の備えがあるわけではない、大量の忍者刀を揃えている訳でもない。
短時間高収入を謳う募集広告がヤフージャパンの広告枠に出て来るので、本当に誰でも応募できるし、風俗勤務の経験者、キャバクラ勤務の女性、元アダルトビデオ女優。いや、日本語の語学力どころかビザの期間まで怪しい外国人女性まで広く雇っている。
ゆえにコンパニオンが全員忍びというわけではないし、夜陰門下であっても流派の事情を深く知らず、カルチャーレベルの護身しか知らない準構成員的な者の方がむしろ多い。
――――それでも、戦うだけが、武術を行い殺人を行うだけが忍者の仕事ではないのだ。
殺人の得意なもの、プログラミングの得意なもの、商売の得意なもの、情報収集の得意なもの、得意に応じて様々な組織貢献の形があるのだ……あるいはコンパニオンの大部分のように、自らの自覚のない内に忍者の諜報活動に貢献させられている者もいるが……。
有澤はホテル会場のステージ側の白い横断幕を見て目を細める。「祝 早川 秀樹 先生当選祝賀会」と書かれていた。
早川というのは現政権与党所属の政治家である。つい数週間前のこと、地方知事選にて彼は立候補し、現職であった野党対立候補を破って当選した身……つまり、新知事である。
その選挙ニュースは有澤も黒もテレビで見た。選挙は非常に激戦で、僅か3%の得票率差による僅差の勝利だった。快勝とはいえないが、彼の地方選挙での勝利によって現政権の寿命は更に延びるだろうし、政治的価値は大きいはずだ。
ステージ上では今回のパーティに招かれた有力者が、今回選挙で勝利した政治家を讃える美辞麗句を吐きだし続けている。
「クロちゃん、今日は悪いね」
首に絞めたネクタイを苦し気に緩める黒に向かって、有澤が言った。
「なんですか」
男はニコニコっと笑って聞き返す。
「いや、宗家の代わりに招かれたのは良いんだけど、こっちもちょっと多忙で、演武要員が確保できなくてさ」
「いえ、私も丁度有澤さんと顔を合わせる機会だったんで」
有澤とそれほど歳の離れていない壮年の男であるが、その顔つきには有澤よりもエネルギッシュで溌剌とした印象を受ける。
名を「黒 達巳」、有澤と同年代の壮年の男は同じくして夜影十傑集に名を連ねる一人であり、号は『流星』。埼玉県との県境近く、都内北部に拠点を構える流星支部の長でもある。
「そうだね、丁度いい機会だった」
事の次第はこうだった。今より数週間前に早川氏が地方選挙戦で逆転勝利を収め、祝賀会が急きょ開かれる事となった。政権与党の側は夜陰流の現最高指導者である藤川氏を招待し、欠席する藤川の代理として有澤がパーティに顔を出す事になった。二十数年前のテロ事件に関わって以降はそうした招待も多かったので、珍しい事ではない。この組織が政治屋に潰されずに生き残っていくためには、こうしたパーティを通じて政治家の弱みや表に出せない情報を握っていく事もまた務めである。
しかし、普段ならば歓迎すべき事柄であっても、有澤率いる月照支部は丁度問題事を抱えている時期だった。流派の門下生が複数消息を絶ち、その追跡調査に無間を出さねばならず、巌山は救出作戦中に警察に拘留されるトラブルが。その他高弟や門下生も問題の準暴力団組織「リーヴァーズ」の対応に追われているのが現状である。
その状態で政治家から「パーティに余興が欲しい、どうか夜陰流の演武を披露してくれないか」と言われても、月照支部の人員のみで演武を行うには少々人手が足りないのである。そこに助け舟を出してくれたのが黒氏こと流星師範である。持つべき者は友人であると有澤は深く感じた次第だ。
「それで、近頃調子はどうですか」
「私はいいけど、私の下が大変だね。フル稼働中なもんで政治家先生から「演武してくれ」って言われても人手がちょっと足りなくて……クロちゃんが居て本当助かったよ」
有澤が苦笑いすると、黒は甘いマスクでニコリと笑う。もう彼も50過ぎのはずだが、若い女性への訴求力を衰えさせない顔つきと活力が彼にはあった。
「いえいえ、とんでもない。お互いさまですから」
「そっちこそ大変なんじゃないですか」
「いやあ、平和なもんですよ」
黒が笑って答えると、有澤は方眉を吊り上げる。
「埼玉寄りだろ? あの辺りはヤクザの銃撃沙汰が……」
「よくご存じで、でも平和なものですよ。暴力団の活動は活発ですが、掃除は別筋の組織ですし、僕ら夜影は他所の掃除を遠くから見て、掃除跡の記録を付けて回ってるだけですね」
