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5章 恋焦がれ巡る地獄旅行
永久凍土都市 17
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混沌とした人混みは流れを作る。隣人の顔さえ見えい暗闇で、この流れに乗り遅れまいと瑠璃とカンダタは必死に縋る。
「待ってハク!」
瑠璃にしか見えない白い隣人の名を叫ぶ。その声は狂騒の中にかき消される。
人の波間をかき分け、瑠璃を先頭に置き、庇いながら進む。
我先に助かりたいと願う狂騒の中で亀裂が走る音を聞く。崩壊は刻一刻と迫る。
カンダタたちは逆流する囚人の大群を押し避けながら瑠璃を追いかける。やはり、瑠璃の足には迷いがない。目指す場所を最初から知っているような走りだ。
もしかして、清音から離れようとしているのではなく、鐘が鳴る時間も姿見の場所も知っているのだろうか。
次第に囚人の量を増える。見知らぬ顔の袖が触れ合うほどに密着しているというのに人肌の温度は感じず、冷気はどこに行ってもカンダタたちに纏わりついた。
足元が揺らぐ。床に罅が入った。
瑠璃は前進する足を緩めないまま、視線だけを後ろに向ける。ケイたちが気になるのだろう。
「前を向け!」
他人を気にする余裕は瑠璃にもないはずだ。ただでさえ、自身と瑠璃で精一杯なのだ。
怒鳴ったカンダタに瑠璃は嫌な顔一つも見せず、前へと向き直る。
バラバラとコンクリートの粉が頭上に降る。ビルに一つの変化が起きるのはビル崩壊が近い証だ。
「上も下もわからなくなるわね」
軽く嘲笑うような瑠璃の声が聞こえる。
「上に上がっていくようで下に下がってる」
現状に似合わない冗談を言う声色だ。
瑠璃は廊下の角を曲がる。その先の突き当たりには姿見があった。誰よりも早い発見だった。カンダタの推測は確信に変わる。
そこに姿見があれば、怒声で引き止めようとした清音も黙る。
カンダタは姿見を潜り、次のビルへと移動する。移動した先のビルでは廃墟化が更に進んでおり、電気が通っていない。
そこは更衣室のようで、既に鐘が鳴っており、ロッカーは倒され、重なり、山となっていた。大きな揺れが起きた跡だ。
重なったロッカーの隙間から蛆のように囚人が這い出る。ビルの揺れに巻き込まれた囚人たちだ。中には腕の関節が逆に曲がっているものもいた。
囚人たちが起き上がり、逃亡する大群へと変わる前に瑠璃は足場の悪いロッカーの山をよじ上り、跳び、倒れる囚人を床と同じように踏んで進む。順調に進めたとしても崩壊の揺れが進行を妨害する。
更衣室は下階に設置されているようで大きく広がった亀裂から赤い川が湧き、床を浸水させた。
尖った氷のように冷たい飛沫が頭に降り、体温を奪う。だというのに瑠璃は寒さはなどないかのように手足を振る。
次第に足場が悪くなる中、囚人たちは瑠璃と同じ方向に走るようになっていた。気がつけば周りは囚人だらけだ。崩れる床に気を配り、増える囚人たちに目が移り、カンダタは瑠璃の姿を見失う。
混乱の上に混乱を上塗りしたような構内で瑠璃だけは迷いや躊躇いもなく、一気に駆けていった。カンダタは混沌と化した周囲を見渡し、瑠璃を探す。
しかし、どこにもいない。両眼の視界のどこにも彼女を見つけられない。砂の城のように早々と崩壊が進むビルの中ではぐれてしまった。
急がなければならないというのに瑠璃を探す。一瞬だけ止まった足は一瞬のうちに足を奪われる。
罅が入り、脆くなったコンクリートがカンダタの体重に耐えられなくなり、ぼろりと崩れる。均衡を失ったカンダタは床の破片と共に落ちる。落ちる瓦礫の行く先には激しく流れる赤い川がある。
近くでカンダタを呼ぶ清音の声がしたが、崩壊と喧騒でかき消され、うまく聞き取れない。
このままでは瓦礫と赤い川に埋もれ流れてしまう。わかっているが、掴めるところもなく足場のない空中では捥がくのも虚しい。
宙に浮く感覚を足裏で感じる。それを止めたのはかぐれたはずの瑠璃だった。落ちる寸前で手首を掴み、カンダタと共に落下するはずだった瓦礫は独りだけで赤い濁流に呑まれる。
