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第2章 天使との出会い
25話 因縁を付けられて(後半リトside)
ちょっとだけ背後注意
もろな表現はないですが、それ関連の単語は出てきます。
+ + + + + + + +
そろそろ、風も冷たくなってきて、体も冷えてきたため、帰ろうかと立ち上がる。
リトは、繋がれた手を強く引っ張って、立ち上がらせてくれた。
その行動が、いくら沈んでもこれからは自分が一緒に立ち上がらせてあげると、言ってくれてるように感じて、胸がキュッとなった。
リトの泊っているホテルの方向へ向かって歩き出す。今泊っているのは、ここから近い、オーシャンビューが自慢のホテルだ。
今度部屋の窓からの景色を写真に撮って来るから見てほしいと、ご機嫌におすすめするくらい、景観が良いらしい。
楽しみにしてると笑って、前を向くと、見知った顔の男がこちらへ向かって歩いてきた。
「あの人、さっきの店で口論してた人だ」
「あぁ、天使がクレーマーとか言ってた奴か?」
まだ近くにいたんだ。あの後、結局どうなったんだろう。
巻き込まれただけとはいえ、当事者であるにも関わらず、その後の事を知らないのは、記者としてどうなんだと頭の片隅で思いながらも、その人を見る。
リトに種族間格差の話を聞いたばかりだが、彼が隣にいるから平気かと、完全に油断していたのがいけなかった。
相手の男は、瞬きをする一瞬で私の目の前まで距離を詰めてきた。
瞬間移動でもしたのかと思うほど、一瞬の事過ぎて驚いて固まっていると、目の前に掌を向けて突き出してきた。赤い横一線が見える。
それと同時に、何か甘い匂いが漂ってきて、何の匂いか分からず、思わず勢いよく吸い込んでしまった。
すると、視界の端で目で追えないくらい素早く動いたリトが、強烈な蹴りで相手を吹っ飛ばした。
「お前、淫魔か!くそっ、シエナ、大丈夫か!?」
珍しく表情を大きく崩し、かなり慌てているようだ。
全てが一瞬の事過ぎて、目でも頭でも追えていなくて、しばらくぼーっとしてしまう。
もう一度「シエナ!!」と強く名前を呼ばれて、返事をしようとしたのだが、何だか体がおかしい。
体が熱くて熱くて仕方がない。心臓が破裂しそうなほどバクバクいっている。
息も上手く吸えなくて、過呼吸みたいに短い呼吸を繰り返す。
立っていることすら危うい状態で、リトの支えがなければ直ぐに倒れてしまいそうだ。
それに一番は、お腹の下の奥の方がものすごく熱く疼いていることだ。
何もしてないのに、中が既に濡れてきている。
学園生時代に付き合っていた元彼氏とセックスの経験はあるが、私自身は淡白な方で、そこまで好きではなかったし、別れてからはずっとご無沙汰だった。
なのに今、あの甘い匂いを嗅いでから、体がおかしくなってからは、その事だけしか考えられない。
全身が性感帯になったかのように、服の擦れる少しの刺激でさえも、敏感に感じとって、快感へと変わっていく。
せめて声だけは出さないようにと、わずかに残った理性で必死に口を引き結び、手も当てて我慢する。
吹っ飛ばされた相手は、立ち上がることも間々ならないほどのダメージを負っているようだが、意識はハッキリとしているらしい。
「ふははははっ!いい気味だな!お前のお気に入りの人間をオレの手で強制発情させられる気分はどうだぁ!?あの時の逆だなぁ!?」
何のことを言っているのか、私にはまったく分からない。
リトも、困惑したような表情のまま、倒れそうな私を支えながら、男の話を聞いている。
「オレはてめぇに元カノ取られたことを忘れたことなんか一度もねぇ!!淫魔のオレが女寝取られたとか、どれだけコケにされたか!!てめぇにも同じ目を味わわせてやるよ!!人間は簡単に淫魔の血に中てられるからな!!その女に恨みはないが、オレの復讐の為に役に立ってもらうぜ!!オラ、無様に人前で発情しちまえ!!」
