遊ぶつもりでログインしたら、融合異世界という現実だった。

夜空のかけら

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第46話 剣など武器が使えない世界

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「剣を持っていると、捕まっちゃうの」
「ファンタジーなら、剣と魔法が2つの両輪じゃないですか」
だから。剣とか物理攻撃は、ほんの少ししかないの」
「ええ…?!」
「しかも、統一した魔法がある訳じゃなくて、全てはイメージが大切なの。学校で学ぶ時は、イメージしやすいように、教師などがやって見せるけど、たまにはとんでもない逸材も出るし」

 ちょっとショックだった。
 剣と魔法に憧れていたから。
 しかし、剣を持っていると捕まるとは、どういうことなのか…。
 まさか…

「銃刀法?」
「ああそれそれ、融合前の法律とかも違いがありすぎたから、統合した法律にしたら、ちょうどよく残っちゃった。まぁ、銃刀法といいながら銃の方は、意味なくなっちゃったけれど」
「なぜ」
「拳銃という物がなくても、魔法を使えばいいでしょ。だから、銃は廃れたの」

 意外な話だった。

「他にもあるのか?融合してなくなったもの」
「あるわよ。一番の問題が、地球人類がいなくなった…ということかしら」
「地球人類?」
「地球人類は、融合によって純粋な人間ではない、すなわち異種族と融合してしまったの。もちろん、意識が融合した訳ではなくて、遺伝的な部分融合だから、表面的なものは分かっていないだろうけど」

 小さな声で話している間に光甲虫の場所に近づいてきた。

「“光熱風”」

 トーコが何かを言った。
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