53 / 175
第52話 おぷしょんごはん
しおりを挟む
お風呂で完全に疲れを落としたトーコと2人。
次は、ご飯です。
夕飯と言うにはちょっと早く、昼食と言われると遅すぎる。
いつでも食べられるのだから、気にするのは意味が無いのだけども。
「ここね。メインのご飯の他にオプションを付けられるそうよ」
「へぇ~何でもいいとか?」
「いいみたい。砂糖漬けなんてどうかしら」
「鈴さんのか!」
「そうそう」
鈴さんのお家で食べた。
食べさせられた砂糖たくさんの食事を思い出して、うへぇ~という気分になってしまった。
「ぱちぱちごはんってあるわね。何だろうね?」
「…口の中に入れると弾けます。新感覚をあなたにお届けします…か、聞いたことないな」
「ぶくぶくお味噌汁。どろどろ卵、ぺっちゃりのり。面白いわね」
「受け狙いかって」
「すみませーん。ご飯、オプションの方で~」
気がつくと、トーコがご飯をオプションの方へ変更していた。もちろん、こっちの分も。
お盆に載せられてきたおかずとお味噌汁。
お櫃に入ったご飯と茶碗が2つ。
見た目は、普通のおかずだ。
お櫃は…代わった形。
フタの中央から上に20cmくらいの金属が立ってる。
建物の頭に付いているあれを思い出した。
名前は、
「避雷針みたい」
「そう、それそれ、え避雷針?」
試しに、そのお櫃の先端の避雷針に触ろうとしたら、近くにいたおばちゃんに腕を掴まれてしまった。
「死にたくなかったら、触らないこと。どうなっても知らないよ」
かなり真面目な顔で言われてしまった。
でも、ぱちぱちの意味が分かってしまった。
電気ご飯なんだろう。
避雷針に触らないようにして、お櫃のフタを開ける。
…ご飯は、普通のご飯に見える。
おそるおそるご飯をお茶碗に盛る。
「あ、私少なめで」
トーコのは少なめ、しゃもじ1杯くらい。
自分用は、しゃもじ3杯くらい。
ちょっと多め?
「いただきます」
トーコがおそるおそるご飯を一口食べているを見ながら
実物を見た感じ、電気~という感じなし。
音もない。
お櫃のフタからは、ぱちぱちという音が鳴っているけれど。
「わ」
トーコが声をあげた。
「ぱちぱちするするする。お腹もすごい」
トーコを見ても分からない。
食べてみるか…
一口。
口に入れる。
入れたけれど、何も起きず。
噛む。
?
噛んだ瞬間に、歯と歯の間でごはんが弾けた感じがした。
弾けた感じがしたすぐ後に、口の中に入っているご飯全部が連鎖反応なのか、ぱちぱち弾けていく。
ご飯がぱちぱち弾け、そのままごくりと飲み込めば、ぱちぱち感が爽快感に変わった。
「なんだこりゃ」
新食感。
すぐに次のご飯を口へ。
するとさっきと同じように噛むと弾け連鎖が。
「びっくりした?製法とかは秘密なんだって、さっきの人が言っていたよ」
「こういう食べ物もあるのか~」
次は、ご飯です。
夕飯と言うにはちょっと早く、昼食と言われると遅すぎる。
いつでも食べられるのだから、気にするのは意味が無いのだけども。
「ここね。メインのご飯の他にオプションを付けられるそうよ」
「へぇ~何でもいいとか?」
「いいみたい。砂糖漬けなんてどうかしら」
「鈴さんのか!」
「そうそう」
鈴さんのお家で食べた。
食べさせられた砂糖たくさんの食事を思い出して、うへぇ~という気分になってしまった。
「ぱちぱちごはんってあるわね。何だろうね?」
「…口の中に入れると弾けます。新感覚をあなたにお届けします…か、聞いたことないな」
「ぶくぶくお味噌汁。どろどろ卵、ぺっちゃりのり。面白いわね」
「受け狙いかって」
「すみませーん。ご飯、オプションの方で~」
気がつくと、トーコがご飯をオプションの方へ変更していた。もちろん、こっちの分も。
お盆に載せられてきたおかずとお味噌汁。
お櫃に入ったご飯と茶碗が2つ。
見た目は、普通のおかずだ。
お櫃は…代わった形。
フタの中央から上に20cmくらいの金属が立ってる。
建物の頭に付いているあれを思い出した。
名前は、
「避雷針みたい」
「そう、それそれ、え避雷針?」
試しに、そのお櫃の先端の避雷針に触ろうとしたら、近くにいたおばちゃんに腕を掴まれてしまった。
「死にたくなかったら、触らないこと。どうなっても知らないよ」
かなり真面目な顔で言われてしまった。
でも、ぱちぱちの意味が分かってしまった。
電気ご飯なんだろう。
避雷針に触らないようにして、お櫃のフタを開ける。
…ご飯は、普通のご飯に見える。
おそるおそるご飯をお茶碗に盛る。
「あ、私少なめで」
トーコのは少なめ、しゃもじ1杯くらい。
自分用は、しゃもじ3杯くらい。
ちょっと多め?