そう言って、リトに蹴られたことで口から出た血を手で拭い、それをこちら側へ蒔くように投げつけてきた。
その血がかからないようにリトが庇ってくれたが、近くまで飛んできたそれから、あの甘い匂いがして、更に体がカッと熱くなった。
騒ぎを聞きつけた近隣住人らが集まってきて、駐屯軍へと誰かが連絡しているようだ。その中で、リトが人間をこの付近に近づけさせないよう、近くにいた誰かに頼んでいた。
そのころには、もう周りの音も声も殆ど認識できず、燃えるように熱い体を持て余していた。
リトが倒れないように支えてくれてるのは有り難いが、その手の感触でさえ、今は敏感に感じ取ってしまって、快感が背中をゾクゾクと駆け抜けていく。
段々足も力が入らなくなってきて、ガクガクし始め、必死にリトに縋りつく。
「シエナ、大丈夫か?もう少しだけ、我慢できるか?」
「はっ……ぁ…っ…も、むり、ぃ……っ」
今すぐ抱かれたい。ぐちゃぐちゃに濡れているソコへ、太くて長くて硬いモノを挿れて、奥まで激しく突いてほしい。
一度頭に思い描くと、本当にそれしか考えられなくなり、リトに必死にしがみつき、膝をこすり合わせる。
リトは苦しそうな顔をして、自分の上着を脱いで私に巻き付け、横抱きに抱えなおしてから、足早に歩き出した。
******************
最悪だ。
よりによって、シエナが淫魔の血に中てられてしまうとは。
相手の言っていたことは、一つも身に覚えがなく、誰かの女を寝取ったことなどないが、恨まれている様だと言うことだけは分かった。
だが、奴の事はどうでもいい。
それよりも、今はシエナだ。
淫魔の血は、その匂いだけで人間を発情状態にさせる。
奴が投げた血がシエナにかからなかったのはよかったのだが、もし皮膚に付いたり、飲んだりしてしまうと、発情状態が1週間~10日は続き、意識は混濁し、最悪の場合死に至る。
それほどに、人間にとって淫魔の血は強力な発情促進剤なのだ。
その発情を収めるためには、悪魔の精液を取り込む以外方法はない。
俺の腕の中で、浅い呼吸を繰り返し、小さな痙攣を繰り返しながら、震える手で俺に縋りついているシエナを見つめ、覚悟を決める。
俺以外の悪魔が、シエナに触れるなど、絶対許さない。
早急に上着を脱ぎ彼女の体に巻き付けて、出来るだけ今の状態を人目に付かせないように抱き上げた。
クレーマーを別の悪魔が押さえつけているのを確認して、近くで人間が近寄らないようにしていた悪魔に、「悪いがあとは頼む」と言い残し、シエナを抱えてその場を去る。
頼まれた悪魔も、クレーマーを押さえつけてるもう一人の悪魔も、俺たちの様子をみて、快く承諾してくれた。
後は、彼らが駐屯軍へと説明して、クレーマーを引き渡してくれるだろう。
とにかく、今は一秒でも早くシエナを安全な場所へ連れて行って、発情を収めることが優先だ。
俺が歩くたびに、「んっ……んぅ……っ」と声を出すのを我慢して痙攣を繰り返すシエナを、出来る限り振動を与えないように気を付けながら、泊まっているホテルの部屋へと急いで向かった。
+ + + + + + + +
《補足》
駐屯軍は、地上界軍で人間のみで構成されています。
地上界の国家は、州ごとに軍隊があり、各地域ごとに駐屯軍を置いています。
今回呼ばれたのは、シエナ達の居た海辺あたりの地域を担当している駐屯軍。
要は、警察です。
駐屯軍=警察の所轄署 ってイメージ
もちろん、異界人相手に人間が出来ることなどありませんので、交流年の1年間は、各異界から同じような警察的な組織の人が派遣されて、各駐屯軍に配置されています。
リトを助けてくれた悪魔二人は、偶々通りかかった観光客。
面白半分で見てたけど、流石にやり過ぎなのと、見て見ぬふりをすると自分たちも罰せられる可能性があるため、助けてあげました。
