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おまけのバットエンド編
4話
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清水は虎視眈々とその機会を狙っていた。
ことの発端は自分の兄が精神を病んでしまったことにある。
兄は幼いころから有名な子役として、演者として将来を有望視されていた。
しかしある時、突然仕事が来なくなった。
それは島田が枕営業に応じない清水の兄を貶めたからだった。
清水の兄はそれでも必死に頑張ったが、そのすべてを島田は妨害し、結果として病んでしまった清水の兄は今では病院に閉じこもっている。
「清水さんの執念はすごいですね」
清水が兄の真相を知り、島田への復讐を誓ったとき、一人の被害者に出会った。
彼はあまり島田への復讐には積極的ではなかったが、徐々にすり減らされていく自身に絶望していた。
それが阿部だった。
「執念、なんですかね」
島田の被害者は売れている芸能人もいるため中々、名乗り出てくれる人はいなかった。
しかし清水が島田を引き付けてる間に、阿部が情に訴えることで徐々に声を上げてくれるようになった。
そして被害者たちの炎は燃え上っていった。
「正義感じゃないんです」
ある日、島田に強要されたことをきっかけに自殺してしまった被害者の家族に会った帰り道、清水がつぶやいた。
「え?」
「あいつを地獄に落としてやりたい。生きたまま、死にたくても死ねない、そんな地獄にね」
「…僕もそう思います」
珍しく阿部が同意したのを見て、清水は真っ黒だった目をあげた。
「あ、阿部さんも?」
「はい」
阿部は弱弱しく微笑んだのだった。
…
島田は枕営業と称して、同意のない体の関係の強要や、それを無断で撮影し脅迫することもあった。
「だからさ、俺たちもあんたに同じ目にあわせてやろうかと思ってさ」
島田を取り囲んでいる何人かはハンデいタイプのカメラを持っている。
きっとそこには島田の痴態が記録されるのだろう。
「なぁ、清水さん、俺こいつに殴られたこともあんだけど」
「ぼ、僕はひどいこと何回も言われました…」
「はは、やりたいだけ思う存分やってもいいよ。ただし殺しちゃだめだよ」
ことの発端は自分の兄が精神を病んでしまったことにある。
兄は幼いころから有名な子役として、演者として将来を有望視されていた。
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清水の兄はそれでも必死に頑張ったが、そのすべてを島田は妨害し、結果として病んでしまった清水の兄は今では病院に閉じこもっている。
「清水さんの執念はすごいですね」
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それが阿部だった。
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しかし清水が島田を引き付けてる間に、阿部が情に訴えることで徐々に声を上げてくれるようになった。
そして被害者たちの炎は燃え上っていった。
「正義感じゃないんです」
ある日、島田に強要されたことをきっかけに自殺してしまった被害者の家族に会った帰り道、清水がつぶやいた。
「え?」
「あいつを地獄に落としてやりたい。生きたまま、死にたくても死ねない、そんな地獄にね」
「…僕もそう思います」
珍しく阿部が同意したのを見て、清水は真っ黒だった目をあげた。
「あ、阿部さんも?」
「はい」
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…
島田は枕営業と称して、同意のない体の関係の強要や、それを無断で撮影し脅迫することもあった。
「だからさ、俺たちもあんたに同じ目にあわせてやろうかと思ってさ」
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きっとそこには島田の痴態が記録されるのだろう。
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