カンダタの背中は後方に仰け反り、左足は断面の端で踏ん張る。右足は宙にぶらりと垂れている。今のカンダタとは左足と瑠璃の片腕だけで支えられている状況だ。
女子の片腕たければカンダタの体重を支えられない。見えないが、瑠璃の後ろで白い隣人が彼女を支えているのだろう。
しかし、瑠璃は支えるだけでカンダタを上げようとしない。そんな彼女にカンダタは眉を顰める。
「走らなくていい」
ケイの仮面をつけた瑠璃が嘲笑もなく、憎悪もなく、無心でカンダタを見つめる。
「瑠璃?」
「嘘つきは誰だと思う?」
握ってる瑠璃の手が緩む。
「何を?」
「誓いは果たしている」
緩んだ手は滑り、踏ん張っていた左足は床を離れる。
青い瞳に映るのは赤い川に落ちるカンダタの顔。驚き、困惑し、絶望する顔だ。
崩壊したビルの一部は赤い川に落ち、巻き込まれた囚人たちも濁流に拐われる。
もちろんカンダタも赤い川に落ちた。その身体が赤い液体に沈めばが足の指先から髪の毛まで一気に凍った。
表面の皮も熱く走る血も凍る。脳も凍結し、全てが遮断された。
思考が途絶える寸前、脳裏に浮かんでいたのは瑠璃の最後の言葉「誓いは果たしている」
瑠璃は落ちるカンダタを一度繋ぎ止め、伝えたいことだけを伝え敢えて落とした。あの言葉にも意味はあるのだろうか。
瑠璃が残してた手掛かり。話題に出した映画は「ミスト」と「CUBE」。「CUBE」にはどんな意味がある?
「CUBE」は幾つもの部屋を巡り、脱出口を目指す。最後に近づいたところで、冒頭の部屋裏戻ってしまうシーンがある。物語の登場人物たちは進んでいるようで内実、循環していると思い込み絶望する。
進んでいるようで戻ってる。向かっているようで実は逆を行っている。「上がっているようで下に下がっている」瑠璃はそう言っていた。
カンダタは第7層から第4層に向けて上がってきた。もしかしたら逆を行っているのかもしれない。
瑠璃の手掛かりがそうを告げている。ならば、瑠璃はどういった確信を持ってこの伝言を残したのか。
その答えを出した瞬間にカンダタの思考は凍りついた。
「待ってハク!」
瑠璃にしか見えない白い隣人の名を叫ぶ。その声は狂騒の中にかき消される。
人の波間をかき分け、瑠璃を先頭に置き、庇いながら進む。
我先に助かりたいと願う狂騒の中で亀裂が走る音を聞く。崩壊は刻一刻と迫る。
カンダタたちは逆流する囚人の大群を押し避けながら瑠璃を追いかける。やはり、瑠璃の足には迷いがない。目指す場所を最初から知っているような走りだ。
もしかして、清音から離れようとしているのではなく、鐘が鳴る時間も姿見の場所も知っているのだろうか。
次第に囚人の量を増える。見知らぬ顔の袖が触れ合うほどに密着しているというのに人肌の温度は感じず、冷気はどこに行ってもカンダタたちに纏わりついた。
足元が揺らぐ。床に罅が入った。
瑠璃は前進する足を緩めないまま、視線だけを後ろに向ける。ケイたちが気になるのだろう。
「前を向け!」
他人を気にする余裕は瑠璃にもないはずだ。ただでさえ、自身と瑠璃で精一杯なのだ。
怒鳴ったカンダタに瑠璃は嫌な顔一つも見せず、前へと向き直る。
バラバラとコンクリートの粉が頭上に降る。ビルに一つの変化が起きるのはビル崩壊が近い証だ。
「上も下もわからなくなるわね」
軽く嘲笑うような瑠璃の声が聞こえる。
「上に上がっていくようで下に下がってる」
現状に似合わない冗談を言う声色だ。
瑠璃は廊下の角を曲がる。その先の突き当たりには姿見があった。誰よりも早い発見だった。カンダタの推測は確信に変わる。
そこに姿見があれば、怒声で引き止めようとした清音も黙る。
カンダタは姿見を潜り、次のビルへと移動する。移動した先のビルでは廃墟化が更に進んでおり、電気が通っていない。
そこは更衣室のようで、既に鐘が鳴っており、ロッカーは倒され、重なり、山となっていた。大きな揺れが起きた跡だ。