次話からR18。背後注意。
もろな表現はないですが、それ関連の単語は出てきます。
+ + + + + + + +
そろそろ、風も冷たくなってきて、体も冷えてきたため、帰ろうかと立ち上がる。
リトは、繋がれた手を強く引っ張って、立ち上がらせてくれた。
その行動が、いくら沈んでもこれからは自分が一緒に立ち上がらせてあげると、言ってくれてるように感じて、胸がキュッとなった。
リトの泊っているホテルの方向へ向かって歩き出す。今泊っているのは、ここから近い、オーシャンビューが自慢のホテルだ。
今度部屋の窓からの景色を写真に撮って来るから見てほしいと、ご機嫌におすすめするくらい、景観が良いらしい。
楽しみにしてると笑って、前を向くと、見知った顔の男がこちらへ向かって歩いてきた。
「あの人、さっきの店で口論してた人だ」
「あぁ、天使がクレーマーとか言ってた奴か?」
まだ近くにいたんだ。あの後、結局どうなったんだろう。
巻き込まれただけとはいえ、当事者であるにも関わらず、その後の事を知らないのは、記者としてどうなんだと頭の片隅で思いながらも、その人を見る。
リトに種族間格差の話を聞いたばかりだが、彼が隣にいるから平気かと、完全に油断していたのがいけなかった。
相手の男は、瞬きをする一瞬で私の目の前まで距離を詰めてきた。
瞬間移動でもしたのかと思うほど、一瞬の事過ぎて驚いて固まっていると、目の前に掌を向けて突き出してきた。赤い横一線が見える。
それと同時に、何か甘い匂いが漂ってきて、何の匂いか分からず、思わず勢いよく吸い込んでしまった。
すると、視界の端で目で追えないくらい素早く動いたリトが、強烈な蹴りで相手を吹っ飛ばした。
「お前、淫魔か!くそっ、シエナ、大丈夫か!?」
珍しく表情を大きく崩し、かなり慌てているようだ。
全てが一瞬の事過ぎて、目でも頭でも追えていなくて、しばらくぼーっとしてしまう。
もう一度「シエナ!!」と強く名前を呼ばれて、返事をしようとしたのだが、何だか体がおかしい。
体が熱くて熱くて仕方がない。心臓が破裂しそうなほどバクバクいっている。
息も上手く吸えなくて、過呼吸みたいに短い呼吸を繰り返す。
立っていることすら危うい状態で、リトの支えがなければ直ぐに倒れてしまいそうだ。
それに一番は、お腹の下の奥の方がものすごく熱く疼いていることだ。
何もしてないのに、中が既に濡れてきている。
学園生時代に付き合っていた元彼氏とセックスの経験はあるが、私自身は淡白な方で、そこまで好きではなかったし、別れてからはずっとご無沙汰だった。
なのに今、あの甘い匂いを嗅いでから、体がおかしくなってからは、その事だけしか考えられない。
全身が性感帯になったかのように、服の擦れる少しの刺激でさえも、敏感に感じとって、快感へと変わっていく。
せめて声だけは出さないようにと、わずかに残った理性で必死に口を引き結び、手も当てて我慢する。
吹っ飛ばされた相手は、立ち上がることも間々ならないほどのダメージを負っているようだが、意識はハッキリとしているらしい。
「ふははははっ!いい気味だな!お前のお気に入りの人間をオレの手で強制発情させられる気分はどうだぁ!?あの時の逆だなぁ!?」
何のことを言っているのか、私にはまったく分からない。
リトも、困惑したような表情のまま、倒れそうな私を支えながら、男の話を聞いている。
「オレはてめぇに元カノ取られたことを忘れたことなんか一度もねぇ!!淫魔のオレが女寝取られたとか、どれだけコケにされたか!!てめぇにも同じ目を味わわせてやるよ!!人間は簡単に淫魔の血に中てられるからな!!その女に恨みはないが、オレの復讐の為に役に立ってもらうぜ!!オラ、無様に人前で発情しちまえ!!」
