拝啓、空の彼方のあなたへ -1000の手紙-

emi

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2018年

新しい風

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あなたへ


実は、私の職場では、色々なことがあり、
仲良くして頂いていた先輩たちが、
次々と、職場を去っていきました。


それは、前向きではない、悲しい形でのお別れでした。


長年、和気あいあいと楽しく仕事をさせて頂いた、年の離れた先輩たちは、
私に色々なことを教えてくださいました。


ベテラン主婦だからこその料理のアイディアは、
いつでも新鮮で、食をそそるものでした。


仕事帰りに、買い物に行く気力がない日には、
冷蔵庫には何が入っているの?
そう言いながら、
あるものだけで簡単に作れる料理を色々と教えて下さった先輩。


料理が苦手な私ですが、
今の会社に勤めるようになり、
料理のレパートリーが増えたねと、
あなたも、とても喜んでくれましたね。



何故か、男の子のお母さんばかりが集まったあの頃のメンバー。
子育てに迷った時には、
アドバイスをもらったこともありました。


そこには、先輩お母さんだからこその言葉が、
たくさん詰まっていました。


仕事以外にも、
本当に、色々なことを学ばせて頂きました。


素敵な先輩方との別れは名残惜しく、
出来れば、もう少し、一緒に仕事をしたいと願っていましたが、
これも、運命だったのか、
最終的には、
先輩にとって、幸せになれる場所が見つかりますようにと、
お一人おひとりを送り出すことしか出来ませんでした。


あれから、数ヶ月が経ち、
職場に、様々な年代の新しい方々を迎えました。


今、私の周りには、新たな風が吹き始めました。


今、周りにいる人は、自分にとって、
必要な何かを学ばせてくれる人なのよ
優しい言葉もあるけれど
キツい言葉だったり
傷付く言葉であることもあるの


でも、それは全部
その人のためになる助言なのよ
それを受け取るのか、受け取らないのかは
本人次第だけどね


そう教えてくれたのは、やはり、あの頃の先輩でした。


私が今、置かれた新たな環境。
私は、またここで、新しい何かを学ぶのでしょうか。



2018.10.28
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