重なったロッカーの隙間から蛆のように囚人が這い出る。ビルの揺れに巻き込まれた囚人たちだ。中には腕の関節が逆に曲がっているものもいた。
囚人たちが起き上がり、逃亡する大群へと変わる前に瑠璃は足場の悪いロッカーの山をよじ上り、跳び、倒れる囚人を床と同じように踏んで進む。順調に進めたとしても崩壊の揺れが進行を妨害する。
更衣室は下階に設置されているようで大きく広がった亀裂から赤い川が湧き、床を浸水させた。
尖った氷のように冷たい飛沫が頭に降り、体温を奪う。だというのに瑠璃は寒さはなどないかのように手足を振る。
次第に足場が悪くなる中、囚人たちは瑠璃と同じ方向に走るようになっていた。気がつけば周りは囚人だらけだ。崩れる床に気を配り、増える囚人たちに目が移り、カンダタは瑠璃の姿を見失う。
混乱の上に混乱を上塗りしたような構内で瑠璃だけは迷いや躊躇いもなく、一気に駆けていった。カンダタは混沌と化した周囲を見渡し、瑠璃を探す。
しかし、どこにもいない。両眼の視界のどこにも彼女を見つけられない。砂の城のように早々と崩壊が進むビルの中ではぐれてしまった。
急がなければならないというのに瑠璃を探す。一瞬だけ止まった足は一瞬のうちに足を奪われる。
罅が入り、脆くなったコンクリートがカンダタの体重に耐えられなくなり、ぼろりと崩れる。均衡を失ったカンダタは床の破片と共に落ちる。落ちる瓦礫の行く先には激しく流れる赤い川がある。
近くでカンダタを呼ぶ清音の声がしたが、崩壊と喧騒でかき消され、うまく聞き取れない。
このままでは瓦礫と赤い川に埋もれ流れてしまう。わかっているが、掴めるところもなく足場のない空中では捥がくのも虚しい。
宙に浮く感覚を足裏で感じる。それを止めたのはかぐれたはずの瑠璃だった。落ちる寸前で手首を掴み、カンダタと共に落下するはずだった瓦礫は独りだけで赤い濁流に呑まれる。
カンダタの背中は後方に仰け反り、左足は断面の端で踏ん張る。右足は宙にぶらりと垂れている。今のカンダタとは左足と瑠璃の片腕だけで支えられている状況だ。
女子の片腕たければカンダタの体重を支えられない。見えないが、瑠璃の後ろで白い隣人が彼女を支えているのだろう。
しかし、瑠璃は支えるだけでカンダタを上げようとしない。そんな彼女にカンダタは眉を顰める。
「走らなくていい」
ケイの仮面をつけた瑠璃が嘲笑もなく、憎悪もなく、無心でカンダタを見つめる。
「瑠璃?」
「嘘つきは誰だと思う?」
握ってる瑠璃の手が緩む。
「何を?」
「誓いは果たしている」
緩んだ手は滑り、踏ん張っていた左足は床を離れる。
青い瞳に映るのは赤い川に落ちるカンダタの顔。驚き、困惑し、絶望する顔だ。
崩壊したビルの一部は赤い川に落ち、巻き込まれた囚人たちも濁流に拐われる。
もちろんカンダタも赤い川に落ちた。その身体が赤い液体に沈めばが足の指先から髪の毛まで一気に凍った。
表面の皮も熱く走る血も凍る。脳も凍結し、全てが遮断された。
思考が途絶える寸前、脳裏に浮かんでいたのは瑠璃の最後の言葉「誓いは果たしている」
瑠璃は落ちるカンダタを一度繋ぎ止め、伝えたいことだけを伝え敢えて落とした。あの言葉にも意味はあるのだろうか。
瑠璃が残してた手掛かり。話題に出した映画は「ミスト」と「CUBE」。「CUBE」にはどんな意味がある?
「CUBE」は幾つもの部屋を巡り、脱出口を目指す。最後に近づいたところで、冒頭の部屋裏戻ってしまうシーンがある。物語の登場人物たちは進んでいるようで内実、循環していると思い込み絶望する。
進んでいるようで戻ってる。向かっているようで実は逆を行っている。「上がっているようで下に下がっている」瑠璃はそう言っていた。
カンダタは第7層から第4層に向けて上がってきた。もしかしたら逆を行っているのかもしれない。
瑠璃の手掛かりがそうを告げている。ならば、瑠璃はどういった確信を持ってこの伝言を残したのか。
その答えを出した瞬間にカンダタの思考は凍りついた。
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