そう言って、リトに蹴られたことで口から出た血を手で拭い、それをこちら側へ蒔くように投げつけてきた。
その血がかからないようにリトが庇ってくれたが、近くまで飛んできたそれから、あの甘い匂いがして、更に体がカッと熱くなった。
騒ぎを聞きつけた近隣住人らが集まってきて、駐屯軍へと誰かが連絡しているようだ。その中で、リトが人間をこの付近に近づけさせないよう、近くにいた誰かに頼んでいた。
そのころには、もう周りの音も声も殆ど認識できず、燃えるように熱い体を持て余していた。
リトが倒れないように支えてくれてるのは有り難いが、その手の感触でさえ、今は敏感に感じ取ってしまって、快感が背中をゾクゾクと駆け抜けていく。
段々足も力が入らなくなってきて、ガクガクし始め、必死にリトに縋りつく。
「シエナ、大丈夫か?もう少しだけ、我慢できるか?」
「はっ……ぁ…っ…も、むり、ぃ……っ」
今すぐ抱かれたい。ぐちゃぐちゃに濡れているソコへ、太くて長くて硬いモノを挿れて、奥まで激しく突いてほしい。
一度頭に思い描くと、本当にそれしか考えられなくなり、リトに必死にしがみつき、膝をこすり合わせる。
リトは苦しそうな顔をして、自分の上着を脱いで私に巻き付け、横抱きに抱えなおしてから、足早に歩き出した。
******************
最悪だ。
よりによって、シエナが淫魔の血に中てられてしまうとは。
相手の言っていたことは、一つも身に覚えがなく、誰かの女を寝取ったことなどないが、恨まれている様だと言うことだけは分かった。
だが、奴の事はどうでもいい。
それよりも、今はシエナだ。
淫魔の血は、その匂いだけで人間を発情状態にさせる。
奴が投げた血がシエナにかからなかったのはよかったのだが、もし皮膚に付いたり、飲んだりしてしまうと、発情状態が1週間~10日は続き、意識は混濁し、最悪の場合死に至る。
それほどに、人間にとって淫魔の血は強力な発情促進剤なのだ。
その発情を収めるためには、悪魔の精液を取り込む以外方法はない。
俺の腕の中で、浅い呼吸を繰り返し、小さな痙攣を繰り返しながら、震える手で俺に縋りついているシエナを見つめ、覚悟を決める。
俺以外の悪魔が、シエナに触れるなど、絶対許さない。
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クレーマーを別の悪魔が押さえつけているのを確認して、近くで人間が近寄らないようにしていた悪魔に、「悪いがあとは頼む」と言い残し、シエナを抱えてその場を去る。
頼まれた悪魔も、クレーマーを押さえつけてるもう一人の悪魔も、俺たちの様子をみて、快く承諾してくれた。
後は、彼らが駐屯軍へと説明して、クレーマーを引き渡してくれるだろう。
とにかく、今は一秒でも早くシエナを安全な場所へ連れて行って、発情を収めることが優先だ。
俺が歩くたびに、「んっ……んぅ……っ」と声を出すのを我慢して痙攣を繰り返すシエナを、出来る限り振動を与えないように気を付けながら、泊まっているホテルの部屋へと急いで向かった。
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《補足》
駐屯軍は、地上界軍で人間のみで構成されています。
地上界の国家は、州ごとに軍隊があり、各地域ごとに駐屯軍を置いています。
今回呼ばれたのは、シエナ達の居た海辺あたりの地域を担当している駐屯軍。
要は、警察です。
駐屯軍=警察の所轄署 ってイメージ
もちろん、異界人相手に人間が出来ることなどありませんので、交流年の1年間は、各異界から同じような警察的な組織の人が派遣されて、各駐屯軍に配置されています。
リトを助けてくれた悪魔二人は、偶々通りかかった観光客。
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