194 / 356
2017年
大人の味
しおりを挟む
あなたへ
あなたの好みのコーヒーは、砂糖を多めに入れた、甘いコーヒー。
あなたと一緒に、コーヒーを飲んでいた頃の私は、
あなたの半分程の砂糖を入れたものが好みでしたが、
今は、砂糖を入れず、ミルクだけで飲むようになりました。
そして、
あなたを見送り、しばらくしてから、
毎朝、コーヒーを飲むようになったあの子も、
いつの間にか、
ミルクだけを入れたコーヒーを、飲むようになっていました。
先日、あの子と、昼間の眠気との戦いについて話しながら、
外でのあの子は、ブラックコーヒーを飲んでいることを知り、とても驚きました。
苦いよねって、私の言葉に、
そう?美味しいよ
なんて、ちょっぴり、大人の顔をしたあの子。
あなたが側にいてくれた頃には、
まだコーヒーに興味がなかったあの子は、
あなたの好みのコーヒーの味を知りませんでした。
あの頃のあの子にとってのコーヒーは、大人の味。
毎日、コーヒーを飲んでいるあなたの姿は、きっと、あの子にとって、
とても、大人に見えていたことでしょう。
あの子に、あなたの好みのコーヒーの味について話しながら、
私も、ブラックコーヒーは、飲めないことを話すと、
驚きながらも、
なんだか、ちょっと、勝ち誇っていましたよ。
2人とも、子供だな なんて。
あなたも私も、好まないブラックコーヒーの味を楽しむようになったあの子は、
いつの間にか、私たち、家族3人の中で、
いちばん、大人になってしまいましたね。
2017.10.03
あなたの好みのコーヒーは、砂糖を多めに入れた、甘いコーヒー。
あなたと一緒に、コーヒーを飲んでいた頃の私は、
あなたの半分程の砂糖を入れたものが好みでしたが、
今は、砂糖を入れず、ミルクだけで飲むようになりました。
そして、
あなたを見送り、しばらくしてから、
毎朝、コーヒーを飲むようになったあの子も、
いつの間にか、
ミルクだけを入れたコーヒーを、飲むようになっていました。
先日、あの子と、昼間の眠気との戦いについて話しながら、
外でのあの子は、ブラックコーヒーを飲んでいることを知り、とても驚きました。
苦いよねって、私の言葉に、
そう?美味しいよ
なんて、ちょっぴり、大人の顔をしたあの子。
あなたが側にいてくれた頃には、
まだコーヒーに興味がなかったあの子は、
あなたの好みのコーヒーの味を知りませんでした。
あの頃のあの子にとってのコーヒーは、大人の味。
毎日、コーヒーを飲んでいるあなたの姿は、きっと、あの子にとって、
とても、大人に見えていたことでしょう。
あの子に、あなたの好みのコーヒーの味について話しながら、
私も、ブラックコーヒーは、飲めないことを話すと、
驚きながらも、
なんだか、ちょっと、勝ち誇っていましたよ。
2人とも、子供だな なんて。
あなたも私も、好まないブラックコーヒーの味を楽しむようになったあの子は、
いつの間にか、私たち、家族3人の中で、
いちばん、大人になってしまいましたね。
2017.10.03
0
あなたにおすすめの小説
本物の夫は愛人に夢中なので、影武者とだけ愛し合います
こじまき
恋愛
幼い頃から許嫁だった王太子ヴァレリアンと結婚した公爵令嬢ディアーヌ。しかしヴァレリアンは身分の低い男爵令嬢に夢中で、初夜をすっぽかしてしまう。代わりに寝室にいたのは、彼そっくりの影武者…生まれたときに存在を消された双子の弟ルイだった。
※「小説家になろう」にも投稿しています
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
王様の恥かきっ娘
青の雀
恋愛
恥かきっ子とは、親が年老いてから子供ができること。
本当は、元気でおめでたいことだけど、照れ隠しで、その年齢まで夫婦の営みがあったことを物語り世間様に向けての恥をいう。
孫と同い年の王女殿下が生まれたことで巻き起こる騒動を書きます
物語は、卒業記念パーティで婚約者から婚約破棄されたところから始まります
これもショートショートで書く予定です。
今さら「間違いだった」? ごめんなさい、私、もう王子妃なんですけど
有賀冬馬
恋愛
「貴族にふさわしくない」そう言って、私を蔑み婚約を破棄した騎士様。
私はただの商人の娘だから、仕方ないと諦めていたのに。
偶然出会った隣国の王子は、私をありのまま愛してくれた。
そして私は、彼の妃に――。
やがて戦争で窮地に陥り、助けを求めてきた騎士様の国。
外交の場に現れた私の姿に、彼は絶句する。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる