拝啓、空の彼方のあなたへ -1000の手紙-

emi

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公園

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あなたへ

先日、あなたに報告したウォーキングですが、
実は、足を怪我して、しばらくお休みしていました。
随分良くなってきたので、今日は、10日振りのウォーキングに行ってきましたよ。

うちの近所の公園。

入り口から、最初に見える小さな広場では、
あの子が小さかった頃、3人でボール遊びをしましたね。

あの子のお気に入りだった緑色のボールで、たくさん遊びました。

そこから、右回りにコースを歩いて、左手、一番大きな広場では、
大雪の日に、3人で雪だるまを作りましたね。

 あの子の身長を越した大きな雪だるまに、あの子は、とても喜んでくれました。

そして、次の広場では、少し大きくなったあの子と3人で、
よく、サッカーやキャッチボールをしましたね。

球技が苦手な私だったけれど、あなたに教えてもらって、その楽しさを知りました。

すぐ近くにある自販機周辺は、私達の休憩場所。
たくさん汗を流した後のジュースは、美味しかったですね。

広場を通り過ぎ、コースを進むと見えてくる、
車が停まっていない広い駐車場も、私達の遊び場所でした。

あの子と私、平日の夕方には、ここで、Sボードを練習しました。

仕事帰りのあなたは、道路に面したこの駐車場に、私達の姿が見えると、
必ず声を掛けてくれましたね。
車を置いたら、行くから待ってて って。

そんな時のあなたは、キックボードに乗って来てくれたけれど、
髪を振り乱しながら、必死にキックボードを蹴る姿は遠くから見ると、
とても怪しい人で・・・

あの子と私は、大笑いしながら、あなたを迎えましたね。

そして、コースを更に進んで、
敷地から離れた道路を挟んで反対側の小さな公園では、
小学校に上がったあの子に、鉄棒を教えてくれましたね。

私は、ここで生まれて初めて、ナナフシを見ました。

枝が歩いてる なんて、私の言葉に、
あなたは、あれがナナフシだという事を教えてくれましたね。

コース最後に見える遊具のある広場は、
小さかったあの子のお気に入りの場所でした。

覚えていますか?

まだ、パパやママと、2文字しか話せなかったあの子が初めて、
この広場で「たぬき」を覚えた日のことを。
初めて3文字を話したあの子に、あなたと2人、感動しましたね。

あの時の、あの子の発音の仕方、本当に可愛いかった。

目尻を下げて、あの子を見るあなたの顔は、今でも、はっきりと覚えています。

小さかったあの子の成長を、あなたと一緒に見守りながら、過ごしたこの公園には、
家族3人の思い出が、あちこちに見えて、
それらを拾い集めながらのウォーキングは、何だかあっという間です。

また来ようね

いつでもそう言って、遊びを終わりにして、
このコースも3人で歩いたんでしたっけ。

今夜は、星がとても綺麗です。

ねぇ、あなた・・・

2016.11.29
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