「いただきます」
トーコがおそるおそるご飯を一口食べているを見ながら
実物を見た感じ、電気~という感じなし。
音もない。
お櫃のフタからは、ぱちぱちという音が鳴っているけれど。
「わ」
トーコが声をあげた。
「ぱちぱちするするする。お腹もすごい」
トーコを見ても分からない。
食べてみるか…
一口。
口に入れる。
入れたけれど、何も起きず。
噛む。
?
噛んだ瞬間に、歯と歯の間でごはんが弾けた感じがした。
弾けた感じがしたすぐ後に、口の中に入っているご飯全部が連鎖反応なのか、ぱちぱち弾けていく。
ご飯がぱちぱち弾け、そのままごくりと飲み込めば、ぱちぱち感が爽快感に変わった。
「なんだこりゃ」
新食感。
すぐに次のご飯を口へ。
するとさっきと同じように噛むと弾け連鎖が。
「びっくりした?製法とかは秘密なんだって、さっきの人が言っていたよ」
「こういう食べ物もあるのか~」
0
あなたにおすすめの小説
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
幼女無双~魔王の子供に転生した少女は人間界で無双する~
ninjin
ファンタジー
絶大なる魔力を魔王から引き継いで、魔王の子供として転生した女子高生は、悪魔が怖くて悪魔との契約に失敗してしまう。
悪魔との契約とは特殊な能力を手に入れる大事な儀式である。その悪魔との契約に失敗した主人公のルシスは、天使様にみそめられて7大天使様と契約することになる。
しかし、魔王の子供が天使と契約すると大きな代償を支払うことになる。それは、3年間魔力を失うのである。魔力を失ったルシスは、魔王候補から外されて、魔王城の地下書庫に幽閉されることになる。
魔王書庫に幽閉されたルシスは、7大天使様の協力を得て壮絶な特訓を受けることとなる。3年間の辛い特訓に耐えたルシスは強大な力を身につけることができた。だが、絶大な魔力を取り戻す8歳の誕生日を迎える前日に、ルシスは魔界から追放されてしまうのであった。
暗算参謀は王国を追放される――戦わずして勝ち続けた男の失脚譚――
まさき
ファンタジー
現代日本から異世界へ転生した主人公。
彼に与えられた唯一の能力は、瞬時にあらゆる数値を弾き出す「暗算」だった。
剣も魔法も使えない。
だが確率と戦略を読み解くことで、王国の戦を幾度も勝利へ導いていく。
やがて王国の戦略顧問として絶大な信頼を得るが、
完璧すぎる功績は貴族の嫉妬を招き、巧妙な罠により不正の罪を着せられてしまう。
証明できぬ潔白。
国の安定を優先した王の裁定。
そして彼は、王国を追放される。
それでも彼は怒らない。
数字は嘘をつかないと知っているからだ。
戦わずして勝ち続けた参謀が、国を去るその日までを描く、
知略と静かな誇りの異世界戦略譚。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
異世界転生したので、文明レベルを21世紀まで引き上げてみた ~前世の膨大な知識を元手に、貧乏貴族から世界を変える“近代化の父”になります~
夏見ナイ
ファンタジー
過労死したプラントエンジニアの俺が転生したのは、剣と魔法の世界のド貧乏な貴族の三男、リオ。石鹸すらない不衛生な環境、飢える家族と領民……。こんな絶望的な状況、やってられるか! 前世の知識を総動員し、俺は快適な生活とスローライフを目指して領地改革を開始する!
農業革命で食料問題を解決し、衛生革命で疫病を撲滅。石鹸、ガラス、醤油もどきで次々と生活レベルを向上させると、寂れた領地はみるみる豊かになっていった。
逃げてきた伯爵令嬢や森のエルフ、ワケありの元騎士など、頼れる仲間も集まり、順風満帆かと思いきや……その成功が、強欲な隣領や王都の貴族たちの目に留まってしまう。
これは、ただ快適に暮らしたかっただけの男が、やがて“近代化の父”と呼ばれるようになるまでの物語。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
神による異世界転生〜転生した私の異世界ライフ〜
シュガーコクーン
ファンタジー
女神のうっかりで死んでしまったOLが一人。そのOLは、女神によって幼女に戻って異世界転生させてもらうことに。
その幼女の新たな名前はリティア。リティアの繰り広げる異世界ファンタジーが今始まる!
「こんな話をいれて欲しい!」そんな要望も是非下さい!出来る限り書きたいと思います。
素人のつたない作品ですが、よければリティアの異世界ライフをお楽しみ下さい╰(*´︶`*)╯
旧題「神による異世界転生〜転生幼女の異世界ライフ〜」
現在、小説家になろうでこの作品のリメイクを連載しています!そちらも是非覗いてみてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる