10年に一度の異界交流で、天使と悪魔に迫られています

七居

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第2章 天使との出会い

28話 もっと1*

背後注意。
前話までよりさらに濃厚です。(当社比)
苦手な方は飛ばしてください。

 + + + + + + +









 リトは、私が落ち着いてきたのを確認すると、「大丈夫か?」と心配気な顔で聞いてくるくせに、まだ中に入ったままのそれをゆるゆると動かし始めた。
 一度出したにも拘らず、硬さを保ったままのそれは、まだ満足していないと言っていて、私自身もさっきまでよりはマシとはいえ、まだ体の疼きは完全には治まっていなかった。

 もっとしてほしい、とは恥ずかしくて口にはできないので、せめて思いが伝わるように、私からリトへ唇にキスをした。
 触れるだけのキスだが、目の前の緋色は大きく見開かれていて、少しの間固まっていた。
 続きはしてくれないのかと尋ねるように首を傾げて、名前を呼ぼうと口を開けたところへ、いきなり熱い大きな舌でこじ開けられ、深く口づけられる。

「んう!?んんっ、ん……、っ、ふぁ、んん……」

 舌先で歯列を確かめるようになぞられ、敏感な上顎を擦られ、大きな肉厚の舌で口内の全てを絡めとられる。
 まるで生き物のようににゅるにゅる動くその動きについていけずに、リトに翻弄されるがままに貪られていた。

 いつの間にか完全復活したリトの男根は、先ほどよりも大きくなっているような気がするのは、気のせいだろうか。
 そして、ゆるゆると動いていたものが、快楽を与えるように的確に弱いところを刺激し、再び強く動き始めた。
 先ほどとは違い、じっくり奥を捏ねるような突き方で、突かれるたびにお腹の奥がきゅんきゅんする。
 飲み込み切れなかった唾液を口の端から零しながら、未だに放してもらえない唇は、口内の弱い所を探り当てられて、そこばかり責められている。

「ん、んんぅっ!ぅんっ、……ん、はあっ、んっ」

 唇が離れて、息を大きく吸い込んだタイミングで、再び塞がれる。
 苦しくて、空気を求めて顔を反らそうとすると、片手で頭を抱え込まれて、逃げられないようにされる。
 更に、空いてる方の手で胸を揉まれて、頂をぎゅっと摘ままれる。
 未だに全身性感帯かのような快楽の拾い方をする体は、それだけでビクビクと全身を震わせる。
 あまりにも苦しくて、でも気持ちよくて、抗議しようと持ち上げた手は、リトの腕を掴むので精一杯だった。



 口内を舌で好き勝手に犯されたまま、お腹の奥を捏ねられ続け、何度目かももうわからない絶頂を迎え、やっと解放された唇を震わせながら、はぁはぁと息を吐く。
 零れた唾液を舐められ、目尻に溜まった涙も舐め取られ、そのまま顔中に啄むようにキスされる。
 ……バードキスが好きなのかな。

 ぼーっとそんなことを考えていると、急に腕を引っ張られて上半身を起こされ、リトの膝の上に座らされた。所謂、対面座位の恰好だ。
 突然のその動きに驚き、とっさにリトにしがみつく。
 さっき射精していないリトは、もちろんまだ中に入ったままで、勝手に自重で更に奥へと入ってきてしまう。

「ふぁぁあん!」
「シエナ、まだいけるか?」

 そう聞いてくる割に、答えを待たずに下から突き上げ始めるリトは、限界が近いのか、眉間に皺を寄せて目元を少し赤らめていた。
 ……リトも気持ちいいのかな。
 そう思ったら、何故かどうしても聞いてみたい衝動に駆られた。

「あっ、あっ、ん、りと、も、気持ち、い?」
「あぁ、すごくいい」
「そっ、か、ふふっ」

 そっか、リトも気持ちいいんだ。よかった。
 そう思ったら、なんだか安心して、ふにゃっと頬が緩んだ。

 すると、微かに笑ったリトに後頭部に大きな手を添えられて、まるで逃がさないと言われてるみたいに、再び深く口づけられる。
 舌を吸われて、絡めとられて、口内の弱いところをまた責められる。
 下からの突き上げも激しくなり、腰を片手で支えられてるとはいえ、振り落とされるのが怖くて、反射的にリトに抱き着く。
 トントンと先程よりも更に奥を突き上げられながら、内臓が持ち上げられるような感覚がして、ぞわぞわと背中に快感が走る。

 ぐちゅぐちゅと卑猥な音をさせながら、良い所を擦るように抜き差しされ続けていると、一瞬入り込んだ奥の入り口をぐりっと刺激され、初めて感じる何とも言えない感覚に襲われる。
 ヤバい。そこ、やだ。なんか凄いの来そうで、怖い。
 やめてと言いたいのに、リトは唇を離してくれず、私の舌を自分の方に引っ張って行って、ちゅうっと吸い付いている。
 それが気持ちよくて、もっとキスをして欲しくて、快楽に溶けている頭ではすぐに抗議することなど忘れてしまって、自分から舌を絡ませる。

 私が逃げないと分かったのか、リトは後頭部を押さえていた手を離し、胸を揉み始めた。
 やわやわと感触を楽しむかのような触り方で、じれったい刺激しか与えられず、欲しいところにはわざと触ってくれない。
 もう少しでイけそうなのに、決定的な刺激が与えてもらえず、もじもじしていると、やっと唇を解放したリトが、にやりと笑ってこちらを見た。
 「シエナ」と嬉しそうに呼んで、触れるだけのキスを首筋から鎖骨へと滑らせていく。
 胸まで下りてきても、その中心には触れてくれず、その周りを唇が触れるか触れないかの距離で滑らせて撫でまわしているだけだ。

 これはあれだ。言わせようとしてるやつだ。
 「シエナ」ともう一度名前を呼びながら、激しかった突き上げも緩やかなものに変え、触れるだけのキスを何度もしてくる。
 流石に恥ずかしくて、リトの肩口に額を乗せて、キスの雨から逃げる。絶対今耳赤い。
 でも、辛いのはリトも同じはずだ。こんなになってるのに、まだ1回しか出してないし、お預けは辛いと思う。
 「ぅぅ~」と小さく唸りながら悩みまくり、ちらっとリトの顔を伺うと、欲情した緋色と目が合った。

 ……あ、食べられる。

 欲しいのは自分だけじゃない。リトも欲しがってくれている。
 そう思った途端、キュンっと中を締め付けてしまい、中のリトがビクッと動いたのが分かった。
 もう一度「シエナ」と呼ばれ顔を上げると、唇を食まれて、「どうして欲しい?」と聞かれた。
 ああ、もう逃げられない。
 覚悟を決めて、リトの耳へと口を寄せて、本音を囁く。


 すると、よく出来ましたと言わんばかりに、目元を綻ばせて笑い、深くて優しくて甘いキスをしてくれた。

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