目覚めたら異世界 ､よし、冒険者になろう!

目覚めたら…

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「 お嬢様私は、部屋の片付けがあるので、食堂の方に行っておいてください」

そう言って部屋から追い出されてしまって、

「 お嬢様何をしているんですかご家族がお待ちですよ、」

 そう言われて急いで歩き出しました。そのまま歩いてきちゃったはいいけど… ここどこ、ヤバい、迷った…。 その後もうろうろと いろんなところを歩いて回ってたら、誰にも会わなくなってきて…うわ～、完全に迷ったな、誰もいないしどうやって戻ろ…しばらくすると、歩き疲れて座り込んで、そのまましばらくぼーっとしていると、

「お…さま、お…て…ださい」

「お嬢様、起きてください」

「あれっ、寝てた？」

 目の前にはさっきあったメイドさんらしき人がいて私の肩を揺らしていました。

「 お嬢様やっと起きましたか、皆様心配していらっしゃいましたよ、」

そう言われてメイドさんについていくと やっと食堂に着いて､ さっき見た今の自分の容姿のような男の子が出てきて

「アル、 どこ行ってたんだ?心配したんだぞ」

 「私のお兄ちゃんか何かでか？」

「…えっ､僕のことわからないの」

するとさっきのメイドさんが出てきて

「お坊ちゃま、 多分、何か？遊んでいるのかと…」

え～ふざけてないんだけどな、本当なんだけどな～、何でわかってくれないのかね～。

「いや、 プライドの高いアルのことだ 遊んでたって迷うなんてことはないはずだよ」

 おーこの少年は物分かりがいいな、頑張れ少年、説得するんだ！

「 ねぇ、アル本当に僕のことがわからないのかい、」

 私は頷いてそうだと示した。

「 じゃあこの中に一人でも覚えてる人や、覚えのあるものはないかい？」

「ない」

今世では初めて見るものだ、うん、ウソはついていない。