拝啓、空の彼方のあなたへ -1000の手紙-

emi

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2017年

映画鑑賞

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あなたへ

先日、テレビで放送された映画の録画を観ました。
ゆっくりと映画を観たのは、あの子も私も、
久し振りです。

映画が好きだったあなた。
こちらにいた頃は、夜、あの子が眠ると、
よく映画を観ていましたね。

映画館は、気が散るからと、自宅での映画鑑賞が好きで、
テレビで放送された映画の録画や、DVDをレンタルしては、
色々な映画を観ていましたっけ。

アクション、冒険、サスペンス、SF、歴史。

ホラー映画も好んで観ていたあなただったけれど、
ホラー映画だけは、私は、付き合えず、別な部屋へと避難したのでした。
それでも、漏れてくる効果音が怖くて、
音を小さくしてって頼んだら、イヤホンを使って鑑賞してくれましたね。

観終わった後には、
怖かったよ
耳元で音が聞こえるんだよ
なんて、当たり前の事を言うあなたが可笑しかった。

社会科が苦手だった私。
歴史に関する映画を一緒に観た時には、
あなたの易しい解説付きでした。

習ったはずだよ
なんて、笑いながら、説明してくれたあなたの解説は、
私が、過去に受けてきた、どの先生の授業よりも、
いちばん分かりやすかった。

お陰で、少しずつ、歴史に興味を持てるようになりました。
もう少し早く、あなたと出会っていれば、
社会科のテスト、赤点ギリギリではなかったのにな なんて、
私の言葉に、笑われましたっけ。

久しぶりの映画鑑賞に、
あなたと一緒に過ごした、たくさんの時間を思い出していました。

今回観た映画は、
過去に戻って、大切な人を助けるという、
あなたが好みそうな内容だったけれど、
その結末は、
大切な人を助ける事が出来、自分が死んでしまうという、
なんとも、言葉にし難いものでした。

もしも、あなたも一緒に、映画を観ることが出来たのなら、
この映画を観終わった後で、
自分ならどうするか、とか、
最後の結末をどう考えるかなんて、
話し合ったのかも知れませんね。

あなたの答えは、
なんとなく、分かります。

私の答えは、

そうですね・・・
多分、あなたと同じだと思います。

 
 2017.07.17
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