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人気動画配信者に出資してみた
2話
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自己紹介してよ、と送ってみる。
「ぼ、僕はみ、皆さんの性奴隷です」
腰をへこへこさせながらカメラに向かって言っている様子を見て俺は鼻で笑った。
他の視聴者もいるようで、コメントを読み上げては対応していく。
「こんなことまでして動画配信で売れたいのかよ」
それからは酒を片手に卑猥なコメントに頑張ってこたえていく様子を眺めた。
「なんだこれ?」
突然、画面のなかにポップアップでメッセージが現れた。
「へぇ」
一度配信を離脱してリンクにとんだ。
リンク先の画面の内容を読んでみると追加オプションとして気に入った配信者を家に呼び出すこともできることができるようだ。
「デリヘルみたいだな…」
先ほどまで見ていた動画の彼の名前はあたると書いてある。
身長体重スリーサイズ、初体験はいつだの数枚の写真とともにプロフィールが詳細に書いてあった。
「思ったより安い」
その人の人気度などによって配信者によっていくらで呼び出せるかは異なるようだ。
画面の中の彼はまだまだ知名度が低いのか思ったより安く呼びだせそうである。
「へー、こいつ明日空いてんのか」
俺は即、明日画面の中の彼を呼び出すことにした。
そして配信に戻ると適当な額を振り込んでパソコンを閉じる。
…
「ったく、こんな日に限って」
残業せずに帰ろうと思ったら、後輩がやらかしてくれた。
俺はイライラしながらキーボードをたたきつける。
「残りは明日にするか」
昨日、呼び寄せた彼が来る時間が迫っている。
タクシーで家路を急いだ。
自宅の近くでタクシーから降りる。
エントランスに近づくとフードを目深にかぶった男性がたっている。
「君があたるくん?」
俺が声をかけるとビクリと体を揺らしてこちらに振り向いた。
「は、はい、そうです」
「俺が今日呼んだんだけど…」
「あ、よろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げる。
頭を上げた拍子にフードが脱げて顔があらわになる。
動画で見るよりも顔が小さくて整っていた。
「それじゃあついてきて」
俺は彼を連れて部屋に上がった。
「ぼ、僕はみ、皆さんの性奴隷です」
腰をへこへこさせながらカメラに向かって言っている様子を見て俺は鼻で笑った。
他の視聴者もいるようで、コメントを読み上げては対応していく。
「こんなことまでして動画配信で売れたいのかよ」
それからは酒を片手に卑猥なコメントに頑張ってこたえていく様子を眺めた。
「なんだこれ?」
突然、画面のなかにポップアップでメッセージが現れた。
「へぇ」
一度配信を離脱してリンクにとんだ。
リンク先の画面の内容を読んでみると追加オプションとして気に入った配信者を家に呼び出すこともできることができるようだ。
「デリヘルみたいだな…」
先ほどまで見ていた動画の彼の名前はあたると書いてある。
身長体重スリーサイズ、初体験はいつだの数枚の写真とともにプロフィールが詳細に書いてあった。
「思ったより安い」
その人の人気度などによって配信者によっていくらで呼び出せるかは異なるようだ。
画面の中の彼はまだまだ知名度が低いのか思ったより安く呼びだせそうである。
「へー、こいつ明日空いてんのか」
俺は即、明日画面の中の彼を呼び出すことにした。
そして配信に戻ると適当な額を振り込んでパソコンを閉じる。
…
「ったく、こんな日に限って」
残業せずに帰ろうと思ったら、後輩がやらかしてくれた。
俺はイライラしながらキーボードをたたきつける。
「残りは明日にするか」
昨日、呼び寄せた彼が来る時間が迫っている。
タクシーで家路を急いだ。
自宅の近くでタクシーから降りる。
エントランスに近づくとフードを目深にかぶった男性がたっている。
「君があたるくん?」
俺が声をかけるとビクリと体を揺らしてこちらに振り向いた。
「は、はい、そうです」
「俺が今日呼んだんだけど…」
「あ、よろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げる。
頭を上げた拍子にフードが脱げて顔があらわになる。
動画で見るよりも顔が小さくて整っていた。
「それじゃあついてきて」
俺は彼を連れて部屋に上がった。
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