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第1章 悪魔との出会い
18話 地上界を紹介!2
帰りのバスを待っている間、動物の乗車は出来ないが移動用の鞄などに入っていれば大丈夫だと言うと、何の躊躇いもなくリトは持っていた鞄を開けて、お兄さんは鞄の中へ収まった。
「これで何の問題もないね!」
……なんて兄弟だ。悪魔よ、いいのかそれで。
バスに乗り込むと、乗客は私達以外に3人居て、金髪碧眼のいかにも天使様という出で立ちの天使が目に飛び込んできた。
彼らは、3人グループらしく、2人が横並びに座り1人が立っていて、何やら真剣な顔で話し込んでいた。
全員同じ格好をしていて、襟袖や裾部分に青いラインの入った詰襟で膝丈まである白い上衣に、美しい金糸細工が施された青い腰帯、白いズボンに白い靴。
乗客が少ないからか、3人とも美しい白い翼を惜しげもなく出したままだ。
はぁ~きれいな翼。
ちゃんと手入れされてる感じが見ただけで伝わってくる。
その中でもひと際目を引くのが、最初に目に飛び込んできた一人立っている金髪碧眼の人だ。
背はそんなに高くなく、私と同じくらいか少し高いくらいで、異界人にしては低い方(異界人は皆総じて背が高い)だが、その背に着いた双翼は他の二人に比べてもかなり美しい。
羽の1枚1枚に艶があり、毛並みも揃っていて、思わず触りたくなるような、そんな翼をしている。
見惚れていると、隣のリトが少し不機嫌な声で名前を呼んできた。
……しまった。ついついTHE天使に見惚れちゃってた。リトの事を忘れてたわけではないので、許してほしい。
今まで出会ったどの天使よりも、美しい翼なんだもん。
その後も、リトに魔法解説をしてもらいながら、地上界の技術面を中心に取材していった。
――電話、テレビ、ラジオ、冷蔵庫やエアコンなどの家電製品、浄水器、ガスコンロ、テレビゲーム、クレーンゲーム、自動改札機と発券機、クリーニング、自動販売機 などなど
魔界ではその全てが魔法で対応することが当たり前で、電話は通信魔法、洗濯やクリーニング・お風呂・浄水器・コンロなどは生活魔法と呼ばれる水や火など複数の魔法を組み合わせた合成魔法が使われていて、冷蔵庫は冷却と防腐の魔法陣が付与された魔道具が各家庭に一台あるそうだ。
テレビやラジオ、ゲームといった娯楽品は無いらしく、これは人間特有の生活をより豊かに楽しくしたいという発想から産まれた物らしい。
悪魔にとっての娯楽は、地上界を覗くこと、人間で遊ぶこと、天使を貶めること、同族を蹴落とすこと、などらしい。
恐ろしいこともサラッと言っていたが、なんとも悪魔らしい娯楽の方法だ。
お兄さんはその時々で居たり居なかったりだ。魔界での仕事もあるし、交流年はいつも以上に忙しいらしいから、仕方ない。
それでも、最低でも一日一回は挨拶がてら来てくれる。
もちろん、美味しいご飯の催促付きだ。
可愛いのだが、あまりにもよく食べるので、ちょっと黒猫本人の健康が心配になる。
「これで何の問題もないね!」
……なんて兄弟だ。悪魔よ、いいのかそれで。
バスに乗り込むと、乗客は私達以外に3人居て、金髪碧眼のいかにも天使様という出で立ちの天使が目に飛び込んできた。
彼らは、3人グループらしく、2人が横並びに座り1人が立っていて、何やら真剣な顔で話し込んでいた。
全員同じ格好をしていて、襟袖や裾部分に青いラインの入った詰襟で膝丈まである白い上衣に、美しい金糸細工が施された青い腰帯、白いズボンに白い靴。
乗客が少ないからか、3人とも美しい白い翼を惜しげもなく出したままだ。
はぁ~きれいな翼。
ちゃんと手入れされてる感じが見ただけで伝わってくる。
その中でもひと際目を引くのが、最初に目に飛び込んできた一人立っている金髪碧眼の人だ。
背はそんなに高くなく、私と同じくらいか少し高いくらいで、異界人にしては低い方(異界人は皆総じて背が高い)だが、その背に着いた双翼は他の二人に比べてもかなり美しい。
羽の1枚1枚に艶があり、毛並みも揃っていて、思わず触りたくなるような、そんな翼をしている。
見惚れていると、隣のリトが少し不機嫌な声で名前を呼んできた。
……しまった。ついついTHE天使に見惚れちゃってた。リトの事を忘れてたわけではないので、許してほしい。
今まで出会ったどの天使よりも、美しい翼なんだもん。
その後も、リトに魔法解説をしてもらいながら、地上界の技術面を中心に取材していった。
――電話、テレビ、ラジオ、冷蔵庫やエアコンなどの家電製品、浄水器、ガスコンロ、テレビゲーム、クレーンゲーム、自動改札機と発券機、クリーニング、自動販売機 などなど
魔界ではその全てが魔法で対応することが当たり前で、電話は通信魔法、洗濯やクリーニング・お風呂・浄水器・コンロなどは生活魔法と呼ばれる水や火など複数の魔法を組み合わせた合成魔法が使われていて、冷蔵庫は冷却と防腐の魔法陣が付与された魔道具が各家庭に一台あるそうだ。
テレビやラジオ、ゲームといった娯楽品は無いらしく、これは人間特有の生活をより豊かに楽しくしたいという発想から産まれた物らしい。
悪魔にとっての娯楽は、地上界を覗くこと、人間で遊ぶこと、天使を貶めること、同族を蹴落とすこと、などらしい。
恐ろしいこともサラッと言っていたが、なんとも悪魔らしい娯楽の方法だ。
お兄さんはその時々で居たり居なかったりだ。魔界での仕事もあるし、交流年はいつも以上に忙しいらしいから、仕方ない。
それでも、最低でも一日一回は挨拶がてら来てくれる。
もちろん、美味しいご飯の催促付きだ。
可愛いのだが、あまりにもよく食べるので、ちょっと黒猫本人の健康が心配になる。
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