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第六章 久しぶりにギルドに行く
4話
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ダリルはグレンを引きずってギルドの外に連れてきた。
「おい!もういいだろ、離せよ!!」
グレンは振り解こうとするがダリルの手はびくともしない。
「お前、弱くなったんじゃねーか?」
ダリルは鼻でグレンを笑うとギルドの建物の裏の方にグレンを連れてきた。
「なんだよ、ここ」
「知らねーの?ギルドに帰ってきた勇者たち専用のホテル」
「は?」
グレンはいつも自宅に帰宅していたのでホテルを利用したことがなかった。
「へとへとで家に帰れねー時とか便利だよ。あとは女連れ込む時とか」
ダリルはホテルの中に入ると自分の借りている部屋を目指して歩き始める。
グレンは何度もダリルの手から逃げようとするが、ダリルが力を緩めることは一切なかった。
「離せよダリル、俺はお前の部屋になんて行かねぇよ」
「うるせぇよ」
ダリルは一つの部屋の前で泊まり、鍵を開けた。
「ここなんだよ」
「俺の泊まってる部屋~」
ダリルは部屋の中にグレンを連れ込むと鍵を閉めた。
…
ぼふりとベットの上にグレンの身体が放り投げられる。
「うおっ」
突然離されたグレンはベットに倒れ込んだ。
「へへ、ようやくお前が俺のモノになる」
ダリルは舌なめずりをするとベットに上がってくる。
「は?何言ってんだよ」
「おいおい待てよ」
起き上ろうとしたグレンの上に覆いかぶさった。
「離せよ」
グレンがダリルの顔を睨みつける。
「睨んだって意味ないぜ?」
ダリルはグレンの両手を尾さつけると、腹部に跨ってグレンの身動きが取れないようにする。
「なんで、なんでこんなことするんだよ」
「…俺はずっと、初めて会った時からグレンのことが愛おしくてたまらなかった」
ダリルはグレンの両手を片手でまとめて抑えると、もう片方の開いた手でグレンの頬を撫ぜる。
「何言ってんだよ…」
「ギルドで見かけるだけで、全然接点なんかもてねぇし…一緒にクエストに行けばワンちゃんあるかと思ったけど、中々誘いにも乗ってくれねぇしなぁ」
ダリルの顔がグレンに顔にぐっと近づく。
「だからなんだってんだよ」
「久しぶりに会えたと思えば、なんか余計なもの引き連れてるしよぅ」
ダリルはグレンの唇に吸い付いた。
唇を割り開いて舌を入れようとするが、グレンは抵抗した。
「っぺ」
唇を離したダリルはグレンに噛まれて出血したのか、口の端から少量の血を垂らしている。
「俺はマルクのモノになったんだ。お前になんて一かけらだってくれてやるか」
グレンは再びダリルを睨みつけた。
「…ははは、やれるもんなら抵抗してみろよ」
「おい!もういいだろ、離せよ!!」
グレンは振り解こうとするがダリルの手はびくともしない。
「お前、弱くなったんじゃねーか?」
ダリルは鼻でグレンを笑うとギルドの建物の裏の方にグレンを連れてきた。
「なんだよ、ここ」
「知らねーの?ギルドに帰ってきた勇者たち専用のホテル」
「は?」
グレンはいつも自宅に帰宅していたのでホテルを利用したことがなかった。
「へとへとで家に帰れねー時とか便利だよ。あとは女連れ込む時とか」
ダリルはホテルの中に入ると自分の借りている部屋を目指して歩き始める。
グレンは何度もダリルの手から逃げようとするが、ダリルが力を緩めることは一切なかった。
「離せよダリル、俺はお前の部屋になんて行かねぇよ」
「うるせぇよ」
ダリルは一つの部屋の前で泊まり、鍵を開けた。
「ここなんだよ」
「俺の泊まってる部屋~」
ダリルは部屋の中にグレンを連れ込むと鍵を閉めた。
…
ぼふりとベットの上にグレンの身体が放り投げられる。
「うおっ」
突然離されたグレンはベットに倒れ込んだ。
「へへ、ようやくお前が俺のモノになる」
ダリルは舌なめずりをするとベットに上がってくる。
「は?何言ってんだよ」
「おいおい待てよ」
起き上ろうとしたグレンの上に覆いかぶさった。
「離せよ」
グレンがダリルの顔を睨みつける。
「睨んだって意味ないぜ?」
ダリルはグレンの両手を尾さつけると、腹部に跨ってグレンの身動きが取れないようにする。
「なんで、なんでこんなことするんだよ」
「…俺はずっと、初めて会った時からグレンのことが愛おしくてたまらなかった」
ダリルはグレンの両手を片手でまとめて抑えると、もう片方の開いた手でグレンの頬を撫ぜる。
「何言ってんだよ…」
「ギルドで見かけるだけで、全然接点なんかもてねぇし…一緒にクエストに行けばワンちゃんあるかと思ったけど、中々誘いにも乗ってくれねぇしなぁ」
ダリルの顔がグレンに顔にぐっと近づく。
「だからなんだってんだよ」
「久しぶりに会えたと思えば、なんか余計なもの引き連れてるしよぅ」
ダリルはグレンの唇に吸い付いた。
唇を割り開いて舌を入れようとするが、グレンは抵抗した。
「っぺ」
唇を離したダリルはグレンに噛まれて出血したのか、口の端から少量の血を垂らしている。
「俺はマルクのモノになったんだ。お前になんて一かけらだってくれてやるか」
グレンは再びダリルを睨みつけた。
「…ははは、やれるもんなら抵抗してみろよ」
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