遊ぶつもりでログインしたら、融合異世界という現実だった。

夜空のかけら

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第107話 基準階層第550層

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「基準階層?」

また、分からない用語が出てきた。
この基準階層とか、550層とか分からないことだらけだ。

「基準階層というのは、地界という名の界の中心を示しているの。この基準階層よりも上は、通常階層。地界という名の世界は、この下を意味しているわ。地界の神界、すなわち地神界は第100層付近なの」
「地界…か」
「天界や神界とは違った世界のこと。ただし、他の界と違って、天界に入ることができる場合は、同時に地界にも入れるという特殊性を持つの」

今さらながら、2人でいるのは学校内にある喫茶店である。
個室に2人しているが、話している内容は俺からすれば意味不可解。

実技授業のようなもので、かかしにつぶてを当てる行動が自動化によるものができたし、自動化というスキルで、レベルアップもなったことから、授業が終わったあとのことだ。

スキルアップ
すなわち、スキルがレベル2になったというメッセージが山のように出てきたことから、頭が痛くなり、医務室に向かうよりも喫茶店が手前にあったから、そっちへ入った。

「それはそうと、レベルアップメッセージ、続いているの」
「たまに」
「応援メッセージは消せるわよ」
「応援メッセージ…?」
「“おめでとうございます”とか“頑張りましたね”、“この調子でガンガン行こう”、“あなたへ特別ボーナス”とか」
「ず、ずいぶんあるね」
「もっとあるけれどね。ともえ様のお遊びだし」
「うへぇ~」

思わず、頭を伏せたくなる感じ。
もちろん、テーブルの上には注文品であるメロンジュースが。
追加で頼んだバニラアイスもある。
ソーダーフロートの材料である。

「相変わらず、好きなのね」
「あれ?町では知らないよな」
「都市の時に何回か見ているから」
「へぇ……、えっ」
「大丈夫よ、いつも見ていたわけじゃないから、超個人的行為があっても見ているだけだったから。興味津々だったし」

怖いから聞かない。
ソーダーフロートを作って飲んでしまおう。

「やっぱり、これだなぁ~」

現実逃避である。
分からないものは、分からないままでいいじゃないか。
今、悟ったよ。
知りすぎると、墓穴を掘るってことを。

「それで、応援メッセージを消す方法は?」
「応援メッセージ停止と思えばいい。選択肢が目の前に現れるから、停止を選ぶと応援メッセージは出なくなるわ。レベルアップメッセージは、音量を小さくするとか、あらかじめ設定した非関連性のメッセージのみを出さないなんていうのもあるわ。まぁ、最初のうちは全部聞いた方がいいかもよ」
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