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初めて旅行に行きます編
11話
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自販機までは部屋からそう遠くはなかった。
「何にする?」
「水」
「はいよ」
「健太は?」
「緑茶かな」
ペットボトルのふたを開けてその場で二人とも口を付けた。
「はぁ、生き返る」
「ゾンビかよ」
二人は来た道を戻ることにした。
すると廊下の反対側の奥の方から大人数の笑い声が聞こえてくる。
扉の隙間からは明るい光が漏れている。
「楽しそうだな」
「…え、うん」
明かりに背を向けて二人は部屋にむかって歩き始めた。
「行きたかったか?」
真壁が近藤に尋ねる。
「何に?」
「会社の旅行」
「あー…別に俺は」
近藤が話し始めた時だった。
「あれ?近藤先輩じゃないれすかー!」
「デジャブ…」
「先輩!こんなところでらにしてるんですかー!」
彼はとても容器に近藤の声をかけてくる。
「おうおう、酔ってるなおまえ」
近藤は苦笑いを浮かべた。
「先輩も、飲みましょうよ!!」
「いや俺は…」
「あ、よかったらそっちの人もー!」
後輩はぐいぐいと二人の腕を引っ張り始める。
「おいおい、俺は行かないって」
「いいからいいから~」
後輩の力は思ったよりも強い。
真壁が突然、彼の腕を振り払った。
「行かないって言ってるよね?」
真壁の鋭い視線が後輩に刺さった。
「あ、すいません、俺…」
視線を受けて彼は急に萎んだ。
「なんでそんなに強引なんだよ」
近藤がため息交じりに尋ねる。
「その…あの…あいつが近藤先輩のこと好きだから協力してほしいって言われてて」
「あいつって?」
真壁が首を傾げる。
「風呂上がりに会ったあの人だよ」
「あぁ」
真壁が眉を顰めた。
「いつからだ?」
「前の飲み会の時に…」
後輩はぼそぼそと答える。
「あのな、俺はあいつのこと何とも思ってないし、第一に恋人いるからお断りだ」
「え、あ、先輩、彼女いたんですか!?」
後輩が飛び上がった。
「彼女じゃない恋人だ」
近藤はそういうと真壁の肩を抱いた。
「え、あ、え?」
後輩が二人を交互に見ながら狼狽える。
「そういうことだから。じゃ」
二人は後輩に背を向けて足早に部屋にむかった。
…
部屋に入った瞬間、二人はスリッパを脱ぎ捨てて部屋に駆け込んだ。
布団に辿り着くと唇を合わせながら相手の浴衣を脱がせるべく手を動かした。
「ん、は、もう我慢できない」
「俺も」
下着を脱ぎ捨てると近藤は布団に横になった。
真壁も浴衣と下着を脱ぐとすぐに近藤に覆いかぶさる。
「何にする?」
「水」
「はいよ」
「健太は?」
「緑茶かな」
ペットボトルのふたを開けてその場で二人とも口を付けた。
「はぁ、生き返る」
「ゾンビかよ」
二人は来た道を戻ることにした。
すると廊下の反対側の奥の方から大人数の笑い声が聞こえてくる。
扉の隙間からは明るい光が漏れている。
「楽しそうだな」
「…え、うん」
明かりに背を向けて二人は部屋にむかって歩き始めた。
「行きたかったか?」
真壁が近藤に尋ねる。
「何に?」
「会社の旅行」
「あー…別に俺は」
近藤が話し始めた時だった。
「あれ?近藤先輩じゃないれすかー!」
「デジャブ…」
「先輩!こんなところでらにしてるんですかー!」
彼はとても容器に近藤の声をかけてくる。
「おうおう、酔ってるなおまえ」
近藤は苦笑いを浮かべた。
「先輩も、飲みましょうよ!!」
「いや俺は…」
「あ、よかったらそっちの人もー!」
後輩はぐいぐいと二人の腕を引っ張り始める。
「おいおい、俺は行かないって」
「いいからいいから~」
後輩の力は思ったよりも強い。
真壁が突然、彼の腕を振り払った。
「行かないって言ってるよね?」
真壁の鋭い視線が後輩に刺さった。
「あ、すいません、俺…」
視線を受けて彼は急に萎んだ。
「なんでそんなに強引なんだよ」
近藤がため息交じりに尋ねる。
「その…あの…あいつが近藤先輩のこと好きだから協力してほしいって言われてて」
「あいつって?」
真壁が首を傾げる。
「風呂上がりに会ったあの人だよ」
「あぁ」
真壁が眉を顰めた。
「いつからだ?」
「前の飲み会の時に…」
後輩はぼそぼそと答える。
「あのな、俺はあいつのこと何とも思ってないし、第一に恋人いるからお断りだ」
「え、あ、先輩、彼女いたんですか!?」
後輩が飛び上がった。
「彼女じゃない恋人だ」
近藤はそういうと真壁の肩を抱いた。
「え、あ、え?」
後輩が二人を交互に見ながら狼狽える。
「そういうことだから。じゃ」
二人は後輩に背を向けて足早に部屋にむかった。
…
部屋に入った瞬間、二人はスリッパを脱ぎ捨てて部屋に駆け込んだ。
布団に辿り着くと唇を合わせながら相手の浴衣を脱がせるべく手を動かした。
「ん、は、もう我慢できない」
「俺も」
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真壁も浴衣と下着を脱ぐとすぐに近藤に覆いかぶさる。
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