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浅上秀

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潰れそうな工場に出資してみた

2話

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山下さんは全身が強張っていた。
まぁ、これから見ず知らずの男にハジメテを奪われるのだから無理もないだろう。

「じゃあ、始めましょうか」

俺はそういうと山下さんの顔を両手で包み込んでキスをした。
最初のうち山下さんは目を見開いていたが、だんだんと閉じていった。

それに比例するように俺はキスを深めていった。
静かな部屋の中にテレビの音と唾液の混じりあう音が響いていた。

「んちゅ、ちゅ」

しばらく唇の感触を堪能してから離れた。
山下さんの口の端から唾液が垂れていて、とてもエロティックだった。

「ね、山下さん、キスするの久しぶりなの?」

俺は頬を上気させ、息を整えている山下さんに尋ねる。
なんとなくだが、山下さんのキスがたどたどしかったのだ。

「は、はい…ここ数十年くらい、キスをした覚えがなくて…」

もじもじと恥じらいながらそう告げる山下さんはとてもかわいらしかった。

「はは、山下さん、かわいいね」

「い、いえいえ。全然…」

今度は山下さんをベットに押し倒しながらキスをした。
そしてバスローブをはだけさせた。

山下さんはバスローブの下にトランクスをはいていた。
縞模様の少しボロッとしたものだった。

俺はそそくさと全て脱がせて山下さんを全裸にした。

「ん、やっ・・・はずかしい・・・」

山下さんが手で股間を隠そうとしたが、それを阻止した。

「恥ずかしくない、かわいいよ」

山下さんの胸元にキスを落とした。
そしてそのまま俺は乳首を弄り始めた。

「ここ、弄ったことある?」

「んひっ、な、ないですぅ・・・んん」

乳輪周りを擦っていたらだんだんと中心が赤く主張し始めた。
果実のようにかわいかったので、一緒につまんでみた。

「んひいいいい」

山下さんの腰がのけぞった。

「気持ちいいですか?ここ」

もう一度、引っ張ってみた。

「んん、んひいいいいい」

同じく泣きながらのけぞった。

「気持ちよさそうでよかった」

そういって俺は片方の乳首にむしゃぶりついた。

「あっ、す、吸っちゃダメですうううんん」

「ちゅ、んんちゅ」

「も、もうやめて・・・んひっ」

体感五分ぐらい、交互に乳首を吸い続けた。
唇を離してみると触り始める前とは比べ物にならないほど、赤く熟れていた。

「さぁ、次ですよ」

俺は山下さんの胸元からお腹にかけてキスをしていく。
吸い上げるたびに山下さんは声を漏らした。

「んっ・・・んっ・・・あっ・・・」

そして目的の股間に辿り着いた。

「山下さん、乳首触られていっぱい感じたられんですね」

山下さんの肉棒は立ち上がっていた。
先端からは先走りが流れていた。

「ほら、ここ立ち上がって、いっぱい先走りだしてますよ」

先走りを肉棒に絡めて扱いてみる。

「ああああ、あっ」

「どうです?人の手で扱かれると気持ちいでしょ?」

「は、はい、気持ちいいですうううう」

俺は片手で山下さんの肉棒を扱きながら乳首にむしゃぶりついた。

「ふ、ふたつも一気にダメですうううう、んんん」

「んんちゅ、ぐちゅ、じゅぱ」

山下さんの肉棒はどんどん硬くなっていく。
そして乳首を甘噛みした時だった。

「んんんんん、イクッ、イクううううう」

山下さんは射精した。
射精の快感に酔いしれ、山下さんは脱力している。

そして俺は脱力している間に山下さんの穴に手を伸ばした。

「あ、あの・・・」

山下さんが弱弱しく声をかけてきた。

「な、ナカ、綺麗にしてあります・・・」

「え?」

「そ、そういう規約なので・・・」

オークション主催の規約として抱かれに行くときは、先にナカを清めなければいけないらしいのだ。
山下さんの健気さに俺は泣きそうになった。

「わかりました。じゃあローション入れますね」

俺はローションを指に取って山下さんの穴の縁につけた。
周りをぐちゅぐちゅと撫でまわしてから、指を一本入れてみた。

山下さんの穴はさすが処女というだけあって、キツキツだった。

「山下さん、キツイですけど痛くないですか?」

「は、はい、だ、だいじょうぶなので続きを・・・」

俺は一度指を抜いた。
そしてローションを多めに指につけて、再び山下さんのナカに入れた。
なんとか人差し指が全て入った。

「山下さん、一本、入りましたよ」

「あ、は、はい、んん、よかった、です」

山下さんは眉を顰めながら返事をしてくれた。

「次、二本にしますね」

指の数を増やすので、気を紛らわせるために山下さんの肉棒を扱いた。

「んん、くるしっ、けど、きもちっ・・・」

「気持ちよくなれるように頑張りましょうね」

俺は入れた二本の指をバラバラに動かしてみたり、出し入れしてみたりした。
その中で山下さんが反応した個所を重点的に押してみた。

「そ、そこおぉっ!」

「お?ここのしこりですか?」

どうやら山下さんの前立腺だったみたいだ。
グニグニと刺激してみる。

「そこ、だ、ダメですううう」

山下さんがかわいく喘ぐ。
なんだかんだでだいぶ穴がほぐれてきた。

「一回、指抜きますよ」

俺は山下さんの穴に俺の肉棒が入るようにするためにディルドを入れてさらにほぐすことにした。
ディルドを取りにベットを降りようとしたら山下さんが俺のバスローブの裾を引っ張った。

「わ、私も、気持ちよくさせたいです」

そういうと俺からバスローブをはぎ取った。
パンツを穿いていなかったので山下さんの痴態のせいでいきり立った俺の肉棒がぴょこんと飛び出た。

「わっ」

山下さんは一瞬驚いたが、すぐに俺の肉棒をわしづかんで扱き始めた。

「こ、こんな感じですか?」

山下さんが手コキをしてくれる。
俺はこのままでは少しまずいと思い、山下さんの手を一度止めた。

「ちょ、ちょっと待ってくれ」

俺は急いでバスローブを脱ぎすて、そのついでにディルドを持ってベットに戻った。




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