と、ビールを流し込みながら黒は答えた。
「見てるだけなら楽か」
「まあ、僕はサッカーの試合を見てるとやりたくなるタイプですけどね」
「やっぱ大変じゃないか」
黒が破顔するなり、有澤も一緒になって破顔した。
目線の先には純白のシートで覆われた丸テーブル。有澤がグラスに注がれたキリンラガーで喉を潤す。空調は効いてるはずなのだが、スーツを着ているとどうにも暑さが籠ってしまう。
もう一口、そう思ってグラスを傾けるも、中のビールはいつの間にか空になっていた。
「お注ぎしましょうか」
いかにも洗濯の面倒くさそうな、肩や腰にフリルのついたピンクのドレスを着る女性が有澤に声をかける。
有澤は無言で頷くと、若い女性は瓶ビールのラベルを下にしてグラスへと注ぐ。ビール瓶を支える女性の手から何かが零れ落ちると、テーブルを跳ねるよりも先に有澤の手が物体を包んだ。会場の中でそれに気づいたのは、隣の席に座る細身の壮年の男性だけだ。
――有澤はコンパニオンの女性の顔を一瞥する。高価な化粧品とドレスで着飾った今宵の彼女はいつもとは別人のようだった。
「良いビールをありがとう」
有澤がカフェインで色素の沈着した歯を見せて微笑みかける。コンパニオンの女性は会釈すると、トレイとビール瓶を手に次のテーブルへ移っていった。
「鳥は種を運びましたか」
有澤の隣に座る壮年の男「黒 達巳」は目線も合わせずに静かに尋ねた。
「さあ、そうだといいけど」
有澤が掌で転がしてすぐにポケットにしまったそれ――――指先ほどの大きさしかない、四角い黒いプラスチックの物体には政治家の、表には出せない音声データや写真データ、その他情報が収められている。
別のテーブルの方に目をやると、先ほどビールを注いでくれたコンパニオンの女性がスーツを着込んだ老人たちに酒を注いでいた。
「君、何歳かね」
「23です」
コンパニオンの女性がニコりと答える。
「若い子は良いねえ~、ハリが違う」
酩酊で顔を赤くしている老人が女性の片胸を鷲掴みにし、瞳に愉快を浮かべた。
「先生、困りますわ」
コンパニオンの女性はやんわりと拒絶の意思を示すもののそれだけで、笑みを崩す事さえなく平然と接する。
「おおっと、彼氏がいるのかい」
「ええと……その……はい」
嘘であったが、その困惑がちな受け答えの演技は、彼女の言葉に真実性を持たせる。
「おやおや。それじゃあもう、結構やってるわけだ。若いっていいねえ」
老人は胸から手を離すと、いやらしい笑みと下品なジェスチャーをして笑う。女性へのセクハラ行為が世界的な社会問題としてニュースで報じられるこの時勢に挑戦的すぎる言動であったが、これがこの世界の日常茶飯事である。
「悪かったね。これはオッパイ代だから、後で彼氏と使うといい」
老人は財布を開くと一万円札をピっと取り出し、手慣れた手つきでコンパニオンの女性に握らせる。コンパニオンの女性は感謝の言葉を述べて頭を下げると、一万円札をポケットにしまった。
それを遠目に見る有澤はさして驚きもしなかった。それは老人の行為に対してではない、女性の忍耐強さに対してである。
コンパニオンの女性が――――いや、新堂 きらら『雲母』が非常に優れた忍びである事をよく知っていた。優れた殺人技術を持つ女性の忍びであっても、誰もがこうしたストレスに耐性を持ち、こうした任務に適性を持つ訳ではないし、志願をしてくれる訳でもない。例えば故・広瀬 菊華も稀代の天才女性剣士であったものの、こうした方面の任務の適正は無かった。
雲母をコンパニオンとしてこのパーティに潜り込ませる行為であるが、これには何の苦もなかった。外部の誰も知らぬ事であるが、今回このパーティに接待役として派遣されたコンパニオン会社「ハッピーアワー・クリエイト株式会社」そのものが夜陰流の資本で設立されている諜報部門組織であるからだ。
とはいえハッピーアワー・クリエイト自体はあくまで人材派遣会社である。夜影流の軍事力を持つ支部と違い、豊富な銃火器の備えがあるわけではない、大量の忍者刀を揃えている訳でもない。
短時間高収入を謳う募集広告がヤフージャパンの広告枠に出て来るので、本当に誰でも応募できるし、風俗勤務の経験者、キャバクラ勤務の女性、元アダルトビデオ女優。いや、日本語の語学力どころかビザの期間まで怪しい外国人女性まで広く雇っている。
