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第4章 天界取材
58話 久しぶりの休日
翌朝、少しゆっくり目に起きて出かける準備をしてから、約束の時間に合わせてロビーへ降りた。
するとそこには、リト、エルマー、トンゴさん、シャンエルさんの姿があった。
リトとトンゴさんは同じホテルに泊まっているので分かるが、なぜエルマーとシャンエルさんがここに居るのだろう。
「おはようございます。皆さんお集まりで、どうされたんですか?」
「シエナさん、おはよう。私とシャンエルさんは今日も取材だよ」
トンゴさんが、いつもの穏やかな顔で答えてくれる。私とトンゴさんは取材日程が異なるので、休日もバラバラなのだ。
因みに、ニエルヴァさんは現地集合らしい。
「おはよう、シエナ。今日、悪魔と動物園に行くんだって?僕も一緒に行っていい?」
トンゴさんを迎えに来たシャンエルさんと一緒にホテルまで来たエルマーは、私を昼食に誘うつもりだったらしい。
しかし、一足先にロビーに来て私を待っていたリトを見つけて、今日の予定を聞き出し、自分も着いて行くと言い出したところだったんだとか。
「私は構わないけど…」
「俺は嫌だ」
「なんでだよ!僕と一緒に居た方が絶対楽しめる!」
エルマーの方が天界に詳しいのは当たり前なので、彼に案内してもらうのが一番楽しめるのはその通りだ。
なんでリトは嫌なんだろう。
いつも三人で取材も回っているけど、一度もそんなこと言ったことなどないのに。
「リトは何で嫌なの?」
「休日にまで天使と一緒にいるのは嫌だ。それに、俺はシエナと二人で居たい」
仕事の時はどうしてもエルマーと話すことが多いから、休日くらいは自分と二人で居て欲しいらしい。
そういえば、異界取材が決まった時も、エルマーと一緒に居て欲しくないとかなんとか言っていたような気がする。
あの時は分からなかったけど、これってやきもちってこと?
リトを除け者にするようなことは絶対していないんだけどなぁ。
二人で喋ることが減ったから、寂しいってことなのかな。
そうだとしたら、かなり可愛いんですけど。
「おぅおぅ、お熱いねえお二人さん。けどよ、エルマーの事も構ってやってくれよ。こいつこの数年ほとんど休みとってなくて、ほんと久々の休日なんだよ」
だから一緒に連れ出してやってくんね?と、シャンエルさんからもお願いされる。
「ちょっ、余計な事言うな!」とエルマーは慌てているが、そうか。エルマーも休日は久しぶりなんだ。
だったら、一緒に動物に触れて、たまった疲れを癒すのは大事だよね。
「ねえリト、折角なんだしエルマーとも一緒に行こうよ。動物セラピーは疲れによく効くっていうし、きっと楽しいよ」
数年ぶりの休日というエルマーの状況と、久しぶりの休日という自分の状況が余りにも似ていて、放っておけない。
何とかリトに理解してもらおうと説得を続けること数分。堪忍したかのように、はぁーっと盛大な溜息を吐いた。
「……わかった。一緒に行く」
「ありがとうっ!」
流石リト、話せばわかってくれると信じてた!
ということで、私達は普段と変わらず三人一緒に動物園へ行くこととなった。
するとそこには、リト、エルマー、トンゴさん、シャンエルさんの姿があった。
リトとトンゴさんは同じホテルに泊まっているので分かるが、なぜエルマーとシャンエルさんがここに居るのだろう。
「おはようございます。皆さんお集まりで、どうされたんですか?」
「シエナさん、おはよう。私とシャンエルさんは今日も取材だよ」
トンゴさんが、いつもの穏やかな顔で答えてくれる。私とトンゴさんは取材日程が異なるので、休日もバラバラなのだ。
因みに、ニエルヴァさんは現地集合らしい。
「おはよう、シエナ。今日、悪魔と動物園に行くんだって?僕も一緒に行っていい?」
トンゴさんを迎えに来たシャンエルさんと一緒にホテルまで来たエルマーは、私を昼食に誘うつもりだったらしい。
しかし、一足先にロビーに来て私を待っていたリトを見つけて、今日の予定を聞き出し、自分も着いて行くと言い出したところだったんだとか。
「私は構わないけど…」
「俺は嫌だ」
「なんでだよ!僕と一緒に居た方が絶対楽しめる!」
エルマーの方が天界に詳しいのは当たり前なので、彼に案内してもらうのが一番楽しめるのはその通りだ。
なんでリトは嫌なんだろう。
いつも三人で取材も回っているけど、一度もそんなこと言ったことなどないのに。
「リトは何で嫌なの?」
「休日にまで天使と一緒にいるのは嫌だ。それに、俺はシエナと二人で居たい」
仕事の時はどうしてもエルマーと話すことが多いから、休日くらいは自分と二人で居て欲しいらしい。
そういえば、異界取材が決まった時も、エルマーと一緒に居て欲しくないとかなんとか言っていたような気がする。
あの時は分からなかったけど、これってやきもちってこと?
リトを除け者にするようなことは絶対していないんだけどなぁ。
二人で喋ることが減ったから、寂しいってことなのかな。
そうだとしたら、かなり可愛いんですけど。
「おぅおぅ、お熱いねえお二人さん。けどよ、エルマーの事も構ってやってくれよ。こいつこの数年ほとんど休みとってなくて、ほんと久々の休日なんだよ」
だから一緒に連れ出してやってくんね?と、シャンエルさんからもお願いされる。
「ちょっ、余計な事言うな!」とエルマーは慌てているが、そうか。エルマーも休日は久しぶりなんだ。
だったら、一緒に動物に触れて、たまった疲れを癒すのは大事だよね。
「ねえリト、折角なんだしエルマーとも一緒に行こうよ。動物セラピーは疲れによく効くっていうし、きっと楽しいよ」
数年ぶりの休日というエルマーの状況と、久しぶりの休日という自分の状況が余りにも似ていて、放っておけない。
何とかリトに理解してもらおうと説得を続けること数分。堪忍したかのように、はぁーっと盛大な溜息を吐いた。
「……わかった。一緒に行く」
「ありがとうっ!」
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ということで、私達は普段と変わらず三人一緒に動物園へ行くこととなった。
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