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ドキドキ入院編
1話
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近藤は事前に会社に申請し、有給を取って入院することになった。
「大腸検査かぁ…」
その日の朝、前日からの食事制限で近藤はとても空腹だった。
空腹のせいでぐうぐうと音を立てるお腹をさすりながら、入院に必要なものを持って病院に向かった。
…
「おはようございます。今日、入院予定なんですが…」
入院受付の窓口で手続きをすませて、いつもの受付に向かう。
カルテ書類を提出して待合で呼ばれるのを待つ。
「近藤さ~ん、近藤猛さん~」
いつもの看護師に近藤は呼ばれた。
返事をして近づいた。
「は、はい」
「最初に入院についてや予定など、先生から説明があるので、先に診察室に案内させていただきますね」
近藤はそのままいつもの診察室に通された。
中では笑顔の真壁が待ち構えていた。
「おはようございます、近藤さん、おかげんはいかがですか?」
「は、はい、元気です」
「今日は大腸検査ですが何か不安なことなどはありませんか?」
「は、はい、大丈夫です」
真壁は笑顔のまま紙を近藤に渡した。
「これが今日のスケジュールです。このあと部屋まで案内します。その後、お薬を使用してお腹の中を空にします」
「はい」
「それから検査をしていきます。一応、本日中には検査結果をお伝えできるかと思いますが、私の都合上、夕方ごろになってしまうかもしれません」
「わかりました」
その時、偶然、近藤のお腹が鳴ってしまった。
近藤は赤面してしまった。
「す、すみません。お腹がすいていて…」
「いいんですよ。ちゃんと我慢されてきたんですね」
「は、はい…」
真壁はそのままスケジュールの説明を続けた。
「お風呂は20時までに利用してください。それから消灯時間は22時ですので、それまでにはベットで横になっていてくださいね。以上で説明は終わりですが、何か質問はありませんか?」
「ありません」
「それでは看護師にお部屋に案内させますね」
近藤は看護師に先導されて診察室を出た。
「大腸検査かぁ…」
その日の朝、前日からの食事制限で近藤はとても空腹だった。
空腹のせいでぐうぐうと音を立てるお腹をさすりながら、入院に必要なものを持って病院に向かった。
…
「おはようございます。今日、入院予定なんですが…」
入院受付の窓口で手続きをすませて、いつもの受付に向かう。
カルテ書類を提出して待合で呼ばれるのを待つ。
「近藤さ~ん、近藤猛さん~」
いつもの看護師に近藤は呼ばれた。
返事をして近づいた。
「は、はい」
「最初に入院についてや予定など、先生から説明があるので、先に診察室に案内させていただきますね」
近藤はそのままいつもの診察室に通された。
中では笑顔の真壁が待ち構えていた。
「おはようございます、近藤さん、おかげんはいかがですか?」
「は、はい、元気です」
「今日は大腸検査ですが何か不安なことなどはありませんか?」
「は、はい、大丈夫です」
真壁は笑顔のまま紙を近藤に渡した。
「これが今日のスケジュールです。このあと部屋まで案内します。その後、お薬を使用してお腹の中を空にします」
「はい」
「それから検査をしていきます。一応、本日中には検査結果をお伝えできるかと思いますが、私の都合上、夕方ごろになってしまうかもしれません」
「わかりました」
その時、偶然、近藤のお腹が鳴ってしまった。
近藤は赤面してしまった。
「す、すみません。お腹がすいていて…」
「いいんですよ。ちゃんと我慢されてきたんですね」
「は、はい…」
真壁はそのままスケジュールの説明を続けた。
「お風呂は20時までに利用してください。それから消灯時間は22時ですので、それまでにはベットで横になっていてくださいね。以上で説明は終わりですが、何か質問はありませんか?」
「ありません」
「それでは看護師にお部屋に案内させますね」
近藤は看護師に先導されて診察室を出た。
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