ゆえにコンパニオンが全員忍びというわけではないし、夜陰門下であっても流派の事情を深く知らず、カルチャーレベルの護身しか知らない準構成員的な者の方がむしろ多い。
――――それでも、戦うだけが、武術を行い殺人を行うだけが忍者の仕事ではないのだ。
殺人の得意なもの、プログラミングの得意なもの、商売の得意なもの、情報収集の得意なもの、得意に応じて様々な組織貢献の形があるのだ……あるいはコンパニオンの大部分のように、自らの自覚のない内に忍者の諜報活動に貢献させられている者もいるが……。
有澤はホテル会場のステージ側の白い横断幕を見て目を細める。「祝 早川 秀樹 先生当選祝賀会」と書かれていた。
早川というのは現政権与党所属の政治家である。つい数週間前のこと、地方知事選にて彼は立候補し、現職であった野党対立候補を破って当選した身……つまり、新知事である。
その選挙ニュースは有澤も黒もテレビで見た。選挙は非常に激戦で、僅か3%の得票率差による僅差の勝利だった。快勝とはいえないが、彼の地方選挙での勝利によって現政権の寿命は更に延びるだろうし、政治的価値は大きいはずだ。
ステージ上では今回のパーティに招かれた有力者が、今回選挙で勝利した政治家を讃える美辞麗句を吐きだし続けている。
「クロちゃん、今日は悪いね」
首に絞めたネクタイを苦し気に緩める黒に向かって、有澤が言った。
「なんですか」
男はニコニコっと笑って聞き返す。
「いや、宗家の代わりに招かれたのは良いんだけど、こっちもちょっと多忙で、演武要員が確保できなくてさ」
「いえ、私も丁度有澤さんと顔を合わせる機会だったんで」
有澤とそれほど歳の離れていない壮年の男であるが、その顔つきには有澤よりもエネルギッシュで溌剌とした印象を受ける。
名を「黒 達巳」、有澤と同年代の壮年の男は同じくして夜影十傑集に名を連ねる一人であり、号は『流星』。埼玉県との県境近く、都内北部に拠点を構える流星支部の長でもある。
「そうだね、丁度いい機会だった」
事の次第はこうだった。今より数週間前に早川氏が地方選挙戦で逆転勝利を収め、祝賀会が急きょ開かれる事となった。政権与党の側は夜陰流の現最高指導者である藤川氏を招待し、欠席する藤川の代理として有澤がパーティに顔を出す事になった。二十数年前のテロ事件に関わって以降はそうした招待も多かったので、珍しい事ではない。この組織が政治屋に潰されずに生き残っていくためには、こうしたパーティを通じて政治家の弱みや表に出せない情報を握っていく事もまた務めである。
しかし、普段ならば歓迎すべき事柄であっても、有澤率いる月照支部は丁度問題事を抱えている時期だった。流派の門下生が複数消息を絶ち、その追跡調査に無間を出さねばならず、巌山は救出作戦中に警察に拘留されるトラブルが。その他高弟や門下生も問題の準暴力団組織「リーヴァーズ」の対応に追われているのが現状である。
その状態で政治家から「パーティに余興が欲しい、どうか夜陰流の演武を披露してくれないか」と言われても、月照支部の人員のみで演武を行うには少々人手が足りないのである。そこに助け舟を出してくれたのが黒氏こと流星師範である。持つべき者は友人であると有澤は深く感じた次第だ。
「それで、近頃調子はどうですか」
「私はいいけど、私の下が大変だね。フル稼働中なもんで政治家先生から「演武してくれ」って言われても人手がちょっと足りなくて……クロちゃんが居て本当助かったよ」
有澤が苦笑いすると、黒は甘いマスクでニコリと笑う。もう彼も50過ぎのはずだが、若い女性への訴求力を衰えさせない顔つきと活力が彼にはあった。
「いえいえ、とんでもない。お互いさまですから」
「そっちこそ大変なんじゃないですか」
「いやあ、平和なもんですよ」
黒が笑って答えると、有澤は方眉を吊り上げる。
「埼玉寄りだろ? あの辺りはヤクザの銃撃沙汰が……」
「よくご存じで、でも平和なものですよ。暴力団の活動は活発ですが、掃除は別筋の組織ですし、僕ら夜影は他所の掃除を遠くから見て、掃除跡の記録を付けて回ってるだけですね」
と、ビールを流し込みながら黒は答えた。
「見てるだけなら楽か」
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